2010/03/29 - 2010/04/30
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ideauxさん
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フランスの最も美しい村協会に152の村が登録(2008年10月時点)されている。(内一村は海外県Dom-Tom・La ReunionのHell-Bourgに)美しい村の条件としては、次のようなものがあります。
1、人口が2000人を超えないこと、
1、最低2つの遺産・遺跡(景観、芸術、科学、歴史の面で)があり土地利用計画で保護のための政策が行われていること、
1、コミューン議会で同意が得られていること、等々。
この村々は、概ね観光地化されていますが交通アクセスは整備されていません。SNCF(フランス国鉄)で、最寄り駅から往復タクシー利用で行ける村もありますが、SNCFも一日に数本で、タクシーも予約だったり、思いついて観光する村ではありません。お勧めするのはレンタカーしかありません。しかし、フランスの田舎には、協会の基準には満足しないけど、美しい村や風景は至るところにありますが、ここでは訪れた最も美しい村々に特化した旅行記を綴っていきます。
- 交通手段
- レンタカー
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2010年3月30日、マルセイユからE高速でエクサンプロヴァンスを通ってProvence(プロヴァンス)地域圏のVaucluse(ヴォークリューズ)に入り、D556に入ると、「ここもフランス???」と思える程、景色が一変します。が、この風景こんな風景こそがフランスだという事が、すぐに理解出来ます。パリは花の都、芸術の都、ファッションの都に集約された大都会です。パリはパリですが、パリ以外はすべてフランスなのです。
生まれて初めて見た、美しい村のシンボル。村の入口に必ず立っています。
村の名前があれば、写真からも解るんですが、概ねこのシンボルだけが多いです。何ヶ所かこのシンボルの上下に村名を書いた村もありました。
1、Ansouis(オンソウィ)
この一帯をLuberon(リュベロン)地方といいます。山並みの麓に、小高い丘が点在し、そこに村々の集落があります。車で走っていると丘の上に教会やシャトウが見えます。 -
Mairie(役場)です。しかし12時から14時まで昼休憩で閉まります。ここの職員さん3人は、2軒右隣のレストランに入って行きました。
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そして役場の左隣はVival(小さなスーパー)が。ここも、14時までシャッターを下ろして休憩です。
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役場前の広場に車を停めて、丘の上に歩いて行くと、パノラマに。遠くを見ても、車道に車が走っていません。
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小高い丘の上から見る村の景色は、時間が止まったかのように、のんびりそのものでした。
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小道(petites ruelles)を歩いても200mで村はずれに。
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歴史的保存の城郭。
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その横には、ロマネスクの教会が。もちろんですが、教会はどこも無料で入ることが出来ます。
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観光案内所(office du tourisme)は小さな村では、役場内にある所も。
この村は、立派な案内所が。 -
村の中に、シャンブルドット(フランスの民宿、B&B)がありましたが、シャッターが下りていました。
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美しい村には、公衆トイレが100%あります。概ね綺麗にしてありました。
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村を出て、村を望みます。周りは、ブドウ畑。美しい村は、その周囲を含めても美しい村でした。
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2、Lourmarin(ルールマラン) シャトウが丘の上にありますが、村自体は平坦な地域に集落を作っています。駐車場も広くとってありました。
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遅めのお昼。バゲット(フランスパン)のサンドイッチと飲みものを買って、ベンチで。
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店にあった、フランスではお馴染みの「笑う牛」。
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広場には、レストランやテラスカフェ、お土産屋さん郵便局などがあり、噴水も。
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この村には、13ヶ所のレストランがあると。
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Lourmarinの案内所。14時まで休憩でした。
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公衆トイレ。
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D3を走って次の美しい村のMenerbesへ。
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3、Menerbes (メネルブ)
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城郭の見張り台
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メネルブも小高い丘の上に。村から見るとブドウ畑などしか見えません。
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こんな小さな小道も。
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人も車も、ほとんど見かける事がありません。
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断崖に建っている建物。
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歴史的建造物と思われる鐘楼と、一階部分はHotel de ville(市役所)と。
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市役所前で、Monsieur(ムッシュー)に「日本人ですか?よかったら私の部屋に来ませんか?良いものを見せますよ」と声をかけられた。この村の村長さんでした。
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部屋に通されると、壁にかかった写真をとって、「日本の天皇です。私がパリに勤めていた時にイギリスの皇太子の結婚式に出たあとに、パリに寄りました。その時の写真です。天皇の右が今の大統領のサルコジで、これが私です」と。その額を手に、記念撮影。
今日から泊まるシャンブルドットの日本人マダムに話したら、「日本人を見つけたら、皆に自慢しているんですよ」と。納得! -
フランスの町や村の入口には、前出の看板があります。そして、村の出口には名前に「赤い斜線」の看板があります。
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初日のレンタカー運転で、美しい村はこの三ヶ所で、カルパントラの日本人ご夫妻がやっているシャンブルドットに。こんな石灰岩の谷間を走ります。
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なだらかな山間を抜けます。
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