2010/12/17 - 2010/12/17
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世界攻略者さん
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麗江の北にどんと構える玉龍雪山(5596M)。この山には、4500メートル地点まで登れるロープウェイが設置されおり、観光客の人気を集めています。古城から25キロほど離れたこの区域も麗江古城維持費の対象内。「逃票」との戦いは続きます。
**情報は2010年12月のもの。1人民元=12.5円で計算。
==麗江逃票日記 シリーズ一覧==
① 古城維持費なんていらない(獅子山公園、万古楼、木府)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10527829/
② 旅人は郊外をめざす(束河古鎮、白沙鎮、拉市海、ドクターホー)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10529215/
③ 私の大好きな黒龍潭公園(玉泉公園)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10528121/
④ 長江第一湾の極上の展望台(石鼓)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10528734/
⑤ ならず者のための玉龍雪山案内 (氷川公園、雲杉坪、ヤク坪) <==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10527815/
⑥ 理想じゃない村 宝山石頭城
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10532864/
==石頭城外伝 シリーズ一覧==
① 正面から見たければ対岸に渡れ
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10534262/
② 太子関はどこですか
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10534264/
③ 宝山郷バオバオ・トレック(郷政府への道)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10534460/
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[目次]
玉龍雪山観光
玉龍雪山への道
雲隠れ式逃票法
氷川公園への道
氷川公園
甘海子(ビジターセンター)
藍月谷(白水河)
雲杉坪
ヤク坪
帰り
お勧めプラン
まとめ -
[玉龍雪山観光]
麗江に来て外せないのが、玉龍雪山観光。この雪山(写真上)は麗江市内のどこからでも見ることができます。大きな山は見る方向によって違って見えます。麗江から見る玉龍雪山は、しばらく前に見た虎跳峡からの眺めと全く違います。当然、東の麓からの景色も違ったものになるでしょう。
写真: 玉龍雪山を眺める方向。青:麗江古城、水色:虎跳峡、赤:ビジターセンター、黄色:雲杉坪、橙色:ヤク坪。ピンクの点:頂上(多分) -
行ってみたいものの、玉龍雪山は麗江で最も高くつく観光スポット。風景名勝区に入るのに遊覧券(80元=1000円) + 麗江古城維持費レシート(80元=1000円)。中のバスに20元(250円)、ロープウェイに55元から150元(690-1900円)。さらに、そこへのタクシーやバス(10元 x 2 = 250円)の料金がかかります。一番標高の高い氷川公園まで行くと最低350元(4400円)かかる計算です。たかだかロープーウェイに乗るだけなのに!
今まで払わずにすんだ古城維持費も回避できないかもしれません。これまでの「逃票」の中で最も手ごわい相手と言えるでしょう。 -
ネット中国語の情報を調べると、いくつか検札を逃れる方法が見つかりました。基本的には、景区に入る前にある検問ゲート(写真赤い点)をどう突破するかの問題です。いくつか紹介すると、
1.大具など北から来ると検問ゲートがない
-> 麗江 -> 橋頭 -> 大具と行き、大具で一泊するのは面倒
2.峠のチェックポイントを夜12:00-朝5:30の間に通過する。
-> タクシー代がかかる。朝までどうやって過ごすの?
3.自転者で行き、上記の時間帯に通過する。
-> ビジターセンターまで25キロの登り道。たぶん2時間以上かかる。
4.1キロ手前で右の道に進み、麓の村から徒歩で山を越える(所要時間一時間半)
-> 3年前の投稿。今も使えるか不明。
どれもこれも問題があり、決定力に欠けます。結局、私は解決法も見つからぬまま、玉龍雪山に向かうことにしました。2日ぶりに天気がよかったからです。 -
その前に、玉龍雪山のどこに行くか決めておく必要があります。ややこしいことに、景区内には、展望ポイントが3つ、それぞれにロープウェイがあります。3つのロープウェイ料金と見所を比較してみると、
A 氷川公園(4506M) 150元(1900円) 山の頂上付近。(写真)
B 雲杉坪(3200M) 55元(690円) 草原から山を眺める。
C ヤク坪(3600M) 60元(750円) 草原から山を眺める。遠い。人は少なめ。
美しい雪山の景色はこれまでもさんざん見てきました。ここでは、標高4500メートルまで一気に登る氷川公園(写真)のロープウェイを体験してみたいと思います。 -
[玉龍雪山への道]
ガイドブックによると、玉龍雪山行きの公共バスは、毛沢東の銅像(写真)がある紅太陽広場近くから出ているようです。紛らわしいことに、古城からそこに向かう途中、同じ7路の路線を走る乗り合いワゴンの溜まり場があります(写真下)。
これらは一部で「偽7路」と呼ばれている車です。私はここを乗り場と勘違いしてしまったため、彼らの車で玉龍雪山に向かうことになりました。 乗客は地元客と観光客が半々、所要時間は20-30分程度。偽とはいえ、こちらの方が運賃が安く、到着も早い。満員にならないと出発しない以外は、特に問題ありません。 -
[雲隠れ式逃票法]
車に乗り込む前に、だめもとでドライバーに「逃票」を相談してみました。すると、「あっ、いいよ。でも100元ね」と予想外にすんなりOK。準公共交通機関の運転手が違法行為をアシストしてくれる。中国とは、そんな融通の利く国です。
本来なら、古城維持費80元 + 名勝区遊覧券80元 + 車代10元 = 170元(2130円)のところを、100元(1250円)。私にとっては、古城維持費を10元で借りたのと同等の取引です。運転手にとっては、90元のタナボタ。さて、彼はどうやってチェックをすり抜けるのでしょう。客が6人集まり、9時過ぎ、麗江を出発しました。 -
検問ゲートのある峠まで一直線の道を走ります(写真)。道路の右側を注意して見てるのですが、徒歩で山を越えるような道は見つかりません。どこもフェンスが張ってあり、近くにある村らしい集落は有料民族村のトンパ谷だけ。ネットの情報を信じなくて正解でした。
10分ほど走ると検問所が見えてきました。運転手は急に車を止め、「一応、練習しとくか」と同乗している奥さん(以下、オバサン)に合図を送ります。この時私は三列目の真ん中、左隣にオバサン、右隣に印象・麗江に出演するダンサーの男性。2列目は、一人現地人が降りてしまったため、中国人女性の2人だけ。
私はオバサンの指示に従い、席と席の間に体を沈めて体操座りをします。私の右腕の横にはオバサンの足があります。さらに、ダンサーの男性がやや詰めて座り、私の靴が外から見えないようにします。頭の上にジャンパーをかぶせて一丁上がり。運転手が引きドアを開け、外から見えないことを確認し、再度出発です。 -
すべての車は検問所(写真)で止められ、係員が乗客をチェックします。2列目の女性達は古城維持費を購入済みなので、景勝区の遊覧券(80元)だけ購入します。乗客は車を降りる必要はありません。隠れること5分。何の問題もなくゲートを通過できました。景区内に入れば、この二種類のチケットを求められることはありません。よって、この時点で私の「逃票」は成功したことになります。
さて、この「雲隠れ」式の検問逃れは一般的なのでしょうか。私が事前にネットで調べた時は全く出てきませんでした。ダンサーの男は、私が隠れると知ると、しきりに後ろの荷物スペースを見ていました。つまり、普通隠れるならそこなのです。麗江でよく見る青いワンボックスカー(長安之星)の場合、なぜかこのトランクスペースの広さはバラバラです。2人くらい入れそうな車もあれば、無理だろ!という狭いのもあります。私が乗ったのが後者だったため、このような方法をとった訳です。
後でいろいろ聞いてみると、お金を持ってなさそうな学生旅行者にサービスしてあげるドライバーもいるとのこと。どこに隠れるにしてもジャンパーは役に立ちます。 -
[氷川公園への道]
検問所から10分ほど走りビジターセンターのある甘海子に到着(3050M)。氷川公園行きチケット売り場の前で降ります。ここから玉龍雪山(写真)を見てみると、少々雲はあるものの、まずまずの天気。ロープウェイがあるのは、写真左の山ですが、この時は、どこに頂上駅があるのかわかりませんでした。 -
道路そばのオフィスで、ロープウェイ乗車券(150元=1900円)と巡回バスのパス(20元=250円)を買い、すぐ隣の窓口でバスの割り当てを受けます。それが済んだら正面に見える待合室のある建物(写真)に移動。
心配性の人は、ここで防寒ジャケット(30-50元)や携帯酸素ボトル(60-70元)をレンタル・購入できます。同じものは、上の氷川公園の売店にもあります。このロープウェイ、週末は地獄のような込み具合で、ここでバスを何台も待つことになります。バス番号はAからYまでの17個。今日は平日なので、一台待つだけで済みました。 -
シャトルバスに乗り、10分弱で麓のロープウェイ乗り場に到着(写真、3356M)。6人乗りのゴンドラに乗り込みます。
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この時はガラガラで、一人でゴンドラを占有。ゴンドラは角度を変えながら一直線に頂上駅を目指します。約8分で氷川公園駅に到着(4506M)。一気に1150メートル登った計算です。標高4500メートルといっても、麓がすでに3300メートルあるので、たった1150メートルかよ、って感じです。でも、このロープウェイは景色がダイナミックで気持ちがいい!
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[氷川公園]
駅のある山小屋から出ると、一面の雪景色。左側にはかっこいい尖った岩山。その右側に頂上と思われる雪山。近くの小山(写真右)には桟道があり、4680メートル地点まで歩いて登れます。残念ながら、この時期は雪のため閉鎖中でした。ここから頂上(5596M)までは、まだ1090メートルもあります。でも、この位置だからこそ、眺めがいいのかもしれません。 -
観光客は、山小屋近くの4506Mの石碑で記念写真を撮ったり、尖った山の近くまで歩いて行きます(写真)。石碑の近くからは、氷河(氷川)も見下ろせます。
時間は10時半。外気の温度は約1度。それなりに着こんでいるのでたいして寒くありません。ただ、耳と手だけはちょっと寒い。空気の薄さですが、私は慣れてるせいか全く問題なし。他の人も苦しそうな人はほとんど見かけません。ただ、山小屋のレストランに行くと、酸素ボトルを一生懸命吸い込んでいる人が、3,4人いました。 -
記念撮影以外の唯一の娯楽が、タイヤに座っての坂下り。一気に下り、ぐるっと右に回って山小屋の前でとまります。一人20元。
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石碑の前でパノラマ撮影するとこうなります。(クリックで拡大)
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麓側を見てみると、他の観光ポイントの場所がよくわかります。青い点は右から、甘海子のビジターセンターとゴルフ場、雲杉坪ロープウェイ乗り場、雲杉坪、ヤク坪。赤い線がロープウェイ。
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一通り楽しんだ後、ビジターセンターに戻ります。頂上駅の位置がわかったのでロープウェイのルートを確認してみます。大半が山の裏側(青い点線)を通っているので、来た時気づかなかったわけです。
写真: 青い線 - ロープウェイルート、赤い点: 上が氷川公園、下が麓の駅 -
アップにするとこんな感じ。写真中央の岩の上に駅(黒い四角)が見えます。
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[甘海子(ビジターセンター)]
ロープウェイからの帰りのバスは、出発した場所ではなく、すこし北側(写真左側)の、藍月谷行きバスのりばの前で止まります。一瞬自分がどこにいるのかわらなくなります。このビジターセンターは、バス乗り場が3ヶ所に分かれているため非常にわかりにくいのです。案内地図にも説明されてないため、全体を把握するまで少々時間がかかります。
どうも、この景区内のバスは、行き先にかかわらず、帰りは、藍月谷行きバス乗り場 -> 裏の駐車場 -> 雲杉坪・ヤク坪行きバス乗り場、と団体バスの駐車場のある場所を回るようです。
写真: 赤い点:左から藍月谷行きバス乗り場、氷川公園ロープウェイ行きバス乗り場、雲杉坪・ヤク坪行きバス乗り場
青い点:左から氷川公園ロープウェイ行きバス待合室、氷川公園ロープウェイチケット売り場、印象・麗江チケット売り場、雲杉坪・ヤク坪ロープウェイ・チケット売り場
真ん中の池のあたりがスイス公園。その後ろにスタジアム。近くの建物が印象・麗江の出演者の宿舎。 -
このビジターセンターのある甘海子、端から端まで歩くとかなり離れています。その原因が中央にあるスイス公園(写真)。昔は湖だった甘海子にちなんでか、真ん中に大きな池があります。この公園、あまり注目されてませんが、ここからの景色はなかなかのもの。甘海子自体がひとつの観光ポイントと言っていいでしょう。
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スイス公園の少し先に大きなスタジアム(写真)があります。ここでは、毎日11時と2時から張芸謀プロデュースの「印象・麗江」のショーが行われます。一般席で190元(2400円)。VIP席で260元(3300円)。張芸謀の演出はなんとなく想像がつくので私はバス。開演中以外は自由に出入りできます。
公式サイト: http://www.yx-lj.com/ -
さて、次はどこに向かうべきか。景区内には、藍月谷(地図青い四角)という観光ポイントがあり人気があります。白水河と道路が交わる場所で、ロープウェイを使わないので、購入済みのバスチケットで行くことができます。
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[藍月谷(白水河)]
バスに乗り10分弱で藍月谷に到着。透明度の高い青い池が4つほどテラス状に並んでます。おすすめの写真ポイントは流れを堰とめている石の道(写真中央)。進入禁止の立て看板にもかかわらず、みんな渡ってそこから山側の景色を撮ります。中央のほうが水深が深く、水面の藍さが濃いため、絶好の撮影ポイントなのです。 -
藍月谷は広いですが、主要な場所を回るのは徒歩で十分。エリアを巡回する電動カートも走っていますが有料(40元=500円)です。
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バス乗り場から橋のほうまで歩いていきます。橋を越えると、川が円形テラスの上を流れる白水台(写真)があります。ここでは、ヤクや鷹が20元(250円)で記念撮影の相手をしてくれます。ここからさらに上流へも道がありますが、ここまでくれば十分でしょう。バス乗り場に戻ります。
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[雲杉坪]
この藍月谷のすぐ近くに、雲杉坪(写真)へのロープウェイ乗り場があります。歩ける距離で、15分くらいでしょうか(車で2分)。先に紹介した有料の電動カートで移動することもできます。私は用事があったためビジターセンターに戻った後、雲杉坪行きのバスに乗って行きました。 -
一般的に、玉龍雪山で複数の展望台に行くのは、お金(ロープウェイ代)の無駄づかい、時間の無駄、とされています。しかし、山自体に登る氷川公園と、山を近くの高台から眺める雲杉坪やヤク坪とは趣が違うはずです。そして、懸念のロープウェイ代(55元=690円)ですが、私には秘策があります。
事前にウェブで調べたところ、雲杉坪のロープウェイの下には歩ける山道があるとのこと。そして、氷川公園から見た雲杉坪のロープウェイは思ったより短かった(写真)。というわけで、歩いて雲杉坪まで登ることにします。
写真: 赤い線: ロープウェイ、青い点:左から、雲杉坪の草原、ロープウェイ上の駅、下の駅。 -
ロープウェイ乗り場の右側に上へと続く道を見つけました。特に係員に許可を取ることなく、中に入り登り始めます。ロープウェイは全長901メートル。標高2941メートルから3208メートルへの267メートルの登りです。ロープウェイの真下を2,3度横切りながら、25分ほどで上の駅に到着。駅の職員からは死角になっており、登っているところが見えないようです。
さて、これは「逃票」に当るのでしょうか。雲杉坪への観光は遊覧券に含まれているはず。問題は、徒歩での登山が許可されているかどうかです。多分OKなんじゃないかな、というのが私の感想です。
写真: 道の途中から麓の駅を見下ろす。登りの目安時間は50分くらい。 -
ロープウェイ駅から雲杉坪の草原までは、桟道と電動カート用、二本の道があります。電動カートの料金は片道15元(190円)、往復20元(250円)。50元のチケットだと藍月谷にも行けます。当然私は桟道を歩いていきます。
アップダウンのない森の道を9分弱歩いて草原に到着。草原の入り口には、トンパ願掛け風鈴が数え切れないほど柵に吊されていました。ここでの主なアクティビティは、草原を囲む板敷きの遊歩道(写真)をのんびり散歩することです。 -
もう冬のため、イメージ写真のような青々とした草原はありません。また、午後はもろに逆光のため、玉龍雪山の眺めはいまいち。さらに雲も多く出てきました。この場所からよく見えるのは玉龍雪山のメインの山(写真右)ではなく、その隣の山(写真左)。この辺りの山全体が玉龍雪山なので、文句は言えません。
この草原は氷川公園から見えていました。ということは、山頂付近のロープウェイ乗り場もここから見えるはず。双眼鏡でチェックしてみると、やはりありました。(写真赤い点)。
草原を15分ほどで一周して、ロープウェイ駅に戻ります。帰りはロープウェイに乗り4分半で麓に到着。この玉龍雪山景区全体にいえることですが、帰りのバスやロープウェイは、チケットをチェックされることがありません。 -
[ヤク坪]
最後に残された展望ポイントがヤク坪(写真、約3600M)。こちらの方が雲杉坪より標高が400メートルほど高く、草原も広々としています。ビジターセンターから最も遠い場所にあるため、観光客は少なめです。
ヤク坪へは、ビジターセンターから約30分。バスは藍月谷を通過しますが、途中乗車はできないようです(帰りの便は停まる)。この日は時間がなかったので、後日、宝山石頭城からの帰りに立ち寄ることにしました。景区の北側からやってくる場合、検問ゲートはありません。 -
石頭城を出発した車は、12時過ぎにヤク坪に到着。私は麗江までの運賃(50元=630円)を払っていますが、ここで途中下車します。ヤク坪の場合、ロープウェイ乗り場が道路のすぐ横にあります。小型のゴンドラで3280Mから3600Mの高低差320メートル、全長1200Mの索道です。
乗り合いワゴンの運転手は気を利かせて、50メートルほど手前で降ろしてくれました。さて、ここも登れる道があるのでしょうか。すぐそばの民家の裏に山道が見えるので試しに登ってみると、これが正解! 道はロープウェイの下を2,3回横切りながら頂上駅右の草原まで続いていました。やはり「ヤク坪」というからには、牛やヤクの登る道があるのは当たり前です。上まで約30分で到着。雲杉坪と違い、道がなだらかなので、楽に歩けました。
写真:ヤク坪のゴンドラ。登りの目安は50分。 -
来る前は、ヤク坪も雲杉坪と同じような眺めだと思っていましたが、全然違いました。南北35KMもある玉龍雪山の真ん中あたりに位置し、山から少し離れているため、多くの山が一度に見れます。氷川公園のある南端の山から、虎跳峡から見えていた北側のギザギザの山(写真)まで13峰のパノラマです。
雲杉坪がナシ族の縄張りだとすれば、こちらは完全にチベット・モード。丘の上にはチベット寺院にチョルテン(写真)。タルチョが風にはためきます。 -
雲杉坪と違い、草原が恐ろしく広い。こちらも遊歩道がありますが、高低差があるため、一周するのに少々時間がかかります。雲杉坪より高さがある分、氷川公園のある山が迫って見えます(写真)。
残念ながら、この日の天気はいまひとつ。長居せずに帰ることにしました。上部駅のすぐ横に別の山道を見つけたので、今度はそちらを歩いていきます。この道は登ってきた道と途中で合流しているはずですが、近道を歩くうちに、全然違う方向に進んでしまいました。結果、登り始めた場所ではなく、下部駅の南側で道路に出ました。全体的に幅の広い道で、おそらくこちらのほうがメインの山道でしょう。 -
バス停に戻る途中、乗馬の料金表看板を見つけました。それによると、道路からヤク坪まで往復70元(880円)。ちなみに、ロープウェイは60元(750円)。ということは、私は馬が歩く道を自分で歩いたに過ぎません。何も悪びれることはないのです。
景区バスに乗り、ビジターセンターに戻ります。遅い時間帯だと、雲杉坪やヤク坪からのバスは、藍月谷止まりで、バスを乗り換えるように促されます。いずれにせよ、チケットチェックなしでビジターセンターに戻れました。
写真: ヤク坪のパノラマ。白い線が桟道。黄色い点:左から、チベット寺院、ビジターセンター、氷川公園、ギザギザの山。 -
[帰り]
ビジターセンターから麗江へは、いくつかの選択肢があります。時間が早ければ、7路バスや道路で客待ちしている7路の乗り合いワゴン。または大具や梨園から来るバスに乗って帰れます(10元=125円)。時間が遅い場合は、ヒッチハイクか貸切客の帰りを待ってるワゴンに同乗させてもらうしかありません。
私が氷川公園-藍月谷-雲杉坪を回った時は、もう5時を過ぎており、駐車場はガラガラ(写真)。7路のバスやワゴンもすでに終了していました。困っていたところ、警備員の好意で地元民の車を止めてもらい、なんとか麗江に戻ることができました。
これで玉龍雪山観光は終了です。初日はロープウェイのダブルヘッダー、2回目も合わせると、全ロープウェイの完全制覇です。 -
[お勧めプラン]
さて、2日間たっぷり遊んでノウハウを蓄積しました。そこで、私なりにお勧めプランを紹介したいと思います。インパクトを考えれば、やはり氷川公園は外せません。雲杉坪とヤク坪は時間があればという感じです。
1. 充実プラン
平日の朝、天気を確認した後、
麗江からタクシーでビジターセンターへ。
バス・ロープウェイで氷川公園へ。
11時の印象・麗江の公園を見る(1時間) + スイス公園散策
間に合わなければ先に藍月谷へ行き、2時のを見る。
バス・ロープウェイで雲杉坪へ。
歩いて藍月谷へ。
バスでビジターセンターへ
タクシー・乗り合いワゴンで麗江へ
2.貧乏人プラン
虎跳峡を観光した後、大具に泊まる
麗江行きのバスに乗り途中下車
藍月谷 -> 雲杉坪 またはヤク坪 -> 藍月谷と観光
もちろんロープウェイは使わず徒歩で登ります。
景区のバスに乗ってビジターセンターへ(チケットチェックなし)
時間があればスイス公園観光
7路乗り合いワゴンかバスで麗江へ
かかる費用は、宿代とバス料金だけ。100元(1250円)以内に収まるはずです。
-
[まとめ]
ここまで読んできて、検問逃れしたり勝手に山に登ったりしておいて、何が私のオススメだ! と憤りを感じる人もいることしょう。確かに私はルール破りに情熱を燃やす「ならず者」かもしれません。が、少なくとも「なまけ者」ではありません。これだけの成果を上げるのに、それなりの労力をさいているわけです。この旅行記が、ならず者、なまけ者を含むすべての個人旅行者のお役に立てれば幸いです。 -
[リンク集]
==中国旅行記一覧==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album?dmos=os&level1=1&level2=2&level3=&sort=when
==海外旅行記一覧==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album?dmos=os&sort=when&view_mode=list
==国内旅行記一覧==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/?dmos=dm&sort=when&view_mode=list
==雲南旅行記==
虎跳峡の歩き方 全3作
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10523702/
梅里雪山を巡る旅 全5作
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10526168/
元陽棚田トレック 全4作
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10551785/
瑞麗の向こう側 全4作
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10537955/
雲南 少数民族マーケットハンター 全3作
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10573334/
中国国境のカジノタウン 全3作
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10573770/
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この旅行記へのコメント (2)
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- もりもりころころさん 2012/05/09 13:18:03
- ヤク坪行きバスの藍月谷での途中乗車について
- こんにちは。
ヤク坪行きバスは藍月谷駅をスルーしてしまうので途中乗車はできません。
ただ、帰り道は藍月谷駅に寄ってくれるので途中下車可能です。
ですからヤク坪と藍月谷両方に行きたい方は先にヤク坪に行くほうが効率的です。
- 世界攻略者さん からの返信 2012/05/14 11:01:33
- RE: ヤク坪行きバスの藍月谷での途中乗車について
- 情報提供ありがとうございます。内容更新しました。
> こんにちは。
> ヤク坪行きバスは藍月谷駅をスルーしてしまうので途中乗車はできません。
> ただ、帰り道は藍月谷駅に寄ってくれるので途中下車可能です。
> ですからヤク坪と藍月谷両方に行きたい方は先にヤク坪に行くほうが効率的です。
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