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アルプスの麓、小さい町のクールマイユール。でも世界的な観光地。ブランド店も軒を連れねていました。そしてトリノ。サボイア家の安定した治世で繁栄した都市です。美しい町並みと歴史を感じながら歩きました。<br />アオスタからは国鉄のバス。ストロンボリーノで電車に乗り換えトリノのポルタノーバ駅に其処からはタクシーで最後のホテル、プリンチペ デイ・ピエモンテに到着します。<br />ピエモンテの第一人者という意味ですがすばらしいホテルでした。<br />ジュニアースイートの部屋は通常1泊500くらいするのが真夏のことで200ユーロです。ジャグジー付きのお風呂もシャワールームも大理石。お風呂でもTVの音が聞こえ、朝ごはんも美味しい!<br />真夏の高級シティーホテルはお買い得。<br /><br />サボイア家の首都にふさわしく山ガールスタイルから少しドレスアップし街に。さすが天下の祭日なので、休日割引や無料になる美術館や博物館などは行列です。30分ほど並び有名なエジプト博物館に入ります。ロンドンやカイロに並ぶ豊富な収蔵品があるそうです。<br />18世紀後半の建物ですが建物も博物館入りしてもいいようです。この敷地内でも遺跡が出るみたいで掘っている最中、イタリアは厚みがありますね。<br />モーレ・アントネッリアーナ。<br />タクシーで映画博物館に直行しました。10時前で展望エレベーターはまだ動いていませんでした。展示を見ようとしていたときです。Y子サンが足を痛めていたのを見つけた館内の職員はエレベーターで2階に案内してくれたり降りるときも気を使ってくれたりとても親切でした。古い建造物、天井が高く2階に行くにも日本の建物の3階に行くくらい階段が有ります。それ以降も色々気使いしてくれました。<br />先ず、展示は影絵の投射から始まり動く絵の原理や視覚の錯覚などの展示があります。スライドや昔の貴重な写真、コマ送りの絵から動画に変わります。<br />3階は私たちの記憶にある俳優や女優の写真や映像がもうらされていました。見入っていると時間が瞬く間にたちます。<br />ポスターも壁にずらりと。<br />1階に戻ると楽しい仕掛けが沢山ありました。<br />ソファーに寝ながら映像を楽しんだり、冷蔵庫に入ると便座の椅子がありそこで映像を見たり、カフェのようなテーブルで映像を見ることも。アニメのキャラクターの切り取りのあるドーア、其の中は懐かしいアニメに主人公達ベテイちゃんもいました。私たちの琴線に触れ感動と胸の奥の思い出を掘り起こしてくれました。<br />展望エレベーターで上がるとトリノの町並みが一望できます。<br />ドーラリパリ川とポー川が合流するイタリアの穀倉地帯、古くはハンニバル(第2次ポエニ戦役前期紀元前219〜216年)にも占拠された所、ガリアの一部でした。<br />サボイア家の安定した支配下で都市整備と建築活動が進み、今見ることが出来るイタリアン・バロック様式の美しい町並みがつくられました。<br />まっすぐにポー川まで続く通り、きちんと区画整理された町なみはうつくしいものです。<br />其の先にはアルプスの山々も見ることができました。<br />モーレ・アントネッリアーナはこの町で一番高い建物、トリノのシンボルです。トリノには見るべきものは沢山有ります。フィアットの拠点です。自動車博物館や王宮など是は今回は時間が無いので割愛しました。<br />さてカフェです。18世紀から続くカフェがいくつかあります<br />其のうちの1つ、ムラッサーノここは昔ながらのサンドウイッチが有名です。お昼を軽く採ろうとしていたところ、トマトとローストビーフのサンドにカフェY子サンは卵の入ったものを食べましたが美味しくて美味しくてお代わりしてしまいました。<br />壁に一面彫刻がしてあり金箔が張ってあります。時間が経ちけばけばしさは無いものの風格を感じます。<br />イケ面のウエイターも風格さえ感じられました。<br />親切なマダムと常連の客達は、私たちがハムやチーズを買いたいのだけれど今日開いているお店を教えてほしいと言ったところ、夏休みでみんな休んでいるけどと言いながら大きなスーパーや開いていそうな店やその電話を電話帳で調べてくれたりとても親切にしてくれました。<br />それから駅にある大型スーパーに行くとなんと旨そうなチーズやハム、チョコレートが沢山並んでいました。沢山のお土産を抱えホテルに戻り再び夕食のために出かけました。今度はコインというデパート、可愛い瓶やマグネットをいくつか買いレストランをさがします。<br />店がみんなお休みで納得行くところが無く暫く探しまわった後、ホテルで夕食をします。<br />突き出し、ワインはガヴィ、海老のカクテール、雲丹のパスタにかにのグラタン。さすがに魚料理に走りました。美味しく、雰囲気は最高な最後の晩餐でした。<br /><br />    <br />

アオスタ 北イタリアの大自然とサボイア家の古都 6

8いいね!

2010/08/07 - 2010/08/18

83位(同エリア211件中)

0

15

indijyonko

indijyonkoさん

アルプスの麓、小さい町のクールマイユール。でも世界的な観光地。ブランド店も軒を連れねていました。そしてトリノ。サボイア家の安定した治世で繁栄した都市です。美しい町並みと歴史を感じながら歩きました。
アオスタからは国鉄のバス。ストロンボリーノで電車に乗り換えトリノのポルタノーバ駅に其処からはタクシーで最後のホテル、プリンチペ デイ・ピエモンテに到着します。
ピエモンテの第一人者という意味ですがすばらしいホテルでした。
ジュニアースイートの部屋は通常1泊500くらいするのが真夏のことで200ユーロです。ジャグジー付きのお風呂もシャワールームも大理石。お風呂でもTVの音が聞こえ、朝ごはんも美味しい!
真夏の高級シティーホテルはお買い得。

サボイア家の首都にふさわしく山ガールスタイルから少しドレスアップし街に。さすが天下の祭日なので、休日割引や無料になる美術館や博物館などは行列です。30分ほど並び有名なエジプト博物館に入ります。ロンドンやカイロに並ぶ豊富な収蔵品があるそうです。
18世紀後半の建物ですが建物も博物館入りしてもいいようです。この敷地内でも遺跡が出るみたいで掘っている最中、イタリアは厚みがありますね。
モーレ・アントネッリアーナ。
タクシーで映画博物館に直行しました。10時前で展望エレベーターはまだ動いていませんでした。展示を見ようとしていたときです。Y子サンが足を痛めていたのを見つけた館内の職員はエレベーターで2階に案内してくれたり降りるときも気を使ってくれたりとても親切でした。古い建造物、天井が高く2階に行くにも日本の建物の3階に行くくらい階段が有ります。それ以降も色々気使いしてくれました。
先ず、展示は影絵の投射から始まり動く絵の原理や視覚の錯覚などの展示があります。スライドや昔の貴重な写真、コマ送りの絵から動画に変わります。
3階は私たちの記憶にある俳優や女優の写真や映像がもうらされていました。見入っていると時間が瞬く間にたちます。
ポスターも壁にずらりと。
1階に戻ると楽しい仕掛けが沢山ありました。
ソファーに寝ながら映像を楽しんだり、冷蔵庫に入ると便座の椅子がありそこで映像を見たり、カフェのようなテーブルで映像を見ることも。アニメのキャラクターの切り取りのあるドーア、其の中は懐かしいアニメに主人公達ベテイちゃんもいました。私たちの琴線に触れ感動と胸の奥の思い出を掘り起こしてくれました。
展望エレベーターで上がるとトリノの町並みが一望できます。
ドーラリパリ川とポー川が合流するイタリアの穀倉地帯、古くはハンニバル(第2次ポエニ戦役前期紀元前219〜216年)にも占拠された所、ガリアの一部でした。
サボイア家の安定した支配下で都市整備と建築活動が進み、今見ることが出来るイタリアン・バロック様式の美しい町並みがつくられました。
まっすぐにポー川まで続く通り、きちんと区画整理された町なみはうつくしいものです。
其の先にはアルプスの山々も見ることができました。
モーレ・アントネッリアーナはこの町で一番高い建物、トリノのシンボルです。トリノには見るべきものは沢山有ります。フィアットの拠点です。自動車博物館や王宮など是は今回は時間が無いので割愛しました。
さてカフェです。18世紀から続くカフェがいくつかあります
其のうちの1つ、ムラッサーノここは昔ながらのサンドウイッチが有名です。お昼を軽く採ろうとしていたところ、トマトとローストビーフのサンドにカフェY子サンは卵の入ったものを食べましたが美味しくて美味しくてお代わりしてしまいました。
壁に一面彫刻がしてあり金箔が張ってあります。時間が経ちけばけばしさは無いものの風格を感じます。
イケ面のウエイターも風格さえ感じられました。
親切なマダムと常連の客達は、私たちがハムやチーズを買いたいのだけれど今日開いているお店を教えてほしいと言ったところ、夏休みでみんな休んでいるけどと言いながら大きなスーパーや開いていそうな店やその電話を電話帳で調べてくれたりとても親切にしてくれました。
それから駅にある大型スーパーに行くとなんと旨そうなチーズやハム、チョコレートが沢山並んでいました。沢山のお土産を抱えホテルに戻り再び夕食のために出かけました。今度はコインというデパート、可愛い瓶やマグネットをいくつか買いレストランをさがします。
店がみんなお休みで納得行くところが無く暫く探しまわった後、ホテルで夕食をします。
突き出し、ワインはガヴィ、海老のカクテール、雲丹のパスタにかにのグラタン。さすがに魚料理に走りました。美味しく、雰囲気は最高な最後の晩餐でした。

    

旅行の満足度
4.5
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
4.5
ショッピング
4.0
交通
4.5
同行者
友人
交通手段
鉄道 高速・路線バス タクシー 飛行機
旅行の手配内容
個別手配

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  • シャモニーに比べ平野でなく山岳地帯のまちという感じです。

    シャモニーに比べ平野でなく山岳地帯のまちという感じです。

  • クールマイユールのミニトラン。

    クールマイユールのミニトラン。

  • クールマイユールの山岳ガイド博物館。<br />アルピニストの歴史が詰まっています。

    クールマイユールの山岳ガイド博物館。
    アルピニストの歴史が詰まっています。

  • 国立映画博物館、トリノのシンボルです。影絵から視覚の錯覚、動画、古い貴重な写真やポスター、映像。本当に素晴しい博物館でした。<br />エレベーターで展望台に昇ると美しい町並みのトリノが一望できます。

    国立映画博物館、トリノのシンボルです。影絵から視覚の錯覚、動画、古い貴重な写真やポスター、映像。本当に素晴しい博物館でした。
    エレベーターで展望台に昇ると美しい町並みのトリノが一望できます。

  • 館内には懐かしい人たちが展示されていました。

    館内には懐かしい人たちが展示されていました。

  • 18世紀都市計画により作られた街の景色です。<br />モーレアントネリアーナの展望台から。

    18世紀都市計画により作られた街の景色です。
    モーレアントネリアーナの展望台から。

  • カイロ、大英博物館に次ぐ収蔵のあるエギプト博物館。こんなこともあんなこともあるんです。

    カイロ、大英博物館に次ぐ収蔵のあるエギプト博物館。こんなこともあんなこともあるんです。

  • カリニヤーノ宮殿。

    カリニヤーノ宮殿。

  • ポー川のゆったりした流れは豊かなイタリアの穀倉地帯を作りました。

    ポー川のゆったりした流れは豊かなイタリアの穀倉地帯を作りました。

  • サンカルロ広場、サンカルロとサント・クリステイナの教会です。

    サンカルロ広場、サンカルロとサント・クリステイナの教会です。

  • サイトで予約した5星プリンチぺ・デ・ピエモンテ<br />ピエモンテの第一人者という意味です。<br />500ユーロもするジュニア・スイートがなんと200ユーロ。朝ごはんも豊富で美味しい!<br />ホテルの前には高級車も留まっていました。<br />夏休みの大都市のホテルはねらい目です。

    サイトで予約した5星プリンチぺ・デ・ピエモンテ
    ピエモンテの第一人者という意味です。
    500ユーロもするジュニア・スイートがなんと200ユーロ。朝ごはんも豊富で美味しい!
    ホテルの前には高級車も留まっていました。
    夏休みの大都市のホテルはねらい目です。

  • イタリア統一の立役者達が集い討議を戦わせたカフェ。ムラッサーノは今も健在。此処のサンドウイッチは伝統的なつくりで本当に美味しいものでした。かっこいいベル・ジョバネのウエイターとマダムがとても親切でした。

    イタリア統一の立役者達が集い討議を戦わせたカフェ。ムラッサーノは今も健在。此処のサンドウイッチは伝統的なつくりで本当に美味しいものでした。かっこいいベル・ジョバネのウエイターとマダムがとても親切でした。

  • トリノは水のみ場が沢山ありますアルプスの伏流水が美味しいかった。蛇口はトリノのシンボル、雄牛はTORINO という地名とTORO、TORI に似ている語呂合わせ。

    トリノは水のみ場が沢山ありますアルプスの伏流水が美味しいかった。蛇口はトリノのシンボル、雄牛はTORINO という地名とTORO、TORI に似ている語呂合わせ。

  • 最後の晩餐はプリンチペ・デ・ピエモンテのダイニングでしました。さすがに美味しい。ワインはガヴィです。

    最後の晩餐はプリンチペ・デ・ピエモンテのダイニングでしました。さすがに美味しい。ワインはガヴィです。

  • ポルタスーザ駅。一足先にホテルを出てミラノまでエアーポートバスで向かいます。イタリアアルプスが何所までも続いていました。

    ポルタスーザ駅。一足先にホテルを出てミラノまでエアーポートバスで向かいます。イタリアアルプスが何所までも続いていました。

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