2010/09/10 - 2010/09/12
477位(同エリア592件中)
ナオさん
古くから人々の信仰対象として崇められてきた紀伊山地の山々と、そこに祀られた神社仏閣を巡る6本の参拝道は、2004年7月、「熊野古道」として世界遺産に登録されました。
私達は、世界遺産に登録される以前から熊野や吉野・高野山に惹かれ、奥駆け道や小辺路などを歩きに、何度か奈良県や和歌山県を訪れています。
今回訪れた中辺路も、ちょうど10年前の2000年5月に、滝尻王子からとがの木茶屋まで歩いています。その時は、2日で熊野本宮まで歩く予定でしたが、大雨になり、2日目は歩かず終いになってしまいました。そこで、10年目の今年、残りを歩こうと計画したわけです。
アルバムは車で下見を兼ねて巡った1日目を『熊野古道めぐりの旅ーその1(滝尻王子~とがの木茶屋~湯の峰温泉~熊野本宮)』とし、実際に歩いた2日目を『熊野古道めぐりの旅ーその2(とがの木茶屋~発心門王子~熊野本宮~湯川温泉)・谷瀬の吊橋』URL :http://4travel.jp/traveler/nnkojima/album/10503703/
としてまとめています。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2台の車で、山仲間と熊野古道を歩きに来た私達。阪和自動車道を終点の南紀田辺ICで下り、上冨田町から国道311号を走り、滝尻王子にとやって来ました。
10年前の2000年5月、熊野古道の中辺路を歩きましたが、その時は、雨の中、滝尻王子からとがの木茶屋までを歩いています。 -
見えている建物は滝尻王子にある熊野古道館です。ちょっと立ち寄っていきます。
ここでは熊野古道について色々知ることが出来ますし、資料を入手することができます。 -
これも熊野古道館の中での一コマです。
このように、熊野古道の地図を背に、中世の御参り姿の人形と一緒に、念写真を撮ることもできます。 -
今回は以前歩いたところは車で通過です。
ここは途中立ち寄った近露近くの「道の駅熊野古道中辺路」の一角にある「古道歩き館」です。ここで申し込みをすると、ガイド付きで、古道歩き体験が出来るようになっています。 -
次に立ち寄った所は、継桜王子社のすぐ下にある百名水に選ばれている「野中の清水」です。豊富な水がコンコンと涌き出ています。
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野中の清水の横には、斉藤茂吉の歌碑が建っており、
「いにしえの すめら
みかども中辺路を
越えたまひたり
のこる真清水 茂吉」と、刻まれています。 -
細い道を、車で継桜王子の所まで上がってきました。
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イチオシ
ここには「野中の一方杉」があります。なぜか、枝はすべて南方にだけのびています。
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熊野古道中辺路の継桜王子の近くにある「とがの木茶屋」です。茅葺屋根の風情ある建物です。
私達が10年前に中辺路を歩いた時は、ここで1泊させていただいたのですが、今は人は泊めていないそうで、休憩所として活用されているのだそうです。 -
10年前にお世話になった「とがの木茶屋」の女将さんと懐かしい再会です。
女将さんは私達の訪問をとても喜んでくださり、女将さんのことを親しみを込めて「山姥」と呼んでいた故立松和平さんの思い出や、最近ここを尋ねて見えた檀ふみさんや、森上亜希子さんのことを嬉しそうに話してくださいました。
お会い出来て本当によかったです。 -
これは10年前の平成12年5月27日に、「とがの木茶屋」に泊めていただいた時の写真です。女将さんの玉置こまゑさんもお若いでしょう。
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これも10年前の平成12年5月28日の写真です。10年前と今回のメンバーでは、半分の5人が同じで、後の5人は入かわっています。
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とがの木茶屋の所で見る朝日や夕陽は、和歌山県朝日夕陽百選にえらばれています。
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これは「秀衡桜」です。奥州平泉の藤原秀衡ゆかりの桜がこの地にあり、巨木となって、今も咲き続けているのもすごいですね。
明日はここから歩き出す予定なので、今日は出発地点の下見というところです。 -
熊野古道から離れて、国道311号を四村川に沿って走り、湯の峰温泉にやって来ました。
見えているのは湯の峰温泉の公衆浴場と東光寺です。 -
イチオシ
ここは湯の峰温泉のつぼ湯です。約1800年前に発見されたという古湯で、死の世界をさまよった小栗判官が、この湯に浸かって息を吹き返したという伝説が伝わっています。
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世界遺産にも登録されている天然の岩風呂「つぼ湯」です。つぼ湯に入るのは順番制で、公衆浴場の方で申し込みをして、順番待ちをして入ります。一度に入れるのは2〜3人で、30分交代で、大人一人750円、12歳未満450円です。
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湯の峰温泉のつぼ湯の近くには、湯筒地蔵が祀られており、温泉卵を作る場所もあります。
私達がつぼ湯に入っている間に、仲間の一人が温泉卵を作ってくれていました。湯上りに食べた温泉卵は最高の美味しさでした。 -
続いて、熊野本宮社に御参りに行きました。
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イチオシ
熊野権現の使いとされている三本足の八咫烏の旗が見えます。
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全国にに3000社あるという熊野神社の総本宮の熊野本宮大社です。
明日の熊野古道歩きの無事を祈っていきます。 -
今夜の宿は川湯温泉の木の国ホテル。
川湯温泉は、大塔川の谷あいにある温泉で、河原を掘れば、70度からのお湯が涌き出てくるそうです。毎年11月から2月の間は川をせき止めて、「仙人風呂」と呼ばれる巨大露天風呂が出現しますが、今は9月、各ホテルが作った河原の露天風呂のみです。
私達はホテルの湯浴み用の衣類を借りて、河原の露天風呂に入りました。開放感がたまらなく爽快でした。
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