スペインの旅　3　アンダルシア編～アルハンブラ宮殿（後半）、ヘネラリフェ、洞窟フラメンコとアルハンブラ宮殿の夜景☆～

2010/08/27 - 2010/09/05

アルハンブラ宮殿の後半です。
ライオン宮、バルタル庭園、ヘネラリフェと歩き回り
アルハンブラ宮殿を満喫します。

夜はサクロモンテの丘にある、ジプシーの
洞窟フラメンコに行きました。
初めて生で見るフラメンコにくぎ付けです。

そして、アルハンブラ宮殿の夜景を見にいきました。
何と、幻想的な眺めなのでしょうか。
この旅の、心に残る思いでとなりました。

エリア スペイン

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

ライオン宮

ここは王族たちのプライベート空間です。
装飾はさらに、素晴らしいものとなっています。
124本の柱はすべて大理石。

中庭の「ライオンの噴水」は修理中で、
別の場所に展示されていましたが、
ライオンの顔が、漫画チックで
可愛いんです。修復され真っ白で綺麗でした。

残念ながら、監視員が居て
NO,Fhotoで写真には収められず。

見事な漆喰細工。
全ての壁面に緻密な細工がされています。

アーチの部分。

本当にため息が出るほどに繊細な細工です。

透かし彫り。

壁面、天井、アーチなど装飾で
埋め尽くされているといった印象です。

南側のアベンセラッヘスの間に入ります。

この部屋は政界の最大勢力であった
アベンセラッヘスの男性36人が王の命により
皆殺しにされたという曰くつきの間。

アベンセラッヘスの間。

天井には鍾乳石飾り。（ムカルナス）

この時代、部屋に絨毯を引いて寝そべった姿勢で過ごすので、
視線の先の天井の装飾に力を入れたのでしょうか。

ムカルナス。

ムカルナスは鍾乳石の丸天井を意味するアラビア語。

窪みのような要素が層を成して並んだ立体的な建築装飾で、
単純な幾何学的要素を数種類繰り返したものである。

二姉妹の間に入ります。

二姉妹とは部屋の床に敷かれている2枚の大理石の事だそう。

二姉妹の間の天井の鍾乳石飾り。（ムカルナス）

アルハンブラ宮殿でも、随一の美しさ。
この部屋には王の寵愛を受けたリンダラハ という女性が住んでいたので、
「第二夫人の間」という呼び名もあるようです
。
明りとりの窓からは光が差し込み、
鍾乳石の白さと美しさが際立っていました。

もう．．．言葉にできない美しさです。

イスラム芸術って、素晴らしい。

壁面の装飾。

ライオンの噴水に繋がっている噴水が
部屋にもありました。

二姉妹の間を出ると
ワシントンアービングが、「アルハンブラ物語」
を執筆した部屋がありました。

19世紀にアルハンブラ宮殿に1カ月ほど滞在してアービングが
執筆していた時には、アルハンブラは廃墟と化していたそう。
この本が売れ、大改修工事が始まり今日のアルハンブラがあるという。
アービングの功績は大きいですね。

リンダラハの中庭。

「アルバイシン地区」
アルハンブラ宮殿、ヘネラリフェと共に1984年に☆世界遺産☆に登録されました。
アルバイシン地区を眺める。
右の奥がサクラモンテの丘です。

アルバイシン地区はグラナダ最古のイスラムの街並みが残っています。
夜にフラメンコを鑑賞に行きましたが、
細く迷路のような坂道でした。

バルタル庭園

奥は
かつては宮殿だった、貴婦人の塔。

ザクロの木。

グラナダという地名は、ザクロを意味するアラビア語。

糸杉が、多く見られました。

アルハンブラ宮殿から、歩きヘネラリフェへ向かいます。

宮殿がかなり離れて見えました。

途中の庭園も、お花が一杯。

20分ほど歩き、
ヘネラリフェまで来ました。

ここはアルハンブラの城外、太陽の丘にあります。
ナスル朝の夏の離宮です。

至る所に、
シエラネバダ山脈の雪解け水を利用した
水路や噴水が造られており「水の宮殿」と呼ばれている。

「アセキアの庭園」

とても涼しげです。

歩いて汗だくになったので、
涼景をしばし楽しみましょ。

いい眺め〜（*^_^*）

「糸杉の中庭」

ここからも、
アルハンブラ宮殿が見えました。

こちらも、いい眺めです。

ホテルへ帰って、夕食のバイキング中。

スペイン音楽を
ギターで生演奏してくれました。

添乗員さんが、特別に
サクロモンテの丘にある
タブラオの洞窟フラメンコに案内してくれました。

夕食後に、ホテルにバスが迎えにきてくれました。

洞窟フラメンコの店内に入ります。

なんと、
オバマ大統領夫人のミッシェルさんも
つい最近、ここに来て、
フラメンコを鑑賞されたようです。

店内は、お客さんで一杯。

一晩で2.3回入れ替え制です。

始まりました。

初、フラメンコ。
とっても、近い！！

女性は曲線美、男性は足さばきを魅せます。

ロマ達は芸術の分野、
特に音楽、歌、踊りでは秀でていて

その土地の
もともとあった音楽をアレンジすることで、
スペインではフラメンコとなったのだそう。

オーレ！

このようにポーズを止めているところが拍手のしどころ。

歌とギターが生で身体に響くような音でした。
音楽に乗って手拍子を、合わせたいのですが
難しくて、絶対に合いません。

結婚衣装でしょうか？
綺麗でした。

初フラメンコに、満足、満足♪
ホント楽しかった〜（*^_^*）

タブラオから歩いて坂を上がって行くと、
ちょっとした広場があり、展望台に出ました。

ここから、夜景を見ます。

そして、この左方向には
アルハンブラ宮殿の夜景が見えました。

アルハンブラ宮殿のライトアップ。
☆感動☆
やみに浮かび上がるアルハンブラ宮殿。何とも幻想的です。

「アルハンブラの思い出」のギターの音色が流れてきそうです。
できれば、村上佳織さんで。（*^_^*）

アルハンブラ宮殿は
また、訪れたい場所となりました。

この旅行記へのコメント （2）

• zzr-cさん 2010/10/20 09:02:58

  ハッピーバースディ

  sakuraさま　おはようございます！
  
  せ〜の！
  
  ハッピーバースディトゥーユー♪
  
  ハッピーバースディトゥーユー♪
  
  ハッピーバースディディヤーsakuraさ〜ん♪
  
  ハッピーバースディトゥーユー♪
  
  ぱちぱちぱちぱち
  
  おめでとうございます！
  
  彫刻の繊細さが凄いですね！曰くつきは恐ろしいですが^^;
  
  スペインの空は綺麗ですね！変わった形の噴水の庭にマッチしてます。
  
  1年sakuraさんにとって良い年になりますように(^人^)
  
  じぃ〜

  ｓａｋｕｒａさん からの返信 2010/10/20 22:13:17

  RE: ハッピーバースディ

  zzr-cさん
  
  こんばんわ。
  
  お祝いメールありがとうございます!!
  とっても、嬉しいです。
  
  
  また、zzr-cさんの旅行記に
  お邪魔させていただきますね。
  今後とも、よろしくお願いします。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　sakura（*^_^*）