2010/09/06 - 2010/09/06
2551位(同エリア5418件中)
コクリコさん
平城宮跡からシャトルバスで近鉄西大寺駅まで行き、昼食を食べてから西ノ京に向かいました。
薬師寺、唐招提寺は数年振りです。
写真は玄奘三蔵院から見た薬師寺東塔、西塔。
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近鉄大和西大寺駅にてカラフルで奈良っぽいデザインの近鉄線。
これに乗ったわけではありませんが、大和西大寺駅から近鉄橿原線に乗って西の京駅へ。 -
西の京駅から薬師寺への近道に咲く萩。
真夏のような暑さでも既に季節はもう秋。 -
薬師寺與楽門。
今も昔も変わらぬ修学旅行生の賑やかな声。
自由行動の修学旅行生たち。 -
拝観受付。
一般は800円ですが、中学・高校生の拝観料は700円もする。
「高い、入るのやーめた」
と薬師寺に入らない修学旅行生も多い。
いつも思うのだけれど拝観料高すぎる。
大人は良いとしても(大人の私にも各お寺を回ったら大変な額!)、
薬師寺は商売上手のお寺なんだから、学生料金は半額くらいにすれば良いのに。
先進国の中では日本が一番文化財にお金をかけていない国らしい。
他の経費は節減しても良いが、若い人たちに日本文化をお財布の中を心配せず親しんで欲しいから政治家たち頑張って神社、仏閣、美術館、庭園、その他芸術に援助して〜〜 -
拝観受付から東僧坊への道には咲き始めた萩やムラサキシキブ、白シキブの花が目を楽しませてくれます。
私が写していたら
「このお花は何と言う花? 珍しい花ですね」
と女性から声をかけられました。
うーん、4トラでたくさんの花をUPしながらトラベラーさんたちと盛り上がっている私には(若い女性とは見受けられないのに萩を知らないの?)と思ったのですが
「萩ですよ、こちらがムラサキシキブ」
と教えました。
「これが萩なの!ムラサキシキブって初めて見た」
と女性。
夫が側でニヤニヤしてた。 -
東僧坊は展示室兼土産売り場。
数年振りの薬師寺の変貌には目を見張ました。
以前は萩やムラサキシキブの小道もなかったし、綺麗な公園みたいな感じになってる。
これは本尊薬師如来台座のレプリカ。 -
台座の四隅には平城宮跡の大極殿と同じく東西南北に神獣の浮き彫りが施されてています。
南の朱雀。
パッと見た瞬間、上部に彫られているお猿さんみもたいな邪鬼に目が行き
「ふーん、昔の人にとってはこれが朱雀なんだ〜どう見てもお猿さんだけどな」
と変に感心してしまいました。
肝心の朱雀は下部に目立たずこっそりと彫られていました。 -
白虎。
この台座に彫られている白虎と青龍がそっくりで最初は見分けがつきませんでした。
夫が
「白虎と青龍とどこが違うんだ」
と。
かにちゃんが日光の旅行記で竜馬と白虎が似ていて区別がつかなかったようなことを書いていたのをここで急に思い出しました。
かにちゃんにメールしてみようかな〜とちらりと頭をかすめました。
さて、よーく見ると青龍の鼻(顔?)の方が龍だから長かった。
大極殿の壁絵は現代人も上村さんの手によるもので優しくわかりやすい、私は白鳳人のなんだかわかり難いけれど不思議な獣の絵の方が好みだなぁと思いました。
白虎とそっくりな青龍の写真はボケてしまったので残念ながら貼れません。 -
順路に従って東回廊から見学。
東回廊から国宝、白鳳時代から人々に感動を与え続けている美しい東塔。
東塔の初層が10月末まで特別拝観できるので、とても混んでいるという噂でしたが、さすがにこの暑さでは訪れる人も少ないと見えて深閑とした境内でした。
それにしてもなんて青い空! -
東塔と金堂。
薬師寺にしてはこの静けさはどう!?
猛暑でも広ーい薬師寺境内を独占できたのは嬉しい誤算。
Oさんは午前中ここで
「法話有り難く拝聴しました」
とのこと。
ツアーだと法話が聴けて良いですよね。
続けて
「これから平城宮跡、一番暑い時間。もう一度『天上の虹』読みたい」
とのメール。
ふふふ、私たちの白鳳、天平の知識は里中満智子さんの漫画『天上の虹』からもいただいている。
『天上の虹』の主人公は持統天皇。
薬師寺は持統天皇の病気平癒のため680年に天武天皇の発願、697年に持統天皇により本尊開眼されたお寺。
平城宮では天武・持統天皇の皇子、皇女、甥、姪たち、その他の貴族たちが活躍していたのです。 -
薬師寺、平城宮を舞台に渦巻く陰謀、華やかな恋愛、死・・・そんな彼らに思いを馳せながらOさん(メールで)や夫と共に歩きました。
でも、あの漫画の顔が浮かんでしまうので困った(^^;)
大講堂。
広がる青い空とうねる白雲は怒涛の時代を物語っているよう! -
東回廊から東院堂へ。
派手な朱塗りの東回廊。
平城宮跡の続きみたい。
回廊は中門と共に昭和59(1984)年に復興。
平城宮跡と薬師寺でロケしてテレビで『天上の虹』やって欲しいな。 -
東院堂。
現在の建物は鎌倉時代に建てられたもので国宝になっています。
東院伽藍は養老年間に吉備内親王が母の元明天皇の冥福を祈り発願建立されたもの。
ああ、その後吉備内親王に悲劇が訪れるとは!
こちらに祀られているのは国宝・白鳳時代の聖観音菩薩像。
この観音さまこそが、私が仏像を好きになるきっかけになった観音さま。
そう、中学時代、修学旅行で一目惚れしたのでした。
若々しく美しい青年に見えた聖観音、あの頃は自分より少しお兄様に見えたのだけど、今では息子のようだわ(^^;)
東京国立博物館の『薬師寺展』で日光・月光菩薩さまと共に東京にお見えになった時に拝見したばかりですが今年また再会できました。
日光・月光菩薩ほど洗練されていない素朴さが親しみやすくて好きだったのかもしれません。 -
中門から金堂。
私の好きな「額縁ショット」
☆ 金堂は享禄元年(1528)この地域の豪族の戦火に巻きこまれ、西塔などと共に焼け落ちてしまいました。その後、豊臣家が金堂の仮堂を建て、その後本格的な金堂の再建に取りかかる筈でしたが、豊臣家滅亡などの事情で400年近く仮堂のままの状態でした。
金堂の再建は歴代の薬師寺住職にとって悲願中の悲願でした。昭和42年(1967)高田好胤師が晋山し、百万巻写経勧進による金堂再建を提唱、全国に写経勧進に歩かれ、その結果昭和46年(1971)金堂の起工式を行い、そして昭和51年(1976)4月に白鳳時代様式の本格的な金堂として復興しました(薬師寺の公式HPより)☆
薬師寺っていつの時からか訪れるたびに変わっている。
故高田好胤さんが白鳳時代のような薬師寺にと再建を決めた時からこうなることになっていたのだから、これはこれで良いのかもしれない。
でもさすがに白鳳時代には芝生はなかったと思うけど。 -
金堂に入ってみましょう。
金堂には国宝・白鳳時代に造られた薬師三尊像が安置されています。
薬師寺の仏像のスター中のスターは薬師如来の脇侍、日光菩薩(薬師如来に向かって右)と月光菩薩(左)。
今にも動き出しさうなしなやかな肢体、古さを感じさせない美しさ。
中央の薬師如来は東方浄瑠璃浄土にいらして、心身の病を救ってくださる仏様です。
たくさんお祈りをしてしまいました。。。「コクリコさん、救って欲しい人が多すぎないか」というようなことは薬師如来さまはおっしゃるまい。 -
薬師寺の三重塔には釈迦の生涯を表わした『釈迦八相』のうち前半の四相が東塔に、後半の四相が西塔に安置されていたそうです。
絵本のように優しいタッチの『釈迦八相』の絵が、どの建物だったか忘れましたが展示されていました。
どなたの絵なのかわかりませんが、多分、町田曲江画伯の絵ではないかと思います。
間違っていたらごめんなさい。
ご存知の方がいらしたら教えていただきたいです。
例えばこの絵は『第一相 入胎(にったい)』
・・・お釈迦さまのお母様でいらっしやる摩耶夫人は、ある夜、白い象がご自身のお体に入る夢を見て、身籠ったことを知ったといわれます。
お釈迦さまが聖なる生き物である白象に姿を変えて、お母さまのお体に宿られたのでした。
これから十月十日(とつきとおか)月満ちて、お釈迦さまはご誕生されます・・・
と書かれてありました。
優しく子供に語る絵物語のようでしょう? -
『第二相 受生(じゅしょう)』
・・・お釈迦さまのお誕生日は四月八日です。場所は現在のネパールにあるルンビニーの花園でした。
摩耶夫人がルンビニーの花園でアショカの樹の枝に手を伸ばされた時、右脇からお生まれになりました。
花園ではその誕生を祝って花が咲き、二匹の龍が天から甘露の雨を降らせたといわれています・・・
長くなるので第二相までにしておきます。
東僧坊でこんな絵本を売っていたら良いのになぁ。
Oさんは写経セットを購入したそうです。
私はお線香をひと箱買いました。 -
その東塔ですが、白鳳時代に建てらて現在まで美しい姿で建っています。
各層に裳階(もこし)をつけられているために六層に見えますが、そのため華やかで優美な姿で私たちに感動を与えています。
東塔が覆いが施され11月から平成30年にかけ本格的な解体修理に入ります。
10月31日まで(予定)初層が初めて公開され、基壇に上り外から内陣を拝観することができます。
見学者も少なく、ゆっくりと拝見することができました。
初めての開扉だからでしょうか、白鳳時代に施された色がうっすら残っているのが確認できました。
天井絵は「宝相華文様(ほうそうげもんよう)」と言うのだそうですが、はっきり見えませんでした。
それでも持統天皇が見た同じ天井絵を見られただけでも感激です。
平成30年に修理が完成した東塔を家族や友達と再び見ることができたらと祈らずにはいられません。 -
・・・すいゑんの あまつをとめが ころもでの ひまにもすめる あきのそらかも・・・(会津八一)
中学の修学旅行の時、故高田好胤師の楽しい法話を東塔の下で聞き、
法話の後、
「あそこで写真を撮っているのは奈良の写真を撮ったら日本一のカメラマンです。それがこの写真、一セット○○円です」
と入江泰吉さんの写真を売っていたのを思い出します。
みんな一斉にカメラマンに注目すると、西塔の礎石(当時は西塔は再建されていなかった)の水たまりに映る東塔の撮影をしていた入江泰吉さんが恥ずかしそうな顔をしていました。
入江さんの写真は買いませんでしたが(買った人もいた!)、入江さんの撮影が終わるとみな競うように同じ写真を撮ったものでした(その写真は残っています)。
あれからいったい何年経つのでしょう。
高田好胤師も入江泰吉さんももうこの世にはいません。 -
中学時代にはまだ建っていなかった大講堂。
正面41m、奥行20m、高さ17m
大講堂の中には本尊の弥勒三尊(重要文化財・白鳳時代)、仏足石・仏足跡歌碑(国宝・天平時代)が安置されています。
仏さまのおみ足は偏平足。分け隔てなく平等に大地を踏みしめるのでしょう。
中村晋也作の「釈迦十大弟子」も祀られています。
数年前、東京のデパートで開催された「薬師寺展」で拝見した時、今まで観たことのある十大弟子との違和感もあったけれど本当の十大弟子はネパール人なのだから、こんな容姿のだろうなぁ〜と感動したものでした。
その時は大きく見えた十大弟子ですが、この大きな大講堂の中では小さく見えました。 -
極楽浄土の天女たちが音楽を奏でながらのっているような雲がその時現れました。
どこからか天女の音楽が聞こえてきませんか? -
大講堂から金堂、東塔、西塔を写してみましたが、3つの建物が上手く入らなかった。
東塔が半分ちょん切れて残念。
西塔は昭和56(1981)年に落慶されました。
当時はキンキラで派手だった西塔も30年近くたつと色合いも落ち着き、東塔と並んでも違和感がなくなりました。
創建当時は朱色というよりもっと赤かったそうです。 -
玄奘三蔵院へ続く道にも萩。
萩が見頃になったらさぞやと思われます。 -
玄奘三蔵院礼門。
玄奘三蔵院伽藍は平成3(1991)年の建立。
法相宗の始祖「西遊記」で有名な三蔵法師に捧げられた院。
中に入るのは初めてです。 -
清潔で広々とした玄奘三蔵院の伽藍。
広い伽藍の正面、大唐西域壁画殿には平山郁夫画伯が30年の歳月をかけて完成した玄奘三蔵求法の精神を描いた壁画『大唐西域壁画』(平成12年12月31日に平山画伯が入魂された)が「絵身舎利」として祀られています。 -
振り返って見たら感動的な風景が目に飛び込んできました。
緑の木立の中にすくっと建つ美しい東塔。 -
広い画殿に壁画だけ飾られているので少し寂しい感じがしました。
西域の夢広がる壁画は見学者も少なく静かにゆっくり観賞することができました。
その国の名はガンダーラ
どこかにあるユートピア♪
薬師寺境内と玄奘三蔵院の壁画が見られたので拝観料800円は良しとしましょう。 -
玄奘塔。
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玄奘三蔵院から大講堂をはさんで東塔(左)と西塔(右)。
奈良時代そのままを見ているみたい♪ -
玄奘三蔵院礼門からお得意の額縁ショットですが、東塔しか入りませんでした。
今回写した額縁ショットの中ではイチオシ☆ -
薬師寺から唐招提寺への道。
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今にも崩れそうな土塀の道は、私が初めて歩いた中学生の頃と殆ど変わらない。
当時はなかった無粋な自動販売機が置いてあるけど、暑くて暑くて、今日は自販機にお世話になりました。
平城宮ひとつ、この道でひとつ冷たいお茶やカルピスを購入。 -
屋根の飾り瓦にも注目。
菊? -
亀、、、気に入った!
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鬼瓦、、、いい味だしてる。
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恐くないね〜このお顔で魔を除けられるの?
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薬師寺から歩いて来て、唐招提寺の南大門が見えるとなぜかほっとする。
緑の木々に囲まれ古めかしい佇まいなのが良いのかもしれない。
Oさんからのメール
「唐招提寺、やや涼しい」
は、薬師寺と違い境内に緑が多いからなのでしょう。 -
大修理の終わった金堂。
天平の甍!
清々しい境内。
樹木に囲まれているせいか、本当、少し涼しいわ〜 -
金堂の本尊は廬舎那仏。
薬師如来、千手観音、梵天、四天王など唐招提寺創建以来の天平の仏さまたちが並んでいます。
廬舎那仏の中では唐招提寺の廬舎那仏様のお顔が一番好きです。
そして、あの手を一斉に羽ばたかせたら飛んで行くのではないかと、いつも想像してワクワクさせられる千手観音。
金堂の幕「斗帳」の模様にも注目してしまいました。
白地に紫色の桔梗と小動物(リスかな、狐かな?)を配したシンプルな色合いがステキです。 -
こちらは講堂の斗帳。
金堂の斗帳と似ているけれど、講堂の斗帳の方が幅広で短い。
模様も桔梗らしき花だけ。
他のお寺の斗帳が原色で派手なだけに唐招提寺の斗帳はいかにも唐招提寺らしくてとても気に入っています。 -
舎利殿。
-
また撮っちゃった、青空をバックに風鐸を!
かとくみさんと明日会えるかなあとメールのやり取りをしていたのですが、N氏が明日のドライブコース(寄り道もしたいようだし、道に迷ったりしそうだと言うのです)や夕食の時間・場所まで張り切って仕切ったため、残念ながらお会いすることができないというメールをここから送りました。
実は平城宮跡、薬師寺にいても突然N氏からメールや電話がかかり、例えば
「コクリコさんは細いけど焼肉食べられるかなぁ。最近ワシは焼肉食べとらんから食べたいんだけど」
などと。
私にお伺いをたてているフリしながらも、強引に明日の夕食は焼肉に決めたり、まあ色々言ってきましたよ。
せっかく心は白鳳、天平の時代に飛んでいるのに、すぐに現実に引き戻されてしまうのです(溜息) -
講堂。
堂内には本尊阿弥陀如来と持国・増長天の二天が安置されています。 -
左は講堂、手前は舎利殿、奥の長屋みたいな建物は礼堂東室(らいどうひがしむろ)。
気持ち良いほど清らかな伽藍。 -
戒壇。
-
本坊の塀から百日紅。
夏を代表する百日紅。
いたるところ百日紅ばかり。 -
鑑真和上の尊像が安置れて、東山魁夷画伯が揮毫奉納された障壁画のある御影堂へ向かう道沿いの土塀が良い雰囲気を醸し出している。
-
御影堂。
若い頃数回、6月6日の開山忌の時期に和上の尊像と東山魁夷の障壁画を見にきたことがあります。
「あの方が東山魁夷先生だよ」
と、見ず知らずの美大生に教えられて、間近で挨拶された東山画伯の親しみやすく優しい笑顔が忘れられません。
まるで想像上の鑑真和上のようでした。 -
鑑真和上御廟への道の土塀。
この道の土壁の崩れ加減が一番良いかも♪ -
苔生す庭の先に鑑真和上の廟。
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廟を出たら境内ではお坊さんたちが行ったり来たりしていました。
聞くと今日は鑑真和上の命日とのこと。
ああ、今日は6日でした! -
石畳に映る葉影。
今年初めて聴くツクツクボウシ鳴き声。 -
恥ずかしそうに葉陰からそっと花びらを覗かせた睡蓮。
天平時代からずっと咲いていたのかと錯覚してしまいそう。
薬師寺、唐招提寺という全く個性の異なるお寺が楽しめる西ノ京。
少し涼しくなってきました。
奈良に帰ります。
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この旅行記へのコメント (14)
-
- 前日光さん 2010/12/01 23:22:49
- ゆく秋の。。。
- こんばんは。
いいわ、いいわぁ〜
私の大好きな西の京!
青空。 っていっても実際には暑かったのよね。
でも、今こうして見ていると、最後の睡蓮からも爽やかな(白だから?)風が流れてきそう。
薬師寺大講堂の屋根の上の白い雲!
本当に天女のようですね。
さすが、その瞬間を捉えたなんて、コクリコさんだわ。
東塔って、本当、持統天皇も眺めたかもしれないですよね。
そう思って見てみると、心が天平時代にワープしてしまいます。
時空を越えた不思議な一体感のようなものを感じます。
唐招提寺も、大修理を終えた天平の甍が姿を見せていますね。
前回私は、白いテントに覆われたのしか見られなくて、ガックリきたのですが、やっぱり素晴らしい屋根だわ。
それに土塀が良い味出しています。
この土塀や睡蓮の辺りで、私もむか〜し、まだ子どももいなかった頃に写真を撮ったことがあります。
その頃はもちろん、4トラなんてありませんから、「私と睡蓮と唐招提寺」というなんとも恥ずかしい写真が残っています。
ちょっとセンチメンタルな西の京旅行記、感動です(^_^;)
前日光
- コクリコさん からの返信 2010/12/03 10:19:37
- RE: ゆく秋の。。。
- 前日光さん、おはようございます。
奈良が大好きだってわかる楽しいコメントありがとうございます。
> でも、今こうして見ていると、最後の睡蓮からも爽やかな(白だから?)風が流れてきそう。
そう、実際は物凄く暑くて旅行記から見られる爽やかな風など流れておらず、ヘトヘトで「もう勘弁して」と思っていたのです。
> 薬師寺大講堂の屋根の上の白い雲!
> 本当に天女のようですね。
前日光さんもそう思います?!
薬師寺にいた時は珍しく空いていて(薬師寺と平城宮跡はこの時期でも込んでいたそうですが)、空を見上げる余裕があって、あの雲を見つけた時は嬉しかったです。
> 東塔って、本当、持統天皇も眺めたかもしれないですよね。
> そう思って見てみると、心が天平時代にワープしてしまいます。
> 時空を越えた不思議な一体感のようなものを感じます。
薬師寺といえば持統天皇ですものね!
同じ仏様を拝んでいたかも。
> この土塀や睡蓮の辺りで、私もむか〜し、まだ子どももいなかった頃に写真を撮ったことがあります。
> その頃はもちろん、4トラなんてありませんから、「私と睡蓮と唐招提寺」というなんとも恥ずかしい写真が残っています。
わー、前日光さんもそう?
私なんてもっと恥ずかしい写真があるのよ。
独身の頃、例の孝謙さんと奈良に行った時のアルバムのコメントに「塔と美を競う」なんて書いてあります。
「塔と美を競う」などと言い出したのはモチロン孝謙さんですがね。
薬師寺の三重塔と私たちは美を競っていたのですから恐れを知らなかったのですね〜(^^;)それで罰があたったというわけです。
-
- ゆうこママさん 2010/11/11 19:50:39
- 胸の痛くなるような
- 胸の痛くなるような美しい写真とコメント。
堪能させていただきました。
- コクリコさん からの返信 2010/11/13 08:36:21
- RE: 胸の痛くなるような
- > 胸の痛くなるような美しい写真とコメント。
> 堪能させていただきました。
いったいどの写真とコメントなのかしら〜と思ったら唐招提寺の白い蓮ですね。
身に余るお褒めのお言葉ありがとうございます。
こんな褒め言葉初めてだったので家人に自慢しちゃいました。
広い境内の中で私に会うためにひっそり待っててくれたのかしら・・・なんてね。
そうそう、大きなお寺でも小さなお寺でもちゃんとゆうこママさんを待っている仏様がいますよね(^^)v
それも誰も注目しない石仏さんたちが多いのもゆうこママさんらしいです。
-
- ゆうこママさん 2010/11/11 19:49:27
- さすが
- さすが、こんなショットをおさめるコクリコさんのセンスに脱帽です。
- コクリコさん からの返信 2010/11/13 13:18:01
- RE: さすが
- 実際はもっと良かったのよ〜
絶対ゆうこママさんが好きな柄(浴衣の柄みたい^^)♪
-
- ゆうこママさん 2010/11/11 19:48:16
- 奇跡の雲
- 聞こえます。
確かに聞こえます。
奇跡の雲ですね。
- コクリコさん からの返信 2010/11/13 08:28:53
- RE: 奇跡の雲
- ゆうこママさんも聞こえましたか!
雲の上の天女も見えたでしょ!!!
-
- ゆうこママさん 2010/11/11 19:47:03
- 夏だから静寂奈良
- こんばんは、おじゃましてます。
修学旅行で素晴らしい経験をなさっているのですね。
小学校の修学旅行で奈良に行った私は、若草山やドリームランドの記憶しかありません。
情けないです、とほほ。
仏像の美しさに気付いたのは、つい数年前のこと。
さらに情けないです、とほほ。
仏像鑑賞的には無駄に送った人生を今、取り返しています。
- コクリコさん からの返信 2010/11/13 08:27:31
- RE: 夏だから静寂奈良
- ゆうこママさん、おはようございます。
たくさんのコメントと投票ありがとうございます。
ゆうこママさん間違えてたくさん「送信」を押しちゃったのかしらと思ったて見たら間違えでなく本当にたくさんコメント下さったのですね、とっても嬉しいです!
> 修学旅行で素晴らしい経験をなさっているのですね。
でも、その当時は有り難さに気がついていませんでしたよ〜
私の中学時代の友達なんて、その後大学でサークルの合宿が毎回薬師寺だったそうです(今ではありえないかな?)
ですから彼女にとって薬師寺は第2の故郷。高田好胤さんの葬儀にも参列したそうで、当時同世代だった修行層たちが今ではかなり偉くなっているようです。
薬師寺境内を庭のように飛び回っていたなんて羨ましいわ〜
それに今でもたまにある薬師寺のお坊さんたちとの宴会も楽しそう、どんな話するのかしら。
私だったらたくさん聞いちゃいそう。
> 仏像の美しさに気付いたのは、つい数年前のこと。
> さらに情けないです、とほほ。
> 仏像鑑賞的には無駄に送った人生を今、取り返しています。
いえ、そんなことないです。
私は気にいってる仏像だけが好きで、仏像が全て好きなわけではないし(^^;)
知識も深くないし、、、うーんムードで観賞しているだけだし、仏像に対する愛情もゆうこママさんほど深くないようでお恥ずかしいです。
今仏像に集中なさっているゆうこママさんの旅行記拝見しているのはすごく楽しいですよ♪
-
- 唐辛子婆さん 2010/11/06 16:48:26
- きこえましたよ
- >どこからか天女の音楽が聞こえてきませんか?
まさにぴったりの雲!!
昔バンコク郊外の古いお寺の壁画で見たのとおんなじやうな雲!
天使が舞い楽器を奏でていたやうな。
天使に階級があるのもそのとき初めて知りました。
- コクリコさん からの返信 2010/11/06 22:46:01
- RE: きこえましたよ
- たくさんコメントありがとうございます。
> まさにぴったりの雲!!
> 昔バンコク郊外の古いお寺の壁画で見たのとおんなじやうな雲!
そうですか! タイのお寺の壁画にも!
私は宇治平等院の楽器を奏でている雲中菩薩たちの乗っている雲を思い出しました。
> 天使に階級があるのもそのとき初めて知りました。
大天使ガブリエルも神のお使いをする天使だから階級は案外低いですよね。
一番偉い天使って顔を出さないみたいですよね。
よく絵に登場する可愛い天使たちは下っ端の天使だそうですね。
唐辛子婆さんたちと一緒に行ったら、雲を見ながらそんな話をワイワイしながら奈良を歩くのでしょうね。
-
- morino296さん 2010/11/02 07:23:23
- 暑さが思い起こされますね
- コクリコさん
おはようございます。
今年の夏の暑さが思い起こされますね。
薬師寺から唐招提寺までの道も良いですね。
薬師寺の土塀と屋根瓦は目を引きますね。
無粋な自動販売機も、暑さの中では有難かったようですね。
morino296
- コクリコさん からの返信 2010/11/03 08:29:56
- RE: 暑さが思い起こされますね
- morino296さん、おはようございます。
何だか最近はmorino296さんの行かれた後を追って奈良に行ってるみたいです(^^)
> 今年の夏の暑さが思い起こされますね。
今頃になって旅行記を書いていますと、写真の青空が爽やかな秋の空のような気がしますが、実際は猛烈な暑さでヘトヘトだったなんてね。
季節の移り変わりは速いです。
> 薬師寺から唐招提寺までの道も良いですね。
> 薬師寺の土塀と屋根瓦は目を引きますね。
この道はずっとこのまま残して欲しいですね。
屋根の飾り瓦は無意識に獲ったのですが、今回の旅で今井町や奈良町でも少しですが撮っていたことがわかりました。
意識して撮っていたらもっと面白い瓦をたくさん見つけることができたと思います、残念。
> 無粋な自動販売機も、暑さの中では有難かったようですね。
いったい1日に何回自販機にお世話になったやら。
9月の奈良も10月の奈良も奈良自体はモチロンですが、 同行したN氏や学生時代の友達、メールで会話したお内儀友達やトラベラーさん、お寺の方々・・・皆さんと一緒にとても楽しい旅になりました。
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