2010/03/30 - 2010/04/30
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ideauxさん
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美しい村を中心に、マルセイユから北のリールまで約4500kmのドライブを計画して、現在(16日目:4月14日)ロワール地方に来ています。
出発した3月29日の京都は桜が開花したものの、その後気温が上がらずに、桜を長ーく楽しめたようですが、こちらは、確実に春が一歩づつ進んでいます。
概ね好天に恵まれ、写真のシャッターもついつい多くなって、毎日100枚を越えています。
郊外のもしくは農家風のシャンブルドットをネットの「likhom」で探し、パーキングが無料でネットが使えるところを選び、全行程綿密にプランした。
ここロワールまで、はずれは無く、あたたかい心のこもった持てなしを受けています。フランスの地方を旅行される方には、シャンブルドットを是非是非お勧めいたします。
行程の半分が過ぎ、後半も安全運転で。
高速Max130km、110km、郊外90km、70km、住宅市街地70km、50km。日本では考えられないスピードと効率よく車の旅行が出来ています。これは、田舎(もしくは郊外)には、人家もなく、信号が無く、ロンポアンという円形交差の効果によるものです。日本では人口と家屋が多く、土地が高く円形交差のスペースが取れない事がネックです。
美しい村はもちろん、フランスの町はどこも美しすぎます。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 レンタカー
- 航空会社
- エールフランス
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レンタカー代、28日間で14万3千円。ネットで大手(Hertz・Avis)と比較したがジグソー(National/Alamo)というところで、エコノミークラス・オートマ・バリーズが二つ載る事と、日本から持って行くGARMINのナビがセット出来る車を頼んだら、シトロエンC3と同クラスがリクエストされた。京都のディラーで確認したが、計画した昨年の9月段階では、C3の販売は無くて販売は来春(2010年)とのこと。C3を確認出来ないままフランスに旅立った。因に大手は、このクラスで20万円を超えていました。(この違いは、確認出来ていません)
マルセイユ空港のアラモでは、なんと新車並みのプジョー207の赤に当たって、良い相棒に巡りあえた。駐車場内で外観チェックを入念に行い、写真を撮りまくって、ナビやムービーの機材をセットしたり、操作方法を学習したり。雨模様のマルセイユ空港の駐車場から一般道に出る時は、免許を取った40数年前と同じ心境で、本当に大きな大きな勇気が要りました。 -
マルセイユからエクサンプロバンスを抜けてリュベロンに来ると、美しい村が見えて来ました。初めての美しい村Ansouis。
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Lourmarinに着いた頃には青空が見えて来ました。
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美しい村Gords、本や写真で見ていた村が出て来て、興奮しますね。
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三連泊する日本人ご夫妻のシャンブルドット、カルパントラ近くのMAZANにあります。マダムに大変お世話になりました。
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2日目(3月31日)アーモンドの花がどこも咲きそろっていました
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Gordes 美しい村の定番 この英知はどこから生まれたのでしょう
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Bonnieux 村に入るのに車一台しか通れない門を通ります
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美しい村の高台から見る風景、鉄塔や看板と言ったものが無くて、心落ち着きます
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再びGordes
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Gordes を歩いていると五つ星のホテルが。さすが箱根のあのホテル?
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Gordes の天空の鷲の巣村を見ながら、仕事ができる理髪店
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Gordes の中に入って
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鷲の巣村の基礎にある洞窟
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Gordes を出て、一般道を走ってぶどう畑やタンポポ越しに見上げる。この角度も美しいですね。
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三日目(4月1日)、Mazan のシャンブルドットから MontVentoux (最高峰1841)が見えます。初めて見た時は、雪が積もっているのかと思ったが、本にもあるように石灰岩の白が頂きに長く輝いている。今朝は深夜に低気圧が通過したようで、時差ぼけのところに初めて経験する雷鳴や雨で寝付けない。その雷は、コーラスの四重唱のようにゴロゴロと鳴り響き、その上に残響が数十秒続く迫力でした。
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今日は、マザンの東にある、Montbrun-les-Bains の村とSault へ。
D942 を東に向かって裾野を峠越えすると、一面銀世界が表れた。道路にも除雪の後があったり、除雪車にあったりした。 -
寄り道した、Aurel の村での雪風景
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Montbrun-les-Bains の丘の上から見た村のスーパーマルシェ。降りて買い物しようと寄ったら、 14hから16hは休みでした。
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Montbrun-les-Bains
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帰りは、D72北側を通って次の美しい村 Seguret へ。
北側から見る、Ventoux 山もきれいでした。 -
まだ雲がかかっています
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美しい村 Seguret
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Mazan 近くの大きな町、Carpentras
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夕方18時頃戻っての美しい山。三日目が終わりました。
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四日目(4月2日)、今夜は Le Poel-Laval のシャンブルドット。
途中 Orange を通って La Roque-sur-Ceze へ。
Dejeuner を、Baggnols-Ceze で。
空気も水も空も鳥のさえずりも、全てが美しい風景を作っています。 -
美しい村
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見上げた飛行機雲。C'est bizarre !
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Le Poet-Lavalのシャンブルドット
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部屋からの眺め。
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五日目(4月3日)、夜明け前の朝6時頃 Le Poet-Laval のシャンブルドットの部屋の窓に、鳥のさえずりとガラス窓に羽音がするので、見ると鳥が何を勘違いしているのか、自分の姿に攻撃しているように見え、窓を開けると、部屋に飛び込んできた。高い部屋の梁に止まろうとするが、尾羽を開いて爪でブロックしているが、無理がある姿勢ですぐに飛びまた梁につかまる事を数十回続け、ビューローの上に降りた。また危険を察知し部屋を飛び回り、梁につかまる。窓のカーテンにとまり、ひだに巻き込まれる形で、優しく捕まえる事が出来た。家内に写真を撮ってもらおうと、手の中で顔を出そうとしたら、上手に逃げられ、我が部屋に朝の2時間ほどの珍客となった。朝食に行く前から窓を開けて、飛び出せるようにしていたが、我々が怖いのか、天井付近を狂ったように飛び回って窓に気がついていない。
朝食に部屋を明けて、シャンブルドットのムッシュにこの事を話、部屋に案内すると、良かったのか姿は見えず、Il n'est pas la. で落着。
撮りまくったムービーや写真を見せて感心していました。 -
ビューローの上で。
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美しい村 La Garde-adhemar
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アヴィヨンで、車を停め、一つ星で食事して、橋を歩いて帰って来ると、駐車禁止で切符を切られていました。
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その足で、ポンデュガールへ。
はじめた頃の、NHKのラジオ講座でポンデュガールの話があり、初恋の人に会うような気持でした。 -
6日目(4月4日)、初めての日曜日。前日にNimes に近いGenerac という町に泊まった。ナビは、目的地まで確実に導いてくれるが、近道を優先しているようで、狭い路を選んでいるようだ。
ここのMadameは、SHARP に勤めていたと言っていた。
レトリバーが3匹いて、おとなしく賢い犬だった。
フランスの犬や猫は、チャンと躾されている事がよくわかる。 -
朝散歩すると、道路や塀にこのカタツムリを1㎡あたり5匹位いた。
こんな集団を見るのは、初めてだ。 -
Montpellier在住の、松原サンがご自分の車で案内してくれるという事で、30km離れたシャンブルドットに迎えに来てくれました。
森田サンの友達で、松原さんが日本に帰国時に京都でお会いし、連絡を取り合っていました。
Aigues-Mortes の城塞の町のマルシェに案内してくれた。ここは小さなカルカソンヌで、多くの観光客がいた。 -
市では、ホワイトアスパラが出ていたが、まだ出始めで高いとのこと。
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食事は、grande-Motte で。
Maguelone の教会を見て、Montpellier のcentre ville の駐車場に車を停めて、街を案内してもらった。 -
ラングドック・ルシヨン地方。この地方で話されるオック語が由来している。PourKoi pas ? と。
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Montpellier 人口24万の大都市。M,MatubaraやM,Moritaのふるさと。
今回の旅行の原点となった、両氏からの「Les Plus Beaux Villages de France」の話を聞かせていただき、本を送っていただいた事が、基点となった。
この日は、Mさんのプジョー407で案内してくれたので、相棒207車は、休養日。昨日までの5日間で、827km。平均165km走行。 -
GeneracのMadame et Monsieurと話をして、茶道の話をすると興味を持たれ、お勧めすると飲んでみたいとのことで、ボールを借りて点てて差し上げた。フランスとイギリスのSHAPEにお勤めで、お茶の知識もあり、とても喜んでくれた。それにしても、100㎡あるリビングに、80インチの液晶テレビがあり、7・8m先からゆっくり見ている。日本では考えられない日常だ。
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7日目(4月5日)Millauへ。A75(E11)有料高速道路のゲートには、様々な方式があり、マスターするまでの数回は、後続車にハザートを点滅し、ゲート係の人に何度か手助けを借りました。
有料専用道路は130km、専用道路110km、一般道路(県道や地方道)90km、市街地70km、住居地域50km。住居地域でも、人影はあまり見ませんし、横断歩道はあるけど、歩道用の信号はあまり見ません。市街地域に入ると、ドゥダンDos d'ane(ロバの背中)という、少し盛り上がった50cmほどの幅でスピードを落とさざるを得ない障害があり、警報も事前にあって、確実に守っている。
また、郊外の一般道は、信号が無く、交差点は、円形交差(ホンポアン)といって、速度を30から20kmに落とし、左からの進入車がなければ、そのまま通過できる交差で、停止することは無い。
見晴らしがよく、広い土地がなせる交差方式です。 -
E11を橋の手前で降りて、西40kmにある美しい村Brousseへ。遠くにMillau橋が。
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途中Roquefortの村へ寄って、チーズの基、ひつじの放牧にもあいました。
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パピオンやソシエテで、有名な工場があり、デギュステさせてもらった。時間がなかったので、残念ながら見学はパスした。
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村の駐車場に停め、横には芝のピッチが。人がいないのか見かけないけど、誰が使うのでしょうか。
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ロックフォールを出てD999(県道)を通り、さらに細いD25を走ると、初めてのトンネルでに。
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美しい村、Brousse-le-Chateauに。
Graminのナビは、近道を優先的に選択する。
日本で普及しているナビは、いくつかの候補から選択できるが、このナビは、道に未知な人間には、選択方法があっても選択しようがなく、お任せ的な要素で信頼して走りましたが、車一台しか通らない道も、多く走ることになりました。ここへ来るにも、苦労の連続でした。 -
こんな羊の群れを追いかけ、横道に入るまで、ついて行くことも。
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D992からMillau橋。この橋を渡る事は出来ませんでしたが、下から見たりしていると、どの車も景色を楽しみながらゆっくり30kmほどで走っているようでした。
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7日目泊まったMillau近くのシャンブルドット。ギッドによると、敷地面積10haで、東方向には人工物は一切ありませんでした。
Madameが、夕日が沈む前に景色を見に庭に呼んでくれて、犬とともに案内してくれました。背が高くて、パリジェンヌみたいなマダムでした。
7日目、368km 高速180km、よく走りました。 -
8日目(4月8日)、Verrieresのシャンブルドット、La Ville De pinsのsalle à mange. マダムの趣味で部屋もすべてコーディネートされ、家内はとても感激していました。
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マダムが美しい村Payreを案内してあげるとの誘いをむげに断って、後悔しています。シャンブルドットから一旦北に出て、南下。遠くの眼下にミヨーの橋が。双眼鏡で見ると、がら空きの道路を、どの車も景色を楽しんでいるのか、ゆっくり走行していました。この角度からの写真は、これまで見たことがありませんでした。山に囲まれた谷に、現代的な橋がポツンとある不思議な風景でした。
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正面に崖に造られたPAYREの村。
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Payreから下りてきて、30km先の美しい村La Couvertoiradeへ。
ここでも、いろんな角度・いろんなバックを背景に、デジカメを押しまくりました。天気にも恵まれ「まだ撮るの?」とナビ役の家内があきれていました。 -
美しい村La Couvertoiradeの入り口。駐車場はgratuit(無料)。高い塔の横が、restaurantになっていて、On a pris le déjeuner.
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Carcassonneへ入る途中に美しい村Minerveへ。17世紀に造られた水道橋のような橋を渡って村へ。概ね、美しい村は、小高い丘に山城的に造られるか、山間の崖や川が流れる岩間にある。的からの防御や攻撃に優位性を求めての造築だ。それにしても、一過性の居城ではなく、生活を考えての都市計画には重ーい歴史を感じます。
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D175を通ってくる途中、こんな狭い橋を走ってきました。フランスの田舎にはこんな景色は普通にあるんですね。
旅行者から見ると、特異な場所と思いがちですが。 -
「Carcassonneを見ずに死ぬなかれ」と。日本ではさしずめ日光でしょうか???
森田さんや多くの人に勧められて、行程に。
ここのシャンブルドットも、Villegaihenc近郊を選び、ここのMonsieur Christopheには本当にお世話になりました。1.ナビの住所が不正確で、ナビの到着地点にシャンブルドットが無く、電話で尋ねると、「近くだけど、そこで待っているように。車は何か?」「ワイン色のプジョー207だ」。数分で、迎えにきてくれて、先導して一筋目(と、いっても200m先)を曲がって大きなお城のような門を入って到着。部屋から見た庭。 -
3階の左三つの窓が部屋と風呂になっています。右端は、プライベートチャペル。
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CarcassonneのCiteまでは約5km。Christopheに「Citeの夜景を見たいけど、観光タクシーを呼んでくれませんか」、「45分で、50€」とのこと。「C'est cher」と、話していると、「Je vous emmène ma voiture après dîner.」と。「9時に僕の部屋に来てくれ連れて行くよ」
思いがけなく、ナイトツアーに行くことができました。
お礼はいらないと受け取ってくれませんでした。
この日の走行距離:246km (全走行1441km) -
9日目(4月7日)、細かい雨が降ったりやんだり。
疲れも出てきているので、雨が降ってきていることもあって、今日はカルカソンヌをゆっくり観光することに。
夜の運転は、このレンタカーでしたことは無いので昨夜はタクシーを使おうと考えていたが、結局クリストフにお世話になってしまった。「明日、ゆっくり観光するつもりだ」というと、「案内するルートで、走れば問題ない。駐車場は、ここに停めるように。レストランは迷うほどあるので、好きなものを。」など話してくれた。 -
昨夜、ナイトツアーで案内してくれた橋(Pont Neuf)からの眺め。
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同じ場所で。
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教会の駐車場に停めて。クリストフに帰ってこの写真をみせると「bien!」と。
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Citeの二重壁の外側、観光客も少なく、天気も傘をささない程度の雨で、一周しても30分でゆっくり回れました。
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カルカソンヌを往復していた県道の横に世界遺産のミディ運河が。改めてムービーを持って行って撮影したが、デジカメでは車の中からの、この一枚だけでした。
9日目の走行:64km(全走行1505km) -
10日目(4月8日)、天気も回復。今日は美しい村Lautrecなどに寄ってCassandreという中央高地の田舎へ約200km。クリストフからToulouseとAlbiとCordes sur Cielはお勧めと。Albiの街に入って市内をくるくる回って、市内の一方通行や複数車線の走り方を少し覚えることができた。そして初めて地下の駐車場に車を入れて、ゲートでカードを抜き取る。
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地上にあがると、プールなしの噴水(フランスの広場には、水浴びが出来る噴水が多い)広場に出て、少し散策し、カフェでdéjeuner.
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5万人程度の街と思われる。落ち着いたきれいな街でした。
セントセシル大聖堂が見えます。 -
セントセシル大聖堂。
Albiは、画家ロートレックの生まれ故郷として有名だそうです。 -
地下駐車場で、caissier(料金精算書)にカードを入れると、料金が表示されその金額を入れると、カードを再度受け取って、出口ゲートにカードを入れると、バーが開いて、外部に出られます。これも学習できました。
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美しい村Monestiès.
ここで、bouliste(boule:pétanque)をしている10名くらいのおじさんたちにあった。マルセルの夏で勉強したブールを興味深く見ていたら、説明してくれる人や、歓声を上げる人や、どこから来たのかとかいろいろ話しかけられてた。ムービーに収録。 -
中央高地に来ると畜産農家が多く見られる。
どの家畜もおとなしく、のんびりとしているのが伝わってくる。家畜がいると車を停めて、撮影大会がはじまる。 -
Aveyron県(Millauと同じ県)の北にあり、全くの田舎だ。
農家の別棟をシャンブルドットにして、きれいに改装されていた。
ここも初めての日本人ということで、ここまですべてのシャンブルドットが「日本人は初めてです」と。朝日と庭の木とのコラボレーション、シルエットが映像的で収めました。
映画「C'est quoi la vie」という映画の一コマのようでした。 -
後ろ姿のマダムとムッシュー。
持参したパソコンのiphotoから京都などの写真を見ている後ろ姿です。
マダムはベルギー出身で田舎のイメージから抱いている女性とは違いすぎる素敵なマダムでした。
このムッシューとイギリス原産のテリア。犬が飼い主に似るのか、飼い主が愛犬に似るのか、洋の東西に限らず実際にあることを確認しました。
次に、犬の写真を。 -
仕草や表情がムッシューにソックリなのです。
名前を忘れてしまいましたが、自分のテリトリーを知っていて、それ以外は一歩も行きません。鎖も首輪もなしです。 -
納屋か作業家屋を改装して、造られたお部屋。
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おしゃれな部屋でした。
ガラス窓は、1cm以上のペアガラスでした。
10日目の走行:202km(全走行:1707km) -
11日目(4月9日)、前日寄れなかった Cordes sur Cielへ。リュベロンのGordesと似ているイメージで見ていたが、広々とした平原に、浮かぶ丘が目に入ってくる。お椀型の丘に正に天空のCordes。
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5000人の村と思われ、美しい村の基準の人口をオーバーしているので美しい村には仲間入りできないが、美しさでは文句なし。
レストランが数件、ブランジェリーはじめブティックも数十件あって、賑わっている。 -
Cordes sur Cielでdéjeunerをした。15€のMenuを。
Assiette de charcuterie
ハム・ソーセージの盛り合わせ
これでいっぱいになります。 -
Cuisse de canard confite
鴨もも肉の煮込み
C'était bon -
Assiette de fromages
完食しました。 -
家内は、Entréeを。
Salade Gourmande
半分残りました。 -
約20km北の美しい村Najacへ。
螺旋階段で塔の上まで登りました。 -
塔から小高い丘の馬の背に連なる村の全景。
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荒廃の城郭。
修復は進んでいるのでしょうか。 -
最盛期の城郭(模型が展示されていました)
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Najacからこの日のシャンブルドットSt-Géryへ。
Lot川沿いを走ると、左側対岸に村が見えてきます。
St-Cirq-Lapopieが、見えてきました。駐車スペースに停めて写真を。
明日朝、改めて来ます。
右は、崖になって、そこを90kmで走っています。 -
迷ったSt-Geryのシャンブルドット。
11日目走行:176km(全走行1883km) -
シャンブルドットの部屋前。
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12日目(4月10日)、美しい村St-Cirq-Lapopieへ。
地元のMademoiselleと写真を撮りました。 -
丘の上から、Lot川を。
ここから、80km東の美しい村Conques,Figeac,美しい村Cardailac、そしてRocamadourの夕景を見て、Gramat近郊のLavergneのシャンブルドットへ。 約300kmの予定。 -
St-Cirq-LapopieのLot川を通るD662の道路にある「Aire de Repos」(休憩所)
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出口には、「Prochaine」次の休憩所まで5kmと。
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TRESOR DE SAINTE FOY
Conquesの宝物は教会の横にある、別館の宝物殿に。 -
入り口のタンパン。そこに平伏すサンフォアの姿が。
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美しい村Cardailac
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美しい村Cardailac
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Cardailac 夕暮れ時とはいえ、まだ陽は高いです。
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断崖の美しい街、ロカマドール。こちらに来て知りましたが、フランス人にも人気の高い街です。その夕景を見に。
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Rocamadour近郊のGramatのシャンブルドット。ここも一泊でしたが、初めての日本人ということで、親切にしてもらいました。
12日目の走行:303km(全走行2186km) -
13日目(4月11日)、シャンブルドットでマダムとムッシューで記念撮影してお別れ。出てすぐに、ロカマドールの朝日を狙って再訪。
天気もよく、いい写真が撮れています。フランス人家族と挨拶を交わすと、ムッシューから日本語で話しかけられ、写真交換も。 -
美しい村Carennacへ。
美しい村の基準が歴史建造物を二つ以上守っていることと、人口が2000人以下というが、訪れた村々での地元の人は、10人から20人位しか会っていません。本当に生活しているのでしょうかね。人は見ないけど、共通しているのは、村が掃除されて家々には季節の花が飾ってあります。 -
美しい村Cremonteの新緑がやさしい色をしています。
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美しい村Loubressacでdéjeuner。
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美しい村ではないけど、歴史建造物のCHATEAU de CASTELNAU
青い空と、新緑と、タンポポの黄色がいやでも春を感じさせます。 -
今日から三連泊のMartelのシャンブルドットへ。
今回の旅行を象徴する、本当にすばらしいMadameと環境でした。
ここまでも、すべて満足度の高い行程でしたが、ここの三連泊は偶然とは思えない必然と受け止めている。
13日目の走行:178km(全走行2344km)
日程的には、中日ですね。 -
Provence・Luberonの美しい村と、ここ南西部の美しい村は、大きな目的の上位に位置付けて、特に綿密に計画した場所でした。
ここまでのシャンブルドットは、5ヶ月前に、http://www.likhom.com/のホームページからさがし、必須条件としてPが無料(町や村から離れていれば、Pは問題なく敷地内にあって無料でした)であること、ネットが使えること、この二つを満足し、案内の写真を参考に、そこのホームページからイメージを広げてネットで予約しました。10haの草原と森があることで、ゆっくり三連泊を楽しめるのではと、決めました。
願っていた天気にも恵まれ、Madame Marieも友達を迎えるように、親切にしてくれました。 -
美しい村の誕生のきっかけになったCollonges-la-Rouge、1982年に発足した美しい村は、この村の村長さんが提案して生まれたと。人口2000人を超えないこと、最低2つの遺産・遺跡(景観、芸術、科学、歴史の面で)があり土地利用計画で保護のための政策が行われていること、コミューン議会で同意が得られていること、の条件を備えていることが条件です。この村に入るD38の県道は、同じ砂岩で赤く染まっていました。
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今日も、朝から快晴でした。
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写真やブログなどでイメージしていた以上に、静かできれいな村でした。日本の観光地にある幟や名産の土産のバナーもなく、「ゆっくり村を見て下さい」と、伝わってきます。
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美しい村、Turenne。塔の上からの景色には、言葉にできないほど癒されました。
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Turenneの塔(左側の円筒)螺旋階段で80段、村が一望出来、額縁の風景画を撮ることが出来ます。村の駐車場には、ATM機も備えられていました。
この日の朝、Madame Marieに夕食をお願いしました。早めにシャンブルドットへ戻り、シャワーをして、20時からのDînerに。
14日目の走行:125km(全走行2469km) -
salle à mangerに行くと、先客が5人いて、apéritifが始まった。
Marieのプレゼンで始まり、vin de noirのワインでtintin(乾杯)。そして順番に自己紹介、この5人はbourguignon(ブルゴーニュワインで有名なブルゴーニュの人)で、プチバカンスで一泊している。後ほど写真を。 -
ワインは、赤ワインに。新鮮な野菜サラダ(salade verts)で始まりです。
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羊肉のグリル。moi à point、bien cuit pour ma femme.
avec キクイモとモロッコインゲン。 -
羊のチーズ、バゲットを焼いてその上に、のせて暖めて食べました。
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初めての食べ方でした。
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デザートはガトー。
大満足のdinerでした。 -
2時間半の食事の後に、記念撮影。陽気なブルギニョン5人でした。
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次の日の朝食で。
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一足先に次の町へ。BMW série 7 の運転席に座らせてもらいました。
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15日目(4月13日)朝、この日の夜まで、シャンブルドットを日本から予約していた(le M-S-Mの21日も)が、16日目の晩からは、慣れてくるだろうからと、訪ねる村のシャンブルドットを候補地として調べてきてフランスで行動しながら決めようと考えていた。ネットで予約を入れると、「Malheureusement, nous sommes complets 」と、満室の返事。改めて別のシャンブルドットをさがしていると、話せる言語(国旗で表示)に日の丸が。ノルマルモンは仏語と英語が多いが、シャンブルドットによってはドイツ語・スペイン語など数カ国の旗があって、その外国人に安心感を与える。このホームページで初めて日の丸を見て早速予約メールを入れた。その夜、メールを確認すると、フランス語と英語で、2泊受け入れてくれると。決まってホッとし、ここでの最後の夜を楽しみました。
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フランスは安定した好天のサイクルにあるようだ。
この村のどこを走っても、春を実感出来ていました。 -
レンタカーを運転していて、プリウスは何台か目にしたけど、この日スーパー(Inter Marche)で。
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美しい村、St Amand de Colyの教会。
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LASCAUX 2へ。
クロマニョン人が2万年前に描いた壁画が発掘された後、保存のために寸分違わない複製を11年の月日をかけて複製されたラスコー2へ。
入場は予約制で20名の人員制限で懐中電灯を持ったガイドさんが、案内する。他にも監視の数人がいて、カメラ撮影は厳禁。
暗い洞窟に意外に大きな(大きい牛で10m弱)壁画や小さな鹿(1m弱)位でしょうか、よく描きましたね。2万年前に。 -
洞窟には人数制限で、私たちは、小学生3年生のグループと一緒に入りました。ガイドの説明に、説明途中から手を挙げて質問している子供に共感しました。ガイドの場所場所で質問するので、名前を呼んで指名していたガイドさんは、最後に「 Monsieur !」と言って指名していた。
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入り口の案内板。
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美しい村、Saint-Leon-sur-Vezere
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この夜も、Marieにお願いして、食事を作ってもらいました。この夜は、私たちだけで、Marieの友達を呼んで、4人で。途中で、Marieが、ピアノを弾いてくれました。いい想い出になりました。
15日目の走行:79km(全走行2548km) -
16日目(4月14日)、今日は昨日予約したシャンボール近くのシャンブルドットへ約500km。
昨日予約OKのメールを受け取っていたので、高速の途中で「18時頃に着きます」とフランス語で電話すると、「はい、わかりました」と日本語で返ってきました。
この写真は、想い出多い、Martelの遠景。小さな町ですが、きれいな町でした。 -
ほぼ高速で450kmの移動です。京都から東京に匹敵。高速にも慣れて、フランスの初心者マーク(赤のA)やトラック、意外に多いキャンピングカー、いろんな牽引する車は、右側走行車線を走っているので、追い越すときは130km以上で追い越します。人口密度ならぬ高速の車密度(自分の視野にある車の数)は、多くて10台、平均的には3台かな。
フランス自動車事情。フランス車は、99%マニュアル車と聞きます。
日本では、逆に軽自動車から大型までオートマなのに、なぜ?
フランスの道路事情によるものだということがわかります。
道路はほぼフラットで、市街地には日本のように高い位置ではなく、道路脇の低い位置に信号がありますが、市街地を出ると県道クラスの道路には、信号はほとんどありません。交差は、7日目(4/5)の中でも触れていますが、ホンポアンといって、ロータリーになっています。90kmのスピードから50km位まで減速して、ロータリーに入りますが、車両数が少ないので、スムースに抜けられます。ホンポアンに入れないのは、日本のように交通量が多くて後続車が続いている場合は、割り込むことはなかなか出来ません。車両が続いて来ている場合にはホンポアンになかなか入ることが出来ません。そのような交差は、信号が付いています。パリの凱旋門のロータリーが良い例です。今回のレンタカーで走っていて、ホンポアンが欠点だと思ったことは一度もありませんでした。ほとんどのホンポアンではスムースに通過出来ました。スピードを極端に減速することなく通過出来ます。また、市街地以外の県道や公道、高速(専用道路)では、追い抜きの時の加速が命です。片側一車線の公道90kmの道路で、追い抜こうとすると瞬間的に110から120kmが必要です。その為には、シフトダウンして急速に抜き去ります。私は、オートマでしたので、吹き上がりが遅く、瞬間加速の反応が悪くて、これでは追い抜けないと合点が行きました。
スピード王国のフランス、幸いに事故現場には一度も会いませんでした。
本質的には運転好きのフランス人、マニュアル車で車を操っている喜びを体感しているようです。美的感覚に長けたフランス人のDNAが信じられないほど、汚れた車も多く見ましたが・・・。 -
高速を下りて、ロワール川に。
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最初のシャトウ、シュノンソウー城へ。無事に着きましたが、途中でナビ通りに行っても道が変なので車を測道に止めると、後ろから続いていた車も後ろに泊まって、「エッ!」って思っていると、マダムが降りてきて、「道に迷っているのですか」と。どこから見ていたのかつけていたのか、わざわざ停まって親切に教えてくれました。あとで家内と、「Vous aussi(あなたもですか)と言えば受けたのにね」と、親切をギャグにしました。そして、シュノンソー城へ。一部改装改修でシートがかかっていました。
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この日のシャンブルドット。ここは、シャンボール城に4kmくらいの郊外ですが、ネットでさがした「likhom」の案内に、la propriété de 5 hectares de nombreux animaux, ânes, poneys,moutons, paons, canards... 「5ヘクタールの敷地にロバ・ポニー・羊・クジャク・カモなどの多くの動物がいます」と。日本語をしゃべるフランス人にも興味あったけど、動物にも会いたいと・・・
そのロバは、飼い犬みたいになついて、そのまつげの可愛さには評価が大きく変わりました。 -
クジャクやニワトリ、カモがいる裏庭。
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16日目(4月14日)、前日548km走っていました。
昨日、夕方着いて、部屋を案内してもらって、落ち着いた後、お茶に呼んでいただいて、あらためて挨拶したり自己紹介や旅行の目的などを下手なフランス語で話すと、日本語を交えて話をしてくれます。10歳の姪っ子のJuliaは、日仏辞書GEMを持って、興味深そうに見ていました。Madameは、学生時代交換留学で大阪にひと月いて、一旦フランスに帰った後、早稲田大学に留学し直して、フランス語を教えていたそうです。日本語を話すフランス人にあって驚きましたが、Madameは、フランス語を話す日本人も珍しいと。そして日本人も初めての泊まり客と。
ここの二人の子供、お姉ちゃんのCamilleは5歳。連れて帰りたい姉弟でした。 -
その弟、Jean-Batiste3歳。愛犬のエリオットと仲良し。
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二日目の夜、食事をお願いして、家内も料理の手伝いと、子供たちの遊び相手になりながら、準備ができました。8時過ぎにMonsieurも帰ってきて、みんなで食事です。昨晩にお願いしていたけど、小さな子供がいて大変かなと思いながらお願いすると、喜んで受けてくれました。
シャンパンや白・赤ワインを切ってもらって、白アスパラやMonsieurが猟で穫ったカモのパテは絶品でした。一瓶お土産にいただきました。 -
カモのパテ
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Camilleは、ムービーの映像を興味深そうに見ています。
今日は、シャンボール城とブロア城とブロアの地下駐車場に車を置いて街を歩きました。
17日目の走行:58km(全走行3154km) -
クジャク(paon)を庭で見るのは初めてです。ケージではない庭の外にいるけど、ニワトリ小屋の屋根に飛んだり降りたりで逃げないのでしょうかね。雄雌5羽いました。
18日目(4月16日)、子供たちと別れて、北向かって出発です。 -
明日、Vernonにお呼ばれしているので、今夜は近くのGaillonという街のシャンブルドットまで行きます。
途中で、E.LECLERCというスーパーでトイレを聞くと、案内のマダムが鍵を貸してくれて、開けて使いなさい、場所はその左」といわれて。一人用の大きなきれいなトイレでした。 -
今回はモネの庭に家内を連れて行く途中の道に、右に同じレベル高さの石灰岩の岩山が、左にセーヌ川が流れ、得も言えぬ絶景の場所があり、ビデオを撮ったり、デジカメに収めたりしました
この道も、この時間帯ほとんど車は見ませんでした。 -
そして、小さな町の駐車場に停めるて、周りを見ると、「どこかで見た風景だ」と知りましたが、2年前に来た町だとはその時は理解出来ませんでした。数秒後に、「Victorたちと来た場所だ」とわかり、その時は、まだフランスの美しい村の存在を知りませんでしたし、Victorたちは説明してくれたかもしれませんが、きれいな場所だという意識だけで、私は理解していませんでした。
そこが、2年前に来た、美しい村 La Roche-Guyonでした。
見覚えがあるけど、同じ場所だと気がつくのに数秒かかりました。 -
ここに着いたのは、夕方17時前で、帰る人が多かったが、入る人は私たちだけだった。18時閉園で一時間ほどしか無かったが日本人にも会わず園内も前回の2割程度で、モネの家も、ゆっくり見ることが出来た。
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園内は、春の花が咲いていたが、チュリップが多く、藤は芽吹いたところだったが、新緑がやさしかった。
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人がいないので本当に静かな庭巡りでした。
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モネの家を望んで。
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そこから10kmほどのところのシャンブルドットへ。ここで2泊。
18日目走行:280km(全走行3434km) -
19日目(4月17日)、朝散歩に出ると冷え込んでいて、フロントガラスはうっすら凍っていました。
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私は2度目(2008年春)家内は初めてのVictorの両親の家に。Laetitia et Victorはパリに住んでいます。
シャンブルドットから8km10分でナビはヴィクトールの家に。玄関前に、家族総出で迎えてくれました。 -
parents de Victor,maman de Laetitia,Frère de Laetitia, fVictor de frère(Fred), amie de la familleの総勢10名でお昼をいただきました。
Laetitiaのママと弟もパリから来てくれて、食事の後に、車で近くを案内してくれました。 -
春の穏やかな一日で、庭の桜が満開でニワトリや愛犬も楽しそうに遊んでいました。
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Fredの案内でシードル農家へ行きデギュステをした。
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familles de Laetitia
アイスランドの噴火によるCDGの閉鎖が続いて、15日から飛行機が飛んでいない。この日も、快晴で「sans nuage et pas l'avion」(雲もなく、飛行機雲も無い)と。
家族のみんなも、帰国を心配してくれて、「29日は多分大丈夫だよ」、「部屋が空いているからここで生活したら」などと。
19時半頃、みんなとお別れしました。ありがとうみなさん。
走行:16km(全走行3450km) -
20日目(4月18日)、今日は2年前Rouenで世話になったfamille d'accueilli(ホームステー)のOlivierの家と、一緒に勉強してまだこちらに滞在している友達に会う。シャンブルドットから20分ルーアンの街に入り、お気に入りのカトリーヌの丘へ行って、市内の眺望を。今日も快晴で、セーヌも風も空気もすべて穏やかで、迎えてくれました。
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2年前、この街に8週間いて、Olibierの車の助手席に数回乗せてもらったりして街を走ったが、まさか自分でこの街を運転するなんて信じられなかった。centre villeの地下駐車場に入れて、Mikikoたちと合流。Mikikoの会話力は、3段階もbon progrèsですっかりフランスしていました。Hiroko aussi.
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ルーアンでのお気に入り、St-Ouen(サントーアン)の教会の庭で。日曜日の昼で人も少なかったです。ここから2分のところに、chez Olivierが。
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2年ぶりの再会。家族で歓迎してくれました。
賢い愛犬Teossも元気で、今回の車を運転しての旅行を喜んでくれて、「ideauxはフランス人になったね」と。
手作りガトーとカフェを。いろいろ話をして別れました。 -
21日目(4月19日)、2年前毎日のように往復道で通っていた時計塔通り、家内を案内しながら、8週間通った学校に。事務のVéroniqueは信じられない顔をして「ideaux」と、名前を覚えていてくれた。
12時前で、授業が終わるのを待つつもりだったが、授業中にも関わらず、なじみの先生がみんな居るよと、家内共々教室に連れて行ってくれて、Céline,Nathalie,Nezha先生もビックリだった。 -
学校の最寄り駅、St-Severの教会。
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その教室風景、「ideaux 写真撮って」と。この月曜日から日本の生徒が3人来る予定だったが、火山の影響でCDGが閉鎖の為、キャンセルになったとか。東洋系の生徒は、韓国と中国とのこと。
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2年前には改修中で工事シート越しにしか見ることが出来なかった裁判所に行けて成就出来ました。Beaux-arts (美術館)と工芸金具美術館を訪れました。
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金具美術館、鍵やナイフ・フォーク・アイロン、門扉の金具、金具にまつわる工芸品が。
同じ春の時期にこれて、本当に懐かしく歩けました。
記念に、ルーアン焼きのプレートを買い求めました。 -
22日目(20日)、昨日は徒歩でのルーアン観光。今日は、Hirokoのお勧めで、彼女が仕事しているホテルのレストランで昼ご飯。そしてお土産などのショッピング。
SNCFから500mほどの住宅街の中にある、シャンブルドット。 -
Hotel l'Europe
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menuコースのお皿がすべて同じデザインのルーアン焼きでした。
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記念のルーアン焼きのお皿を買い求めに行ったお店。入ると、絵付けしているmonsieurが一人居て、 BGMが松たか子のCDがかかっていました。聞くと、行ったことは無いが、日本贔屓で日本に夢中だと。
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7日の夜、カルカソンヌのシャンブルドットのChristopheから「Objetoublié」(忘れもの)のメールが。シャンブルドットの移動で、17日に行く、Victorの両親の家に郵便で送ってくれるように返事した。Victorに郵便が届くので受け取って置いて欲しいと電話連絡をしていた。
ところが、17日に行くと「pas encore」と。昨夜携帯電話に郵便物が届いたとのこと。明日取りに行くというと、17時頃にということで夕方パパとマモンの家に取りに行った。お礼を言って、再度の挨拶でお別れをしました。 -
22日目は、2001年に初めてフランスを旅行したCaneやFalaiseに寄ってLe M-S-Mに行く予定だったが、前日にVictorのmamanから荷物が届いたと連絡が入って、17時頃に取りにきて、とのことで、この日もRouen泊で、別のシャンブルドットへ。昨日までの2泊したシャンブルドットから1kmほど西の所。
mamanの家まで往復して、125km(3696km) -
23日目(21日)、RouenからA13,A84(E401)でM-S-Mへ。途中のパーキングエリアの木製ベンチで休憩と昼食をとり、Caneを通ってPontaubaultで高速を下りてD43からD75に入ると、遠くにモンサンミッシェルのシルエットが。
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15時頃、M-S-Mのシャンブルドットに着いたが、チェックインまで時間があるので、車を停めて、歩いてM−S−Mへ。
玄関には、「complet(本日満室)」の案内が。
66ユーロでした。 -
シャンブルドットから見たM-S-M.
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M-S-Mの五つ星ホテル。
ここを検索したら、250ユーロでした。この差は??? -
車道の横の道をゆっくり歩いて。
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やや西側から。この季節、引き潮で歩いている人がたくさんいました。
天気もよかったので、二人も歩いてみました。 -
北側の岩の上に、満ち潮を知らせる警報の下に、カモメが巣作りをしていました。警報がなったらうるさいだろうに。
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残り半周。
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背中に「GUIDE DE LA BAIE(湾案内)」と。
湾の中は、ガイドさん同伴でないと入れないそうです。 -
M-S-Mの門を入ったGrande Rue(大通りとは名ばかりです)の左手にLa Poste郵便局があります。M-S-Mの絵はがきを買って、投函しましょう。
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正面に、シャンブルドットが。
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今は陸続きで、堤防を歩いてもしくは車で行けるが、その堤防の影響で砂洲化して生態系に悪影響があるとして、国家プロジェクトが進んでいる。
その解決策? -
工期予定表、2006年から進められ、12年に完工予定。
23日目の走行:374km(全走行3945km) -
24日目(22日)の朝、名残りの写真を撮りに行ったら、放牧された羊の群れに遭遇。朝の早い時間に散歩ですかね。圧巻でしたね。
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le M-S-Mに別れを告げてD275を東へ、途中に牛の放牧地に。道路を走っていても、景色からは今が2010年と感じる現代遺物が目に入らない風景はこれからも受け継がれて行くのでしょう。
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le M-S-Mを東北東の角度から見える、Avranchesという村に行き、約5km沖に見える地点まで行った。
2月に京都の贔屓にしているカフェ・ランチ店で、写真展を開催していた同世代の写真家が「車で旅行するなら是非、行きなさい」と薦めてくれた。車でしか行けない場所でした。 -
牧草地が広がる平原で、民家は遠ーくにしか、見えません。
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牛ものーんびり。
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大西洋に突き出すように面している漁師町、Granvilleでお昼。
ヨットハーバーがあって、フランスのヨット協会の本部がありました。 -
le M-S-Mから約400kmの今夜のシャンブルドットへ。
美しい村には指定されていないが、2年前に行った、Veules-les-Rosesに寄ってFlainvilleへ。
24日目の走行:377km(全4322km) -
ここでは一泊。ここに予約を入れた段階でテニスコートがあることで、楽しみに来た。salle a manger(食堂)から。
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朝食後、ラケットとボールを借りて、ボレーボレーやハーフボレーなどで遊びました。宿泊のフランス人親子もやりたかったようですが、先に旅立ちました。
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大西洋。
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Dieppeの丘の上にある教会。道に迷って時間をとられ、写真右の黄色いレストランに予約なしで入ったら、満席で「次の機会に」と。トイレを聞くと、「ドーゾドーゾ」と貸してくれました。出てからドアーにMICHELINマークが。
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Dieppeの海辺を挟んで約1.5kmのグリーンパークがある。その両サイドに小高い50mくらいの丘がある。
北の丘に教会があり、反対の南の丘には、Dieppe城がある。城の丘から対峙する教会のある丘を眺めました。 -
今日のシャンブルドットは、Dieppeのoffice toursmeで紹介してもらいました。
Dieppeの町外れにある、ゴルフ場に隣接していました。
外れとはいえ、日本で言うと、どの家も1000㎡はある高級住宅街で、
庭側はゴルフ場に繋がっている。
25日目(4月23日)の走行:72km(全4394km) -
26日(4月24日)、朝起きて朝食前に高級住宅街を散歩してると、放牧場かと思える平原が現れ、そこがなんとゴルフ場。日本のように巨大なネットで覆われることなく、数名のゴルファーが思い思いに練習している。みなさん素晴らしい球筋のボールを打っていました。
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ここは、イギリスに近いので、クラブハウスもセントアンドリュースやイギリスの雰囲気漂う建物でした。
このコースの横に、Lycee du Golf(ゴルフ高校)も。 -
シャンブルドットに帰って部屋からよく見ると、20ヤード先はコースでした。ここのMonsieurは、庭先からコースに出ると言っていました。
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今日は、レンタカー最終目的の地、Lilleへ向けてFredの家の近くの町へ向かいます。シャンブルドットを出ると、目の前にゆっくり走る幌付きのクラッシックカーが。走っているのは初めて見ます。フォードの初期の車と思われます。四輪馬車の荷台にハンドルが付いているような、タイヤは太い自転車タイヤのようです。追いついて写真を撮ったりしていると、手で「追い越して」と。勿体ないので、ゆっくり後をついて行きました。
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助手席の家内が、デジカメで数枚撮りましたが、どれも手ぶれで一番良いのがこの写真。この時、ムービーもセットしていなかったので貴重な車を収めることは出来ませんでした。
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A28で高速のサービスエリアで休憩。そこの池にカルガモ親子が。ひなは1〜2週間でしょう。5羽が親の周りを忙しそうに泳いでいます。
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サービスエリア、この池にカルガモが。
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サービスエリアの一角。
ゆったりして、ここは公園か?と思えるほど。 -
この日は、シャンブルドットが近くで見つからなかったので、車で走っている時に、ホテルを見つけることに。Lilleまで25kmくらいのBailleauという町で、Belle Hotelを見つけたので、停車させてホテルへ。
二つ星で71ユーロ朝食なし。8000人の町のホテルも快適でした。
相棒のプジョー207も明日でお別れ。ナビとムービーカメラをセットして、4500km走ってきました。
車を離れる時は、必ずセットから離脱し戻ると装着の連続でした。 -
市街地です。教会があり、市庁舎も広場もこの一画にあります。
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フランスを南からあがって来たけど、この町の屋根の形は、北部特有で階段状になっています。北部に居ることがわかります。
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町の図書館です。
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町中の図書館から500m行くと、その先に畑が目に入ってきます。
「フランスには二つの町がある。一つはパリともう一つはパリ以外である」と。まさしくその通りだと実感した旅行でした。
26日目の走行:216km(全走行4610km) -
26ヶ月のRomain君。庭で駆け回っています。
6月には、お兄ちゃんになります。 -
昼食時をさけてお邪魔しました。patissieur(ケーキ屋さん)にオーダーして待っていてくれました。
❮Vienvenue en France❯と。ようこそフランスへ -
家族も集まってくれて、大歓迎を受けました。
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ありがとう みなさん
Sabine 元気な赤ちゃんを。 -
夕方、お別れして、レンタカー返却のLille駅へ。
駐車場は「Lille Europe」最初は別の駐車場に入れて、係員の人に尋ねると違っていて、出口のバーを開けてくれて、丁寧に教えてくれ、反対の道に出てその先の地下駐車場と。
正規の駐車場に入れて、レンタカーの旅はここで完結しました。
初めての運転で、危ない思いも数回したけど、事故も無く傷もつけなく、4673km走りました。
ありがとう 相棒。忘れることはないでしょう。そしてすべてのフランスを。 -
走行距離:4673km
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鍵を返しにTGVリールヨーロッパ駅のNational/Citerに。
ここでは、何のチェックもされず、鍵を返すだけでした。 -
駅のビルにあるホテルにチェックイン。
無事を祝って、二人でささやかな打ち上げのDine夕食へ。
おつかれさまでした。ビールがおいしかったこと。 -
9時過ぎのリール。きれいな夜空でした。
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旅行中に、フランスから荷物を送りました。
郵便で、一箱41ユーロ(5232円/127.617円/ユーロ)で7kgまで。リールで三つ目の箱を送りました。自宅に届いた三箱は見事に開封チェックされていました。
衣類とパンフレットや本・雑誌・新聞などと、食品以外の土産ものを送りました。 -
4月26日、リールからTGVでマルセイユに向かいます。
エールフランスのチケットは、関空ーCDG−マルセイユの往復を取っていたが、出発する段階では、リールに車を返して、Parisに行き3泊するつもりでした。しかしアイスランドの火山噴煙の影響で、」CDGが閉鎖されている19日に、滞在していたRouenのエールフランスの事務所に行き、変更の手続きをすると、「Fixで変更すると手数料が100ユーロほどかかること、それに当日段階では、CDGの復帰が読めていないので、CDGからの搭乗よりは、マルセイユに戻って、最悪でもマルセイユから南回り、例えばドバイ経由もしくはカイロ経由で乗り継いで帰れる方法があるが、CDGからでは、噴煙の影響が大きく、マルセイユより飛ぶ確率は少ない」とアドバイスを受け、その段階でマルセイユに戻ることを決めて、行動した。TGVで北のリールから南のマルセイユまで乗れたことやマルセイユを堪能出来て結果的には良かったと思います。 -
リールーマルセイユの直通TGVは、日に4本。5時間半かかります。
車窓からフランスの北から南まで景色を楽しむことが出来ます。
車内は、7割程度。
どこから乗って来たのかわかりませんが、マルセイユまで行った、マドモアゼル4人の会話で、「Oui,」が「オエ」と。方言でしょうね。 -
マルセイユで泊まったホテル。駅の近くで部屋から駅舎やTGVが見えています。
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マルセイユの町歩きで、ド・ラ・ガルド寺院を。
マルセイユのランドマーク、船乗りの航海の安全を守っているとか。 -
寺院から見たマルセイユの街とそれに続く海。
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ド・ラ・ガルド寺院を市街地の市役所広場から。
ヨットが所狭しと係留されています。 -
TGV St-Charles駅の階段したのレストランから駅を。
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15時の気温が31℃と。帰国前日4月28日でした。
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カフェで一休み。
若者は、真夏の軽装です。
約ひと月、フランスを南から北にレンタカーで観光しながらの旅は、投資した費用の5倍の効果や出会い喜びがありました。
二人の心配や家内の心配もすべてクリア出来て、見守ってくれたすべての人に感謝しています。
概ね天気に恵まれ、春のやさしい風を感じ、人の温かさを存分に味わいました。フランスのみなさん、ありがとう。
また、チャンスをみつけて、秋のフランスを車で駆け巡りたいとプランを進めます。 -
ひと月前の3月30日に借りたレンタカーのブース。マルセイユ空港のレンタカー事務所は、空港駐車場の中に、各社のブースが並んでいます。帰国の空港で撮影です。
Nationalは、AvisとEuropecarの間に見えます。 -
4月4日、アヴィニョンで駐車違反の切符を切られた。
サンベネゼ橋の近くの広場(観光バスや乗用車が停まっていた)に、丁度あいたので停めた。禁止の表示は見当たらない。食事と観光を終えて帰ってくると、ワイパーに通達切符が。「ガーーーーンン!」
タバで処理している風景です。 -
フランス人の友達に聞くと、「海外の旅行者は無視していい」、「日本に請求があってからで良い」「30日以内にTABACから印紙を貼って、切手を貼って投函する」などの情報。切符には、印紙を貼って投函と。35ユーロの罰金をマルセイユのタバで支払ってきました。
この事件も今回の記念として、記しておきましょう。
アイスランド火山で、日本からもメールをもらって心配もしましたが、その時は、「よし、フランス旅行が延長出来る」と半分喜んだり。
無事にこのように、旅行記を完成出来て、これ以上の喜びはありません。
次のフランス旅行の計画を! ーFINー
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この旅行記へのコメント (4)
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- kskspiyoさん 2010/06/17 15:27:25
- アヴィニョンの駐車場
- ideauxさん、はじめまして。
一ヶ月の旅行、楽しそうですね。これだけ写真があると、ページは重いですが、参考になります。
ところで、駐車禁止切符を切られた駐車場、わかりますよ。あの、観光バスが停まっている、便利そうな駐車場ですよね。あそこに停めると、切符を切られるわけですか。不運でしたね。
でも、サイトを見ているわたしたちには、罰金の払い方などがわかってとても参考になりました。
また、フランスに行って、楽しい旅行記を書いてください。
- ideauxさん からの返信 2010/06/17 20:42:20
- RE: アヴィニョンの駐車場
- kskspiyoさん こんばんは
Orange方面からAvignonに入って来て、左折したら右手に駐車スペースがあって、数台が出入りを待っている状態でした。観光バスは10車以上停まっていたし、バス専用の標識も見当たらないので、つい停めてしまいました。車を降りるとその左手にバーのある有料駐車場があるのも確認したのですが、15倍以上のペナルティーを取られました。(国内では、ゴールドカードです)
今秋、CDGから時計回りで3週間で3000km、LYONまでを計画中で、レンタカーでのルートとシャンブルドットを検討中です。「おっかなびっくり・・・・」を見て、さらに判断が右に左に揺れ動いています。同じような旅行をされている方を知ると、共鳴する以上に勇気をいただいたような気持ちです。私は個人で2008年6月にStrasbourgに3泊し、ライン川に架かる歩行専用のEU橋を渡りドイツ・Khelに夕食を食べに行きました。Colmarも日帰りで観光し、TGVでParisに戻りToursに行きました。その時はsncfのcarte senior(60歳以上半額割引制度)を利用しての列車の旅でロンドン・ブリュッセル・ルクセンブルグを移動しました。
これからも元気で旅行出来るように日々管理に努めましょう。
みなさんのフォートラを楽しみにしています。
- kskspiyoさん からの返信 2010/06/18 10:26:05
- RE: アヴィニョンの駐車場
- 早速、お返事ありがとうございました。
ideauxさんを尊敬するのは、短期留学をなさってフランス語を身につけられたことです。
秋にまたフランスドライブ旅行をご計画中とのこと、羨ましいと同時に期待しています。
わたしが車で行けなかったシャンパーニュ地方なども、隅々まで走ってきてください。
ブルゴーニュは葡萄の実る絶好の季節でしょうね。本邦未紹介の村々の様子を、またブログで紹介してください。
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- tomokoさん 2010/05/24 20:15:48
- 素敵です!
- 緑の濃淡が何ともいえない美しさですね。広い大地と太陽と水に恵まれたフランス!それぞれの町にそれぞれのウ美しさを見せる、本当に素敵な国だと思います。写真を見ているだけでとても癒される風景ですね。
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