54.オリンピック競技場とアテネの街並み寸描 in アテネ

2007/05/28 - 2007/05/28

雨のオリンピック競技上、
昼食に出かけたプラカの賑わい。
散歩でであった小さな美しい教会、アギオス・エレフテリオス教会。
ホテル””アテネ　プラザ”とその周辺



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をご覧下さい。

エリア アテネ(ギリシャ)

• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

オリンピックの優勝者に与えられる月桂樹の冠の由来

ギリシャ神話の美人の女神は枚挙に暇がないが、美男子といわれる神々も結構多い。
その中でもアポロンは、ギリシャ神話の若く美しい青年男子の象徴であり、父ゼウスに次いで権力もある、誰もが羨む神である。

恋多きことも父親譲りではあるが、アポロンの恋は父に似ずなかなか実らない。

彼の失恋は彼の初恋からして始まる。

その相手はテッサリアの河神ペネイオスの娘で、女神アルテミスに随行するニンフの一人ダフネ。

ダフネは清純の女神の象徴アルテミスのように、自分も一生独身でいたいと願っていた。

ある日エロスはアポロンから弓矢で遊んでいるのをからかわれた事に腹を立て、アポロンとダフネがであう瞬間を狙い、金の矢でアポロンを、鉛の矢でダフネを撃った。
金の矢は恋心を抱く矢。鉛の矢は恋を拒む矢。

この瞬間以降、アポロンは激しくダフネを恋い慕い、ダフネはアポロンを避けるようになる。

アポロンからしつこく追い回されたダフネは、父ペネイオスに助けを求めた。
ペネイオスはダフネを助ける為に、ダフネの足から硬い樹木で覆い、腕も髪も月桂樹の木に変えてしまった。
アポロンが、その木に駆けつけたときダフネの最後の心臓の鼓動が聞こえていた。

アポロンはダフネに、せめてその変身した月桂樹で冠を作らせてくれるよう頼んだ。

ダフネは了解し、その印に月桂樹の葉を振るわせた。

この故事から、アポロン神殿のあるデルフィのピュティア祭の勝利者に月桂樹の冠が与えられるようになり、優勝者への月桂樹の冠の授与の慣行が今尚現代のオリンピックにも引き継がれている。


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