2010/11/04 - 2010/11/07
2091位(同エリア5392件中)
ちょんたさん
12月に入ってすぐに地元のオーケストラで、ヴェルディのレクエムの演奏会があり、私は合唱団としては初参加。2年に亘る合唱練習もいよいよ佳境にはいらんとするさなか。
姉から電話が入りました。
「私、11月の最初、倉敷に行くんだけれど、その前に奈良に泊まっても良いから、奈良ホテル、泊まらない??」
憧れの奈良ホテル!勿論二つ返事で、うきうきと待っていると、また一週間ほどして電話。
「全然取れなかったのよ〜〜。もうどこも一杯!!」
それはそうでしょう。そのときは10月も末のおはなし。
さあ、たいへん!!でも、ど〜しても行きたい奈良!!
ここから、この4トラの大活躍!!
おかげで無事旅館も取れ、素敵な奈良旅行になったという旅行記です。
4トラの皆さん、本当にお世話になりました。演奏会も無事済み、少し遅くなりましたが、やっとのアップです。
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス タクシー 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
姉とは、別行動で、奈良の博物館前での待ち合わせ。
先ずは、お弁当を買い込みました。
新幹線の中で売りにきたもの。
スカイツリーかと思って買ったのですが、東京タワーでした! -
中味です。
東京???しじみがでしょうか?
でも、駅弁大好き人間ですから、美味しくいただきました。 -
宇治川!に反応して、大急ぎで撮った写真。
風情、ありますね。 -
京都から奈良へ行くJRの中で、また姉から電話。
「すごい人で、博物館前でなんて待ち合わせできないの〜〜〜。直接旅館で待ち合わせに変更。」
という訳で、旅館の場所が良く分からないので、タクシーに乗ったのですが、本当に車も一杯で、大渋滞!
仕方なく、途中で降り、すごい人ごみの中、せっせと博物館前の歩道を歩いていると行列が目に入りました。
良く見ると、「釜飯 志津香」と書いてあります。
そうそう、4トラの方が、ここが美味しいと教えてくださったところです。
皆知っているのですね。次の日もすごい人でした。今度は食べてみたいものです。 -
東大寺南大門の参道。
相変わらずのすごい人ごみの中、看板が目に入りました。
え〜〜〜????
こんなところに旅館が????というのが正直な感想。 -
しかも、こんな「柵」があるだけです・・・・。
鹿が入るので、必ず閉めて下さいと書かれた看板。
恐る恐るぎぃ〜〜と押して、また閉めて入って行きました・・・・。 -
突如、右手に、この落ち着いた門構えの前庭が現れました!
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玄関。
古さは古いですが、いかにも「奈良の旅館」という風情があります。 -
左手の中庭。
純和風庭園が、落ち着きますね。 -
さあ、では、見物に行こう!とパンフレットを見ながら参道を歩き始めると、一匹の鹿さんが寄ってきて、それを食べたいと迫るのです!!
だめよ〜〜〜、これ、大事なんだから〜〜〜〜と鹿と格闘してしまいました!! -
道々見た博物館は、長蛇の列。
初日の見学はあきらめて、次の日、夜遅くまでやっていると言う情報を頼りに、この日は、春日大社へ行くことにしました。
後で聞くと、婿さんのお母さんたちも丁度この日に、博物館見学をしていたと言うこと。
知らぬこととはいえ、ニアミスでした!(笑) -
勿論いたる所に鹿。
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大きな鳥居をくぐります。
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大変な数の灯篭が寄進されていました。
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言い伝えのある石のようです。
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赤がまぶしく輝いていました。
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樹齢1000年という巨大な楠の樹。
気の遠くなるような時の流れを、この樹はずっと見てきたのですね・・・・。
現代人をどう見ているのでしょうか?
そう思うと、厳粛な気持ちになってしまいました。 -
この樹から別の樹が生えていると言うのですが・・・・。
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すごい根です。
1000年の風雪を耐え忍んだ、苦労のあと、くっと地面を押さえ込んでいるような・・・・。 -
そして、このように屋根を突き破って生えているのです。
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一番古い倉庫だとか・・・・。
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神前結婚式でも執り行うところではないでしょうか?
腕を柵から中にぐっと伸ばして、カメラを構えて撮ってきました。 -
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私としては、この写真がなかなか気に入っているのですが・・・。
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参道を半分ほど戻ったところで、歩き疲れたので、お茶を飲みました。
こちらが、とっても素敵な中庭。
お天気さえ良かったら、こちらをお勧めします。 -
姉の頼んだ蕨もち。奈良では一押し!だそうです。
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私はコーヒー。
これってKYでしょうか?
でも、とても美味しいコーヒーでした。 -
春日大社の山づたいに歩いていくと、新薬師寺に出られる様なので、この道を歩くことにしました。
なんだか、街中の喧騒が嘘みたいに静かで、途中であったのは2〜3人。一人ではちっょと怖いぐらいの静けさの漂う道です。 -
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いかにも、裏の小道という感じで、普通の人家のある小道なのですが、ひっそりとした時の流れを静かに受け止めてたたずんでいるようでした。
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この中に国宝のご本尊薬師如来像と十二神将体像がありました。
特に有名なものが伐折羅(バサラ)で、美術の本では見たことがありました。
それを目の前にし、はるばると天平文化に思いをはせました。
丁度テレビで、このバサラの作られた当時の色彩を蘇らせたというのを放映していましたが、それはそれは美しい色彩でびっくりしました。
トルコブルーの濃いめのといえば良いのでしょうか。全身模様の衣服に包まれたこの12神がそろって安置されていた当時は、さぞきらびやかで神々しい光に満ちていたことでしょう。
光明皇后がおつくりになっただけの事はあります。
美しいものがお好きだった、美しい皇后様でしたことでしょう。 -
丁度真っ赤な実をつけた木が目に入りました。
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名前はクロガネモチというのだそうです。
「鉄(くろがね)もち」
「黒金持ち」ではないんですね〜〜〜!! -
この古めかしさ・・・・いいですね〜。
ここまで来ると、人も少なく、独り占めしたような感じで秋の奈良を満喫しました。 -
地図を見ると、もう一つお寺を回れそうです。
道を聞きながら歩いて行くと、こんな土塀がありました。
千両が塀から見事に育っているのです。 -
会談したのちょっとした四つ角にはお地蔵様の寄り集まり(?)
低くなっているところにあるので、上から写す事になります。 -
このお寺。
ここから見た奈良の景色が素晴らしいと言うのできてみたのですが・・・・。 -
ため息の出るような階段が現れました・・・。
が、ここまで来て引き返すわけにも行かず、昇ったのですが、これがとんでもないことに・・・・。 -
しかも、閉園が5時というときに、すでに4時50分だったので、何しろあわてて駆け上がったところ、このような素晴らしい夕暮れの景色を見られて、大感激・・・・
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こんな美しいものを見られて幸せ・・・と思って本堂行ったとたんに心臓の発作が!!!
私、実は心臓が弱く・・・・というとここでなぜか皆笑うのですが・・・本当のオハナシ。
と言っても、命に別状はないと言われているのですが、突発性頻脈というもので、何の前触れも無しにいきなり脈が200近くに跳ね上がるのです。
これは、気持ちの良いものではなく、特に起きる前には、目の前が暗くなり、血の気がす〜〜と引いてしまうので、つかまるか座らないといられなくなります。
本堂でいきなり私が座ったもので、一緒に行った姉は、仏様を見て感激の余り腰が抜けた!と思ったそうです!! -
このままいつになったら収まるかの検討がつかないものですから、タクシーで旅館に帰るのを途中でやめて、奈良私立病院へ向かうことにしました。
診察券です。静岡県の人が奈良の診察券を持てるなんてめったにないので、記念に写しました。
ここにも鹿がいます!!
今はこんなのんきなことを言えるのですが、そのときには結構悲惨な状況でした。
そう言えばいつか九州旅行時にも起こしてしまいARICさんにもご心配をおかけしてしまいました。ごめんなさい!!
だいじにはいたりませんで、あれやこれやしているうちに収まり、結局点滴を途中まで打っただけで無罪放免でした。
が、困ったことに・・・・ -
お酒は今日は飲んではいけませんと言われました!!
が、そんな私を尻目に、美味しそうに飲む姉がいました!! -
突き出し。
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柿の葉に乗ったむかごの入ったかまぼこ風??
この柿の葉っぱの紅葉の美しいこと!!
やはり奈良は柿なんですね。 -
お刺身もとても新鮮で美味しかったです。
お花がきれい!! -
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フラッシュですと、きつく撮れますね。
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次からフラッシュ無しにして見ました。
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奈良と言えば柿の葉寿司。
ちゃんと人ずつついてきました。
でも、この頃にはおなかが一杯!! -
お鍋を取り忘れ!!
あらかた食べ終わって・・・。 -
このご飯がとっても美味しかったです!!
奈良はきっとお水が美味しいのでしょうね? -
お部屋は2階でした。
夜も更けて、時々立て付けの悪いドアの閉まる音が聴こえてきます。
ぎぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと、かなり長く、しかも結構頻繁に聴こえるので、この旅館のどこにそんなドアがあるのだろうと考えていましたが、ふと気がついたこと。
鹿の鳴声!!だったのです。
まるで、ドアの閉まる音そっくりでした。
それもそのはずです。この旅館は東大寺の南大門が目と鼻の先ですから、当然鹿さんたちもその辺に寝ているのでしょう。
それにしても、鹿の鳴声を聞きながら寝るというめったにない夜でした。
一日目はかくしてハプニングもありましたがこれにて終了。
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