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今日は小学校付属果樹園での作業。<br /><br />◆小学校付属果樹園◆<br />高見さんが植林活動を始めた頃、貧しい農村の小学校を視察する機会があったそう。<br />冬はマイナス30℃、夏は35℃以上にもなる環境の中、あばら家のような教室で子供達は勉強していたそう。村には学校に行きたくても行けない子供達もたくさんいる。低学年の通う小学校はたいていの村にあるそうだが、高学年を受け入れる学校は大きな村にしかない。低学年なら高校を出ただけの村の人が教えられるが、高学年になるとそうはいかない。先生を確保できない事等が理由で学校が作れない。他の村の学校に行くにしても、通える距離ならまだいいけれど、遠ければ寄宿しなければならない。そうなれば、学費や食費等の負担がかかる。結局、学校に通えず、家の労働力として働かざるを得ない子供達が出てくる。学校に通えない子には女児が多い。男尊女卑の思想がまだまだ残っているということかなぁ。こうして農村女性の自立が困難になることが、子だくさんの原因にもなっている。貧しい村で人口が増えれば、ますます貧しくなる。悪循環。そこで、高見さんが考え付いたのが小学校付属果樹園。一見、環境保全には結びつかないようなプロジェクトやけど「この地域の問題点は環境破壊と貧困の悪循環だ。悪循環を断ち切るには、農村の自立しかない。自立なくして環境改善も有り得ない。自立するには十分な教育を受ける事が必要不可欠だ。」と言って環境基金の助成などを受けることができ、プロジェクトが始まったのが1996年。確かに、今日食べるものにも困っているような人達に「木を植えましょう!」等と言ったところで協力してくれるわけがない…。<br />森が再生するには何十年、何百年とかかるけど、果樹はうまくいけば4〜5年で収穫できる。それを売れば現金を得る事ができる。安定した収入があれば、子供を学校に通わせることができる。そして、さらに収益が上がれば、校舎の建て替えや給水設備の建設等にまわせる。さらに果樹園の良いところは、地中に根を伸ばしていくので土壌を保持することができる。枝は果樹を収穫しやすいように横へ伸びるようにしていくから、それが傘の役割を果たし、雨が直接地面をたたきつけることが少なくなる。これによって水土流失を防ぐことができる。さらにさらに、果樹は剪定をしないといけない。切り落とした枝が燃料になる!これで自然林を切り出すことも少なくなる。<br />果樹園は良い循環にする為に大きな役割を担っている。今では小学校付属果樹園の数は50以上にもなる。<br /><br />三十里鋪郷孫家店村の小学校へ向かう。到着すると、小学校の生徒達が太鼓や歌で迎えてくれた。寒い中、待っていてくれたのかと思うと申し訳なくもあり、ものすごく嬉しくもある。<br />私達が歩き出すと、皆が走ってついてくる。外国人の私達のひとつひとつの行動に興味津々の様子。こちらから近づくと、恥ずかしいのか顔を隠す子もいたが、皆とても人なつこくて本当に可愛い。<br />10分程歩くと、果樹園が見えてくる。付属果樹園といっても、かなり広大な面積。<br />起工式を終えると作業開始。畝に沿って、幅・深さ50cm程の穴を掘ったら、今掘った土を穴に戻す。土を柔らかくする為かな?そして、アンズの苗を植え、土をかぶせ、足で軽く踏み固めたら、バケツ2杯分くらいの水をかけて完了。今回は事前に穴が掘られていなかったので…張り切って掘り始めるも…なかなか進まへん。自分では精一杯やっているつもりなんやけどなぁ…見かねた先生らしき人が小学生にシャベルを渡すと、あっという間に苗を植えるところまで完了してしまった。情けないなぁ、自分。植林活動を手伝いに来たっていうのに手伝ってもらうやなんて…。苗を取りに行って、土に苗を差し込むのが私の担当となった。誰でもできるしっ!すいませんねぇ。隣のKさんも私と全く同じ状況になっている…。そうこうしていると、小学生に代わって自分と同年代風の男の人が穴を掘ってくれた。先生かな?とにかく皆で協力しよう!ワイワイ作業していると、同年代風の男の人が私達に何か話しかけてくる。けれど、全く聞き取れない。Kさんと2人でなんだ?なんだ?と言っていると、ジェスチャーから2人はどういう関係かと聞いているらしい事が分かった。「ト・モ・ダ・チ!」日本語で言って通じるわけがない。「Friend!」やっぱり通じない。するとKさんが「朋友!」と言ってくれた。あぁ、昨日うたった歌やんか!今度はバッチリ通じて、「そうか、そうか。」といった感じで頷いている。一言交わすと、もっと話したくなるのが人情。そこで、Kさんが「旅の指さし会話帳」を取り出してくれた。聞くと、男の人達は先生ではないらしいが、結局どういう人達なのかは分からなかった…。小学生達のお兄さん?村の若者?お互いの名前を言ったり、なぜか携帯電話の金額を聞かれたり。そういえば一人の人はずっと自分の携帯を触ってたなぁ。ヒマワリの種ももらった。ああだ、こうだと言い合い、気付けば10人近くも人が集まってきていて、ここにいる人達は全員、作業をする手が完全に止まっている。こりゃイカン!!いそいそと作業に戻り、今度は真面目に穴を掘る。今回も昼食時間で作業は終了。ちょっと、サボってしまったけど…まぁ国際交流ということで。アンズが立派に育ってくれることを願う。<br /><br />昼食は農家の家におじゃましていただく。私がおじゃまさせてもらったのは、自分と同い年の夫婦と7才の女の子の子供が一人の家庭。中はとても清潔で、オンドルの上で昼食をいただいた。オンドルとは台所の隣にある高床式(?)の間で、調理で使った火の湯気が床下に流れて床が暖かくなる構造。食事も寝るのもオンドルの上だそう。昼食はめちゃくちゃ美味しくて食べまくった。水がない土地なので、黄土高原の人達は米をあまり食べない。その代わりとなるのが饅頭(マントウ)。小麦粉に酵母を加えて発酵させてから蒸したもの。豚まんの具が入ってないバージョンみたいなん。それぞれの家によって味や固さなどが微妙に違うらしく、その家庭の味が出る食べ物。ここのお父さんは、私が確認しただけで饅頭を4つは食べてた。けっこう大きくて腹持ちしそうな饅頭。4つはスゴイ。というか中国の方はものすごい食べる。そんなに太ってるわけでもないのにビックリするくらい食べはる。とまぁ、米がない土地やけど、私達の為やろなぁ。炊き立てのお米も出してくれて、これがまた美味いのなんの。饅頭4つに負けへんくらい食べた。<br />夫婦は主にトウモロコシを作って生計を立てているとの事。この辺りの土地で育つものと言えば、キビやアワやトウモロコシ。その中で一番高く売れるのがトウモロコシだそう。<br />中国では標高の高い所と低い所で全く生活が違ってくる。それは全て水があるかないかにかかっている。低い所には必然的に水が流れていき、溜まるので土地も肥沃でたくさんの作物を育てる事ができる。農村としては比較的、豊かな生活を送ることができる。ちなみに、大同市内の中心も低い所に位置している。反対に高い所には水が留まらず、土地は乾き、限られた作物しか育てる事ができない。井戸を作るにしても何百mも掘らなければ水が出ない。家畜を入れるのも難しいので全てが人力。生産性が低い為、耕地面積が広くないとやっていけない。大変な労働の割に収穫・収入が少ない…。<br />笑顔で接してくれる農家の方々。私達の知らない所では大変な努力をされてるんだと思う。<br /><br />昼食を終え、小学校の校庭で交流会。学年毎に歌や踊りを披露してくれて、一生懸命な姿に心打たれる。こちら側は、労働組合の方々が出し物を用意してきていたので、それに便乗するような形で歌ったり、踊ったり。折り紙を教えることになった時なんかは、皆1枚の折り紙を大事そうに抱え、出来上がった飛行機をとびっきりの笑顔で飛ばしていた。こんな、なんでもないような事が子供達にとってはめちゃくちゃ楽しいことなんやなぁ。私達は子供達の笑顔に癒され、便利な生活に戻っていくわけやけど…私達が来たことは子供達や村の人達にとって、果たして良いことなんかな?大勢でワーッと押し寄せて、たいした数の植林もできずに、ワーッと帰っていく。「いや、ほんの一瞬の出会いがかけがえのないものなんやで、お互いにとって。笑顔で楽しく過ごしたやんか。それで良いんやで。」って思う気持ちもあるけど、なんか複雑。でも、あのキラキラした瞳は一生忘れることないなぁ。ありがとう。バスが走り出しても、ずっと手を振り続けてくれる子供達を見ていたら胸が締め付けられる思い。ホンマにありがとう。健やかに育ってや、子供達もアンズも。<br /><br />ホテルへ戻り、シャワーで埃を落とす。そして、この旅最後の夕食。旅がもう終わるのかと思うと、ものすごく切なくなってきて…唇を噛みしめながら総工会の方の歌を聴いた。皆でも歌い、最後の夕食を終えた。その後、急いで荷物をまとめ、大同駅へと向かう。駅は立派なもので、まず駅舎に入る為に一人一人切符を見せてチェックを受ける。日本の駅とはだいぶ違う。中へ入ると空港と同じような荷物検査があり、そこを通過して、再度切符を提示し、ホームへ入る事ができる。ホームへは乗車する列車が来る数十分前でないと入れない。<br />私が思う列車の良いところは、切符を通すチェック以外は何もないことであって、好きな時間にフラッと行けることであって、乗車予定の列車が来る何時間も前からホームでボッーとしていても誰にも何も言われないこと。中国ではこんなに厳重なシステムやなんて全然知らんかった…列車の旅も大変やなぁ等と思う。まぁ、めちゃくちゃ広い国土を持つ国のこと。列車に乗ることも飛行機に乗ることと同じくらいの感覚なんかもしれへん。私が乗り込んだのは、4人1部屋(部屋と言っていいのやら?)の一等寝台。「これで一番良いんですか…?!」思わず心の中でつぶやいてしまう。日本で2等寝台に乗ったことがあるけれど、全然違う。布団はなんや黒ずんでるし。全ての電気をつけても薄暗い。ベッドの幅はものすごく狭い。これ以上太ったら厳しいな。なんしか、空間が窮屈。一等でこれなら…ここより下の等級は一体どないなってるんやろ…?まぁ、横になってれば北京に着くんやし…。文句を言うでない、自分よ。さぁ寝よう。その前に…このツアーでは必ず一回は日誌を書かなくてはいけない。私が日誌当番に当ったのはこの日。日誌を書かな寝れへん!この日の出来事を順に思い出しながら書いていく。書き始めると、色んな出来事と感情が思い出されて…どんどん長くなっていく。はぁーこんなにいっぱい書くつもりなかったのに!必死で書き続け、1時間近くかかって書き終えた。お疲れ様、私。<br /><br /><br />緑の地球ネットワーク:http://homepage3.nifty.com/gentree/

中国で木を植える【子供達の笑顔】

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2010/04/03 - 2010/04/09

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k-kaoru

k-kaoruさん

今日は小学校付属果樹園での作業。

◆小学校付属果樹園◆
高見さんが植林活動を始めた頃、貧しい農村の小学校を視察する機会があったそう。
冬はマイナス30℃、夏は35℃以上にもなる環境の中、あばら家のような教室で子供達は勉強していたそう。村には学校に行きたくても行けない子供達もたくさんいる。低学年の通う小学校はたいていの村にあるそうだが、高学年を受け入れる学校は大きな村にしかない。低学年なら高校を出ただけの村の人が教えられるが、高学年になるとそうはいかない。先生を確保できない事等が理由で学校が作れない。他の村の学校に行くにしても、通える距離ならまだいいけれど、遠ければ寄宿しなければならない。そうなれば、学費や食費等の負担がかかる。結局、学校に通えず、家の労働力として働かざるを得ない子供達が出てくる。学校に通えない子には女児が多い。男尊女卑の思想がまだまだ残っているということかなぁ。こうして農村女性の自立が困難になることが、子だくさんの原因にもなっている。貧しい村で人口が増えれば、ますます貧しくなる。悪循環。そこで、高見さんが考え付いたのが小学校付属果樹園。一見、環境保全には結びつかないようなプロジェクトやけど「この地域の問題点は環境破壊と貧困の悪循環だ。悪循環を断ち切るには、農村の自立しかない。自立なくして環境改善も有り得ない。自立するには十分な教育を受ける事が必要不可欠だ。」と言って環境基金の助成などを受けることができ、プロジェクトが始まったのが1996年。確かに、今日食べるものにも困っているような人達に「木を植えましょう!」等と言ったところで協力してくれるわけがない…。
森が再生するには何十年、何百年とかかるけど、果樹はうまくいけば4〜5年で収穫できる。それを売れば現金を得る事ができる。安定した収入があれば、子供を学校に通わせることができる。そして、さらに収益が上がれば、校舎の建て替えや給水設備の建設等にまわせる。さらに果樹園の良いところは、地中に根を伸ばしていくので土壌を保持することができる。枝は果樹を収穫しやすいように横へ伸びるようにしていくから、それが傘の役割を果たし、雨が直接地面をたたきつけることが少なくなる。これによって水土流失を防ぐことができる。さらにさらに、果樹は剪定をしないといけない。切り落とした枝が燃料になる!これで自然林を切り出すことも少なくなる。
果樹園は良い循環にする為に大きな役割を担っている。今では小学校付属果樹園の数は50以上にもなる。

三十里鋪郷孫家店村の小学校へ向かう。到着すると、小学校の生徒達が太鼓や歌で迎えてくれた。寒い中、待っていてくれたのかと思うと申し訳なくもあり、ものすごく嬉しくもある。
私達が歩き出すと、皆が走ってついてくる。外国人の私達のひとつひとつの行動に興味津々の様子。こちらから近づくと、恥ずかしいのか顔を隠す子もいたが、皆とても人なつこくて本当に可愛い。
10分程歩くと、果樹園が見えてくる。付属果樹園といっても、かなり広大な面積。
起工式を終えると作業開始。畝に沿って、幅・深さ50cm程の穴を掘ったら、今掘った土を穴に戻す。土を柔らかくする為かな?そして、アンズの苗を植え、土をかぶせ、足で軽く踏み固めたら、バケツ2杯分くらいの水をかけて完了。今回は事前に穴が掘られていなかったので…張り切って掘り始めるも…なかなか進まへん。自分では精一杯やっているつもりなんやけどなぁ…見かねた先生らしき人が小学生にシャベルを渡すと、あっという間に苗を植えるところまで完了してしまった。情けないなぁ、自分。植林活動を手伝いに来たっていうのに手伝ってもらうやなんて…。苗を取りに行って、土に苗を差し込むのが私の担当となった。誰でもできるしっ!すいませんねぇ。隣のKさんも私と全く同じ状況になっている…。そうこうしていると、小学生に代わって自分と同年代風の男の人が穴を掘ってくれた。先生かな?とにかく皆で協力しよう!ワイワイ作業していると、同年代風の男の人が私達に何か話しかけてくる。けれど、全く聞き取れない。Kさんと2人でなんだ?なんだ?と言っていると、ジェスチャーから2人はどういう関係かと聞いているらしい事が分かった。「ト・モ・ダ・チ!」日本語で言って通じるわけがない。「Friend!」やっぱり通じない。するとKさんが「朋友!」と言ってくれた。あぁ、昨日うたった歌やんか!今度はバッチリ通じて、「そうか、そうか。」といった感じで頷いている。一言交わすと、もっと話したくなるのが人情。そこで、Kさんが「旅の指さし会話帳」を取り出してくれた。聞くと、男の人達は先生ではないらしいが、結局どういう人達なのかは分からなかった…。小学生達のお兄さん?村の若者?お互いの名前を言ったり、なぜか携帯電話の金額を聞かれたり。そういえば一人の人はずっと自分の携帯を触ってたなぁ。ヒマワリの種ももらった。ああだ、こうだと言い合い、気付けば10人近くも人が集まってきていて、ここにいる人達は全員、作業をする手が完全に止まっている。こりゃイカン!!いそいそと作業に戻り、今度は真面目に穴を掘る。今回も昼食時間で作業は終了。ちょっと、サボってしまったけど…まぁ国際交流ということで。アンズが立派に育ってくれることを願う。

昼食は農家の家におじゃましていただく。私がおじゃまさせてもらったのは、自分と同い年の夫婦と7才の女の子の子供が一人の家庭。中はとても清潔で、オンドルの上で昼食をいただいた。オンドルとは台所の隣にある高床式(?)の間で、調理で使った火の湯気が床下に流れて床が暖かくなる構造。食事も寝るのもオンドルの上だそう。昼食はめちゃくちゃ美味しくて食べまくった。水がない土地なので、黄土高原の人達は米をあまり食べない。その代わりとなるのが饅頭(マントウ)。小麦粉に酵母を加えて発酵させてから蒸したもの。豚まんの具が入ってないバージョンみたいなん。それぞれの家によって味や固さなどが微妙に違うらしく、その家庭の味が出る食べ物。ここのお父さんは、私が確認しただけで饅頭を4つは食べてた。けっこう大きくて腹持ちしそうな饅頭。4つはスゴイ。というか中国の方はものすごい食べる。そんなに太ってるわけでもないのにビックリするくらい食べはる。とまぁ、米がない土地やけど、私達の為やろなぁ。炊き立てのお米も出してくれて、これがまた美味いのなんの。饅頭4つに負けへんくらい食べた。
夫婦は主にトウモロコシを作って生計を立てているとの事。この辺りの土地で育つものと言えば、キビやアワやトウモロコシ。その中で一番高く売れるのがトウモロコシだそう。
中国では標高の高い所と低い所で全く生活が違ってくる。それは全て水があるかないかにかかっている。低い所には必然的に水が流れていき、溜まるので土地も肥沃でたくさんの作物を育てる事ができる。農村としては比較的、豊かな生活を送ることができる。ちなみに、大同市内の中心も低い所に位置している。反対に高い所には水が留まらず、土地は乾き、限られた作物しか育てる事ができない。井戸を作るにしても何百mも掘らなければ水が出ない。家畜を入れるのも難しいので全てが人力。生産性が低い為、耕地面積が広くないとやっていけない。大変な労働の割に収穫・収入が少ない…。
笑顔で接してくれる農家の方々。私達の知らない所では大変な努力をされてるんだと思う。

昼食を終え、小学校の校庭で交流会。学年毎に歌や踊りを披露してくれて、一生懸命な姿に心打たれる。こちら側は、労働組合の方々が出し物を用意してきていたので、それに便乗するような形で歌ったり、踊ったり。折り紙を教えることになった時なんかは、皆1枚の折り紙を大事そうに抱え、出来上がった飛行機をとびっきりの笑顔で飛ばしていた。こんな、なんでもないような事が子供達にとってはめちゃくちゃ楽しいことなんやなぁ。私達は子供達の笑顔に癒され、便利な生活に戻っていくわけやけど…私達が来たことは子供達や村の人達にとって、果たして良いことなんかな?大勢でワーッと押し寄せて、たいした数の植林もできずに、ワーッと帰っていく。「いや、ほんの一瞬の出会いがかけがえのないものなんやで、お互いにとって。笑顔で楽しく過ごしたやんか。それで良いんやで。」って思う気持ちもあるけど、なんか複雑。でも、あのキラキラした瞳は一生忘れることないなぁ。ありがとう。バスが走り出しても、ずっと手を振り続けてくれる子供達を見ていたら胸が締め付けられる思い。ホンマにありがとう。健やかに育ってや、子供達もアンズも。

ホテルへ戻り、シャワーで埃を落とす。そして、この旅最後の夕食。旅がもう終わるのかと思うと、ものすごく切なくなってきて…唇を噛みしめながら総工会の方の歌を聴いた。皆でも歌い、最後の夕食を終えた。その後、急いで荷物をまとめ、大同駅へと向かう。駅は立派なもので、まず駅舎に入る為に一人一人切符を見せてチェックを受ける。日本の駅とはだいぶ違う。中へ入ると空港と同じような荷物検査があり、そこを通過して、再度切符を提示し、ホームへ入る事ができる。ホームへは乗車する列車が来る数十分前でないと入れない。
私が思う列車の良いところは、切符を通すチェック以外は何もないことであって、好きな時間にフラッと行けることであって、乗車予定の列車が来る何時間も前からホームでボッーとしていても誰にも何も言われないこと。中国ではこんなに厳重なシステムやなんて全然知らんかった…列車の旅も大変やなぁ等と思う。まぁ、めちゃくちゃ広い国土を持つ国のこと。列車に乗ることも飛行機に乗ることと同じくらいの感覚なんかもしれへん。私が乗り込んだのは、4人1部屋(部屋と言っていいのやら?)の一等寝台。「これで一番良いんですか…?!」思わず心の中でつぶやいてしまう。日本で2等寝台に乗ったことがあるけれど、全然違う。布団はなんや黒ずんでるし。全ての電気をつけても薄暗い。ベッドの幅はものすごく狭い。これ以上太ったら厳しいな。なんしか、空間が窮屈。一等でこれなら…ここより下の等級は一体どないなってるんやろ…?まぁ、横になってれば北京に着くんやし…。文句を言うでない、自分よ。さぁ寝よう。その前に…このツアーでは必ず一回は日誌を書かなくてはいけない。私が日誌当番に当ったのはこの日。日誌を書かな寝れへん!この日の出来事を順に思い出しながら書いていく。書き始めると、色んな出来事と感情が思い出されて…どんどん長くなっていく。はぁーこんなにいっぱい書くつもりなかったのに!必死で書き続け、1時間近くかかって書き終えた。お疲れ様、私。


緑の地球ネットワーク:http://homepage3.nifty.com/gentree/

  • ずらーっと、大歓迎してくれた。

    ずらーっと、大歓迎してくれた。

  • ええ笑顔するねぇ。

    ええ笑顔するねぇ。

  • 皆、真剣に行進する。

    皆、真剣に行進する。

  • 村の人もいっぱい出てきてくれた。

    村の人もいっぱい出てきてくれた。

  • おちゃめな子発見。

    おちゃめな子発見。

  • 起工式にて。

    起工式にて。

  • 「付属」とは思えないような広さ。

    「付属」とは思えないような広さ。

  • この子に交代した途端、あっちゅう間に穴が掘られる。

    この子に交代した途端、あっちゅう間に穴が掘られる。

  • 立派に育ってくれよー!頼む!

    立派に育ってくれよー!頼む!

  • 一緒に作業とお喋りをした地元の兄さん。

    一緒に作業とお喋りをした地元の兄さん。

  • 農村の風景。

    農村の風景。

  • THE!トウモロコシ!

    THE!トウモロコシ!

  • 渋い顔して饅頭をいっぱい食べてはった。

    渋い顔して饅頭をいっぱい食べてはった。

  • 今日もまた、豪華な昼食。

    今日もまた、豪華な昼食。

  • 可愛すぎる。

    可愛すぎる。

  • やっぱり、可愛すぎる。

    やっぱり、可愛すぎる。

  • 学校や村の話を聞く。

    学校や村の話を聞く。

  • 私達に椅子を貸した為に立って授業を受ける子供達。<br />申し訳ない。

    私達に椅子を貸した為に立って授業を受ける子供達。
    申し訳ない。

  • 一生懸命に歌と踊りを披露してくれた。

    一生懸命に歌と踊りを披露してくれた。

  • ええ顔するんよなぁ。皆。ホンマにありがとう!

    ええ顔するんよなぁ。皆。ホンマにありがとう!

  • 右から2番目の子。ずーっと、ひまわりの種を食べては「ペッー!」して、この顔。生意気な子かと思ってたら、帰り際に「ザイチェン!(さようなら)」って笑顔で言ってくれた。くそー、可愛すぎる。

    右から2番目の子。ずーっと、ひまわりの種を食べては「ペッー!」して、この顔。生意気な子かと思ってたら、帰り際に「ザイチェン!(さようなら)」って笑顔で言ってくれた。くそー、可愛すぎる。

  • 折り紙でおおはしゃぎ。

    折り紙でおおはしゃぎ。

  • 良いポーズするよなぁ。

    良いポーズするよなぁ。

  • 大同の総工会主催の豪華な夕食。<br />滞在中、最後の夕食は切なかった…。

    大同の総工会主催の豪華な夕食。
    滞在中、最後の夕食は切なかった…。

  • 総工会の主席のお方。<br />めちゃくちゃ歌がうまい!楽器も絵も書も、ものすごいレベルだそう。<br />大同でこのお方を知らない人はいない程だそうです。

    総工会の主席のお方。
    めちゃくちゃ歌がうまい!楽器も絵も書も、ものすごいレベルだそう。
    大同でこのお方を知らない人はいない程だそうです。

  • 大同駅。寒かったなぁ。

    大同駅。寒かったなぁ。

  • 寝台列車に乗り込む。

    寝台列車に乗り込む。

  • 車内。狭すぎてうまく写せず…。

    車内。狭すぎてうまく写せず…。

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