2010/03/01 - 2010/03/01
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S...t...e...Pha...n...i...Eさん
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何とか卒論も無事に提出までたどり着き、
(12月の追い込みがきいたね。)
何とか単位も足りて
これで晴れて卒業です!!
おめでとう!私たち!!
いざ、卒業旅行へ=З
当初、トルコへ行った女3人での旅行を計画していた。
しかし、何せ学生。
どう頑張ってもお金がたまらないってことで1人脱落(涙)
・・・でもいきたぁ――――い!!!!
ってことで2人でも行くことにしました。
だって卒業旅行は絶対スペインにしような!ってずっとずっと楽しみにしてたんやもん!
でも私たちもお金に余裕があるわけじゃないので、
削れるとこは削って削っての節約旅です☆笑
タクシー?何言ってるの、若いんだから歩け歩け~!
みたいな(笑)
●旅程●
1日目 大阪→ヘルシンキ乗換え→マドリッド(マドリッド泊)
2日目 マドリッド→午前トレド観光→午後マドリッド観光(マドリッド泊)
3日目 マドリッド→午後セビーリャ(セビーリャ泊)
4日目 午前セビーリャ→午後コルドバ(コルドバ泊)
5日目 午前コルドバ→夕方グラナダ(グラナダ泊)
6日目 グラナダ観光の日
↓寝台列車
7日目 バルセロナ観光の日その①(バルセロナ泊)
8日目 バルセロナ観光の日その②(バルセロナ泊)
9日目 朝バルセロナ発
↓
10日目 大阪着
―――――――――――――――――――――――――
⑧グラナダ・アルハンブラ宮殿その1
ずっとずっとあこがれ続けたアルハンブラ宮殿。
ここに来ることをどれ程夢見たことか…!!
中学の歴史の授業で習い、それからずー――――っとこの目で見たかった!
だから穴が開くんじゃないかってくらいじっくり見てきました☆
もちろん写真も半端ナイ・・・;
説明は後で買ったガイドブックによるものです。
間違ってたらごめんなさい。
⑧はアルハンブラ宮殿のナスル朝宮殿が主です。
(メスアール~ライオン宮の1階)
それでもすっごく長くなっちゃったけど、これで様子がちょっとでも伝わればいいなと思って、いっぱい写真載せました。
飛ばし読みでも見てもらえたら嬉しいです☆
ではでは覚悟して(笑)、
夢の宮殿にゴーゴー♪♪♪
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス タクシー
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
おはようございます〜♪
はい、只今7:00過ぎです。アルハンブラミニバスに乗っております。
乗客は私たちの他に女性が一人。
1.2ユーロ、約10分、32番のバスで
アルハンブラのチケット売り場まで〜
まだ暗いけど月明かりに照らされるアルバイシン地区が見えて、なかなかいい景色でした♪
(写真は無いけど・・・) -
チケット売り場に到着〜♪
イェーイ!一番乗りぃ!!
って思ったら…!!!
既にフランス人のマダムがっ!!
7:30過ぎになると後ろにはもう15人ほど並んでて、アルハンブラの人気っぷりが良く分かる。 -
8:00に念願のチケットゲットです〜☆
あー早く入れてくれないかな〜
(そわそわ、どきどき…☆)
と待つこと20分!
あたしのチケットは8:30〜王宮入場で14:00まで見学できるっていうチケットだったんやけど、ゲートが開いたのは8:20!
けっこうゲートから王宮の入り口まで遠いんよね〜><
ってことで急ぎ足で入り口へ=З -
でもね、入り口までの道のりもステキなんですよね〜♪
朝日に照らされて空気も澄んで、しかも快晴☆
きーもちいー(m´ω`m) -
でもさ、皆ちょー駆け足で入り口に向かうからさ、
こっちまで焦ってさ、
なぜか皆で競争してるみたいやった。笑
←アルハンブラ宮殿は高いところにあるから見晴らしも抜群なの! -
あれはサンタ・マリア・デ・ラ・アルハンブラ。
教会もあれば、ホテルもあったりして、敷地内なのになんだかひとつの町のよう。
それもそのはず、昔、このあたりの宮殿の周りは市民の住んでいたメディナだったのです!!
ほ〜〜 -
近づいてみると結構大きい。
レンガの積み方も今までとちょっと様子が違って面白い♪
それにしても気持ちいいくらいの青空♪
もうこの旅行も6日目だけど、こんなに晴れたのは初めて☆
一番楽しみにしてたアルハンブラ宮殿の日に晴れてめっちゃ嬉しいわぁ〜^^ -
ず〜っとみんなと競歩で競争しながら(笑)、
やっと到着ぶどう酒の門!
ここから先はアルカサバに続いてる。
あたしたちは勿論先に宮殿へってことで回れ〜
右っ!!
(←影で出演の私たち☆) -
ナスル宮殿へ入る入り口付近からはこの景色!!
はー―――
もー――――
感動ー―――――――――☆☆☆ -
可愛い白い花と白い街のステキなコラボ☆
このお花は…アリッサム??
ガイドブックに乗ってるアリッサムってゆうお花と似てるんやけどなぁ。。。 -
いよいよ入城です〜^^
これから入るのはナスル朝宮殿。
この宮殿は大きく分けて3つの宮殿から成っています。
入り口から奥に進むにつれて、
メスアール宮、コマレス宮、ライオン宮
と続いていきます。
じゃ、まずはメスアール宮から♪
お邪魔しまぁす〜♪ -
ここからお部屋に入っていきます。
メスアール宮は王宮の中でも最も改造を強いられた部分。
この改造はキリスト教による征服後、新しい用途や機能に適応させるために、時には壊して改造することもあった。
その為、どのような経路でこの姿になったのかということは大変推察が難しいそうです。 -
最初のお部屋は
メスアールの間。
おそらく現存する王宮の中では最も古い部分。
ここは王立裁判所が設置されていたらしい。
レコンキスタ後はここはキリスト教の礼拝堂だったんだって。
2階みたいになってる木製の欄干は合唱隊席の名残。
ここでは天井にも注目してね☆
もとはステンドグラスだったんだって。
今は木製だけどステキやで〜^^ -
ではではお隣のお部屋へ=З
ここは祈祷室。
レコンキスタ後は聖器具室。
眺めが最高★ -
アーチの向こうに見える景色は
まるで絵のように美しい*。・.*'。
こんなとこで祈れば神様にも届きそう…☆ -
●祈祷室
右のくぼみがミフラーブでメッカの方向を向いている。
あぁ正面から撮ればよかったな〜
失敗…;
このミフラーブの碑文には
「怠け者となるべからず、祈祷に来たるべし」
と記されていて、それはこの宮殿を建てたユースフ1世の息子、ムハンマド5世(14世紀後半の王様)に関係があるらしい。 -
●黄金の間
ここはナスル朝時代に王宮に入るにあたって、許可が下されるのを待つ場所だったんだって。
この天井はカトリック両王の時代に修復された。
使われてる金箔からこの名前がついたそうな。
ってことはまだここは王宮の中じゃないってこと?!
びっくりΣ(+Д+)!! -
そしてそしてこの中庭が、
●メスアールの中庭☆
ギャー既に人がいっぱい!
たしか、チケット二番目ぐらいに買ったような…??
ま、いっか。ゆっくり見てまわりましょ〜♪
黄金の間から眺めてみて、当時の人の気分になってみる。 -
アーチの裏側も装飾が施されています。
セビーリャのアルカサルでもかなり感動したんだけど、
アルハンブラの装飾の細かさはさらに感動するっ!! -
さぁ中庭へ・・・
この二つの入り口、これが今のところ異論なくコマレス宮への入り口と考えられているようです。
左のファサードには
「我ある場所は王の座、我が扉は分岐点、西は我の中に東があると信ずる。すでに予告された勝利への道を開くことをアルガニ・ビラーが我に委ねたり。」
右のファサードには
「そして我は地平線に曙光が差すようなその出現を待つ。麗しきその姿と心、神代、その偉業を飾りたまえ。」
と書かれてるそうです。 -
このファサードはムハンマド5世による1369年のアルへシーラス征服を記念して造られたもの。
門の上のタイルは当時のものが残っているそうです!
不思議な模様ですよね〜
よくこんなの考え付くなぁ〜 -
で、反対側(黄金の間の方)はこんな感じ☆
四角くて狭い中庭、白くて華奢な柱や装飾が、
セビーリャのアルカサルの人形のパティオと
どこか似た雰囲気。 -
ではファサードをくぐってコマレス宮のほうへ入っていきましょ〜♪
-
・・・・・*。・*.。・
美しいです!たまらんです〜☆☆☆
これが
●アラヤネスの中庭
両脇の垣根がアラヤネスという植物。
名前の由来はこれなんですね〜
コマレス宮はユースフ1世によってその全てが建てられたとされてます。
彼の時代にはこのアラヤネスの中庭は外部に開かれた広場でした。彼の息子ムハンマド5世が柱廊を建設したことによって南側が閉じられました。(正面が南側) -
開放感あふれるこの中庭、大好きです〜^^
もぅ何枚写真とってたことか!
後で確認してみて自分でびっくりしたゎ!!笑 -
ここはアルハンブラでの外交、政治活動の中心。
なので、この中庭は大使たちのための盛大な歓迎レセプションが開かれたり、また要人たちがスルタンに謁見される時を待った場所だったと考えられる。
いいな。
私もこんなとこで歓迎されたい〜><
さて向こう側からも見てみましょ♪ -
・・・・・☆
うっひゃ〜〜〜〜〜
フォー―――
リー――――ーン
ラー―――――――――――――ブ!!!
(●´Д`●) -
まるで水に浮かんでいるような…
なんてステキな宮殿なんでしょか!
この水鏡の技法は3世紀後になって、
あのインド、アーグラのタージマハールに使われることになりました。 -
奥の塔が
●コマレスの塔
あそこに大使の間があります。
大使の間の北側には玉座もあったとされ、
つまりこの位置から一直線上に北の柱廊をぬけ、大使の間の奥のスルタンの姿が見えたわけです。
来客はここに立った時、奥にいらっしゃったスルタンのプレッシャーを感じたことでしょうね。 -
アラヤネスの中庭のタイルと装飾☆
アルハンブラはタイルもステキ^^ -
ではそろそろ大使の間へ=З
←これは入り口のアーチ装飾
色が残ってます。
当時はカラフルな建物だったのね。 -
ひゃ〜
ほんと細かい!!
この裏側みたいな立体的な装飾を
「鍾乳石飾り」って言うらしい。
いよいよ大使の間へ・・・ -
ここはまたスッゴイとこです!!
壁は細かい装飾で埋め尽くされて
目がチカチカする…><
ここが
●大使の間
ですよ〜 -
天井・・・☆☆☆
まるでプラネタリウムみたい☆
感動〜!!
昔はこれにカラフルな色が着いていたんだって〜 -
←床はこんなんです。
これは広間中央にあるタイル。 -
北側・中央の窓
ここに玉座があったらしい。
日差しが差し込んでキレイです☆ -
ここ、大使の間は別名「コマレスの間」とも。
コマレスとは、アラビア語のカマーリヤが語源とされ、その意味はステンドグラスを指す。
つまり、もともとこれらの窓はカラフルなステンドグラスで飾られていたみたい。
こんなに光が差し込む部屋だから
これがステンドグラスだったら、
どんなに幻想的になるんやろう?!
王様にぴったりの部屋☆☆ -
ライオン宮に移る前に…
私のお気に入りタイル☆
可愛いでしょ〜^^
緑は銅、青はコバルト、黄色と蜂蜜色には鉄とマンガン。
金は金を王水(硫酸と塩酸を混ぜたもの)で溶かしたもので彩色したんだって。
でも赤の作り方は謎のまま☆ -
さてさてさて〜
どんどん行きましょ♪
やっと到着!
ライオン宮です^^ -
きゃ〜〜〜〜
キレイ☆☆☆
やっぱ中庭いいですね〜♪
←鍾乳石飾りの間から見たライオンの中庭。
ただ、ライオンは不在(修復中)・・・泣 -
もうちっと近づいてパチリ☆
がんばってあの噴水の周りにライオンを創造してみる…
・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・。
ライオン、早く帰ってきて… -
中庭はそりゃぁ素晴らしいけど、
それは繊細な装飾でいっぱいの優雅な建物が取り囲んでいるから!
ところどころのこってる、
青い色が白い漆喰の装飾を更に浮き立たせるみたい。 -
この中庭の周りにはぐるっと取り囲むように素晴らしいお部屋が。
でも1362年には2姉妹の間しかなかったんだって。
いまからぐるっとまわってみましょ〜 -
●アベンセラッヘスの間
ここはまたすっごいよ!! -
なんといってもこの天井!!
どこまでも続く鍾乳石飾りの天井☆
こうしてみるとレースみたい…*。・*゜.・。 -
アベンセラッヘスとは、当時グラナダで政治的に強い勢力を持った一族だった。
この部屋にはある伝説が残っている。
『当時アベンセラッヘスと対立していたセテネと呼ばれる貴族の一党は、女性問題の脚色をつけてスルタンを巻き込む陰謀を画策した。これによって嫉妬心を掻き立てられたスルタンは、この部屋で宴を張り、36人のアベンセラッヘス家の男性を皆殺しにした』
という・・・こわーい伝説;
そしてこの水盤に残る錆びのような赤いシミは、殺された男たちの血の跡だとかなんとか・・・
ひ〜〜〜〜〜〜(+Å+) -
こんなにステキな部屋なのに。
怖い伝説です…
でも中から外の中庭を見ると、
そんな伝説も忘れちゃう♪
折り重なるアーチが美しい☆ -
天井の窓から差し込む光が
窓の格子模様を壁に写してすっごくキレイ☆ -
入り口のアーチの装飾はカラフルだったみたい。
柱頭の飾りもいろいろあって面白いよ〜
だいたいはこの花のようなのが多いけど。
ライオン宮は全体的に装飾も女性的な感じがする。
それはこのあたりには女性のための部屋があったからなのかな? -
←なんと、諸王の間も見学不可・・・
ガーーーーン(涙) -
仕方ないので、
ライオンの噴水の横を通って、
お向かいへ・・・・
ライオンが・・・
いればなぁ・・・・(-_-)
またここも絶対来なきゃ! -
●二姉妹の間
出ました〜〜〜〜☆☆☆
資料集にまず載ってるココ!「二姉妹の間」
その天井にもういきなり圧倒される!!
さっきのアベンセラッヘスの天井よりもすごい!
もぅこれ造った人の気が知れない。
意味わかんない。
感動を通り越したよくわかんない気持ちです!!! -
この部屋は小さな部屋が横についてる。
トイレもあったんだよ!
この左のタイルの模様、お気に入り☆ -
この部屋は中庭を取り囲む部屋の中では最も古い。
名前はこの床に敷かれた二枚の大きなマカエル産大理石から来ている。
明るくてステキなお部屋♪ -
天井をアップで☆
すっごいよね〜
もう人間業じゃないでしょ〜
ここ、あまりに感動しすぎて写真いっぱい! -
ってことでもう一発☆笑
だって気に入っちゃったんだもん!! -
おっと隣の部屋の鍾乳石飾りもステキね!
イスラム教にとってこのモチーフは重要な意味を持つみたい。
それはムハンマドがヒラーの洞窟に敵から逃れて逃げ込んだ時、コーランのインスピレーションを授かったかららしい。
さて、これから2階に上がりまぁーす♪
―――ー―――――――――――――――――
またまた写真だらけの日記になったけど、
ここまで読んで下さった方、ありがとうございます☆
が!
まだ続く!!アルハンブラ宮殿!!
(つづくんかい!笑)
~「卒業旅行☆スペイン周遊 シリーズ⑨グラナダ・アルハンブラ宮殿その2」につづく~
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この旅行記へのコメント (2)
-
- むんさん 2010/11/18 19:55:24
- アラヤネスの中庭!
- ステファニーさん、こんばんは!
またお邪魔します〜。
卒業旅行でスペイン!
そしてアンダルシア&アルハンブラ宮殿!!
いいですね〜。
アンダルシアは私にとって憧れの地なので、
とっても興味深く拝見しました〜。
アラヤネスの中庭〜水に映る宮殿の華麗な姿
〜最高ですね!!
その感動がとても伝わってきました〜。
実際に自分の目で見てみたい〜改めてそう実感しました!
- S...t...e...Pha...n...i...Eさん からの返信 2010/11/20 09:27:01
- RE: アラヤネスの中庭!
- むんさん、おはようございます〜^^
訪問と書き込みありがとうございます☆
> 卒業旅行でスペイン!
> そしてアンダルシア&アルハンブラ宮殿!!
> いいですね〜。
> アンダルシアは私にとって憧れの地なので、
> とっても興味深く拝見しました〜。
>
> アラヤネスの中庭〜水に映る宮殿の華麗な姿
> 〜最高ですね!!
> その感動がとても伝わってきました〜。
> 実際に自分の目で見てみたい〜改めてそう実感しました!
ほんとにステキなところでした!!
アルハンブラ宮殿はどこを見てもため息が出るくらい美しいんです!
そのなかでアラヤネスの中庭は
なんだかほっとする、癒される美しさでした〜☆
機会があればぜひ行ってみてください。
ただ、写真撮りすぎちゃうので注意です!笑
実はまだアルハンブラの日記は続くので、
またよかったら見に来て下さい♪
むんさんのところにもお邪魔させて下さいね〜
ステファニー
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