2010/11/02 - 2010/11/02
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Weiwojingさん
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福島県大内宿を訪ねてきました。山間にひっそりと佇む大内宿は江戸時代の宿場がそのまま残されています。大変魅力的な宿場町です。
ここでは蕎麦が大変美味しいとのことですが、古くから「裁縫と蕎麦打ちができない者は嫁に行けぬ」と言われ、蕎麦打ちは花嫁修業の大切なものとして、大内の人々に代々伝わっています。ぜひ味わってみたいものです。
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東京から大内宿まで車で出かけました。平日だったので、道路はそんなに込んでいないと思っていたところ、首都高速道路が大変渋滞して予定時間を大幅にオーバーしてしまいました。東北道で埼玉県に入ると、渋滞も収まり順調に白河サービスエリアまで来ることができました。
ここは白河サービスエリアです。青い空に紅葉を始めた緑の木々や白い建物が美しいです。しばらく休憩した後、出発しました。 -
目指すは第3セクター合津鉄道「湯野上温泉駅」です。ここから列車を乗ることにしました。
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萱葺の屋根を持つ駅は全国でも珍しいのではないでしょうか。この駅は「湯野上温泉駅」です。1987年(昭和62)に駅舎を建て替える時に萱葺きの屋根にしたそうです。
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萱葺きの屋根が見事です。
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この地方の泥人形です。名前を「起き上がり小法師(こぼし)」という会津地方の民芸品です。の湯野上温泉駅前には何軒かみやげ物屋があり、その店頭に飾られていました。
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駅の待合室です。多くの人が列車を待っていました。
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待合室には囲炉裏まであり、これから寒くなる時期大いに活躍するでしょう。この日はだいぶ寒かったので、外で待っているより中で待つている人の方が多かったです。
列車を待っている人ごみの中に外国人女性(手前右側)の姿がありました。話す言葉が聞こえてきましたが、全く何語か分かりません。東ヨーロッパあたりの言葉の響きが感じられました。 -
列車が間もなく来るとの案内があり、ホームに出てみました。
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ここから「芦ノ牧温泉駅」に向かいます。時間にして15分位です。
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ホームには列車の到着を待っている人が大勢いました。ほとんど芦ノ牧温泉駅に向かうようです。
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列車がやって来きました。
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あっという間に芦ノ牧温泉駅につきました。ホームから見た駅前の風景です。
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芦ノ牧温泉駅からは車で大内宿へ向かいました。午前中の高速道路の渋滞のために、大幅に遅れてしまいましたが、やっと大内宿に到着しました。しばらく江戸時代の雰囲気を味わうべく、街の中を散策しました。
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しばらくして雨が降り出し、車に戻ろうかと思案しましたが、そんな雨でもないようなので散策を続けました。
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三澤屋と看板の掛った民家があり、ここはお蕎麦屋のようです。中に入り食事が可能かどうかたと尋ねたころ今は満員で、予約が必要とのことでした。残念ながら、別の店を探すことにしました。
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こちらも三澤屋の建物ですが、昔の家を保存し、上手に使っていますね。
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建物の内部です。たくさんの客が食事をしています。
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縁側に何気なく野生の植物が活けてあり、この家の主の気遣いを感じます。
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「大内宿町並み展示館」です。大内宿が昭和56年、国の重要伝統的建造物保存地区の選定を受け、3年後に本陣が復元されました。この建物が復元された本陣です。
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街外れにある階段を登って行くと、「子安観音堂」があり、ここから道を右側に歩いて行くと大内宿の全景を見ることができるところに出ます。
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小高い丘の上にある見晴らし台から大内宿の全景が眺められます。この街並みを見ていると、数百年の江戸時代に戻ったような気がします。
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子安観音堂のすぐそばに「正法寺」というお寺があります。
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この民家には大和屋という名前が出ていますが、ここは明治初期にイギリス人女性イザべラ・バードが宿泊したところです。
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軒先に30?位に切った葦が束ねて、吊り下げられています。これは一体何なのかと思っていたら、説明書きが掲げられていました。それによると、春になるとマメコバチという働き蜂をストローのような葦の中に餌を入れておびき寄せ、巣を作らせます。それをリンゴ、桃、梨のような果樹の受粉に農家の人々が利用しているとのことでした。
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ある民家の脇に萱(カヤ)が植えられています。最初見た時、ススキかと思いましたが、そうではなく萱とのことでした。これは民家の屋根を葺くときに使うものだそうです。
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大内宿の名物として知られる「ねぎ蕎麦」を味わいたいと思い、石原屋という茶店に入りました。玄関を入るとすぐこのような囲炉裏があり、ぬくもりが感じられる空間です。
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大広間に案内され、早速ねぎ蕎麦を註文しました。
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10分ほどで、ねぎ蕎麦が出来上がり、先ずは何もつけずに蕎麦を食べてみました。腰があり、大変美味しいです。お蕎麦に太い一本のねぎが添えられていますが、これを箸替わりにして食べると説明がありました。しかし、難しくてうまく食べられませんね。少しずつねぎかじりながら食べてみました。
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大内宿から足を延ばして「搭のへっり」へ行って見ました。「へっリ」というのは、合津方言でで「川に迫った険しい断崖」のことです。
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ここは数百年の歳月をかけて浸食と風化を繰り返してできた見事な景観の渓谷です。
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吊り橋が川には掛けてあり、少々揺れて怖い感じを受けましたが、対岸へ渡ってみました。人が多いとかなり揺れます。
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対岸に渡ると、小さな祠があり、何か祀られているようです。
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周囲の森は紅葉をはじめていますが、完全な紅葉には至っていますせん。時期的にまだ早かったようです。
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吊り橋を渡った対岸から駐車場野土産物屋のある側を撮ってみました。時間はもう5時を過ぎ、あたりはかなり薄暗くなってきたので、この位にして帰るべく、車に戻りました。
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