2013/12/30 - 2013/12/30
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paradise-jinzeさん
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表紙はトレッキングの際に宿泊したHalfway Guest Houseから見た玉龍雪山北壁の夕景です。
6時間近いトレッキングのご褒美に見ることができました。
このルートでは、玉龍雪山がスイスアルプスやカナディアンロッキーのような表情を見せてくれました(☆o☆)絶景!!
また、生まれて初めて乗馬(ホーストレッキング)にもチャレンジして最高の思い出を作ることが出来ました(^^)v
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 4.0
-
まず、 このトレッキングは4travel のベテランゲスト様の旅行記を参考にさせて頂き、実行することができました。心より御礼申し上げます。ありがとうございましたm(_ _)m
トレッキングの準備として、ゲスト様の旅行記で教えて頂いた“ママナシ・ゲストハウス”に向かい情報収集と、トレッキングツアー(登山口への送車)の予約をしました。(私達の申込の際は送車料金は1名40元でした)
“ママナシ・ゲストハウス”には日本人スタッフの方がいらっしゃって、今回のトレッキングについて懇切丁寧にアドバイス頂きました。非常にありがたかったです。
なお、こちらでご馳走になったお茶(緑茶)がとっても美味しかった
(☆☆☆)
あまりの美味しさに欲しくなったので、トレッキングから戻った2014年元旦、新年のご挨拶とトレッキングのお礼の電話を入れた際、“ママナシ・ゲストハウス”のママに購入できるお茶屋さんの場所を詳細に教えて頂き、お土産に買いに行き、Getしました。
まったく“正月早々おめでたい”我々でした(^^;) -
2013年12月30日8:30分出発
車中、玉龍雪山(5596m)と香格里拉県の高峰“哈巴雪山” (5396m)が対峙している絶景を見ることができます (☆o☆)
左が哈巴雪山、右が玉龍雪山です。両横綱揃い踏みといった光景!! -
10:30頃、橋頭に到着
トレッキングの出発点となる橋頭は、麗江から香格里拉に向かう街道(茶葉古道)の、ほぼ中間に位置する町です。
麗江からは2時間程で到着しました。道はデコボコの悪路を予想しておりましたが、何とこの1週間前に良い道が開通したとのことで、杞憂に終わりました。(^^)v -
ビジターセンターにて
入山手続と入山料を支払います。
非常に立派な建物でした。トイレも新しくきれいです。
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11:25登山開始
写真の左側の坂道がトレッキングロードです。ここを出発して坂を登りきると、左側に黄色の立派な建物があります。納西族の小学校?だそうです。 -
納西族の人が馬に乗るように勧めてきます。
このトレッキングのピーク2670m地点まで利用できます。1人200元(\3600程度)です。 -
妻はここから馬を利用し、私は自分の足を信じてのトレッキングです。
◎このトレッキングの後の行程を考えると、登山や体力に自信の無い方はここで馬を借りるべきです。
理由は次の通りです。
①時間の節約になる。
☆最も美しいルートは後半の後半、ティハウス・ゲストハウスからハーフウェイ・ゲストハウスまでのコースです。このコースに時間をかけるためには、日が傾かないうちにティハウス・ゲストハウスを通過する必要があります。
☆トレッキングには7時間ぐらいかかります。遅くなった場合、暗くなってしまいます。
②馬の利用料金はどこで乗っても同じである。
ルート中、昼食をとったゲストハウスからルートのピークまでは一気に500m以上登ることになります。標高2000mからの急な登りはかなりきついです。
しかも、最大の難所となる28の曲がり道(28道拐)を、最も暑い時間帯に通過することとなります。
バテてしまってから馬に乗るぐらいなら、最初から乗った方が得です。
③かなり融通が利く
1度借りてしまえば、ピークまでの乗り降りは自由です。写真を撮りたい時や、下り坂のみ馬を降りてトレッキングすることもできます。
☆ピークまでのルートには馬が沢山います。馬糞を踏んで大切な登山靴を汚さないためにも馬の利用は必要です。
☆食いしん坊な私たちならではの乗馬の利点としては、馬主さんに昼食の予約をしてもらえたので、昼食をとったゲストハウスでの納西族の料理を待たずに時間のロスが少なくて済んだというのがあります。余計なことですが… -
トレッキング開始数分後
玉龍雪山が麗江で見た山容とは全く違ったカタチで現れます(☆o☆) -
最初は金沙江がすぐ近くに見えます。この川が天下の大河“長江(揚子江)”となります。
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最初のうちは道幅も広く、農道を歩いているといった感じです。
※ 車も通ります。交通事故にも注意が必要です。 -
写真で見たヨーロッパアルプスとか、カナディアンロッキーを思わせる景観です。
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12:05(トレッキング開始後40分経過)
最初にあったレストラン兼ゲストハウス
道中、所々にこのような建物が点在します。 -
玉龍雪山の峰々が少しずつ近づいてきます。
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金沙江がだいぶ下に見えます。けっこう登ったことを実感できますが、まだまだトレッキングとしては、それほどきつい感じはありません。
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12:15虎跳峡の展望台
ココにはトイレがあります。有料のようですが、ココの売店で水を買ったら無料で利用できました。
トイレは非常に清潔に管理されています。 -
金沙江が深い渓谷に向かい流れて行きます。
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周辺の農家、屋根には衛星放送のアンテナが見えます。比較的裕福な農村です。
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玉龍雪山の峰々は一歩進むごとに違った表情を見せてくれます。
最高のトレッキングだと実感 -
13:10納西雅閣客栈(NAXI Family Guest・House)
昼食休憩 -
昼食は地鶏鍋と野菜炒め
納西族の地鶏鍋
鶏油がだいぶ浮いていました。
想像するに、高地で寒冷地のため、スープが冷めないように油を多く使うのでしょう。
山岳民族の生活を実感…
もっとも、私達は油をのけて食べました。 -
妻の利用した馬の馬主さんと3人で食べましたが、十分な量です。野菜も甘味があったし、砂肝とかコリコリして美味しかったですが…168元は高いと思う(-_-;)
※野菜も丁寧に洗っていないと思います。 -
13:50トレッキング再開
納西雅閣客栈あたりの道は車も時々、走っていましたが、
ここから先が本格的な登りとなります。 -
だいぶ、登ってまいりました。標高2000m以上を超えているはずですが、…暑いです。バテます(×o×;)
-
景色は最高ですが…とにかく暑いです。2013年12月30日です。日本は寒波のようでしたが、ココでは季節外れの暑さにまいりました。
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ということで、ココで私も自分の足でのトレッキングはGive up(~~;)
残念ながら…自分の足で28の曲がり道(28道拐)28坂を走破することはできませんでした。
後で考えると、この判断は遅過ぎでしたが… -
14:20 28の曲がり道(28道拐)の売店
私が利用したお馬さん -
28の曲がり道(28道拐)
お馬さんも汗をかきながら、私たちを積んで必死に登ってくれました。謝謝!!
※ このルート最大の難所です。最も暑い時間帯に通過することとなります。 -
視界が開けて、間もなく頂上です。
ホーストレッキングがこんなに快適なんて思いませんでした(^^)v
2014年は午年、それに先駆けましたね
2012年の大晦日、プーケットで2013年の干支に遭遇してしまいましたが…(NG) テンションが違います(^^)ok -
15:00 ここがルートのピーク
ここでお馬さんとはお別れで、自分の足でのトレッキングとなります。
行程は全体の半分といったところ -
頂上付近のパノラマ スケールがデカい景色 広角カメラでないと景観が収まりきれません。
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金沙江がだいぶ下に見えます。
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玉龍雪山と対峙しながら、暫く平坦な道が進みます。
道幅が比較的広く、歩きやすい道です。馬を利用しなくても快適トレッキングができます。 -
15:45 上虎跳峡
トレッキング道のはるか下に見える橋あたりが、観光地として有名な上虎跳峡です。 -
上は玉龍雪山、標高差は3000m以上、世界でも有数の深い渓谷です。
左に曲がって、暫く森林地帯に入り、下り坂となります。 -
16:05
峠を越えたので風景が一変
ついに、哈巴雪山を見ることが出来ました。 -
16:20 哈巴雪山
玉龍雪山に劣らず、勇壮な山容です。
坂を下りきったら、茶馬客栈(Tea House Guest House)のある村(Y叉村)に入ります。 -
16:35 Tea House Guest House ティハウス・ゲストハウス
谷は薄暗くなってきました。ここから宿泊予定のハーフウェイ・ゲストハウスまでは地図によると2時間の行程です。ココでは休憩とらずに、すぐ出発 -
トレッキングの途中、別れ道にはこのような看板が立っています。また、大きな岩に目的地までの大よその時間や距離が書いてあります。それらを見て、道に迷っていないことを確認できます。
特にTea House Guest Houseを出た際は道がわかり難いです。
Halfway Guest Houseへ向かう道なのか、村へ向かう道なのかがわかり難かったです。この看板を見て安心しました。 -
ココからが今日のトレッキングのハイライトです。
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先を急ぎたいのですが、今まで以上の絶景が続きます(☆o☆)
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日没までは約2時間、急がなければ、暗くなってしまい危険です。
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16:50 ブルドックの横顔みたいな岩
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玉龍雪山のピークから金沙江までの標高差は3000m程あるそうです。
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17:05 ライオンのような岩
※この岩の下は、高さ1m以上ある岩を乗り越えねば前へは進めません。 私のこのコースで最も苦労した所でした。 -
玉龍雪山と哈巴雪山の間の谷沿いの道を進みます。
だんだん道幅が細くなってきました。 -
17:25 魁!!男塾 江田島平八塾長の横顔に見えます。玉龍雪山と対峙しているようです。何を思うか江田島平八。
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見つめる先には玉龍雪山の岩山の群れ 波打つような大怪物です。
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“ワシが男塾塾長、江田島平八である!!!”
“貴様らに試練を与える!!”
“江田島平八岩”を過ぎると、道は断崖絶壁を切り開いた、とんでもなく細い道となります。 -
日陰に入り、一気に薄暗くなりました。
恐るべし“男塾塾長、江田島平八の試練” -
ここからはホントにマジっヤバいッス!!
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細くて険しい道を進むと…
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目の前には玉龍雪山の絶景(☆o☆)
もう1歩を踏み出して、もっと良い構図が取れると思うと… -
1歩先には、激流の金沙江がはるか下を流れています。
踏み外せばお陀仏です。 -
暫く行くと、Halfway Guest Houseのある本子湾村です。
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景勝地に新しい宿泊施設が何軒か建設中でした。
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18:00 Halfway Guest House到着
ホーストレッキングをしても6時間近くかかったので、だいぶ薄暗くなってしまいました。 全て自分の足でのトレッキングだったら、暗くなってからの到着となってしまったと思います。 -
Halfway Guest Houseからの眺望
本子湾村の、のどかな夕暮れです。何となく懐かしい光景 -
宿泊棟は3階建です。
宿泊棟からの眺望
韓国人の利用が多いようです。この日も韓国人のトレッキングの団体さんが利用していました。
彼らは辛ラーメン持参です。すごいですね〜!! -
利用したのは3階のシャワー・トイレ付ツインベッドのお部屋です。
お部屋の広さは8帖ぐらい
ベッドの近くにはコンセント(カメラやスマホの充電にも十分足りました)
何よりも、ベッドには電気毛布がありました。暖かくてぐっすり休むことが出来ました。
料金は1名200元(食事代別) -
利用しなかったけど、テレビもあります。
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シャワールーム
とりあえずシャワーするには十分の温水が出ていました。
しかし、欠点はシャワールームの窓が換気のための網戸となっていたことです。 この時期は常に冷たい外気が入ってきます。
シャワーの際の防寒対策として、温熱灯がありますが、シャワーの温水がいつまで適温で出るのか不安でしたので、シャワーは浴びませんでした。 -
アメニュティも十分です。
歯磨きや歯ブラシは麗江で利用したホテルのものより立派でした。シャンプー、ボディシャンプーもあります。 -
お待ちかねの玉龍雪山の夕景です。
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18:33 違う星に来たかのような光景
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18:36 ここでしか見られない最高の夕景
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18:38 贅沢な時間を過ごさせて頂きました。
帰国後、自分の撮った画像に感動して涙が出ました(ToT)
ルージュ色の空、オレンジに輝く岩山… -
夕食を食べて、早寝して、明日は中虎跳峡へ“じぇじぇじぇ”トレッキングです。
参考:今回のトレッキングの地図です。
http://www.arachina.com/lijiang/map.htm
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この旅行記へのコメント (2)
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- たらよろさん 2014/02/08 21:15:35
- 頑張ったからこその絶景
- こんばんは、paradise-jinzeさま。
見事な夕景。
そびえ立つ山々の美しさに感動です。
本当に絶景ですね〜
でも、6時間という長丁場を頑張ったからこそ観れるそんな絶景。
お写真で少しでもおすそ分け頂いて感謝です、、
特に夕景が本当に美しくて癒されました。
たらよろ
- paradise-jinzeさん からの返信 2014/02/23 12:38:15
- ありがとうございましたm(_ _)m
- たらよろ 様
玉龍雪山の旅行記をご高覧頂き、貴重なコメントを頂戴し、深く御礼申し上げますm(_ _)m
玉龍雪山北壁のトレッキングは4travelの他のゲストの方の旅行記を拝見して知ることができ、行ってみましたが、期待以上の美しさでした。コメント頂戴した通り夕景が素晴しかったです。
頑張ったかと言うと、登りはお馬さんに乗ってのトレッキングで、楽チンでしたよ(^^;)
讃岐うどんの情報も拝見させて頂きました。どのお店も美味しそうですね。四国は行ったことが無いので、是非とも訪れた際の参考にさせて頂きます。詳細な情報をありがとうございましたm(_ _)m
今後ともよろしくお願い申し上げます。
paradise-jinze
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