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2010年9月17日~9月27日の11日間、北米グランドサークル(メインはTHE WAVE)とメキシコ・グアテマラをひとりぶらり旅したお気楽記録です。ハードなスケジュールで体力勝負の毎日でしたが、短い期間で出会いあり、ハプニングあり、感動ありの濃厚な旅でした。こちらへ旅行を計画されている方の参考になれば嬉しいです。<br />今回は第1日目。ラスベガスからレンタカーを飛ばし、2日目にはTHE WAVEの抽選に外れ、ロウアー・アンテロープ・キャニオンを訪れた模様をご紹介します。

グランドサークル&中米ひとり旅2010 第1日目~ラス・ベガス

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2010/09/17 - 2010/09/27

75位(同エリア198件中)

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riverwill

riverwillさん

2010年9月17日~9月27日の11日間、北米グランドサークル(メインはTHE WAVE)とメキシコ・グアテマラをひとりぶらり旅したお気楽記録です。ハードなスケジュールで体力勝負の毎日でしたが、短い期間で出会いあり、ハプニングあり、感動ありの濃厚な旅でした。こちらへ旅行を計画されている方の参考になれば嬉しいです。
今回は第1日目。ラスベガスからレンタカーを飛ばし、2日目にはTHE WAVEの抽選に外れ、ロウアー・アンテロープ・キャニオンを訪れた模様をご紹介します。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
3.5
グルメ
2.5
ショッピング
2.5
交通
3.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
レンタカー
航空会社
アメリカン航空
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 2010年9月17日(金)<br />16:00成田発 アメリカン航空AA170便。<br />乗客が優秀(?)で、あっという間に搭乗が完了し、<br />予定よりも10分ぐらい早めにテイクオフ。<br /><br />同日 9:45 ロスアンゼルスに到着。<br />乗り継ぎ時間が2時間しかないので、早くトランジットを<br />済ませたかったのに、入国管理官に運悪くつかまる。<br /><br />「何でラスベガスに行くの?ユタのホテルに泊まるのに。」<br />思わず(正直に・汗)移動先のユタ州のモーテル名を<br />滞在先に記載してしまった。<br /><br />まだ英語スイッチが入っていない徹夜明けの使えない脳では<br />説明がしどろもどろ。<br /><br />「自然があるから行くんだ!国立公園に行くんだ!」<br />と説得力があるようでない理由をまくし立て、<br />何とか切り抜ける。<br /><br />ロスはどうして一回荷物をピックアップしなければならんのでしょう。<br />とても面倒くさい。<br /><br />そして再度チェックイン。<br />無事1時間前に出国手続きを済ませることが出来ました(ホッ)<br /><br />そして、ふたたびアメリカン航空AA1910便11:55発に搭乗。<br /><br />機内食があまり美味しくないのが、アメリカンのザンネンなところ。<br />

    2010年9月17日(金)
    16:00成田発 アメリカン航空AA170便。
    乗客が優秀(?)で、あっという間に搭乗が完了し、
    予定よりも10分ぐらい早めにテイクオフ。

    同日 9:45 ロスアンゼルスに到着。
    乗り継ぎ時間が2時間しかないので、早くトランジットを
    済ませたかったのに、入国管理官に運悪くつかまる。

    「何でラスベガスに行くの?ユタのホテルに泊まるのに。」
    思わず(正直に・汗)移動先のユタ州のモーテル名を
    滞在先に記載してしまった。

    まだ英語スイッチが入っていない徹夜明けの使えない脳では
    説明がしどろもどろ。

    「自然があるから行くんだ!国立公園に行くんだ!」
    と説得力があるようでない理由をまくし立て、
    何とか切り抜ける。

    ロスはどうして一回荷物をピックアップしなければならんのでしょう。
    とても面倒くさい。

    そして再度チェックイン。
    無事1時間前に出国手続きを済ませることが出来ました(ホッ)

    そして、ふたたびアメリカン航空AA1910便11:55発に搭乗。

    機内食があまり美味しくないのが、アメリカンのザンネンなところ。

  • 9月17日同日。<br />13:00ラスベガス着。<br />出発した同日に着けるのは、ちょっと得した気分。<br />しかし、眠い。<br /><br />ラスベガスのマッカラン空港、<br />はじめて降り立ちました。<br /><br />さすが噂のラスベガス。<br />降りたところからカジノがはじまっている。<br />所狭しとスロットマシーンのオンパレード。<br /><br />いや〜、ギャンブルのまちだー<br /><br />興味がないのでとっとと到着ロビーを出る。<br /><br />出口からすぐのところに、<br />「マッカラン・レンタカー・センター」への<br />無料シャトルバスが頻繁に出ていて、<br /><br />乗り込んですぐ5分後ぐらいに出発。<br />10分もしないうちに、センターに到着。<br /><br />レンタカーのためだけの一大ターミナル。<br />レンタカー会社11社が一箇所に集積しています。<br />さすがアメリカ、スケールがでかい。<br /><br />わたしは、1ヶ月以上前からWEBでレンタカーを予約していたので、<br />Alamo社の予約カウンターへ直行。<br /><br />時間的なものなのか、<br />中はガラガラ。チラホラとまばらに客がいるばかり。<br /><br />まだ、英語スイッチが入りきらないノリの悪い頭で<br />バウチャー(予約券)を提示して、説明を受ける。<br /><br />追加の対人・対物任意保険に入るかどうか聞かれ、<br />今回は何かが起きる予感がプンプン漂っていたので、<br />迷いなく保険に加入。<br />なんたって、運転そのものが4年ぶり。<br />しかも、これから未舗装道路も走ろうとしている。<br />入らないわけには行かない。<br /><br />結局安くWEBで安くした分、保険代でトントン。<br />ま、安心と安全には変えられない。<br />

    9月17日同日。
    13:00ラスベガス着。
    出発した同日に着けるのは、ちょっと得した気分。
    しかし、眠い。

    ラスベガスのマッカラン空港、
    はじめて降り立ちました。

    さすが噂のラスベガス。
    降りたところからカジノがはじまっている。
    所狭しとスロットマシーンのオンパレード。

    いや〜、ギャンブルのまちだー

    興味がないのでとっとと到着ロビーを出る。

    出口からすぐのところに、
    「マッカラン・レンタカー・センター」への
    無料シャトルバスが頻繁に出ていて、

    乗り込んですぐ5分後ぐらいに出発。
    10分もしないうちに、センターに到着。

    レンタカーのためだけの一大ターミナル。
    レンタカー会社11社が一箇所に集積しています。
    さすがアメリカ、スケールがでかい。

    わたしは、1ヶ月以上前からWEBでレンタカーを予約していたので、
    Alamo社の予約カウンターへ直行。

    時間的なものなのか、
    中はガラガラ。チラホラとまばらに客がいるばかり。

    まだ、英語スイッチが入りきらないノリの悪い頭で
    バウチャー(予約券)を提示して、説明を受ける。

    追加の対人・対物任意保険に入るかどうか聞かれ、
    今回は何かが起きる予感がプンプン漂っていたので、
    迷いなく保険に加入。
    なんたって、運転そのものが4年ぶり。
    しかも、これから未舗装道路も走ろうとしている。
    入らないわけには行かない。

    結局安くWEBで安くした分、保険代でトントン。
    ま、安心と安全には変えられない。

  • センターの2階に上がり、駐車場のAlamoエリアに向かうと、<br />誘導するセンターの職員がいたので、バウチャーを見せて<br />尋ねてみた。<br /><br />そしたら、<br />「この3つの車の中から選んで」と。<br /><br />「え?選べるの?」と聞いたら、<br />「このクラスなら、フォードとクライスラーとトヨタ、どれがいい?」<br /><br />燃費や安全性なら間違いなくトヨタ。<br />でも、今回は砂地に行く可能性もあるので、<br />いちばん馬力があるヤツがいい、と答えると、<br />「じゃ、これだね」と写真のクライスラーを薦めてきた。<br /><br />車に詳しくないわたしは、彼の話を鵜呑みにし、<br />クライスラーにはあまりいい想い出がないけれども、<br />(燃費が悪く、走りも良くない、と言うイメージ。すみません・汗)<br />とりあえず、これに決定。<br /><br />(正確な車種名は控え忘れましたがおそらく)<br />GRAND VOYAGER V型6気筒3.8Lエンジン<br />全長5145mm×全幅2005mm×全高1755mm<br />排気量 3782cc 4輪駆動、にしたつもりが、<br />仕様をみると2輪駆動?!今さら、え〜<br />ぬかりました。良かった無事帰ってきて。<br /><br />最近の車は、インテリアがフル機能で、<br />どのボタンがどれで、どのレバーがどれか、<br />一発で分かりにくい。<br /><br />というわけで、1時間もここに居座って、<br />英語マニュアルとにらめっこしました。<br />怪しい日本人だっただろうな〜(苦笑)<br /><br />腹をくくって、持ってきた使い慣れないGPSも起動させて<br />いよいよ発進!<br /><br />そして、Alamo社の人から、きさくに言われた<br />「HighWay15号は10分で簡単に出られるよ!」と言う言葉を<br />見事にあっさり裏切り、15号に出るまで30分以上かかりました。<br /><br />ラスベガス、ジャンクションが多くて<br />道が分かりにくいわっ!!<br /><br />うらみつらみを車内でひとりで発散しつつ、<br />まだまだ初日は安全運転。<br />でも、普通に100kmは飛ばす。だって法定速度だもん。<br />少々減速すると後ろから煽られるのでコワイです。

    センターの2階に上がり、駐車場のAlamoエリアに向かうと、
    誘導するセンターの職員がいたので、バウチャーを見せて
    尋ねてみた。

    そしたら、
    「この3つの車の中から選んで」と。

    「え?選べるの?」と聞いたら、
    「このクラスなら、フォードとクライスラーとトヨタ、どれがいい?」

    燃費や安全性なら間違いなくトヨタ。
    でも、今回は砂地に行く可能性もあるので、
    いちばん馬力があるヤツがいい、と答えると、
    「じゃ、これだね」と写真のクライスラーを薦めてきた。

    車に詳しくないわたしは、彼の話を鵜呑みにし、
    クライスラーにはあまりいい想い出がないけれども、
    (燃費が悪く、走りも良くない、と言うイメージ。すみません・汗)
    とりあえず、これに決定。

    (正確な車種名は控え忘れましたがおそらく)
    GRAND VOYAGER V型6気筒3.8Lエンジン
    全長5145mm×全幅2005mm×全高1755mm
    排気量 3782cc 4輪駆動、にしたつもりが、
    仕様をみると2輪駆動?!今さら、え〜
    ぬかりました。良かった無事帰ってきて。

    最近の車は、インテリアがフル機能で、
    どのボタンがどれで、どのレバーがどれか、
    一発で分かりにくい。

    というわけで、1時間もここに居座って、
    英語マニュアルとにらめっこしました。
    怪しい日本人だっただろうな〜(苦笑)

    腹をくくって、持ってきた使い慣れないGPSも起動させて
    いよいよ発進!

    そして、Alamo社の人から、きさくに言われた
    「HighWay15号は10分で簡単に出られるよ!」と言う言葉を
    見事にあっさり裏切り、15号に出るまで30分以上かかりました。

    ラスベガス、ジャンクションが多くて
    道が分かりにくいわっ!!

    うらみつらみを車内でひとりで発散しつつ、
    まだまだ初日は安全運転。
    でも、普通に100kmは飛ばす。だって法定速度だもん。
    少々減速すると後ろから煽られるのでコワイです。

  • 9月18日(土)<br /><br />結局、初日は野宿。<br />アメリカを甘く見ていました。<br />泊まる予定だったKanabのモーテルはことごとく「ノー・ベーカンシー(満室)」<br />1室ぐらい空いてるだろうという甘い考えをあっさり打ち砕かれました。<br /><br />日中はうだるほどの暑さですが、<br />朝晩は思いっきり冷え込みます。<br /><br />車がやたらでかくて広いので(8人乗りだもの…)<br />車内の冷え込みが早く、寒くて目が覚めました。<br />ブランケットを持ってきて大正解。<br /><br />それでも、夜明け前5時頃には起床。<br />結局ほとんど眠れず、時差ぼけと空いたお腹を抱え、<br />この旅行初めての給油。<br /><br />セルフ式に手惑い、カードも何故か機械が受け付けず、<br />仕方なくレジで精算。<br />まだタンクの容量も燃費も分かっていなかったので、<br />適当にデポジットを言ってカードを切る。<br /><br />そして、水や食糧をささやかに調達し、<br />腹ごしらえをして、いよいよいよいよ、<br />運命のThe Waveの玄関口、Paria Contact Stationへ。<br /><br />アリゾナとユタは時差が1時間あるので<br />余裕を持って、とにかく早めに向かいます。<br /><br />そして、いろんな方々のブログなどでインプットしたはずだったのに、<br />やっぱり通り過ぎました。<br /><br />少し引き返して、ようやくParia Contact Stationに到着。<br />駐車場は車でいっぱい。<br />時間は、朝の8時50分。9時きっかりに抽選なので、<br />慌ててレンジャーハウスに入り、エントリーを済ませます。<br /><br />間に合ってよかった・・・<br />

    9月18日(土)

    結局、初日は野宿。
    アメリカを甘く見ていました。
    泊まる予定だったKanabのモーテルはことごとく「ノー・ベーカンシー(満室)」
    1室ぐらい空いてるだろうという甘い考えをあっさり打ち砕かれました。

    日中はうだるほどの暑さですが、
    朝晩は思いっきり冷え込みます。

    車がやたらでかくて広いので(8人乗りだもの…)
    車内の冷え込みが早く、寒くて目が覚めました。
    ブランケットを持ってきて大正解。

    それでも、夜明け前5時頃には起床。
    結局ほとんど眠れず、時差ぼけと空いたお腹を抱え、
    この旅行初めての給油。

    セルフ式に手惑い、カードも何故か機械が受け付けず、
    仕方なくレジで精算。
    まだタンクの容量も燃費も分かっていなかったので、
    適当にデポジットを言ってカードを切る。

    そして、水や食糧をささやかに調達し、
    腹ごしらえをして、いよいよいよいよ、
    運命のThe Waveの玄関口、Paria Contact Stationへ。

    アリゾナとユタは時差が1時間あるので
    余裕を持って、とにかく早めに向かいます。

    そして、いろんな方々のブログなどでインプットしたはずだったのに、
    やっぱり通り過ぎました。

    少し引き返して、ようやくParia Contact Stationに到着。
    駐車場は車でいっぱい。
    時間は、朝の8時50分。9時きっかりに抽選なので、
    慌ててレンジャーハウスに入り、エントリーを済ませます。

    間に合ってよかった・・・

  • 本日は32グループがエントリー。<br />人数にして50人弱というところでした。<br />(1人でも6人組みでも1エントリー換算)<br /><br />わたしのナンバーは31。<br />本当にギリギリでした。あぶな〜い。<br /><br />世界中から秘境ファンが訪れています。<br />いろんな言語が飛び交います。<br /><br />当然、日本人もいました。<br />この日は、日本から某テレビ局のロケ隊の方々が<br />10人ぐらい?でいらっしゃいました。<br />見たことのあるタレントさんもいた気がします。<br /><br />それよりも、目の前の抽選の方にドキドキです。<br /><br />9時きっかりにエントリーが締め切られ、<br />職員の方の説明が始まります。<br />みな、静かに耳を傾けます。<br />必然的に、張り詰める緊張感。<br />ピリッとしています。<br /><br />説明後、とってもアナログで古典的な<br />ビンゴゲームで使うようなガラガラが登場。<br /><br />唐突にゲーム?がはじまり、出玉が読み上げられます。<br /><br />あちこちで歓声があがります。<br /><br />当日抽選者からは限定10名しか選ばれません。<br />先に読み上げられたエントリーナンバーのグループが<br />たとえば6人組ならあっという間に6枠持っていかれます。<br />かなりスリリングです。<br /><br />幸い、この日は2人組の当選が多く、<br />あと8人、あと6人…となっていって、<br /><br />あと4人、ってときに「30」が読み上げられ、<br />あと2人、ってときに「32」が読み上げられた。<br /><br />「31」のわたし。なんてツイていない。<br /><br />本日のイベントはものの10分で終了。<br />この日は、日本人は誰も当たっていませんでした。<br /><br />聞きしに勝る確率の低さ。<br />果たして無事今回の滞在でTHE WAVEにたどり着けるのか?!<br />

    本日は32グループがエントリー。
    人数にして50人弱というところでした。
    (1人でも6人組みでも1エントリー換算)

    わたしのナンバーは31。
    本当にギリギリでした。あぶな〜い。

    世界中から秘境ファンが訪れています。
    いろんな言語が飛び交います。

    当然、日本人もいました。
    この日は、日本から某テレビ局のロケ隊の方々が
    10人ぐらい?でいらっしゃいました。
    見たことのあるタレントさんもいた気がします。

    それよりも、目の前の抽選の方にドキドキです。

    9時きっかりにエントリーが締め切られ、
    職員の方の説明が始まります。
    みな、静かに耳を傾けます。
    必然的に、張り詰める緊張感。
    ピリッとしています。

    説明後、とってもアナログで古典的な
    ビンゴゲームで使うようなガラガラが登場。

    唐突にゲーム?がはじまり、出玉が読み上げられます。

    あちこちで歓声があがります。

    当日抽選者からは限定10名しか選ばれません。
    先に読み上げられたエントリーナンバーのグループが
    たとえば6人組ならあっという間に6枠持っていかれます。
    かなりスリリングです。

    幸い、この日は2人組の当選が多く、
    あと8人、あと6人…となっていって、

    あと4人、ってときに「30」が読み上げられ、
    あと2人、ってときに「32」が読み上げられた。

    「31」のわたし。なんてツイていない。

    本日のイベントはものの10分で終了。
    この日は、日本人は誰も当たっていませんでした。

    聞きしに勝る確率の低さ。
    果たして無事今回の滞在でTHE WAVEにたどり着けるのか?!

  • レンジャーハウスの入口に張られているその日のエントリー数の貼り紙。<br /><br />あまり平日・休日・曜日に規則性はないようです。<br />やっぱり運ですね。<br /><br />本日は抽選に外れてしまったので、<br />さて、本日の予定はどうしようか、<br />この日陰のない炎天下の駐車場でガイドブックと地図とで<br />にらめっこ。<br /><br />気づくと、駐車場にあれだけ駐まっていたたくさんの車は<br />すでにガラガラ。<br /><br />すっかり空いたレンジャーハウスに入り、<br />職員のおばあちゃんにこの辺の見所を尋ねる。<br /><br />ある方の旅ブログを読んで、<br />すごく気になっていたWhitePocketあたりのSouth Coyote Buttesについて尋ねてみると、<br /><br />「あそこはハイクリアランスな4駆じゃないと、絶対砂地でスタックする」<br />「絶対やめなさい。無理よ」<br />「この辺には、日帰りでも素敵なトレッキングコースがいろいろあるわよ。ここなんかどう?」と<br />とても親切にいろいろおすすめを伺いました。<br /><br />Paria Contact Stationのおばあちゃんは非常に優しく親切な言い方です。<br />

    レンジャーハウスの入口に張られているその日のエントリー数の貼り紙。

    あまり平日・休日・曜日に規則性はないようです。
    やっぱり運ですね。

    本日は抽選に外れてしまったので、
    さて、本日の予定はどうしようか、
    この日陰のない炎天下の駐車場でガイドブックと地図とで
    にらめっこ。

    気づくと、駐車場にあれだけ駐まっていたたくさんの車は
    すでにガラガラ。

    すっかり空いたレンジャーハウスに入り、
    職員のおばあちゃんにこの辺の見所を尋ねる。

    ある方の旅ブログを読んで、
    すごく気になっていたWhitePocketあたりのSouth Coyote Buttesについて尋ねてみると、

    「あそこはハイクリアランスな4駆じゃないと、絶対砂地でスタックする」
    「絶対やめなさい。無理よ」
    「この辺には、日帰りでも素敵なトレッキングコースがいろいろあるわよ。ここなんかどう?」と
    とても親切にいろいろおすすめを伺いました。

    Paria Contact Stationのおばあちゃんは非常に優しく親切な言い方です。

  • おすすめを参考にしながら、<br />それでも、THE WAVEに未練と偵察をかねて、<br />登山入口の WIRE PASS TRAILHEADまで行ってみることに。<br /><br />ちなみに、<br />Paria Contact Station前は工事中。<br />ナバホ族の方の誘導に従って、日中は一方通行に工事中。<br />片道15分以上待たされます。<br />その上、誘導車に牛の歩みのごとく着いていき、<br />この地点を通過するのに2、30分はかかります。<br /><br />そうして、<br /><br />見逃しそうなほど細い狭い、89号の脇道「House Rock Road」。<br />入った瞬間から陥没箇所があるアスファルトの道はすぐに消え、<br />キケンな未舗装のアウトバーンへ突入。<br /><br />でこぼこの、すれ違いも難しい細い道路を約30分、<br />ひたすら走り続けてようやく登山口のWIRE PASS TRAILHEADに到着。<br />意外にもそこだけスッキリ整備されていて、<br />車もたくさん駐まっていたし、迷いませんでした。<br /><br />この先の砂地をひたすら行くと、気になるWhite Pocketへ続く道。<br />トイレの清掃に来ていたおじさんの軽トラについていこうかと思いましたが、<br />パーミットを手に入れていなかったので、やっぱり諦めました。<br />2日目から事故るわけにはいかない。<br />ここはアメリカ、JAFはいないのだから。<br /><br />涙を呑んで、引き返しました。<br />

    おすすめを参考にしながら、
    それでも、THE WAVEに未練と偵察をかねて、
    登山入口の WIRE PASS TRAILHEADまで行ってみることに。

    ちなみに、
    Paria Contact Station前は工事中。
    ナバホ族の方の誘導に従って、日中は一方通行に工事中。
    片道15分以上待たされます。
    その上、誘導車に牛の歩みのごとく着いていき、
    この地点を通過するのに2、30分はかかります。

    そうして、

    見逃しそうなほど細い狭い、89号の脇道「House Rock Road」。
    入った瞬間から陥没箇所があるアスファルトの道はすぐに消え、
    キケンな未舗装のアウトバーンへ突入。

    でこぼこの、すれ違いも難しい細い道路を約30分、
    ひたすら走り続けてようやく登山口のWIRE PASS TRAILHEADに到着。
    意外にもそこだけスッキリ整備されていて、
    車もたくさん駐まっていたし、迷いませんでした。

    この先の砂地をひたすら行くと、気になるWhite Pocketへ続く道。
    トイレの清掃に来ていたおじさんの軽トラについていこうかと思いましたが、
    パーミットを手に入れていなかったので、やっぱり諦めました。
    2日目から事故るわけにはいかない。
    ここはアメリカ、JAFはいないのだから。

    涙を呑んで、引き返しました。

  • そして、再びParia Contact Stationに戻る。<br /><br />「あら、また来たの!薦めたところには行ってきた?」といわれ、<br />「いや、THE WAVEの駐車場までチェックしに行ってきた。やっぱり、その先のWhite Pocketとかには、行けないと思う?いけるんだったらパーミット(許可証)が欲しいな」と答えたら、<br /><br />「あなたの車を見せて!」<br />「ああ、この車なら120%スタックするわよ。高さが足りない」<br />「絶対無理だから、諦めなさい。他に素敵なところがたくさんあるから」<br /><br />とさらにいろいろおすすめとアドバイスを戴いて、<br />ステーションを出た。<br />本当にいいおばあちゃん。<br /><br />しかし、やっぱりこの際、ハイクリアランスな四駆を借りればよかったと<br />ちょっと凹む。ま、いまさら仕方ない。<br /><br />気を取り直して、<br />おばあちゃんのおすすめコースは、明日の抽選に落ちたら行くことにして、<br />まずは本日の宿を確保するためにPageのまちに向かう。<br />

    そして、再びParia Contact Stationに戻る。

    「あら、また来たの!薦めたところには行ってきた?」といわれ、
    「いや、THE WAVEの駐車場までチェックしに行ってきた。やっぱり、その先のWhite Pocketとかには、行けないと思う?いけるんだったらパーミット(許可証)が欲しいな」と答えたら、

    「あなたの車を見せて!」
    「ああ、この車なら120%スタックするわよ。高さが足りない」
    「絶対無理だから、諦めなさい。他に素敵なところがたくさんあるから」

    とさらにいろいろおすすめとアドバイスを戴いて、
    ステーションを出た。
    本当にいいおばあちゃん。

    しかし、やっぱりこの際、ハイクリアランスな四駆を借りればよかったと
    ちょっと凹む。ま、いまさら仕方ない。

    気を取り直して、
    おばあちゃんのおすすめコースは、明日の抽選に落ちたら行くことにして、
    まずは本日の宿を確保するためにPageのまちに向かう。

  • アメリカはすごい。<br />道端の風景もスケールがでかい。<br /><br />果てしなく広がる雲ひとつない青空。<br />乾燥した大地。<br />奇妙な赤やグレーの岩山。<br /><br />来たばかりなので、いちいち景色に感動する。<br />車を駐めては写真。駐めては写真。<br /><br />撮りたい時に自由に車を駐められる。<br />それがレンタカーの醍醐味。<br />度胸を出して運転してよかった。<br />

    アメリカはすごい。
    道端の風景もスケールがでかい。

    果てしなく広がる雲ひとつない青空。
    乾燥した大地。
    奇妙な赤やグレーの岩山。

    来たばかりなので、いちいち景色に感動する。
    車を駐めては写真。駐めては写真。

    撮りたい時に自由に車を駐められる。
    それがレンタカーの醍醐味。
    度胸を出して運転してよかった。

  • 長い年月をかけて刻まれた岩の彫刻。

    長い年月をかけて刻まれた岩の彫刻。

  • 当たり前にそこにあるから、何だかすごい。<br />やっぱりすごい。<br />日本と違う。アメリカならでは。

    当たり前にそこにあるから、何だかすごい。
    やっぱりすごい。
    日本と違う。アメリカならでは。

  • 車がまったく通らないので、道路中央に立って撮影。<br />(通常は危険なのでやめましょう)<br /><br />気持ちが良いぐらい、地平線が彼方にあるまっすぐな道路。<br /><br />電線も見えない。<br />すがすがしいほどの広さ、それがアメリカ。

    車がまったく通らないので、道路中央に立って撮影。
    (通常は危険なのでやめましょう)

    気持ちが良いぐらい、地平線が彼方にあるまっすぐな道路。

    電線も見えない。
    すがすがしいほどの広さ、それがアメリカ。

  • 写真に撮ると、たちまちスケールが小さく見える。<br /><br />思わず車を駐めてしまうぐらい、<br />惹かれた景色だったのにな。<br />

    写真に撮ると、たちまちスケールが小さく見える。

    思わず車を駐めてしまうぐらい、
    惹かれた景色だったのにな。

  • これも、<br />ものすごく大きな湖があったのに、<br />写真に収めると小さな池に見える。<br /><br />うーん、惜しい。<br /><br />この1時間後ぐらい、<br />お昼の12時ぐらいにPageに到着。<br /><br />ゆっくり街中を運転していると、<br />ネットで見覚えのある格安モーテルの「Motel6」が。<br /><br />飛び込みで空き室を尋ねると、<br />意外にもあっさりと「予約できるわよ」と係のお姉さん。<br /><br />客がチェックアウトするお昼過ぎぐらいになると、<br />意外に飛び込みでも泊まりやすいのかも、と手ごたえを感じる。<br /><br />15時までチェックインできないので、<br />予約だけしてモーテルを去る。<br />その前に、受付嬢のお姉さんにアンテロープ・キャニオンの行き方を教わる。<br /><br />ここから車なら10分程度。<br />行き方はいたって簡単よ、と地図をもらう。<br /><br />今から8年ぐらい前にアッパー・アンテロープ・キャニオンには行った事がありましたが、<br />今考えるとどうやっていったのか覚えていない。<br />確かあの時はグレイハウンドのバス旅をしていた。<br /><br />というわけで、車での行き方は見当がつかず、<br />地図を片手に恐る恐る走っていると、<br />だんだん見覚えのある景色に。<br />

    これも、
    ものすごく大きな湖があったのに、
    写真に収めると小さな池に見える。

    うーん、惜しい。

    この1時間後ぐらい、
    お昼の12時ぐらいにPageに到着。

    ゆっくり街中を運転していると、
    ネットで見覚えのある格安モーテルの「Motel6」が。

    飛び込みで空き室を尋ねると、
    意外にもあっさりと「予約できるわよ」と係のお姉さん。

    客がチェックアウトするお昼過ぎぐらいになると、
    意外に飛び込みでも泊まりやすいのかも、と手ごたえを感じる。

    15時までチェックインできないので、
    予約だけしてモーテルを去る。
    その前に、受付嬢のお姉さんにアンテロープ・キャニオンの行き方を教わる。

    ここから車なら10分程度。
    行き方はいたって簡単よ、と地図をもらう。

    今から8年ぐらい前にアッパー・アンテロープ・キャニオンには行った事がありましたが、
    今考えるとどうやっていったのか覚えていない。
    確かあの時はグレイハウンドのバス旅をしていた。

    というわけで、車での行き方は見当がつかず、
    地図を片手に恐る恐る走っていると、
    だんだん見覚えのある景色に。

  • おおっ!<br />この3本柱の火力発電所、見覚えあるッ!!<br /><br />何にもない平原に、ポツンとそびえる火力発電所の煙突。<br />目に飛び込みます。いい目印です。<br /><br />これが見える頃、「Upper Antelope Canyon」はこちら、<br />と言うような看板が見える。<br /><br />思わずハンドルを切ってアッパーに向かってしまった。<br />本日はロウアーに行ってみたかったのに。<br /><br />ゲートで、係のお姉さんに、<br />「次のツアーは13:00なの。1時間待たないといけないわよ。どうする?」<br />と言われ、<br />「わたしは、本当はLowerに行きたいの。ここから近い?」と聞き返すと、<br /><br />「ああ、だったらすぐにここをUターンして、ここに入るときに曲がった道と反対側の道をまっすぐ行けばLowerAntelopeに行けるわよ」と親切に教えてくれた。<br /><br />素直に従うと、<br />なんと言うことはない、あっさり入口が見つかった。<br /><br />UpperとLowerはまったく正反対のところに位置していた。<br />右に行けばUpper、左に曲がればLowerという感じ。<br /><br />

    おおっ!
    この3本柱の火力発電所、見覚えあるッ!!

    何にもない平原に、ポツンとそびえる火力発電所の煙突。
    目に飛び込みます。いい目印です。

    これが見える頃、「Upper Antelope Canyon」はこちら、
    と言うような看板が見える。

    思わずハンドルを切ってアッパーに向かってしまった。
    本日はロウアーに行ってみたかったのに。

    ゲートで、係のお姉さんに、
    「次のツアーは13:00なの。1時間待たないといけないわよ。どうする?」
    と言われ、
    「わたしは、本当はLowerに行きたいの。ここから近い?」と聞き返すと、

    「ああ、だったらすぐにここをUターンして、ここに入るときに曲がった道と反対側の道をまっすぐ行けばLowerAntelopeに行けるわよ」と親切に教えてくれた。

    素直に従うと、
    なんと言うことはない、あっさり入口が見つかった。

    UpperとLowerはまったく正反対のところに位置していた。
    右に行けばUpper、左に曲がればLowerという感じ。

  • Upperは道が狭い上に団体移動で、<br />同じ道を行って帰ってくる、ゆっくりできない観光地だけど、<br /><br />LowerはUpperと違って、<br />Upperほど知名度も低く、Upperほどフォトジェニックじゃない、<br />ということでUpperほど人気がなく、観光客も少なめ。<br /><br />そのため、ゆっくり自分のペースで観光できる、<br />と聞いていたのですが、<br /><br />ゲートに行ったら、<br /><br />ナバホのガイドが必ず1人ついて、彼にしたがって行くことといわれた。<br /><br />あれ?話が違う。<br /><br />スタート時間になると、そこに集まった人が<br />ゾロゾロと一緒に移動する。<br />Upperとあんまり変わらないじゃないか。<br /><br />入場料とナバホ税?でしめて$26。結構高いなぁ。

    Upperは道が狭い上に団体移動で、
    同じ道を行って帰ってくる、ゆっくりできない観光地だけど、

    LowerはUpperと違って、
    Upperほど知名度も低く、Upperほどフォトジェニックじゃない、
    ということでUpperほど人気がなく、観光客も少なめ。

    そのため、ゆっくり自分のペースで観光できる、
    と聞いていたのですが、

    ゲートに行ったら、

    ナバホのガイドが必ず1人ついて、彼にしたがって行くことといわれた。

    あれ?話が違う。

    スタート時間になると、そこに集まった人が
    ゾロゾロと一緒に移動する。
    Upperとあんまり変わらないじゃないか。

    入場料とナバホ税?でしめて$26。結構高いなぁ。

  • さて、<br />ゲートから歩いて5分程度でいよいよ入口到着。<br /><br />太陽が南中を示すまっ昼間、<br />乾いた赤茶の大地は、<br />ものすごく薄い層で実は覆われています。<br />ドレープ(ひだ)みたいな層が美しいです。<br />

    さて、
    ゲートから歩いて5分程度でいよいよ入口到着。

    太陽が南中を示すまっ昼間、
    乾いた赤茶の大地は、
    ものすごく薄い層で実は覆われています。
    ドレープ(ひだ)みたいな層が美しいです。

  • この、裂け目みたいなのが入口。<br /><br />はじめ見た瞬間は、<br />「本当に人が入れるの?!」と目を疑いますが、<br /><br />ちゃんと入れます。<br />しかも、けっこうからだのでかい人も無事入れていました。<br />

    この、裂け目みたいなのが入口。

    はじめ見た瞬間は、
    「本当に人が入れるの?!」と目を疑いますが、

    ちゃんと入れます。
    しかも、けっこうからだのでかい人も無事入れていました。

  • ロウアー・アンテロープ・キャニオン入口。

    ロウアー・アンテロープ・キャニオン入口。

  • はい、こんな感じ。<br />順番にゆっくり入ります。<br /><br />Upperは平坦な狭い道を歩き続け、岩の裂け目を見上げる感じですが、<br />Lowerは地下に深くにもぐって岩の裂け目を見下ろす、あるいは見上げる感じです。<br /><br />ナバホのガイドは当然流暢な英語。<br />若い青年でした。<br /><br />アメリカ系韓国人、フランス人、ドイツ人、オーストラリア人、<br />いろんな国の人がいました。<br /><br />わたしの参加したグループは大体30名ほど。<br />確か、わたしのようにひとりで来ていた日本人男性がいらっしゃいましたね。<br />

    はい、こんな感じ。
    順番にゆっくり入ります。

    Upperは平坦な狭い道を歩き続け、岩の裂け目を見上げる感じですが、
    Lowerは地下に深くにもぐって岩の裂け目を見下ろす、あるいは見上げる感じです。

    ナバホのガイドは当然流暢な英語。
    若い青年でした。

    アメリカ系韓国人、フランス人、ドイツ人、オーストラリア人、
    いろんな国の人がいました。

    わたしの参加したグループは大体30名ほど。
    確か、わたしのようにひとりで来ていた日本人男性がいらっしゃいましたね。

  • ガイドの口癖、<br />「想像力を働かせて!そしたら他のカタチに見えるから。<br />イマジネーションは重要だよ」と。<br /><br />これは、人のヨコ顔だったかな。<br />動物だったかな…忘れました。<br />

    ガイドの口癖、
    「想像力を働かせて!そしたら他のカタチに見えるから。
    イマジネーションは重要だよ」と。

    これは、人のヨコ顔だったかな。
    動物だったかな…忘れました。

  • Lowerも十分素敵でした。<br /><br />なんでしょう、この自然の造形って、本当にすばらしい。<br />人智を超えた、美しいフォルム。<br /><br />そこに柔らかな陽の光が差し込みます。<br />

    Lowerも十分素敵でした。

    なんでしょう、この自然の造形って、本当にすばらしい。
    人智を超えた、美しいフォルム。

    そこに柔らかな陽の光が差し込みます。

  • こんな急な細長いはしごが立てかけられています。<br /><br />さすがにこんなところまで来る人たちですから、<br />高所恐怖症でビビッてたじろぐ観光客は独りもいませんでしたね。<br /><br />結構深くまで地下にもぐります。<br />中は、ずーっと狭いです。<br /><br />ひとりが精一杯と言う幅の狭い道も結構あります。<br />

    こんな急な細長いはしごが立てかけられています。

    さすがにこんなところまで来る人たちですから、
    高所恐怖症でビビッてたじろぐ観光客は独りもいませんでしたね。

    結構深くまで地下にもぐります。
    中は、ずーっと狭いです。

    ひとりが精一杯と言う幅の狭い道も結構あります。

  • まるでシルクのようななめらかなフォルム。<br /><br />鉄砲水で気が遠くなるほどの年月をかけて刻まれた自然の美。<br /><br />ため息が漏れるほどの美しさです。<br />

    まるでシルクのようななめらかなフォルム。

    鉄砲水で気が遠くなるほどの年月をかけて刻まれた自然の美。

    ため息が漏れるほどの美しさです。

  • ロウアーは、<br />アッパーのように一筋の光のビームが差し込む<br />フォトジェニックなシーンはないですが、<br /><br />温かみのあるオレンジの陽だまりで包まれています。

    ロウアーは、
    アッパーのように一筋の光のビームが差し込む
    フォトジェニックなシーンはないですが、

    温かみのあるオレンジの陽だまりで包まれています。

  • やたら陽気でノリノリなアメリカ系韓国人の夫婦がいらっしゃいました。<br /><br />だんな様は結構お年に見えましたが、<br />少年のように目をキラキラさせて、<br />ナバホのガイドくんの後ろについて、<br />岩から岩に飛んだりはねたり写真を撮ったり<br /><br />すごいなぁ、あのバイタリティと<br />勝手に感心して見入ってしまいました。<br />

    やたら陽気でノリノリなアメリカ系韓国人の夫婦がいらっしゃいました。

    だんな様は結構お年に見えましたが、
    少年のように目をキラキラさせて、
    ナバホのガイドくんの後ろについて、
    岩から岩に飛んだりはねたり写真を撮ったり

    すごいなぁ、あのバイタリティと
    勝手に感心して見入ってしまいました。

  • 道が狭いです。<br />とにかく。

    道が狭いです。
    とにかく。

  • ひとつひとつ、<br />道の先には違う顔の岩山があるので<br />見ていて飽きません。<br />

    ひとつひとつ、
    道の先には違う顔の岩山があるので
    見ていて飽きません。

  • 何に似てるって言ってたかな。

    何に似てるって言ってたかな。

  • あ、これは、<br />「熊だよ熊、そこに熊がいるよ、見えるかい?」って言われたのを覚えてる。<br /><br />さぁ、どこにいるか分かりますか?<br />

    あ、これは、
    「熊だよ熊、そこに熊がいるよ、見えるかい?」って言われたのを覚えてる。

    さぁ、どこにいるか分かりますか?

  • これはエンジェルって言っていたかなぁ。<br /><br />確かにそう見えますね。<br />まるで彫像みたい。

    これはエンジェルって言っていたかなぁ。

    確かにそう見えますね。
    まるで彫像みたい。

  • 美しい・・・

    美しい・・・

  • ずいぶん暗く写っていますが、<br />実は結構明るいです。

    ずいぶん暗く写っていますが、
    実は結構明るいです。

  • 岩と岩の間によじ登って、<br />ガイドくんがなにやら撮っています。<br /><br />何かの撮影ポイントのようですが、<br />気軽に渡しにくいデジタル一眼のカメラのわたしは<br />お願いしませんでした。<br />

    岩と岩の間によじ登って、
    ガイドくんがなにやら撮っています。

    何かの撮影ポイントのようですが、
    気軽に渡しにくいデジタル一眼のカメラのわたしは
    お願いしませんでした。

  • うーん、不思議なカタチ。

    うーん、不思議なカタチ。

  • 唯一(でもないかな)<br />光のビームが差すところ。<br /><br />クライマックスに近いところで、<br />ようやくちょっと開けた場所に出ました。<br /><br />我も我もと、次から次に<br />光のビームの下に立って記念撮影。<br /><br />「君も?」とガイドくんに促されましたが、<br />「わたしは結構です」とすげなく断る。<br /><br />どうしても、一人旅では、<br />浮かれおちゃらけた?写真を撮るのに<br />いささかの抵抗を感じるわたし。<br /><br />写真は撮るもので、撮られるものではない、<br />というのがわたしの旅のスタンス。<br /><br />いや、もちろん、時々ふと気が変わって、<br />「撮ってあげましょうか?」と親切に言ってくれる人に出会えたら、<br />快く撮ってもらうことも、あります。

    唯一(でもないかな)
    光のビームが差すところ。

    クライマックスに近いところで、
    ようやくちょっと開けた場所に出ました。

    我も我もと、次から次に
    光のビームの下に立って記念撮影。

    「君も?」とガイドくんに促されましたが、
    「わたしは結構です」とすげなく断る。

    どうしても、一人旅では、
    浮かれおちゃらけた?写真を撮るのに
    いささかの抵抗を感じるわたし。

    写真は撮るもので、撮られるものではない、
    というのがわたしの旅のスタンス。

    いや、もちろん、時々ふと気が変わって、
    「撮ってあげましょうか?」と親切に言ってくれる人に出会えたら、
    快く撮ってもらうことも、あります。

  • あ、ここはクライマックス。<br />裂け目の向こうは崖です。<br /><br />ここまで来るのに、<br />入口からのんびり歩いて約70分ぐらいですね。おそらく。<br />

    あ、ここはクライマックス。
    裂け目の向こうは崖です。

    ここまで来るのに、
    入口からのんびり歩いて約70分ぐらいですね。おそらく。

  • さあ、地上に向かって地底から這い上がります。<br /><br />細く急峻なはしごを登ってようやく地上脱出。<br /><br />暑いよッ!<br />直射日光っ!!

    さあ、地上に向かって地底から這い上がります。

    細く急峻なはしごを登ってようやく地上脱出。

    暑いよッ!
    直射日光っ!!

  • はしごはこんな感じの鉄パイプ。<br /><br />地上に上がると、日本語がチラホラ聞こえました。<br />団体ツアー客がいたようです。<br /><br />アッパーとは一味違う、素敵なアンテロープを楽しめました。<br /><br />時刻はアリゾナ時間で1時45分。<br /><br />さて、次は、これまた8年ぶりのグランドキャニオンサウスリムへ向かいます。<br />

    はしごはこんな感じの鉄パイプ。

    地上に上がると、日本語がチラホラ聞こえました。
    団体ツアー客がいたようです。

    アッパーとは一味違う、素敵なアンテロープを楽しめました。

    時刻はアリゾナ時間で1時45分。

    さて、次は、これまた8年ぶりのグランドキャニオンサウスリムへ向かいます。

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