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ベルリンの壁イーストサイド・ギャラリー。ツアーで何回か来たことがありますが、ツアーではゆっくり見ることが出来ないんですよね。<br />今回は時間をタップリとってやって来ました。<br /><br />ここでハプニング発生!<br /><br />観光客とはちょっと違った気品ありそうな淑女の集団にお会いしたのです。<br />観光ガイドやお付の人を従えて、5,6人で華やかにご覧になっていらっしゃいました。<br />道路には目立たないように黒塗りの車が3〜4台待っています。<br />きっと偉い方に違いない、写真、写真!<br />ミーハーな私は、目立たないようして撮ったつもりでした。<br />そしたら、眼光鋭そうな男性が黒塗りの車の方からやって来て、<br /><br />「私達を撮っているのか?」と険しい声…。<br /><br />あわてた私はしどろもどろに「ノー!」と言ったものの、心臓がパクパク、生きた心地はしませんでした。<br />場所が場所ですから、冷戦時代のスパイの疑いでもかけられた気持です。<br /><br />さて、ここには1.3キロに亘って素晴らしい壁アートの数々が描かれています。<br />私のくだらない説明は最小限にして、このアートの数々をご覧ください。<br />

2010 初夏 No.27 ☆ベルリンの壁 イースト・サイド・ギャラリーの壁アート☆

9いいね!

2010/06/15 - 2010/06/15

1116位(同エリア2400件中)

2

54

frau.himmel

frau.himmelさん

ベルリンの壁イーストサイド・ギャラリー。ツアーで何回か来たことがありますが、ツアーではゆっくり見ることが出来ないんですよね。
今回は時間をタップリとってやって来ました。

ここでハプニング発生!

観光客とはちょっと違った気品ありそうな淑女の集団にお会いしたのです。
観光ガイドやお付の人を従えて、5,6人で華やかにご覧になっていらっしゃいました。
道路には目立たないように黒塗りの車が3〜4台待っています。
きっと偉い方に違いない、写真、写真!
ミーハーな私は、目立たないようして撮ったつもりでした。
そしたら、眼光鋭そうな男性が黒塗りの車の方からやって来て、

「私達を撮っているのか?」と険しい声…。

あわてた私はしどろもどろに「ノー!」と言ったものの、心臓がパクパク、生きた心地はしませんでした。
場所が場所ですから、冷戦時代のスパイの疑いでもかけられた気持です。

さて、ここには1.3キロに亘って素晴らしい壁アートの数々が描かれています。
私のくだらない説明は最小限にして、このアートの数々をご覧ください。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0

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  • Sバーンでオストバーンホフに着きました。<br />ベルリンのアート・ベアのお出迎えです。<br /><br />よく見ると、このベアちゃんも壁のアートなんですね。<br />

    Sバーンでオストバーンホフに着きました。
    ベルリンのアート・ベアのお出迎えです。

    よく見ると、このベアちゃんも壁のアートなんですね。

  • ワールドカップが開催中なので、ここでも出場国の国旗が駅を飾っています。<br /><br />日本の国旗見えませんね〜。<br />

    ワールドカップが開催中なので、ここでも出場国の国旗が駅を飾っています。

    日本の国旗見えませんね〜。

  • この駅から各方面に出発する列車の時刻表。<br /><br />私達も2007年に、この駅からポーランドのワルシャワに向けて出発しました。<br />

    この駅から各方面に出発する列車の時刻表。

    私達も2007年に、この駅からポーランドのワルシャワに向けて出発しました。

  • オストバーンホフの南側から、ミューレン通りに出ると、早速壁の跡が見えてきます。<br />

    オストバーンホフの南側から、ミューレン通りに出ると、早速壁の跡が見えてきます。

  • 「ベルリンの壁 イースト・サイド・ギャラリー」<br />説明文があります。<br /><br />ベルリンの壁が作られたのは1961年から、<br />壁崩壊は1989年11月9日、<br />壁にアートが施されるようになったのは1990年2月から9月にかけて、<br />そして2009年には修復されています。<br /><br />今回は修復されたばかりなので、落書きも少なくきれいな状態で見れました。<br />

    「ベルリンの壁 イースト・サイド・ギャラリー」
    説明文があります。

    ベルリンの壁が作られたのは1961年から、
    壁崩壊は1989年11月9日、
    壁にアートが施されるようになったのは1990年2月から9月にかけて、
    そして2009年には修復されています。

    今回は修復されたばかりなので、落書きも少なくきれいな状態で見れました。

  • 20年前、この壁は、シュプレー川沿いにあった壁で、東側の岸辺とミューレン通りの間にありました。<br /><br />西ベルリンから見ると、イースト・サイド(東側)になるわけです。<br /><br />壁アートは1.3キロも続いています。<br /><br />早速壁アートの数々をご覧ください。<br />

    20年前、この壁は、シュプレー川沿いにあった壁で、東側の岸辺とミューレン通りの間にありました。

    西ベルリンから見ると、イースト・サイド(東側)になるわけです。

    壁アートは1.3キロも続いています。

    早速壁アートの数々をご覧ください。

  • まず最初に「HIMMEL」の文字が書かれたアート。<br /><br />このバイクの存在がいい感じを出していると思いませんか?<br />

    まず最初に「HIMMEL」の文字が書かれたアート。

    このバイクの存在がいい感じを出していると思いませんか?

  • すべて壁が閉ざされていた年号です。<br />

    すべて壁が閉ざされていた年号です。

  • 壁が崩れて、大勢の人がなだれのように押し合いへし合い…。<br /><br />こういう時につきものの「阿鼻叫喚」と言った感じが全くしません。<br />

    壁が崩れて、大勢の人がなだれのように押し合いへし合い…。

    こういう時につきものの「阿鼻叫喚」と言った感じが全くしません。

  • 有名なアート。<br /><br />トラバントで壁を突き破り西側へ!<br />ナンバープレートは「1989-11-9」<br />

    有名なアート。

    トラバントで壁を突き破り西側へ!
    ナンバープレートは「1989-11-9」

  • ここにもHIMMELの文字<br />

    ここにもHIMMELの文字

  • いろんな国の子供達が壊れた壁で遊んでいます。<br /><br />個人的に好きな絵。<br />

    いろんな国の子供達が壊れた壁で遊んでいます。

    個人的に好きな絵。

  • 壁の裏側は真っ白でした。<br /><br />西側からは川を渡らなければ来れないわけですから、<br />何も描けないはずですね。<br />

    壁の裏側は真っ白でした。

    西側からは川を渡らなければ来れないわけですから、
    何も描けないはずですね。

  • アインシュタイン、ゲーテ、シラーと秤を持った女神像<br />

    アインシュタイン、ゲーテ、シラーと秤を持った女神像

  • 壁の厚さはこれしかありません。<br />

    壁の厚さはこれしかありません。

  • このスペースを受け持っている製作者に遭遇しました。打合せの真っ最中でした。<br />

    このスペースを受け持っている製作者に遭遇しました。打合せの真っ最中でした。

  • ここでどこかのお偉いご夫人方と会いました。<br /><br />ミーハーな私ですが、いくらなんでもすぐ側で写真を撮るわけには行きません。<br />このトラバントを写しているフリをして、さりげなく高貴なご夫人方を撮ったつもりでした。<br /><br />遠すぎてほとんど見えていませんね。<br />前方に固まっている集団がそうです。<br />

    ここでどこかのお偉いご夫人方と会いました。

    ミーハーな私ですが、いくらなんでもすぐ側で写真を撮るわけには行きません。
    このトラバントを写しているフリをして、さりげなく高貴なご夫人方を撮ったつもりでした。

    遠すぎてほとんど見えていませんね。
    前方に固まっている集団がそうです。

  • 近くには黒塗りの車が何台か停まっていて、それもそっと撮ったつもり。<br /><br />あら、いやだ!<br />護衛の人は確かにこちらをバッチリ見ていますね…。<br /><br />そして冒頭の出来事となった次第です。<br />こわかったー!<br /><br />*夜、アパートに帰ってテレビをつけたら、国防省のパレードをやっていました。<br />もしかしたら、これに関係があるのかなーって思いました。

    近くには黒塗りの車が何台か停まっていて、それもそっと撮ったつもり。

    あら、いやだ!
    護衛の人は確かにこちらをバッチリ見ていますね…。

    そして冒頭の出来事となった次第です。
    こわかったー!

    *夜、アパートに帰ってテレビをつけたら、国防省のパレードをやっていました。
    もしかしたら、これに関係があるのかなーって思いました。

  • 足跡アート?

    足跡アート?

  • 観光バスでも大勢の人が来ています。<br />

    観光バスでも大勢の人が来ています。

  • 所々に落書きしていいスペースがあり若い人たちが壁アート(?)に挑戦していました。<br />

    所々に落書きしていいスペースがあり若い人たちが壁アート(?)に挑戦していました。

  • あまりにも有名な絵です。<br />DDRのホーネッカーとソ連のブレジネフの熱いキス.<br /><br />キモチ悪ーい!<br />

    あまりにも有名な絵です。
    DDRのホーネッカーとソ連のブレジネフの熱いキス.

    キモチ悪ーい!

  • アートはベルリンの壁に関連したことだけではありません。<br /><br />未来の環境に警告するアートもあります。<br />

    アートはベルリンの壁に関連したことだけではありません。

    未来の環境に警告するアートもあります。

  • 壁の途中にある土産物屋さん。<br /><br />ここでパスポートにDDR入国許可(?)のスタンプを押してもらいました。<br />

    壁の途中にある土産物屋さん。

    ここでパスポートにDDR入国許可(?)のスタンプを押してもらいました。

  • これがそうです。<br />1ユーロか2ユーロでした。<br /><br />20年前もこんなに簡単にスタンプが押してもらえたらよかったのにねー。<br />

    これがそうです。
    1ユーロか2ユーロでした。

    20年前もこんなに簡単にスタンプが押してもらえたらよかったのにねー。

  • 土産物屋の近くの壁には、壁アートの代表的なものがまとめてありました。<br />

    土産物屋の近くの壁には、壁アートの代表的なものがまとめてありました。

  • 赤レンガの美しい橋、オーバーバウム橋が見えます。<br />下を流れている川はシュプレー川。<br />

    赤レンガの美しい橋、オーバーバウム橋が見えます。
    下を流れている川はシュプレー川。

  • まだ壁アートは続いています。<br /><br />少し、ぞっとするようなアートをお見せしますね。

    まだ壁アートは続いています。

    少し、ぞっとするようなアートをお見せしますね。

  • やっと壁のイースト・サイドの終点に来たようです。<br />

    やっと壁のイースト・サイドの終点に来たようです。

  • Sバーンのオストバーンホフから見た人はここが終点です。<br /><br />ワルシャワストラーセ駅からだと、ここから見ることになります。<br />

    Sバーンのオストバーンホフから見た人はここが終点です。

    ワルシャワストラーセ駅からだと、ここから見ることになります。

  • 昔のオーバーバウム橋でしょうか?<br />

    昔のオーバーバウム橋でしょうか?

  • 赤レンガの新しいオーバーバウム橋を渡って、西ドイツの方に行きます。<br /><br />橋の西側に昔は検問所があり、西側から東側への徒歩の通行は可だったようです。<br />

    赤レンガの新しいオーバーバウム橋を渡って、西ドイツの方に行きます。

    橋の西側に昔は検問所があり、西側から東側への徒歩の通行は可だったようです。

  • 橋の建造年が書かれている。<br />

    橋の建造年が書かれている。

  • 橋の上をUバーン(地下鉄)が走っています。<br /><br />壁があった時代、このU1は橋のところで中断していました。<br /><br /><br />今更ながらなんですが、あのレンガのアーチの下を歩いたらよかったなーなんて思いました。<br />

    橋の上をUバーン(地下鉄)が走っています。

    壁があった時代、このU1は橋のところで中断していました。


    今更ながらなんですが、あのレンガのアーチの下を歩いたらよかったなーなんて思いました。

  • 橋の上から眺めるシュプレー川と遠くのテレビ塔。<br />

    橋の上から眺めるシュプレー川と遠くのテレビ塔。

  • U1のSchlesischer Tor駅から2つ目の駅でU8に乗り換えてアレキサンダープラッツ駅まで行くつもりでした。<br /><br />ところが…、<br /><br />電車の中で滅多に遭遇したことがない検札が…。<br />もちろん制服なんかは着ていません。<br />フツーのジーパンなどの服装の検察官が乗り込んできたのです。<br />

    U1のSchlesischer Tor駅から2つ目の駅でU8に乗り換えてアレキサンダープラッツ駅まで行くつもりでした。

    ところが…、

    電車の中で滅多に遭遇したことがない検札が…。
    もちろん制服なんかは着ていません。
    フツーのジーパンなどの服装の検察官が乗り込んできたのです。

  • 野次馬の私は、成り行きを見守るために乗り越してしまいました。<br /><br />切符を持っていなかった何人かは、次の駅で検札の人と一緒に降ろされました。<br /><br />その先どうなったかなー?(興味深々!・笑)<br /><br /><br />写真はベルリンの地下鉄の車両。<br />窓に描いてあるのはブランデンブルク門の絵です。

    野次馬の私は、成り行きを見守るために乗り越してしまいました。

    切符を持っていなかった何人かは、次の駅で検札の人と一緒に降ろされました。

    その先どうなったかなー?(興味深々!・笑)


    写真はベルリンの地下鉄の車両。
    窓に描いてあるのはブランデンブルク門の絵です。

  • ドイツの駅には改札がないので、電車には切符なしで自由に乗れます。<br /><br />だけど、見つかったら、高い罰金を払わされます。<br />お気をつけくださいね。<br /><br />それに見つかって連行される姿なんて物凄くカッコ悪い!<br /><br /><br />電車内からの景色。

    ドイツの駅には改札がないので、電車には切符なしで自由に乗れます。

    だけど、見つかったら、高い罰金を払わされます。
    お気をつけくださいね。

    それに見つかって連行される姿なんて物凄くカッコ悪い!


    電車内からの景色。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • えあどまむさん 2013/03/02 18:22:03
    この壁を壊すな!
    himmelさん

    信じられない、今日(日本時間)のニュースです。
    http://www.findingberlin.com/eastside-gallery-demolition-delayed/

    高級マンション建設のために、この歴史ある壁を壊し撤去しようなんて、
    バカげていますよね。
    抗議者のデモで、何とか延期になったようですが、油断できませんね。

    ホーネッカーとブレジネフの部分だけなら、壊しても…
    いやいや、イケマセン

    eado

    frau.himmel

    frau.himmelさん からの返信 2013/03/02 22:50:19
    RE: この壁を壊すな!
    えあどまむさん

    貼り付けてくださったニュースは エ・イ・ゴ…?
    もしかして、そちら方面在住の方ですか?

    私も、この記事ヤフーニュース、もちろん日本語で見ました。
    そして、あそこをどう壊してどうすれば、高級マンションが建つんだろう?
    って考えていました。
    真ん中のホーネッカーのブチュッ付近を取り壊して、そこを入口にして壁が取り囲む大邸宅風になるのかしら?とかいろいろと。

    でも部外者の私もイヤですね。一部とはいえ壁が取り壊されるなんて。
    ベルリンの観光の目玉ですよ。当局は何を考えているのか・・。
    風情があるベルリンのガス灯も撤去されるようですし、寂しくなります。

    himmel

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