2010/10/02 - 2010/10/16
14位(同エリア250件中)
ココアさん
ドイツ観光街道のひとつに、『ベルクシュトラーセ』があります。
ヘッセン州南部の、ダルムシュタットを起点に、南へと続きます。
主な有名な街をあげると、
ダルムシュタット、アルスバッハ、ツヴィンゲンベルク、アウエルバッハ、ベンスハイム、ロルシュ、ヘッペンハイム、ヴァインハイム、ハイデルベルク。
「ドイツの春の園」と称される、ドイツのワイン生産地域のひとつ『ヘシッシェ・ベルクシュトラーセ』がここにはありますが、春の訪れが早く、3月〜4月、なだらかな山々(というよりも丘ですが)、その斜面は、アーモンドや桃、桜などの果樹の白い花々で一杯になります。
また、丘の上には、お城が続きます。
フランケンシュタイン城(例の小説のヒントとなった場所)
Auerbacher Schloss
Schloss Schoenberg
Starkenburg
Wachenburg
Windeck
Strahlenburg
Schloss Heidelberg
まず、隠れ家的な静かな古い街『ツヴィンゲンベルク』と、次に、ベンスハイムの街とヘッペンハイムの街の間にひろがる、美しいぶどう畑の自然の風景をアップします。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
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イチオシ
【ツヴィンゲンベルク Zwingenberg】
ここは、本当は誰にも教えたくない、とてもちっちゃな街。
写真の丘の上の教会Bergkircheが象徴的な街です。 -
まず、街の入り口に建つ、Schloesschen Rathaus(小さい街だから市庁舎と訳してもいいのかなぁ?)。
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Schloesschen Rathausを通って、街中へ。
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Rathausの裏側。
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で、後を振りかえると、ドイツの観光本に登場する、お馴染の構図です。
向こうにBergkircheが見えます。
この路からも行けますが、 -
こっちの路から、街のハイライトの広場へと行きます。
といっても、徒歩一分位ですが。 -
ここが広場。
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で、その広場を上からみると、真ん中に、木がこんもりとありますね。
そこにですが、 -
こんな、くつろぎの泉があります。
子供達が、ここで静かなひと時を過ごしています。 -
ほんとうに、ちっちゃな広場です。
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広場を取り囲む木組みの家々。
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ぐるりと観てみます。
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ホント、静かです。
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平和な街。
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路を、ほんの少し南へと進むと、オシャレそうなお店が。
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中から音楽が聞こえてきます。入りたいですが、地元客で無いと浮いちゃいそうなので、遠慮します。
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教会へ昇るため、路を北へと戻ります。
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ちょこっと歩いて、
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程なく、折り返します。
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坂道を上ります。
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ここは、ガイド本で、Weg zur Bergkircheとして写真が掲載されている構図。
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典型的なAltstadの寸景。
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ここでさらに折り返し、
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直ぐに上へ到着。
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この階段を上ると、
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教会に着きました。
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イチオシ
さっきの広場が臨めます。
この構図も、ガイド本に出てきます。 -
ズームでちょっと寄った構図。
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さて、上って来たのとは反対方向に降りて行きます。
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夕方の青い空。
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それにしても、平和で、長閑で、静かです。
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収穫の時期の喜びを表す意味でしょうか、飾り専用のカボチャが、あちこちに見られます。
(日本同様に、ドイツも最近影響されてきているハロウィンとは全然違って、前からあるそうです。カボチャスープにする人も居たそうです、今でもいるのかなぁ?) -
Rathausの横の小さな泉。
ここにある駐車スペースにちょこっと車を停めました。 -
Rathausの反対側を眺めながら、この街を後にします。
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【ヘシッシェ・ベルクシュトラーセ】
さて、南下して、ベンスハイムとヘッペンハイムの間には、一番の見どころがあります。
ドイツのワイン生産13地域のひとつ、『ヘシッシェ・ベルクシュトラーセ』であり、とても美しいぶどうの丘が続くのです。
ここは、ベンスハイムの街の南のはずれ。この歩道を、左に展開する丘を眺めながら、多くの方がジョギングしています。 -
左の葡萄畑に入ってみます(お散歩コースになっています)。
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葡萄の木々は背が低いので、この様に、綺麗な直線の模様に見えます。
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南の方を観るとこんな感じの丘。
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ハイキングコースの案内看板でしょうか。
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解説の看板が沢山あります。
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イチオシ
北を観ると、こんな感じの丘。
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南を振り返りながら、丘を北へと上っていきます。
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目指すは、北にある、あの丘。
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目の保養になります。
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南の方を振り返ります。
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南西を俯瞰します。
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イチオシ
で、真南のあの方向に見えるのが、ヘッペンハイムの街にある、Heppenheimer Schlossbergという丘です。
丘の上には、Starkenburgのお城の塔が見えます。 -
観光客に、やさしいお散歩コースです。
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陽が沈みゆくなか、ヘッペンハイムの街方向の、右のHeppenheimer Schlossbergの丘と、上に建つStarkenburgのお城の塔を眺めています。
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丘を下ります。
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日没寸前。
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あっという間に真っ暗です。
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ベルクシュトラーセの観光ガイド本としてイチオシが、左の本。
大抵の街とお城が網羅されていて208ページ。
写真も充実です。
右の本は、ベルクシュトラーセ、オーデンヴァルトなどの街が余すところなく取り上げられています。が、写真の質が悪いですね。 -
左の本は、ブルク・フランケンシュタインや、シュロス・アウエルバッハなどが取り上げられています。
右の本は、写真が一番綺麗ですが、ページ数が少なく、ハードカバーなので、絵本的な雰囲気。
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この旅行記へのコメント (6)
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- とんちゃん健康一番さん 2011/01/03 09:07:45
- たまりませんね。
- ココアさんへ♪
新年あけましておめでとうございます。
このショット、美しいですねぇ〜!
たまりません。
早くドイツへ行きたいですぅ。
(その前に9月の旅行記をアップしなきゃです)
ココアさん!本年もどうぞ、宜しくお願いします。
- ココアさん からの返信 2011/01/04 08:34:09
- RE: たまりませんね。
- とんちゃんさん、明けましておめでとうございます。
今年はさらにドイツ語パワー・アップされることと思います。
> 早くドイツへ行きたいですぅ。
とんちゃんさんには、是非今年は、ドイツ最高の時の4回、お越し頂きたいなぁ。
(街ではなく、街の外の)畑や平野部が、一面桜や菜の花で溢れる4月が最高だし、そしてその後の新緑が美しい5月はどこもかしこも輝いているし、ドイツの各木組みの家々の街としては、窓辺がゼラニウムで一杯の真夏の7月が良いし、葡萄畑が最も綺麗に撮影出来る9月もたまらないし、これらの4回のドイツの最高の時に来てもらえて、ご主人と共に、我が家と一緒に、このベルクシュトラーセもそうだし、その他、ドイツで穴場で最高の各村へとドライブに行けたらいいなぁ、と思います。うぅ〜む、4回は無理かなぁ(^^;
ココア
-
- nomo1215さん 2010/12/23 22:05:15
- 素敵なぶどう畑・・・。
- ココアさん
こんばんは・・・。
『ぶどう畑の小さな村』の旅行記にお邪魔させて頂きました。
・・・とっても素敵な旅行記と素敵な画像の数々・・。
ココアさんの旅行記の画像はどれもとっても綺麗で
まるで絵葉書を見ているようです。
ツヴィンゲンベルク・・素敵な夢のような街並みですね。
木組みの家々・・の並ぶ風景を拝見するとやはり異国・・。
・・と感じます・・。
そして・とても美しいぶどうの丘・・優雅でゆったりとした
時間が流れているように思います・・。
仕事でワインの勉強を随分させられました。
あの頃は、勘弁してよ・・。と、ぶどうの画像を見るのも
嫌だった事をなんとなく思い出しました。
・・仕事から離れて、ココアさんのこの旅行記で
ぶどうの木の綺麗な直線の模様が何とも懐かしい記憶として
思いだしてちょっと感傷に浸りながら・・楽しませて
頂きました。
素敵な旅行記に感謝です・・。
nomo1215
- ココアさん からの返信 2010/12/28 14:22:14
- RE: 素敵なぶどう畑・・・。
- nomo1215さん、おはようございます。
カキコ頂きありがとうございます。しばらくの間、うちの家族は留守にしていたので、レスが遅くなりごめんなさい。
> 『ぶどう畑の小さな村』の旅行記にお邪魔させて頂きました。
> ・・・とっても素敵な旅行記と素敵な画像の数々・・。
> ココアさんの旅行記の画像はどれもとっても綺麗で
> まるで絵葉書を見ているようです。
ベルクシュトラーセ(丘街道)を観て下さって、本当に嬉しいです。ドイツの観光街道、沢山ありますが、日本の観光ガイド本では、ロマンチック街道とか、古城街道とかばかりで、ドイツ人が好きで、また、わたしが好きな、『木組みの家街道』とこの『丘街道』が全然載っていないのです。
今回は、ベルクシュトラーセ−その1−ですが、とってもお気に入りの、ちっちゃくて、素朴ですが、まだまだ続編を沢山アップするので、お時間があれば、そのうち観てくだされば嬉しいです。
> ツヴィンゲンベルク・・素敵な夢のような街並みですね。
> 木組みの家々・・の並ぶ風景を拝見するとやはり異国・・。
> ・・と感じます・・。
ベルクシュトラーセの中でも、日本人が先ず行かない街かもしれません。ヘッペンハイムと、ベンスハイムは凄い素敵で有名なので、日本人は時々行くかもしれませんが。
> そして・とても美しいぶどうの丘・・優雅でゆったりとした
> 時間が流れているように思います・・。
こういう場所、街を急いで周るツアーでは無理だと思います。ゆっくりと、何もしないでぽやち〜んとしているだけに向いている場所です。体と精神を休めに行くスポットでしょうね。
> 仕事でワインの勉強を随分させられました。
> あの頃は、勘弁してよ・・。と、ぶどうの画像を見るのも
> 嫌だった事をなんとなく思い出しました。
お仕事でワインですか、大変でしたね。いつか機会があれば、いろいろと教えて頂きたいです。わたしはラインガウの醸造所巡り、葡萄畑巡りが大好きなのですが、趣味が仕事となると辛いかも。。。旅行が趣味でも、それが旅行会社だとか、仕事になると、趣味が嫌いになっちゃうケースもありますね。
> ・・仕事から離れて、ココアさんのこの旅行記で
> ぶどうの木の綺麗な直線の模様が何とも懐かしい記憶として
> 思いだしてちょっと感傷に浸りながら・・楽しませて
> 頂きました。
とっても素敵なコメント、ありがとうございます。
ココア
-
- eibonさん 2010/11/23 23:17:31
- 泉の水の美しきこと!
- どこか四つ角から笛吹きが現れそうな
深みのある街ですね!
綺麗な街並みであって、それでいて真面目さを感じる
ドイツの街の造形がとても心を惹かれる面があるのですが!
それ以上にココアさんのブログの構成の良さに引き込まれていく
これが本当の所でしょうか♪
そうですよね!ブログはドイツだけではないですものね!
次なる「引き込みの書」お待ちしています
eibon
- ココアさん からの返信 2010/11/24 23:53:42
- RE: 泉の水の美しきこと!
- こんばんは。
「どこか四つ角から笛吹きが現れそうな」という表現、たしかにそんな感じですね。
また、中世の格好の人が現れても、全然違和感の無いのがドイツの(大戦で空爆を受けなかった)各街の特徴ですね。
笛吹き以外に、アコーディオン弾きとか、昔のオルゴール弾きが、昔の音楽を奏でるのが似合います。実際に、そういう人がドイツには沢山見かけますし。
ドイツは、凝った撮り方をするのではなく、ましてや他国の都の様に、加工した撮影をするのでもなく、ありのままを撮影するのが一番いいみたいです。
ココア
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