2010/09/11 - 2010/09/16
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okuraさん
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翌朝。
今日は楽しみにしていた「エクスキュルシオン」の日だ。
とかいいつつ、どんなツアーなのか、行程をまるで理解していない。苦笑。
何が必要なのかもさっぱりワカラナイので・・いちお、イルカとか見るんだろうな・・・とりあえず海パンはいたまま、ウェットスーツ含め基本3点セット、メッシュバッグに詰め込んで。
前夜に頼んであったタクシーで朝7時半にホテルを出発。8時に「大島」(グランテール)の中心マムズ集合である。値段はやっぱり25ユーロだった。
タクシーは「想定外」の、いやおそらくは「毎朝恒例」の渋滞に・・・はまる。
なんせ片側1車線、途中で渡る橋に至っては1車線を交互にわたるような道路事情だ。「ラッシュアワー」に巻き込まれたらどうなるか・・・推して知るべし。
このままツアーに置いていかれたら、何しにマムズの町まで出てきたのか、サッパリわからなくなる!・・・と思いつつ、為す術無し。文句すら言えない。。。今日は地獄の1日になったりして・・・と不安に。
マムズには宿がいくつかあるが、そうしなかったのは、治安に問題がありそうなことと、ビーチが無いこと。
今日はよりによって携帯電話を持ってきてない・・・てか「世界のSoftbank」がここじゃつながらないから。連絡手段も無し。
・・・
・・・
8時半をまわったころ、タクシーはようやく、フェリー乗り場のすぐ近くにある桟橋に到着。
タクシーの運転手は「ルトゥール!?」とか聞いてくるが・・・あぁ帰りのタクシーね。いいや別に。だいたい何時に戻ってくるかもわからないし。(これがあとで「地獄」を見る事に)
いくつものツアー客がいて、どれがワタシのツアーかサッパリわからない・・・
が、ツアー会社のほうは「たった1人のアジア人」がすぐに分かったらしい。
待っていたのは一隻のゴムボート。
よく日焼けして白い肌が赤みがかり、緑色のTシャツが鮮やかなフランス人青年に案内される。
30分も遅れて「アイムソーリー」「%&$%#’”@@++」
・・「イイヨイイヨ」って言ったんでしょうきっと(笑)
緑色のTシャツ青年がパイロットだった。ボートにはワタシの他に3組のフランス人。
ボンジュ〜
船はすぐに出発。すごいスピードで沖へ。初日に到着した「小島」(プチテール)の沖の方へ回り込んでいく。
3組のフランス人。
ボートの先頭に座ったのは、20代前半とおぼしき若者2人組。真ん中には相当年配の老夫婦。もう一組は、もうすこし若いそれでも割と年配の白人女性とさらに若そうな黒人男性のペア。どうゆう関係なんでしょう・・・とか想像したり。自由の国ふらんす。。
老夫婦のダンナさん、NIKONの高級一眼レフをビニール袋に入れて大事そうに抱えているが、「パイレーツ・オブ・カリビアン」に船乗りで出てきそうなくらい立派なヒゲをはやしている。
そうねぇ30分も走ったところでだろうか。いやぁほんとパイレーツに出てきそうだな、とか想像していると突然、緑のTシャツパイロット君が左前方を指さし、同時にヒゲのおっさんが「$%#&%()!!!」と叫んだ。なんだと思って見た先に、巨大な水柱が。
クジラだ!
このツアーは、クジラ&イルカウォッチングだな・・・と、ようやく「理解」(笑) ・・・
ここから延々数時間にわたり、クジラ追跡行が始まる・・・が、
クジラジャンプはわずか2回。写真を撮るヒマもなかったが、生で見るクジラジャンプはヤバい。
・・・
それでは、貴重なクジラのシッポを(笑)
フランス人は知らないでしょうが、クジラの肉はおいしくてね・・・なんて口が裂けても・・・
必死で探してほとんど見られなかったクジラに比べると、ドォフィン(イルカ)は実にフレンドリー。
ボートと一緒に泳ぎを楽しんでいるのがわかる。水族館のショーでもないのに回転技ジャンプとかしてるヤツもいる。
イルカの群れ。バシャバシャ
時間を忘れて延々5,6時間。
時にかなりのうねりがあったにもかかわらず、船酔いになることはなかった。
クジラ&イルカ追跡行を終えて、一行はどこだかわからないビーチへ。
他のボートの乗客らも集まり、ここで昼食。
ボートのパイロット達が我々の食事を準備している間、同じボートに乗って白人女性と一緒にきていた黒人男性が、木の棒をもって海へ潜り僅か数分、タコを刺して上がってきた。食材ではないので、彼にもてあそばれた挙げ句、木の枝に吊されてしまったが・・海の幸がモッタイナイ。。
ランチのメインはマグロの刺身。
さいころ状に切ったマグロの赤身を、少しカレー粉を効かしたタルタル系なソースに絡めたもの。別のボートのパイロットが親切に切り分けてくれた。「おーい、誰か英語できるやつは・・・いない・・・か・・・」とかいいながら、結局カタコトの英語で「おかわりもカフェもあるから」
醤油とワサビがほしい気もしたが、フランス人の「ソース」に対するこだわりは相当だ。こんな辺境のホテルのメニューにすら"Sashimi"が載ってるご時世。
今回のために買ったデジカメで撮った、スイングパノラマ。
コトバは通じないが、パイレーツオブカリビアンに船乗りで登場しそうなヒゲおじさんにデザートをもらったり、若者に写真を撮ってもらったり・・・なんともマッタリなひととき。
ランチ休憩が終わると、ボートは順次出発。。といっても時間はもう3時をまわって、ぼちぼち港に向かうのだろうと思われた。
途中、穏やかな入江に。
住宅街も見えるここで、イルカの群れがプカプカと・・・ボートが止まる。イルカと泳げるのか!?
「ここでダイブしていいの?」(英語)と叫ぶワタシ・・・「もちろんだよ」(たぶん)
若者2人組がさっそくシュノーケルとフィンをつけてドボン。ワタシもデジカメをハウジングに入れてドボン。。。
ボートに残ったひとたちが、「ほらアッチだ!」と指さしてイルカの方向を示す。群がる人間たち。
その中で自分もなんとか、水中のイルカを映像に・・・
・・・
・・・
・・・
収められませんでした・・・水中映像(苦笑)
バシャバシャと泳ぐ人間を嘲笑うかのように、イルカたちは人間の近くにスーッと寄ってきたかと思えば一瞬で潜って消え、また別の海面にプカっと浮き上がる。
野生ですから。そりゃ。
残念ながら透明度はよくなかった。。
ボートに上がると、年配の女性「ドゥフィンを見れた?さわれた?写真とれた?」「ノン、全然水中からじゃ見えなかったデス」
いつかはイルカと遊べるように・・・修行ですかな。
イルカと「戯れ」たあと、ボートは日が傾き始めたマムズの桟橋へ帰港。こんなゴムボートで1日・・・食事込みで70ユーロ也。
「みんな有り難う、オヴァ〜」
ツアー楽しかったな。
しかしこのあと、予想だにしない事態が・・・!
つづきます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
突然、緑のTシャツパイロット君が左前方を指さし、同時にヒゲのおっさんが「$%#&%()!!!」と叫んだ。なんだと思って見た先に、巨大な水柱が。
クジラだ!
このツアーは、クジラ&イルカウォッチングだな・・・と、ようやく「理解」(笑) ・・・
ここから延々数時間にわたり、クジラ追跡行が始まる・・・が、
クジラジャンプはわずか2回。写真を撮るヒマもなかったが、生で見るクジラジャンプはヤバい。
・・・
それでは、貴重なクジラのシッポを(笑) -
必死で探してほとんど見られなかったクジラに比べると、ドォフィン(イルカ)は実にフレンドリー。
ボートと一緒に泳ぎを楽しんでいるのがわかる。水族館のショーでもないのに回転技ジャンプとかしてるヤツもいる。 -
イルカの群れ。バシャバシャ
-
クジラ&イルカ追跡行を終えて、一行はどこだかわからないビーチへ。
他のボートの乗客らも集まり、ここで昼食。 -
今回のために買ったデジカメで撮った、スイングパノラマ。
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ランチ休憩が終わると、ボートは順次出発る。。といっても時間はもう3時をまわって、ぼちぼち港に向かうのだろうと思われた。
途中、穏やかな入江に。
住宅街も見えるここで、イルカの群れがプカプカと・・・ボートが止まる。イルカと泳げるのか!? -
イルカと「戯れ」たあと、ボートは日が傾き始めたマムズの桟橋へ帰港。こんなゴムボートで1日・・・食事込みで70ユーロ也。
「みんな有り難う、オヴァ〜」
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