2010年夏　初ヨーロッパ一人旅　～ローマ編～

2010/07/29 - 2010/08/01

念願だったヨーロッパ旅行！
27歳の夏にやっと実現できました。

気ままな一人旅なので、好きなようにプランを立て、
思うがままに観光して、食べて、感動してきました。

3都市（ローマ、フィレンツェ、パリ）、10日間の旅です。

7月29日　　　　　成田発
7月30日～8月1日　ローマ観光
8月1日～8月2日　 フィレンツェ観光
8月2日～8月6日　 パリ観光
8月7日　　　　　 成田着　

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ルフトハンザ航空の経由便でローマへ出発です。
初めて利用する航空会社なので機内食やサービスが楽しみです♪

1回目の機内食。
洋（チキンとパスタ）と和（のり巻き）のミックスでしがた美味しかったです。

おやつタイムです。
菓子パンが出ちゃうんだ。でも少しほっこりしました。

2回目の機内食。
座って映画を見てただけだから全然お腹が空かないけど、このジェノバソースパスタが美味しく完食です。満腹〜。

機内のエンターテイメントも種類が豊富で、映画とかドキュメンタリーをずっと見てました。
CAさんも楽しそうに働いているようにみえました。日本は細かいマニュアルが多過ぎるのかな。

経由地のミュンヘンからローマへはドロモティ航空の機材を利用です。
「え…、こんな小さな飛行機に乗るの？！」と少々不安でしたが、まわりの
ヨーロッパ人は路線バスにでも乗っているようなリラックスムードでした。

機内から見る夕焼けがきれいです。

ローマのフィウミチーノ空港到着後、レオナルドエクスプレスでテルミニ駅へ向かいます。

夜10時頃だったせいか、列車の中も駅も異様な雰囲気です…。

うわさ通りテルミニ駅周辺の治安は悪く、怪しい目つきでターゲットを探している人やわざと観光客にぶつかる人など、それはそれは恐ろしかったです。

一目散でタクシー乗り場へ向かいましたが、そのタクシーでもぼったくられたような…。深夜＆スーツケースを持っているとの理由で、5分の乗車で15ユーロも請求されました。もはや交渉する気力がなかったので払いましたが。

やっとホテルへ到着です。（ふぅ〜）
Booking.comで予約したHotel Hiberia。
フロントに着くなり「I know who you are」と言われたので、この日最後のチェックイン客だったのでしょう。

クタクタで即就寝です。

翌朝、窓を開けると歴史的な建物が見えます。
昨日の疲れが一気に吹き飛びワクワクしてきました。
早く外に出たい！

まずは腹ごしらえです。
ホテルの朝食は品数は少ないですが、パン、ハム、チーズ全てが美味しい！これが本場の味かと感動でした。

ローマ観光スタートです！
まずはROMA PASSを購入するためテルミニ駅内の観光案内所へ。
昨日はあんなに恐ろしい場所だったけど、昼間の顔は別人のようです。

サンタ・マリア・マッジョーレ教会。
ローマ4大聖堂のひとつだそうです。

中に入ってみると、ほとんどが観光客ですが、とても神聖な雰囲気です。

教会内に棚？のようなものがいくつも並んでいます。
ただの物入れかと思いきや、中で人が座っています。
中にいる人と真剣に話をしている人がいました。
占い師でしょうか。

教会が出て外を歩いてみます。
ごく普通の道でも石段や古い建物が絵になります。

徒歩で共和国広場へ。
夜はライトアップされて優美な雰囲気になるそうですが、昼間は特に大きな印象はありません、はい。

ROMA PASSの出番です。
地下鉄A線のレプッブリカ駅からスパーニャ駅へ移動します。

そして来ました！スペイン広場。
旅行前に「ローマの休日」で予習してきた場所だけあって、ローマに来たーっ！と改めて実感。

階段の上から見るとこんな感じです。

しばらくすると、民族衣装を着た人達がぞくぞくと出てきて、陽気に歌ったり集合写真を撮ったりしていました。
私も素敵な写真が撮れてよかった！

手袋屋さん。
カラフルなディスプレイが素敵です。

トレヴィの泉。
こんなに大きかったの？！

観光客で混み合っていますが、意外にもコインを投げ入れている人は見かけません。

空が青い！

コスプレ　その①

コスプレ　その②

歩き疲れたので休憩タイムです。
本場のジェラード♪

あまりにも足が悲鳴をあげていので一旦ホテルで休憩した後、バスでナヴォーナ広場へ向かいます。

「あれっ……。」
どうやらサンタンジェロ城に来てしまったようです。
本当にローマの道は分かり辛い…。

予定変更でこちらを先に観光しましょう。

お城の中の通路。

観光客が少なく穴場でした。
出発前に買った三脚で初自分撮り♪

今度こそ地図をよく見ながらナヴォーナ広場へ向かいます。
途中で通った最高裁判所。何から何まで建物が歴史的です。

今度こそナヴォーナ広場へ到着です。
レストランやカフェが立ち並んでいて、絵描きもたくさんいますね。

四大河の噴水。
3年の歳月をかけて製作されたそうで、表情や筋肉にかなり迫力があります。

ナヴォーナ広場で遅めのランチ。
一人でも入りやすそうなレストランへ入ります。

カタコトの日本語を話せる店員さんがいました。
「なんでだろう〜、なんでだろう〜♪」
一昔前の芸人ネタで反応に困ります。

トマトとモッツァレラチーズのカプレーゼ。
見た目は鮮やかですが、味は普通かな。

ボンゴレ。
こちらもちょっと油っぽく、夜まで異がもたれていました。

このレストランはハズレでした。

パンテオン。
完全な形で残る遺跡だそうです。一部補修工事中？ですね。

中から見たクーポラ。

ローマ観光2日目。
まずはヴァチカン美術館へ。

まだ朝8時半なのにすでに長蛇の列。
ネット予約しておいてよかったです。

館内ではオーディオガイドを聞きながら鑑賞します。

ピーニャの中庭

エジプト博物館のミイラ

ピオ・クレメンティーノ美術館のラオコーン
これが見たくてここに来たと言っても過言じゃありません。
肉体表現がリアルです。

これでもか！と言うくらい彫刻が並んでいます。

有名な作品ですが名前が分かりません…。

これ、笑いのツボに入りました。

地図のギャラリー。

ラファエルの間のアテネの学堂

少し暗いですが、最後の審判

通路に展示されていた白鳥。なんだか和みます。

この絵、とても気に入りました。
「adamo et eve paradiso terrestre」という作品だそうで、アダムとイブが動物や自然とともに描かれています。

美術館は迷路のように広くてとても全てを見切れません。
でもガイドブックでチェックしていた作品はほぼ鑑賞できたので満足。

美術館内のカフェで休憩します。
今回の旅行で飲んだコーヒーの中で唯一これでマズかったです…。

サン・ピエトロ大聖堂。
言葉でどう表せばいいのか分かりませんが、自分がアリンコのように思えます。

大聖堂の中へ入るため手荷物チェックに並びます。
ここは問題なく通過できたものの、この先で待ち受けていたのは服装チェック。
短パンをはいていた私は中に入れてもらえまえんでした。
私のような観光客にスカーフを売り付けてくるおじさんがいて、買おうか迷いましたが、なんとなく悔しいので入場は諦めました。

ガイドブックの注意書きを甘くみ過ぎてた…。
自分が悪いので言い訳できません。

ちょうど来たバスに乗りコロッセオへ向かいます。

じゃーん！
入り口がどこだか分からずほぼ1周しました。歩いてみるとかなりの円周であることが実感できます。

ここで、人vs人や人vs猛獣の戦いが行われていたのですね。
帰ったら「グラディエーター」も見なきゃ。

続いて、お隣のフォロ・ロマーノ。

セプティミウス・セヴェルスの凱旋門。
後ほど観光するパリの凱旋門のプチバージョンです。

アントニヌスとファウスティーナの神殿

正直言って、あまりの暑さと歩き過ぎによる疲労で、こんなに有名な遺跡でさえ単なる石にしか見えませんでした…。

日陰で腰を下ろし、ガイドブック見ながら１周した気分にしました。

もったいない気もしますが、フォロ・ロマーノの観光は30分で終了です。

お昼寝したくなる気持ちも分かります。
馬も大変ですね。

ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂
それはそれは巨大な建物です。

今日も遅くなってしまったランチ。
昨日はお店選びを失敗したので、今日は安全策を取ってガイドブックに掲載されているピザ屋へ行きます。

スパーニャ駅近くの「Fior Fiore」。
カプリチョーザとコーラを注文しました。
生地がパリパリで具材も美味しかったけど、さすがに食べ切れなかったです。

まだ夕方ですが、もう歩けないのでホテルへ戻ります。

20時頃の部屋からの眺めです。

ローマの観光は今日で終わり。明日は朝早い電車でフィレンツェへ向います。

ローマには至る所に遺跡があって、まさに街自体が世界遺産。
１つ１つの遺跡が広大で、疲れやすい私にとって全ての有名観光スポットをまわることはできませんでした。真実の口、ボルケーゼ公園、ポポロ広場は途中で断念したけど、初めて訪れたヨーロッパの都市ローマは感動が大きく良い思い出になりました。

疲労困ぱい（しつこいですが…）のため、今日の夕飯はトレヴィの泉近くで買ったスパークリングワインだけ。

荷造りを済ませ早めに寝て明日からの旅に備えよう！