マムズ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
充実のクジラ&イルカツアーを楽しんだワタシ。<br />陸に上がったのは夕方5時を少しまわった頃だった。まだ明るい。<br />せっかく他に何もないホテルから来たのだから、マムズの街を少し歩くか・・・食事をして帰ろうと考える。<br />ついでに、ユーロを少し引き出しておいたほうがよさそうな気がした。ツアー代金70ユーロとタクシー代片道25ユーロを使って、あまり現金じたい持ってきていない。<br /><br />旅行前、日本でつくったシティバンクのキャッシュカード・・・★PLUSのマークがあるATMなら使えるハズ・・・ながら。<br />港に面してすぐの所にある地元の銀行?のATMは、使えなかった。マーク自体が無い。<br />仕方ないな・・・と、少々歩くと別の銀行店舗にATMが1台。店舗自体は営業終了している。<br />こんどはPLUSマークを発見した・・・と同時に、<br /><br />故障中<br /><br />のサインもあることに。<br />別のマイヨット人がATMが動かないのを見て、ブツブツ文句を言って去っていく。<br />こんな土地で、おカネ出せなきゃ困るでしょうが・・・!<br /><br /><br />港の周辺だが・・・ハッキリいって何も無い。というかこれが「街」なのか?というくらい田舎。<br />田舎は結構だが、商店やレストランすらろくに見あたらない。案内板を見ても美容室?とか、そんな店の案内板とかで役に立たない。店の看板はあっても、開いていない。。。今日は月曜日だよな。何なんだこの土地は?!<br /><br />おまけに、タクシーの数はそう多くない。見かけるタクシーは客を乗せていて、空車をみつけるのも苦労しそうな気配。この島じゃスクールバスみたいなのを除けば、タクシーしか交通手段が無いようだというのは初日の雰囲気でわかった。<br />朝のタクシーの運ちゃんに「ルトゥール?」(戻りはいいのか?)と言われた意味が分かってきて、後悔。<br /><br />まいっか、いま帰宅ラッシュなのだろう、とりあえずここで晩メシを食べてからにしようと、唯一マトモそうなレストラン、「オテル カリブ」(Hotel Caribou)の併設の「カフェレストラン カリブ」に入る。<br />ずーっと気になっているのだが、どうして東アフリカ沖なのに「カリブ」なんだ?・・・カリブ海じゃない。トナカイ(カリブー)がいるわけでもない・・・のに、とか思いながら。(答えは後日)<br /><br />レストランで目を引いたもの。<br />まさかこんな所で、「KARAOKE」などという単語を見るとは思わなんだ。どんなカラオケがあるのか興味津々だが・・・夜8時半じゃちょっと遅いな。<br />色黒だが若くてちょっとカワイ子ちゃんな地元の女性店員に「食事?」と聞かれ(てか身振り手振り)「食事」。。<br />まずはレユニオンのビール「ブルボン」を飲みながら、今日を振り返る。<br />やがて食事が運ばれてきた。頼んだのはやっぱり魚介系の・・・それ以外にワカリマセン。<br />アントレ。<br />ドレッシングに凝ったツナサラダだな。<br />これだけで十分ボリュームがあるのに。。<br />魚と野菜はうまい。がフランスなのにスパゲッティ・・・はいまひとつだった。<br />オテル サクリのレストランがやっぱり素材、調理とも最高にウマイんだな、という感想だ。<br />それでも客はどんどん入ってきて、やがてレストランは満席。<br /><br />夜8時すぎ。<br />食事を終了し、「カワイ子ちゃん」に会計および、<br />「タクシーを頼みたい。バンドレルまで・・」<br />ウィ・・・といって去った彼女が大急ぎで戻ってきた。<br /><br />え??タクシーが・・無い?<br /><br />唖然とするワタシ。<br />ど、どうすれば・・?<br />すると、年配の別の店員がやってきて、カタコトの英語混じりで解説してくれた。<br /><br />あのね〜、この島じゃ、南に行くタクシーは6時、遅くとも7時には終わっちゃうのよ!<br />あなたクルマもってないの? じゃぁホテルに電話して、誰かに迎えにきてもらうとかするほか無いわね。<br /><br />・・・<br />携帯もってきてない、手持ちの現金はあまり無い。<br />よりによってパスポートはもちろん、シティバンクのキャッシュカード以外にクレジットカードまで部屋に置いてきた。<br />併設のオテル カリブの値段を調べたら1泊100ユーロもする。ありえんな〜<br /><br />クルマで30分は、距離およそ20キロ〜25キロといったところか。途中はかなり起伏もあるし街灯もない道を、メッシュバッグ背負って夜通し歩くのか・・・?いやいやコトバは通じないが、ヒッチハイク?それとも、治安が悪そうだからとわざわざ回避したここマムズで、一夜を明かす??<br />・・・<br />通りを観察すると、確かにもう家族・知人?がクルマで迎えに来ているか、あとはヒッチハイクのように南北へ向かうクルマを止めて乗せてもらおうとするひと・・・<br /><br />この交通事情だから、何もないあのホテルでレンタカーが借りられるのか・・・・(今頃何ヲ・・)<br />もう50回を優に越えた海外旅行ながら、「宿に帰れない」は初めての事態。<br />タクシーは夜7時に終了するくせに、フェリーは夜中の12時過ぎまで動いていやがった。<br />そして午前1時から4時頃まで、港は完全に死んだような静けさに・・・眠くなんか、なりませんわな。<br /><br />・・・<br />・・・<br /><br />これが南アフリカだったら、タダじゃ済まんだろう・・・と思いつつ。<br />他の帰りそびれたらしい、いつまでもクルマに乗せてもらえない島の若者とビミョーな距離感を保ちつつ。<br />夜中に一瞬現れ、フランス語で何かまくし立ててくる酔っ払いからは逃れつつ。<br /><br />明け方まで街灯の下で、フランス語単語帳をタップリ読んで勉強することができたのだった。。。<br />リゾートな島で完徹!苦笑<br /><br />・・・<br /><br />朝4時頃になると、POLICEの車両が朝のパトロール?で走り始め、続いてスクールバスがおそらく生徒を拾いに各地方へ?出て行く。<br />まず、暗いうちに、どこかのモスクから響いてくるコーランの音で一日が始まる。<br />港はだんだん明るくなる。<br />タクシーは夜7時で営業終了なくせに、夜12時過ぎまで動いていたフェリーは、6時になってからようやく動き出す。<br />昨日は朝から晩まで、タクシーに泣かされっぱなしだったが、この日の朝はあっさりつかまった。早起きのイスラム教徒だ。<br />しかも「相場」より安い20ユーロ。初日のボッタクリ価格のちょうど1/2だ!<br /><br />早くも渋滞するマムズへの道路。その反対車線を、コーランの教えをタップリ聞かされながら(てか意味わかんねーし)タクシーは猛スピードでホテルに着いた。<br /><br />スバラシイ夜明けだった。<br /><br />こうして、このリゾートで想像もしなかった24時間、ボクにとっての「24」が、ようやく終わった。。。<br /><br /><br />でも、旅行記はまだ続きます。(笑)<br />

【旅行記2010】マイヨットの青い海(5)マムズの天国と地獄(後編)

10いいね!

2010/09/11 - 2010/09/16

8位(同エリア13件中)

0

6

okura

okuraさん

充実のクジラ&イルカツアーを楽しんだワタシ。
陸に上がったのは夕方5時を少しまわった頃だった。まだ明るい。
せっかく他に何もないホテルから来たのだから、マムズの街を少し歩くか・・・食事をして帰ろうと考える。
ついでに、ユーロを少し引き出しておいたほうがよさそうな気がした。ツアー代金70ユーロとタクシー代片道25ユーロを使って、あまり現金じたい持ってきていない。

旅行前、日本でつくったシティバンクのキャッシュカード・・・★PLUSのマークがあるATMなら使えるハズ・・・ながら。
港に面してすぐの所にある地元の銀行?のATMは、使えなかった。マーク自体が無い。
仕方ないな・・・と、少々歩くと別の銀行店舗にATMが1台。店舗自体は営業終了している。
こんどはPLUSマークを発見した・・・と同時に、

故障中

のサインもあることに。
別のマイヨット人がATMが動かないのを見て、ブツブツ文句を言って去っていく。
こんな土地で、おカネ出せなきゃ困るでしょうが・・・!


港の周辺だが・・・ハッキリいって何も無い。というかこれが「街」なのか?というくらい田舎。
田舎は結構だが、商店やレストランすらろくに見あたらない。案内板を見ても美容室?とか、そんな店の案内板とかで役に立たない。店の看板はあっても、開いていない。。。今日は月曜日だよな。何なんだこの土地は?!

おまけに、タクシーの数はそう多くない。見かけるタクシーは客を乗せていて、空車をみつけるのも苦労しそうな気配。この島じゃスクールバスみたいなのを除けば、タクシーしか交通手段が無いようだというのは初日の雰囲気でわかった。
朝のタクシーの運ちゃんに「ルトゥール?」(戻りはいいのか?)と言われた意味が分かってきて、後悔。

まいっか、いま帰宅ラッシュなのだろう、とりあえずここで晩メシを食べてからにしようと、唯一マトモそうなレストラン、「オテル カリブ」(Hotel Caribou)の併設の「カフェレストラン カリブ」に入る。
ずーっと気になっているのだが、どうして東アフリカ沖なのに「カリブ」なんだ?・・・カリブ海じゃない。トナカイ(カリブー)がいるわけでもない・・・のに、とか思いながら。(答えは後日)

レストランで目を引いたもの。
まさかこんな所で、「KARAOKE」などという単語を見るとは思わなんだ。どんなカラオケがあるのか興味津々だが・・・夜8時半じゃちょっと遅いな。
色黒だが若くてちょっとカワイ子ちゃんな地元の女性店員に「食事?」と聞かれ(てか身振り手振り)「食事」。。
まずはレユニオンのビール「ブルボン」を飲みながら、今日を振り返る。
やがて食事が運ばれてきた。頼んだのはやっぱり魚介系の・・・それ以外にワカリマセン。
アントレ。
ドレッシングに凝ったツナサラダだな。
これだけで十分ボリュームがあるのに。。
魚と野菜はうまい。がフランスなのにスパゲッティ・・・はいまひとつだった。
オテル サクリのレストランがやっぱり素材、調理とも最高にウマイんだな、という感想だ。
それでも客はどんどん入ってきて、やがてレストランは満席。

夜8時すぎ。
食事を終了し、「カワイ子ちゃん」に会計および、
「タクシーを頼みたい。バンドレルまで・・」
ウィ・・・といって去った彼女が大急ぎで戻ってきた。

え??タクシーが・・無い?

唖然とするワタシ。
ど、どうすれば・・?
すると、年配の別の店員がやってきて、カタコトの英語混じりで解説してくれた。

あのね〜、この島じゃ、南に行くタクシーは6時、遅くとも7時には終わっちゃうのよ!
あなたクルマもってないの? じゃぁホテルに電話して、誰かに迎えにきてもらうとかするほか無いわね。

・・・
携帯もってきてない、手持ちの現金はあまり無い。
よりによってパスポートはもちろん、シティバンクのキャッシュカード以外にクレジットカードまで部屋に置いてきた。
併設のオテル カリブの値段を調べたら1泊100ユーロもする。ありえんな〜

クルマで30分は、距離およそ20キロ〜25キロといったところか。途中はかなり起伏もあるし街灯もない道を、メッシュバッグ背負って夜通し歩くのか・・・?いやいやコトバは通じないが、ヒッチハイク?それとも、治安が悪そうだからとわざわざ回避したここマムズで、一夜を明かす??
・・・
通りを観察すると、確かにもう家族・知人?がクルマで迎えに来ているか、あとはヒッチハイクのように南北へ向かうクルマを止めて乗せてもらおうとするひと・・・

この交通事情だから、何もないあのホテルでレンタカーが借りられるのか・・・・(今頃何ヲ・・)
もう50回を優に越えた海外旅行ながら、「宿に帰れない」は初めての事態。
タクシーは夜7時に終了するくせに、フェリーは夜中の12時過ぎまで動いていやがった。
そして午前1時から4時頃まで、港は完全に死んだような静けさに・・・眠くなんか、なりませんわな。

・・・
・・・

これが南アフリカだったら、タダじゃ済まんだろう・・・と思いつつ。
他の帰りそびれたらしい、いつまでもクルマに乗せてもらえない島の若者とビミョーな距離感を保ちつつ。
夜中に一瞬現れ、フランス語で何かまくし立ててくる酔っ払いからは逃れつつ。

明け方まで街灯の下で、フランス語単語帳をタップリ読んで勉強することができたのだった。。。
リゾートな島で完徹!苦笑

・・・

朝4時頃になると、POLICEの車両が朝のパトロール?で走り始め、続いてスクールバスがおそらく生徒を拾いに各地方へ?出て行く。
まず、暗いうちに、どこかのモスクから響いてくるコーランの音で一日が始まる。
港はだんだん明るくなる。
タクシーは夜7時で営業終了なくせに、夜12時過ぎまで動いていたフェリーは、6時になってからようやく動き出す。
昨日は朝から晩まで、タクシーに泣かされっぱなしだったが、この日の朝はあっさりつかまった。早起きのイスラム教徒だ。
しかも「相場」より安い20ユーロ。初日のボッタクリ価格のちょうど1/2だ!

早くも渋滞するマムズへの道路。その反対車線を、コーランの教えをタップリ聞かされながら(てか意味わかんねーし)タクシーは猛スピードでホテルに着いた。

スバラシイ夜明けだった。

こうして、このリゾートで想像もしなかった24時間、ボクにとっての「24」が、ようやく終わった。。。


でも、旅行記はまだ続きます。(笑)

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
グルメ
5.0
ショッピング
1.0
交通
1.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
15万円 - 20万円
旅行の手配内容
個別手配
  • レストランで目を引いたもの。<br /><br />まさかこんな所で、「KARAOKE」などという単語を見るとは思わなんだ。どんなカラオケがあるのか興味津々だが・・・夜8時半じゃちょっと遅いな。<br />

    レストランで目を引いたもの。

    まさかこんな所で、「KARAOKE」などという単語を見るとは思わなんだ。どんなカラオケがあるのか興味津々だが・・・夜8時半じゃちょっと遅いな。

  • やがて食事が運ばれてきた。頼んだのはやっぱり魚介系の・・・それ以外にワカリマセン。<br />アントレ。<br />ドレッシングに凝ったツナサラダだな。<br />これだけで十分ボリュームがあるのに。。<br />

    やがて食事が運ばれてきた。頼んだのはやっぱり魚介系の・・・それ以外にワカリマセン。
    アントレ。
    ドレッシングに凝ったツナサラダだな。
    これだけで十分ボリュームがあるのに。。

  • 魚と野菜はうまい。がフランスなのにスパゲッティ・・・はいまひとつだった。<br />オテル サクリのレストランがやっぱり素材、調理とも最高にウマイんだな、という感想だ。

    魚と野菜はうまい。がフランスなのにスパゲッティ・・・はいまひとつだった。
    オテル サクリのレストランがやっぱり素材、調理とも最高にウマイんだな、という感想だ。

  • 朝4時頃になると、POLICEの車両が朝のパトロール?で走り始め、続いてスクールバスがおそらく生徒を拾いに各地方へ?出て行く。<br />まず、暗いうちに、どこかのモスクから響いてくるコーランの音で一日が始まる。<br />港はだんだん明るくなる。

    朝4時頃になると、POLICEの車両が朝のパトロール?で走り始め、続いてスクールバスがおそらく生徒を拾いに各地方へ?出て行く。
    まず、暗いうちに、どこかのモスクから響いてくるコーランの音で一日が始まる。
    港はだんだん明るくなる。

  • タクシーは夜7時で営業終了なくせに、夜12時過ぎまで動いていたフェリーは、6時になってからようやく動き出す。

    タクシーは夜7時で営業終了なくせに、夜12時過ぎまで動いていたフェリーは、6時になってからようやく動き出す。

  • 早くも道路は、マムズへ向かう側は朝の大渋滞。その反対車線を、コーランの教えをタップリ聞かされながら(てか意味わかんねーし)タクシーは猛スピードでホテルに着いた。<br /><br />スバラシイ夜明けだった。<br /><br />こうして、このリゾートで想像もしなかった24時間、ボクにとっての「24」が、ようやく終わった。。。<br />

    早くも道路は、マムズへ向かう側は朝の大渋滞。その反対車線を、コーランの教えをタップリ聞かされながら(てか意味わかんねーし)タクシーは猛スピードでホテルに着いた。

    スバラシイ夜明けだった。

    こうして、このリゾートで想像もしなかった24時間、ボクにとっての「24」が、ようやく終わった。。。

この旅行記のタグ

10いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

マヨットで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
マヨット最安 921円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

マヨットの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP