ほっこり口福　京都＠大徳寺　泉仙（いずせん）

2010/05/26 - 2010/05/26

朝から小雨が降る中、禅宗の名庭が揃う大徳寺へ。

一休和尚、沢庵和尚の寺で、京都でも有数の規模らしく、２０を超える塔頭（たっちゅう）が立ち並んでいて、常時公開されているのは、４寺院。

今日は、その内のひとつ大仙院で庭園鑑賞の後、大慈院泉仙で精進料理に舌鼓の予定＾＾

さ〜〜〜てくてく散歩と参りましょう

エリア 今出川・北大路・北野(京都)

総門

さすがに広い境内

大仙院は何処かな？

あっ！！ここかぁ〜（上の←）

大慈院は・・・と（下の←）

細かい細工の施された勅使門

三門

千利休切腹の要因となった三門だそうです

仏殿（本殿）

ご本尊釈迦如来様

薄暗くて遠いので、目を凝らして・・・じぃ〜〜

仏殿前にそびえるイブキの大木

京都市の指定天然記念物らしいです。

仏殿から法堂へと続きます

非公開の塔頭にふらりと立ち寄り

石畳が綺麗

大仙院にやってきました

ずらりと並ぶ肩書き＾＾
国宝、特別名勝、重文、名勝

門をくぐると、菩提樹

山法師

沙羅双樹

とても可憐で皆白いお花を咲かせるんですよね。

雨に濡れた緑が一層瑞々しさを増しています♪

中に入ると、案内の方がお庭の説明をして下さいました。

庭にストーリーがあり、まさに人生そのものがある。
これぞ、枯山水庭園なのですね。
深いなぁ〜
方丈の周りに広がる小さな小さな世界には、とてつもなく大きく、壮大な意味があったんですね

大仙院は庭園だけでなく、襖絵や茶道具、中国伝来の書など、他にも
見所はたくさんあります。

後、名物和尚さんもこちら大仙院の売り？でしょうね（笑）

さて、いよいよお待ちかねの泉仙の大慈院店で精進料理の昼食

お腹減ったぁ〜

大慈院の門をくぐります
ここにお店があるとは思えないですよね。

緑のシャワーを浴びながら歩く石畳。
このアプローチ趣があってなかなか素敵です。

お庭の見える席に通していただき、
早速、精進鉄鉢料理のあやめコースをお願いしました。

まずは、お抹茶とわらびもち

食前酒はワインでしたが、梅酒の方がお料理にあってるかも？

お料理はどれも薄味で身体に優しいですね。
うどやふきなど春のお野菜。

ゴマ豆腐は単独ではゴマの味はしませんでした。
もう少し、ゴマの味が強い方が私は好みです。

お吸い物はしいたけのお出汁がよくきいていました。
最初、これでお腹一杯になるかな？と思いましたが、
結構なボリューム。

ご飯もお代わり出来ますよ。
ただし、おかわりは白ご飯です。豆ご飯ではありません＾＾

頂いたお料理は、僧侶が托鉢で利用する鉄製の丸い鉢をかたどった器に盛られているんですが、食べ終わると器を入れ子にして、
こんな風に収納することが出来るんですよ。

収納力抜群！(^o^)v

ご馳走様でした

本日の泉仙で頂いた精進料理の感想
☆☆☆

個人的には天竜寺　篩月（しげつ）のお料理の方が好きですね(^u^*)

大徳寺境内に広がる石畳の松の道

又他の塔頭にも季節を変えて訪れてみたいです。