2010/08/20 - 2010/08/26
586位(同エリア1207件中)
まゆままさん
菓子工房ババ・チャーリーから横道それながらも無事歩いてホテルのあるヒーレンストリートに戻ってきた。
午後からはお昼ごはんに、まずはぜひとも行ってみたかったプラナカンの邸宅を改装したレストラン・プラナカンへ。
期待通りの豪奢なお屋敷にはあちこちにタイルが貼り巡らされ、またまたタイルを満喫~!
昼食後はホテルでくつろぐという家族を置いて、再び町歩きへ。
気になる通りを思う存分歩きまわって、アンティークのマジョリカタイルを物色しにお店巡りも。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
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-
ババ・チャーリーでお菓子も買って食べたし、帰り道でいろいろ?買い食いしたのでそれほどお腹は空いてなかったのだが・・
とりあえず、子どもたちと旦那にお昼ごはんを食べてもらわねば〜と、
まず第一に行ってみたかったお店、レストラン・プラナカンでランチをとることに。 -
レストラン・プラナカンは宿泊しているババハウスの並びにあるプラナカンの邸宅を改装したレストラン。
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玄関ポーチにはこちらも華麗な象嵌タイルが敷かれ、
美しいアールヌーヴォー風のリボンがデザインされたマジョリカタイルが貼り巡らされている。 -
そういえばこのリボン、余所の邸宅で見たことが・・
でも色やタイルの組み合わせが変わると全く違ったものに見えてしまう・・ -
エントランスホールは豪華な彫刻やアンティークの調度品などがゆったりと置かれていて
どんな高級なレストラン〜?とビビってしまいそうだが
お値段はいたってリーズナブルなので安心。。 -
エントランスホールにもイギリス製の象嵌タイルが敷き詰められている。
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エントランスホールを進むと吹き抜けが明るい客席。
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美しいらせん階段
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床の象嵌タイルも、エントランスホールから客席にくると微妙にデザインの違うものが貼られていて、
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更にその奥の客席に進むとまた違う模様に。
床のタイルとはいえ全部同じものを使わずに、少しずつデザイン違いのものを使っているところがニクい。
細かい所にまで贅が尽くされているんだなあ。 -
こちらは客席の周りを取り囲んでいたタイル。
いくつかの種類のタイルをきれいに色合わせし、腰くらいの高さまで贅沢に
貼り巡らされていた。 -
こちらもブルーと黄色の対比が鮮やかな組み合わせ。
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更に奥の客席には雰囲気はがらっと変わって、おとなし目な花のタイルが貼られていた。
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最も目を惹いたのが(自分が)この客席の真ん中くらいにあったタイルに囲まれた不思議な雰囲気の洗面台。
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なんと蛇口は金魚!
これは思わず手を洗ってしまいたくなる。 -
凝った装飾の木のメニューカバー。
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料理が来るまで更に探検を続ける。
更に奥へ進んで行くと中庭、トイレがあり・・ -
その奥には従業員のスペースへと続く。
こちらにも二階へ上がる階段が。
どんだけ奥行きあるの〜?!と驚くばかりのうなぎの寝床っぷり。 -
それにしても立派な階段・・
-
ここでもマラッカでしか食べれないようなニョニャ料理を食べてみたかったのだが・・
子どもたちが焼きそば(ミーゴレン)と焼き飯(ナシゴレン)しか食べない!
というんで無難なランチになってしまった・・;
これはデザートの「アイス・カチャン」
マラッカの砂糖グラムラカが効いて黒蜜のようなキャラメルのような味わいのかき氷。 -
食後は、子どもたちにはプールへ行ってもらおうとオランダ広場近くにある市民プールの情報をゲットしていた(ババハウスにはプールがないんで;)
のだが、
午前中に歩き過ぎて疲れたのでホテルで休みたいとのこと。
ということで私は食後は一人歩きに繰り出した。
まずはヒーレンストリート沿いにあるアンティークショップで有名な「シャリカット・アブドゥル」へ。
奥行きの長い店内には家具やランプ、時計や食器などの骨董品が所狭しと並ぶ。
入り口付近の床には象嵌タイルが敷かれている。
そしてお店の一画にマジョリカタイルのコーナーを発見!
ここのお店はタイルのコンディションによって細かくランク分けがされていて値段もそれぞれ違っている。
気に入ったものが一枚あったのだが、状態が良いためか結構高額。
ちょっと珍しいデザインではあったが、これじゃ日本でネットから買うのより高いんじゃあ?!という価格。
試しに値切ってみるがそれほど値段は下がらなさそう・・
とりあえず頭の片隅にキープしておいて別のお店へ。 -
同じくヒーレンストリートにあるアンティーク&お土産屋さんの「マラカ・ハウス」へ。
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プラナカンの邸宅を改装したお店は美術館か博物館のようで
店内をぶらぶら見て歩くだけでも楽しい〜 -
中庭を挟んで更に奥にもお店のディスプレイは続く。
-
こちらにもアンティークのマジョリカタイルのコーナーがあり、
コンディションはさまざまだけれど一律価格だ。
掘り出し物を探そう〜
一日目はこの少し小さなサイズの「Y」の字がデザインされたものが気に入って購入。
このタイルを横に並べるとお花の鎖がつながる感じになるんだろうか〜
つぼみの花のあしらいや、やや東洋的な雷門風のデザインもかわいい! -
ジョンカーストリートにもう一軒ある「シャリカット・アブドゥル」へも訪れた。
こちらも品ぞろえは豊富そうだったが、これ!と気に入ったものがなく・・
マジョリカタイル購入大作戦?は翌日に持ち越されることに。 -
そして再びぶらぶらと歩きはじめる。
マラッカのトライショーは本当にハデハデ。
派手さを競い合ってどんどん
エスカレートしてるっていう感じなんだろか〜? -
なんだかアプローチから素敵な雰囲気でついつい中へ入ってみようという気にさせてくれるようお店。
-
アンティークのプラナカンの食器を売るお店も。
やわらかいパステルカラーがかわいい。 -
主要な通りを少し外れると生活感の見えるお店なども出現しておもしろい・・
店先で何かを熱心に磨いていた金物屋さん・・ -
いろんなかごがぶら下がるかご屋さん
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ショップハウスに入れられた窓の格子も繊細な模様の物がいろいろと。
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「喜」モチーフが素敵な格子窓も。
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赤い提灯が並ぶチャイナタウン
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天辺に建築年(1938)が書かれているこんな建物も。
アール・デコ調の意匠に
二階の窓にはカラフルな色ガラスが入れられていた。 -
一階の柱に漢字で商店名が書かれているこの辺りは食品の卸しの店が並ぶ通り。
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色が塗り替えられて少々ケバケバしくなっているショップハウスもご愛嬌?!
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造花をめいっぱい背負ったこんなトライショーも。
後ろ姿も隙なくデコられてるな〜 -
こちらは1673年に建てられたマレーシア最古の中国寺院、青雲亭。
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中国から運んだ資材を使って建てられたという。
屋根の上の装飾がとてもカラフルで細やか。 -
屋根の装飾のアップ。
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中国寺を通り過ぎてしばらく行くと、お菓子を売るお店が。
お店では奥で手作りされていて、
試食販売してたので思わず味見。 -
焼きたてが美味しそう、
豆沙餅(タオサーピア)はパイ生地の中に緑豆餡が入っていて
甘いタイプと塩味タイプの二種類ある。
塩味の饅頭ってやっぱり食べ慣れないので不気味かも・・ -
こっちのパイナップルジャム入りのパイ?が気に入ったので購入。
お菓子が崩れないようちゃんとタッパに入って売っている。
しかし安心してスーツケースへ入れてたら・・帰ったらやっぱり崩れてた; -
いろんな料理やお菓子に欠かせないココナッツの実を取り出す作業をする人。
ココナッツはココナッツジュースを始め、ココナッツミルク、そして殻や皮に至るまで
肥料や燃料、ロープやたわし、民芸品などに余すところなく使えるというエコな食材なのだ。 -
お菓子の試食もして、のども渇いてきたところで一休みすることに。
ジョンカーストリートにある昔ながらのコピティアム、「ロウ・コン・ジョン・アイスカフェ」にて。 -
パイナップルが入った黄梨水は冷たくてさわやかな美味しさ。
向かいに写ってるのは合席になったビールを飲んでいた知らないおじさん。 -
そして再びヒーレンストリートへ戻って来た。
そう、一つ思い出したのが本に載っていた「秘伝のカレー粉」を買いに行かねば!
ヒーレンストリートの165番は外観は普通の家なのだが
こちらの家のおばあさんが手作業でスパイスの天日干しから挽きまでを手作業で行い、15種類ものスパイスを配合した秘伝のカレー粉を売っているという。
ドアは閉ざされているのでベルを鳴らして呼ぶ。 -
ベルを鳴らすと一人のおばあさんが出てきてくれた。
この方がカレー粉を手作りされてる方だろうか〜
中へ招き入れられると、ショーケースにいくつかの商品が並べられていた。
そして、無事カレー粉をゲット。
カレー好きの友人のお土産にもして喜んでもらえた。 -
せっかく中へ入れたショップハウス。
家の中がどうなっているのか興味津々・・
奥にチラリと見えた中庭・・
我慢できずに、少し見せてください!
とお願いすると、どうぞ、と言われ・・次の間に進むと現れたのが
とても美しい階段、そして階段下にはびっしり貼られたマジョリカタイル!
すご〜〜い!
階段手すりの装飾は美しいアールヌーヴォー調の曲線を描いている。 -
タイルもきれい!
階段下に贅沢にふんだんに使われている。 -
階段の後ろ側にポイントに入れられていた天使のレリーフタイルも。
うわ〜やっぱり、家の中にもこうしてタイルが隠れているんだ〜仰天〜
相変わらず興奮冷めやらない私・・
まだ夕飯までには時間があるし、オランダ広場辺りへ行こうかな?
バスのチケットをなぜか今晩の10時に取りに来い、とディスカバリーカフェで言われてたのだが
夜の10時には出かけにくいし、ひょっとすればもう手配済みかもしれないと期待してついでに取りに行くことに。 -
バスのチケットは、無事用意が出来ていた。
よかった〜
帰りにオランダ広場へ立ち寄る。
マラッカの旅、マジョリカタイルから始まってしまったけど、
マラッカの中心で最も賑わう観光名所なのはこのオランダ広場。
建設が始まった1641年、オランダ占領時代は周辺建物の色は白だったそうだが
イギリス時代にこのサーモンピンク色に塗り替えられたそう。
なぜこの色なのかはいまだに謎なのだとか。
この広場周辺はさすがに観光地らしく広場には観光客で大賑わい、客待ちの飾り立てられたトライショーがずらりと並んでいた。 -
オランダ広場ではマラッカ王国時代に使われていた動物の形をした古銭が買えるという海洋考古博物館へ行きたかったのだけど、
どうも改装中?とのことで行けず・・ -
-
オランダ広場から少し歩いたところにあるセント・フランシス・ザビエル教会は
1849年にフランシスコ・ザビエルに捧げるため、フランス人宣教師によって建てられたゴシック様式の教会。 -
朝、通りかかった時には門が閉ざされていたが、
開いていたので見学していくことに。 -
-
そしてそろそろ家族の待つホテルへ帰ることに。
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この日の夕飯はTony’s netさんのサイトから「アジアで一番美味しいタンドリーチキン」との定評がある「パク・プトラ」へ行くことに。
地図で見るとホテル(ババハウス)のちょうど裏手の方で直線距離にするとかなり近そうだったが道がないのでぐる〜っと回ってきたのだったが・・
帰りにホテルの裏口から出たらすぐ、ってことに気付いた・・ショック;
自分の泊まってるホテルがこんなに奥行きがあったとは気づいてなかった・・ -
店頭ではタンドールの中でおいしそうなチキンが焼かれてる〜
ナンの生地をこねる店員さんを眺めながら路上のテーブルで料理を待つ。
お客さんは続々と増えてきて、隣の隣の店の前の路上にまでテーブルが広がっていた。
さすがに人気店だけあるなあ。 -
そして運ばれて来たタンドリーチキンにカレーにナン。
タンドリーチキンは定評通り美味しくて、子どもたちもぺろりと平らげた。
カレーもナンも、子どもたちは気に入った様子で、家族皆満足できる夕食だった。
こうして長かったマラッカの一日が終了〜。
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この旅行記へのコメント (2)
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- たらよろさん 2010/12/23 18:51:14
- マラッカ”!
- こんばんは〜まゆまま様♪
マラッカの街並み、そして建築物のタイル、
本当に見ごたえありますね〜
来年シンガポールに行くことになったので、
チャンスあればマラッカも。。。なんて思いましたが
日帰りで数時間行くにはあまりにも勿体無すぎる街だわ〜
これは、ちゃんとマレーシアに行った方が良さそう♪
ってことで中途半端なマラッカはやめることにします(笑)
綺麗なタイルがいっぱいで
街並みも原色がいっぱいで熱気溢れた素晴らしいアジアの町ですね。
たらよろ
- まゆままさん からの返信 2010/12/23 22:53:31
- RE: マラッカ”!
- たらよろさん、こんばんは!
来年はシンガポールへ行かれるんですね。
シンガポールでもきっとマラッカに似た町並みやプラナカンタイルなど
見れそうですよね。
ぜひ楽しんできてください〜
マラッカも小さな町ですが、数時間の日帰りではほんとにもったいないですよね。
タイルを一枚一枚チェックするにはちょっと時間が足りないかも?!
また別の機会にぜひどうぞ〜
あと旅行記ひとつでマレーシア完成するんですがなかなか取りかかれず;
なんとか今年中に完成させねば〜
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