欲張りすぎたスペイン周遊でよれよれ・・・（前編）

2012/06/18 - 2012/06/25

「あそこも行きたい、あれも見たい」と諦めきれず欲張りすぎたスペイン旅行。
過密スケジュールでよれよれになりましたが、大満足の旅ができました♪

エリア スペイン

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回の旅もここからスタート。
出発当日の朝に自宅を出ていては飛行機に間に合わないため、前日仕事を終えてから、空港近くの「東横イン」に宿泊しました。

セントレア8:25発⇒成田9:35着
成田12:15発⇒フランクフルト17:20着
フランクフルト19:10発⇒マドリッド・バラハス空港21:50着
の予定で出発。
フランクフルトでの出発が30分遅れ、マドリッド到着後、飛行機の扉が開かないというトラブルで30分ちょっと飛行機に閉じ込められましたが、ようやく到着。
荷物をピックアップし、鉄道駅に到着したら、「次が最終」と言われ、そこでも30分近く待ち、鉄道に乗って着いたアトーチャ駅はもう暗い・・・。
係り員の人に道を尋ね、1時過ぎにようやくホテルにたどり着きました。

宿泊した「ＮＨスール」。
部屋はちょっと狭いけど、アトーチャ駅に近く、鉄道利用者にはとっても便利な立地。
快く荷物を預かってもらい、今日の旅に出発です！

昨日は照明が落とされていて良く見えなかった駅の構内。
本当に植物園みたいです。
改札口は１階と２階にあり、行き先によって違いました。
私たちの乗るトレド行きの改札口は１階でした。

朝食を購入し、荷物検査を受け、改札を通って中へ。
日本で苦労して鉄道チケットを手配していたおかげで、ここではとってもスムーズでした。

定刻通りにトレドに向けて出発♪

トレド駅に到着。
駅の建物もかわいい♪

市バスに乗ってビサグラ新門に到着。

ビサグラ新門の内側。

ビサグラ新門から少し歩いて、ビサグラ旧門に到着。
「トレドを奪還した時にアルフォンソ６世がくぐったんだ」と、歴史を感じながらくぐってみました。

また少し歩いて「プエルタ・デル・ソル（太陽の門）へ。
坂道が続くうえに、雨が降ったりやんだりですべる〜。

「クリスト・デ・ラ・ルース（光のキリスト）の御堂」。
小さな建物だけど、トレドに現存する最古の建物なのだそう。
中に入れなかったのが残念。

ここから来た道を下って、ビサグラ新門へ戻り、そこから２階建て観光バスに乗ろうと思っていたら、現地で尋ねたところ、バスはソコドベール広場かトレド駅しか止まらないとのこと。
市バスに乗って再びトレド駅へ。

トレド駅から２階建て観光バスに乗って出発♪
アルカンタラ橋を通り過ぎました。

風景を楽しみながらバスは走ります♪

見晴らし台に到着。
そこでバスは５分間ほど停車してくれます。
思う存分写真撮影♪
もっと天気が良ければ最高だったのに〜。

バスは再び走り始め、「サン・マルティン橋」。
ビサグラ新門を通り過ぎ、ソコドベール広場で降りました。

徒歩に戻り、細い道を迷いながら「カテドラル」に到着。

宝物室にはエル・グレコの絵や金銀財宝がたくさんありましたが、残念ながら撮影禁止。

ステンドグラスもとってもきれい。

外へ出て、次の目的地へ向かいながらウィンドウショッピング。
高くて買えない・・・。

さんざん迷いながら、ようやく「サン・ファン・デ・ロス・レイエス教会」へ到着。

修道院の回廊。

回廊の天井。

「エル・グレコの家」。

ここから「サント・トメ教会」へ行きたかったのですが、建物は分かっても入口が分からない・・・。
坂道を登ったり下ったりして疲れていたので、諦めてしまいました。

近くにあった「サント・トメ」というお店でトレド名物のマサパンを購入。

カテドラル近くまで戻り、昼食です♪
「カサ・アウレリオ」で名物のウズラ料理を注文しました。
けっこうしょっぱかったですが、ウズラはすっごくやわらかくて美味しかった♪

英気を養ったところで、「サンタ・クルス美術館」へ。
中は撮影禁止なので写真はありませんが、エル・グレコの作品など見応えありです。なのに無料！

ソコドベール広場周辺を散策したのち、暑さに負けてアイスクリームを食べました。
スペインは暑い！

ソコドベール広場から市バスに乗って駅へ向かい、マドリッドに戻りました。
トレド16:18発⇒アトーチャ駅16:51着

ホテルで荷物をピックアップし、次の目的地コルドバへ鉄道で向かいます。
アトーチャ駅18:00発⇒コルドバ19:42着

鉄道移動の途中、トレドで買ったマサパンをおやつにいただきました。
甘いお菓子ですが、甘すぎず美味しかった♪

コルドバ駅に到着。
タクシーでホテルへ向かいました。
チェックイン後、さっそく夕食へ出かけました。
21時近いのにまだ明るい・・・。

メスキータのミナレットです。

ガイドブックに載っていた「エル・カバーリョ・ロホ」へ。

アンダルシア地方名物のガスパチョです。
この後何度かいただきましたが、ここのガスパチョが一番美味しかったです♪（ただし、全体的にしょっぱい・・・）

さらに、やっぱりアンダルシア地方名物の牛テール煮込みもいただきました。
トロトロになるまで煮込まれていて、やわらか〜い！

美味しい夕食をお腹いっぱいいただいて、ホテルに戻りました。

宿泊ホテルは「ラス・カサス・デ・ラ・フデリア」。
パティオがたくさんあって、とってもかわいいホテルでした。

ホテルで朝食をいただいた後、さっそくコルドバ観光に出発！
まずはサン・バシリオ地区へ。
パティオで有名な地区だそうですが、パティオをみることはできませんでした。
ただ、白い街並みが続き、とっても気持ちのいい散策ができました。

「セビーヤ門」に到着。
ここからまた旧市街のほうへ戻りました。

「アルカサル」に到着。
開場していましたが、受付の準備ができていなかったのか、「どうぞ」と無料で入場。出てくるときにはみんな入場料を払っていたので、ラッキー♪

こんなにきれいな庭園を無料で堪能♪

続いてローマ橋へ。
渡りきったところから旧市街を撮影。

「カラオーラの塔」は外観だけ見て通過。

ローマ橋を旧市街のほうへ戻り、メスキータを目指します。
メスキータの外壁の装飾もきれい。

いよいよ「メスキータ」の中へ。
林立する柱に圧倒されます・・・！

どこをみても感動・・・！

メッカの方角を示すミフラーブ。

どこを見てもきれい。

同じ建物の中だとは思えない、メスキータの中心にある大聖堂。

オレンジの中庭。

メスキータを出てユダヤ人街へ。
写真スポットとして有名な「花の小道」へ行って記念撮影。

入り組んだ細い路地を迷いながら、「シナゴーグ」に到着。

シナゴーグの正面にある、昔の民芸品市場「ソコ」。

メスキータ近くに戻り、昼食。
ここの食事も全体的にしょっぱい。
コルドバの味付けかもしれませんね。

あっという間のコルドバ観光終了。
ホテルに戻って荷物をピックアップし、タクシーでコルドバ駅へ。
AVEに乗ってセビーリャ・サンタ・フスタ駅に到着。

コルドバ駅13:44発⇒セビーリャ・サンタ・フスタ駅14:30着

タクシーでホテルへ行き、チェックイン。
さっそく観光に出発！

ホテル近くの「カテドラル」へ。

カテドラルの入口。

世界で３番目に大きなキリスト教教会とのこと。
確かに大きい・・・！

カテドラルの内部。

カテドラルの中にあるコロンブスの墓。

金銀細工のコレクションも展示されていました。

金色がまぶしい〜！

オレンジの中庭から見たカテドラル。
快晴でとっても気持ちがいい。
でもすっごく暑い・・・。

カテドラルの中に戻って、聖歌隊席。

カテドラル周辺には馬車がたくさん停まっていて、お客さんを待っています。
馬車用のパーキングの標識なんて初めて見ました。

続いて「アルカサル」へ。

まだ行ってないけど、アルハンブラ宮殿みたい〜♪

天井の装飾もスゴイ！

どこを見ても絵になります。

庭園は広〜いけど、私個人としてはコルドバのアルカサルのほうが庭園は良かったです。

続いて、トラムに乗ってスペイン広場へ向かいました。

「スペイン広場」に到着。
1929年の万国博覧会の会場が、今では公園になっています。
こんな公園、家の近くにも欲しい！

再びトラムに乗って戻り、夕食へ。
「ロブレス・ガパス」。
タコがやわらかくて美味しかった〜♪

本場セビーリャでフラメンコを楽しもうと、日本から予約していた「ロス・ガリョス」へ。
フラメンコショーは大迫力！！
フィナーレには出演者が全員出てきて、写真撮影もできました。

22時ころフラメンコショーが終わって出てみると、さすがにくらくなっていました。
ホテルへ戻る途中、ライトアップされたカテドラル。
オレンジの明かりに照らされて、すごく幻想的でした。

宿泊ホテルは「ドニャ・マリア」。
カテドラルのすぐ近くの立地で、観光にはとっても便利！
内装が可愛くて、連泊したかったナ〜。

旅の前半はここまで。
翌日はグラナダへ移動です！