2010/09/23 - 2010/09/29
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maldororさん
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今年二度目の海外逃避行。フィンランド、チェコ、ロシア極東地域(含むシベ鉄プチ乗車)、スリランカ、ウズベキスタンという候補を押しのけ、堂々と選ばれた行き先は、「ウクライナ」!キエフ一都市にがっつり滞在することに。
さて、ウクライナと言えば?
*ボルシチの発祥地
*ティモシェンコ首相の髪型が三つ編みグルグル巻きヘア
*ユシチェンコ元大統領が毒を盛られて顔面豹変
*チェルノブイリ原発事故
*ロシアと不仲でガスが止められる
*キエフ風チキンカツレツ
*キエフ・ルーシ
*ドニエプル河
*チェルノーゼム
*シェフチェンコ(サッカー)
*シェフチェンコ(詩人)
*バンドゥーラ
*ペルツォフカ
*キエフバレエ団
*美人が多い
と、小生の予備知識はこんなところだったのですが、皆様はどのぐらいウクライナのことをご存知でしょうか?
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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-
さて、今回は大学時代からの友人であるカンとの二人旅。彼は大阪から参戦ということで、前日に小生の家に泊まり、当日は一緒に成田へ。
人生初のアエロフロート(以前モスクワに行った時は、大韓航空とアエロフロートのコードシェア便で、機材は大韓航空だった)。機材はA330。何と、スカイチーム特別塗装機!ロシアのナショナルフラッグが、西側の最新機材を使い、こんなにコマーシャルな装いをする様になるなんて、と驚かれる中高年の方は多いでしょう。 -
モスクワ経由ローマ行き。地上係員のアエロフロートラスター、かっこ良かったなぁ。ストラップだけでも欲しかった。
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以前は乗務していたらしい日本人乗務員はもういないのか。ロシア人乗務員が、恐らくキリル文字でルビを振っているのであろう、カタコトの日本語で、たどたどしくアナウンスをします。「ミィナァサァマァ」が我々のツボにはまり、よく物真似していました(笑)。つか、アナウンスの内容が、ロシア語→英語→日本語の順に短くされてってた気がする。。。
写真は昼食。離陸後1時間半ぐらいした後にサーブ開始。チキンだったかと魚からのチョイスで、魚をチョイスしたところ、ぶり照りでした。可も不可もなく。
あ、でもデザートのケーキは美味でした。 -
ランチ後は、数時間全くサービスなし。乗務員呼び出しボタンを押すと、水が入ったコップを片手にやって来るのが不思議でした。取り敢えず水でも飲んでよ、ってことかね?
写真は、数時間後に配布された抹茶アイス(一種類しかなかった)。カチコチすぎて、ペラッペラのプラスチックスプーンはいとも容易く「バキっ」と折れました(汗)。 -
そうそう、IFEは全席標準完備でした。「ダーリンは外国人」を観て、数独をして、ソリティアをして、カンとロシア語の勉強をして、地球の歩き方をガン読みして、ちょっと寝て、みたいな過ごし方をしているうちに…
-
飛行は終盤に近付き…
-
夕飯の時間に。ビーフパスタと何かからのチョイスで、我々はビーフパスタを選んだのですが、出てきたのは、中途半端なあんかけうどん。また和食。。。
デザートのメロンゼリーは美味しかったです。 -
そうしてモスクワ・シェレメチェヴォ国際空港に到着。目茶苦茶でかい空港で、着陸後延々と陸走していました。辿り着いたのは、最近オープンした、アエロフロート&スカイチーム専用ターミナル「D」。非常にモダンな造りでユーザーフレンドリーな印象を受けましたが、土産物屋等はまだまだ準備中で、フロアは閑散としていました。
表示に従い、トランジットカウンターへ(同じ便のかなりの人々がトランジットしていた)。カウンターで、写真の様な券を渡され… -
指示に従い、トランジット用の簡易審査(入国審査ではないのでパスポートにスタンプ等は残らず)、数回の荷物&身体検査(靴まで脱がされる)を経て…
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ターミナル「F」へ移動するバスへ乗り込む。Fまでも結構遠かったです。
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トランスアエロのB747!もしや、これは弊社がトランスアエロに売却した機体ではないか、と思って写真に収。
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ターミナルFは、古く薄暗くて、小生が記憶していたシェレメチェヴォ空港の印象と一緒でした。
人が多く、土産屋&飲食店が所狭しと乱立し、雑然としていました。
乗り継ぎ時間は4時間ぐらいあって、暇を持て余すのではないかと心配していたのですが、到着から続く各種手続きに検査、そして混雑に伴う行列(行列ができているのにカウンターが一つしか空いていない等、非効率的な仕事っぷりでした…)で時間を取られ、心配していた程退屈せずに済みました。
「後は搭乗を待つばかり」というところでホッと一息、ビールとチキンフライ(骨々しくてあまり身がなかった上に、明ら様に「レンチン(レンジでチン)」ものだった)で乾杯。
ルーブルが無かったのでドルで支払ったところ、20ドルぐらいした(!)のですが、後でレシートを見てみると、400ルーブル弱しかしていなかった。ボラれた…!
いや、ドル⇔ルーブルの換算をちゃんと自分でせず、店員の言い値で買ってしまった自分が悪いんですけども。とほー。
レンチンで20ドルも取られた恨み、忘れません。 -
カン。
-
キエフ行き。
-
キエフ行きの機材はA320でした。せせこましい機内。めちゃカワイイけど仕事が雑な女性乗務員がいました。
どんだけ雑だったかと言うと、
(1)カンがコーヒーを頼んで、彼女が紙コップに注いだのですが、紅茶とコーヒーの色がほぼ同じで、自分でどっちを注いだのか分からなくなったらしく、「匂いを嗅いで」カンにサーブ(←流石に自分でも「アチャー」と思ったらしく、仰天して笑う我々と一緒に笑ってた)。
(2)サーブしたドリンクを回収する時間になり、隣人男性の紙コップを回収したのですが、中身がまだ入っていたにも関わらず無造作に取り上げたせいで中身がこぼれ、男性の着ていたスーツにぶっかかる。彼女は何度も謝罪しながらティッシュを渡していた。
まぁカワイイから許すけど。アエロフロートやから許すけど。
これが例えばJALやったら、フルボッコにされてるかもね(苦笑)。
で、写真はモスクワ→キエフの短い時間(一時間半ぐらい)でサーブされたコールドミール。チーズ・ハム・レタスのサンドイッチとグラハムビスケット(小生は大変気に入った)、りんごジュース。
機内で出入国カードが配布されると聞いていたのに、何も音沙汰がなく、やがてキエフ・ボリースピリ国際空港に到着。着陸するその瞬間までめちゃ揺れていて、死ぬかと思いました。。。で、着陸した瞬間に拍手が。これこれ!ロシアと言えば、「着陸時の拍手」ですよ。
入国審査時に出入国カードを書くのかなぁ、と思っていたのですが、周囲の人々は何も書かずにそのまま審査ブースへ。
段々不安になってきたので、軍服を着た女性(入国審査官?)に「出入国カード、あります?」と聞くと「えぇ、何処の国?」と返され、「日本ですけど」と答えると、「じゃあ、要らないわ」とのこと。予想外の回答に「えぇ??」と動揺してしまいましたが、しかしまぁお役所の人が要らないと言っているのだから要らないのだろう、と判断し、そのままパスポート一つで審査ブースへ。いとも簡単に入国できてしまいました。
よりによって、パスポートの一番最後のページにスタンプを押された…!
無事荷物を回収し(どういうわけか、スーツケースは一段と傷だらけになっていた)、出口で無事お迎えのガイドさんと合流。流暢な日本語を話す、すーーっごいカワイイ女性ガイドさん(スヴィトラーナさん)と、いかつい男性ドライバー(名前失念、彼は日本語は解さず)。「ようこそウクライナへ!」と迎えの言葉。つか、ごっつい寒い。。。息白いし。。。毎日こんなに寒いのかと聞くと、どうも日中は暖かく、朝晩は冷え込む、ということらしい。
空港から30分ぐらいのドライブを経て、我々がお世話になる「ウクライナホテル」の到着。すんげーでかっ!
チェックインを終えた段階で、スヴィトラーナさんらとお別れ(以降は完全なフリーとなるプランだったので)。
小生達の部屋は「922」号室。各階に。所謂「ヂェジュールナヤ(世話役おばちゃん)」がおり、鍵の授受や日々の細々としたお願いは彼女に行います。
922号室。やたら天井が高く、広々としていました。テレビ、冷蔵庫、タオル類、石鹸、髭剃りはありましたが、ドライヤー、ゴミ箱(ユニットバスに一個しかない)、歯ブラシはなく。
ユニットバスもやはり天井が高く、広々としていたのですが、広々としすぎて、便器とトイレットペーパーホルダーの間が異様に空いていて度肝を抜かれました(その写真は、第2日目に掲載しますw)。
もう深夜を回っていたので、この日は早々にバタンキュー。
明日からガツガツ動きます!
(第2日目・その1に続く)
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