■京都府■嵐山・嵯峨野■家族旅行１泊２日

2009/12/24 - 2009/12/25

父がお歳暮で旅行券をもらったというので、
「私がどれだけ温泉が好きか」を切々と語って同行許可を得た旅。
父・親戚の中１男子・ダンナと私の４人旅行。

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車

嵐山キター！
世は年の瀬、１２月は下旬。
山の木々も寒々しく、街はすいている。

本日の宿は嵐山辨慶。
宿に車を置かせてもらって、我々は昼食へ。

坊さんとか袈裟とか毛筆のものを見るだけで
「京都！」「京都！」と鼻息を荒くする我ら。

あれ……。
なんか…寂しい…よ……う…

でもほら、もみじトイレだって！もみじ！京都！
強引すぎるとは自覚しつつも、いちいち京都臭さを探してテンションを強引にあげるよう努める。

これが京都だと言っても誰も信じないと思うので、

カメラのホワイトバランスをいじって京都らしさを出そうと試みるも、全戦全敗。

お昼は松籟庵（しょうらいあん）。
嵐山を川沿いにぐいぐい進み、
「本当にこんなところに店があるのか」
「我らを騙そうとしているのではないか」
「本当にここは京都か」
という家族のブーイングを浴びつつも、なだめすかして山の中へ。

ほら！あった！あったどーーー！

家族からは
「お、これは趣があるな」
「なかなかなロケーション」
という手のひら返しのリアクション。
私の鼻も得意げにピクピクせざるを得ない。

こちらは近衛文麿の別荘だった場所らしいですよ。

ここで湯豆腐、食うどーーー！

１２月は閑散期でしょうか。
のんびりゆっくり。

そして湯豆腐のコーーーース！

こういうのは目にも楽しくって大好き！

あ、写真撮る前に
我慢しきれず食べちゃったのは誰だ！
私か！！

やー。雰囲気抜群。
眼下には保津川、紅葉の季節には混むのではないでしょうか。

旅館までブラブラ１０分強の散歩。
これで「カロリーを消費した」と言い張る骨太（自称）父娘。

旅館の外観を撮り忘れた大バカ者は誰だ！
私か！！

こっちは私とダンナの部屋。
父と中１男子の部屋の方が１．５倍くらい広かった。

部屋は２階なので、窓からお庭が見えます。
こぢんまりとしつつも、隅々まで手が行き届いている風。
うん！京都！京都！

こちらの宿は部屋数も少なく、しみじみとした風情。
露天風呂はそんなに広くはないのですが、お湯の質は個人的に好みです。

ご飯タイムキターーー！

めりーくりすます！

女将直筆の「ようこそ」メッセージ。

京都らしく上品に。

油物は豆ふぐとヤングコーンといんげん。なかなか絶妙な食材チョイス。

京野菜多めのメニューです。
あっさりしていて、身体が綺麗になりそうな感じ。

土産物屋さんで買った漬物を、お願いして切ってもらいました。
ちょっとだけクリスマス仕立てに！

朝食は部屋食ではなく、朝食会場でした。

チェックアウトしたらさっさと帰りたい父親を
全員で必死になだめすかし、
とりあえずぐるっと散策。

天竜寺スタートで、

うろうろうろうろ……。

竹林を抜けて

常寂光寺！

紅葉の季節は、さぞ美しかろうて。

人混みが大嫌いな我が家族は
紅葉、GW、お盆などのハイシーズンは
家で膝を抱え、息を潜めてやり過ごすのが恒例なので、
紅葉は無縁。

常寂光寺を見たら、

こういうのどかな田舎道を抜け、

憧れの落柿舎！

京都は何度も来ていますが、
こちらは初めて！

こういう佇まいは大好物！

そこここに句碑があったりして萌える。

まーったく興味のなさそうな父親と中１男子。
段々不穏な空気になり始めたので、じゃあ戻りましょうか、と。

ぶらぶら歩いていたらゆでたまごの店が！

外でむいて食べる。

む。
一人だけ痛風の人がいるが……。
まぁいいか。

……いいのか？

道は続くよどこまでも。

野宮神社だーーーーー！

「え？また観るの？さっき散々観たじゃん」
……え、さっきは落柿舎だし……だってここは源氏物語にも出てくるし……。

いやだー！野宮神社観るんだー！
と両手両足をバタバタさせて騒ぐも、クロロホルムをかがされて（嘘）渡月橋へ強制連行。

お昼も過ぎていたので、付近のお店で適当にうどんを。

渡月橋付近のお土産物屋で漬物を物色したら、

帰宅の途。

さよーならー京都ー！