2008/12/04 - 2008/12/18
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クルーズコンサルタントさん
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南極クルーズは今いろいろなスタイルがあり、超ラグジュアリーから、探検的なもの、上陸しないけど雰囲気をばっちり楽しめるものまで、まさに顧客のニーズにあわせたコースが沢山あるのです。
しかしながら自然環境を配慮した点から、2012年から大型客船の南極海航行が禁止されるそうです。
ユーラシア旅行社ではチャーター船で行く南極クルーズ(上陸ばっちり)と上陸しないけど大型客船で行くのでゆれる恐怖不が少ない南極と南米クルーズの二つをご用意しております。上記の流れで、今回ご案内しております大型客船南極クルーズは2011年が最後になるそうです。
大型客船で南極半島付近を航行する利点、それは・・・「揺れないこと」です。
南極へ行くにはドレイク海峡という海峡を越えるのですけど、これが100−300人乗りの探検船ですと、お皿がすべり、人は斜めになり、結構ゆれます。ちょっと大変です。
私が乗船したときには、日本人よりも三半規管が丈夫そうな外国の殆どのお客様が、お食事もそこそこにお部屋でパタンとされてたかと思います。
何しろ、お夕食の席はガラガラでしたから…。
私は、一応添乗員の面子を!と思い、ラウンジにいるものの、吹き上がる波と揺れですっかりグロッキー。レストランに行っても食事なんぞとても無理で、まぁ・・・良いダイエットになりました。
ラウンジのソファでぐったりしている私の横で、コーラを飲みながら、英語の(当たり前ですが)本を横で読んでいた南極選任の船内スタッフは、その揺れをものともせずに真っ直ぐ(!)歩いていましたから、馴れとは恐ろしいものです。
ちなみに平気な方は本当に平気でした。
これが10万トンを越えますと、揺れもそこまでひどくないようです(まったくゆれないわけではありませんが)。
でも、南緯60度越えるとこの揺れがぴたりとやみます。小型の探検船も快適にお過ごし頂けます。揺れのつらさはほんの一瞬です。
船酔いするけど、南極はいってみたい!という方には大型客船のバルコニールームがお薦めだそうです。バルコニーから氷山を眺めながらの朝食のクロワッサン…。なんだか超!贅沢です。
氷山の色はとても神秘的です。
真っ白の世界にブルーと黒が点在している世界ですので、結構まぶしいです。サングラスがあると大変便利です。
上陸する探検船の南極クルーズでしたら、船に戻るときに、氷山のかけらが拾えるかもしれません。
私は、本当にラッキーなことに、探検船に戻る途中でクリスタルのような氷を掬い上げたのですが、中の空気が出てしまって氷がぎゅっと硬くなっているため、外においておいてもなかなか溶けないのだそうです。
氷の中には塩分も無いそうで、実際にこの氷でオンザロックを試されたお客様はとてもおいしいと仰っておりました。
私はお酒が苦手なので、ジュースにしましたが、氷が何百年も昔の記憶を湛えたものかと思うと、ものすごい感慨深いものになりました。
とてもラッキーな経験で、その後はクリスタルアイスになった氷を拾うことは出来ませんでした。
ただ、上陸中は、何も持ち帰っても、置いて帰ってもいけないという大変厳しいルールがあります。海中のものだけ、運がよければOKということらしいです。
私が南極クルーズを思い出すとき、真っ先にこの氷のことを思い出します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 一人あたり費用
- 100万円以上
- 交通手段
- 船
- 航空会社
- デルタ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ユーラシア旅行社
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