プロヴァンス４日間の旅④　-ラ・シオタ-

2010/08/29 - 2010/09/01

さて今日はトゥーロンのホテルを出て、
ラ・シオタとカシの街を訪ねる予定です。
私は今回の旅で"ポルクロル島"を訪ねたかったのですが
今回の旅程にはどうしても時間的に組み込めなかったのです・・
まーしょうがない。帰国するまでには訪れたい・・・
でも季節はこれから冬へ向かう。

さて、トゥーロンから高速に乗りました。
少しでも早く着くように。
が・・・

ラシオタ方面へ行く高速が激混み。
何があったんだろう・・
まだバカンスシーズンで混んでるだけ？
それにしても混みすぎ！　なんだろう・・
初めてここを訪れた私たちは全く検討もつきません。

料金所へ来てみると、料金所は全てクローズ。
一台もその先へ行くことができません。
みんなそこから高速を下りて行ってます。
なんでだろう・・

訳も分からず下道でラ・シオタには行けたものの、
そこから先の高速もやっぱりクローズ。
その後予定していたカシの街を訪れることは
できませんでした。

私たちがその理由を知ったのは、マルセイユへ向かう時でした。
それは・・"火事"でした。

そういえば、カシやカランクは夏の間は乾燥していて
自然と火事がおきることがあり、アクセス禁止に
なることがある、と聞いていたっけ・・・

と言う事で、ラ・シオタのビーチでこの日は
遊んだのみ。その後、今宵の宿泊地"マルセイユ"へと
移動したのでした。

エリア マルセイユ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

トゥーロンを出発〜
高速に乗ると、向こうに海♪

息子も景色を堪能。
「海いきたーい」

途中、渋滞。

ま、バカンス中だししょうがない・・
間もなく料金所の看板。
料金所が混んでるのかな？

全く動かない・・・
でもまぁバカンスシーズン終わりとはいえ、
一応まだ8月。
南の方ってこんな感じなのかも？　
くらいにまだ思っている私たち。

標識にもラ・シオタ。

しかし・・
ほんとに動かない・・・
この時期まだこんなに渋滞するの〜？？

この車内で
「やっぱりポルクロル島にしとけば
　よかった〜」とブツブツブツブツ
私は言っていたのです。

料金所近くまでやーっとこさ来ました。
すいてれば5分で来れるこの距離を、
なんと！　1時間もかかったのです〜

そして料金所を見たら全部バッテン！
やっぱりアクセスできなくなってる。
赤いバツのしるしが見えますか？
どこも通れない。
この料金所の横へ、みーんな下ろされて
いきます。

でもポリスだけは通って行きます。
なにかあったんだろうな、とは思ってましたが。

フランスの高速に必ずあるこの標識。
制限速度。

お天気の時は130キロ。
雨でも110キロ。

雨でも110でOKなんだからスゴイ・・
夫も130キロで走ります。
110キロに落としただけで、
「何チンタラ走ってんの？」と思う自分も怖い。
日本帰って大丈夫かしらー。

でも、ドイツのアウトバーン200キロは怖かった！
フランスはかなり取り締まり厳しいですから
走られる方ご注意を！

さて、高速を下ろされて下道でラ・シオタの
街へ着いたのは、トゥーロンを出て3時間後！
最初から下道を行けば、30分もかからなかったはず。
わざわざ早く行ける方をと思って高速にしたのが
間違いでした。
でもしょうがないね・・
これも"旅"です。

ラ・シオタのビーチに到着〜
ちょうどいい場所に車を止められてラッキィ。

も〜　すっごくキレイ！
海も空も青い！

ハワイみたい！
ビアリッツどころじゃありません。

水着はもうすでに着用済みだったので
そのままビーチへGO！

←私たちが海水浴を楽しんだビーチ。

私もこの年で、まさかビキニで泳ぐとは・・
私の中で人生最高に今が一番太ってるのに、
フランスではなぜか気にならない・・
だってもっとすごいひと、たっくさんいるんだもん！
おばぁちゃんもかっこいいですよぉ。
日本もこうなれたらどんなにいいか。
すごい開放的！

前に行ったバスク地方のサンジャンドリュズの
水着屋さんで買って、そこで着させてもらい、
そのまま海へ行った思いでの水着です。

水はやっぱり透き通ってます。

ほらね〜
癒されるでしょう〜

行きたくなってきたでしょう〜海へ。

どこまでも続く穏やかな地中海の海と空。
船がぽっかり浮いている姿がなんとも好き。
こういう景色が一番好き！

青い空に白い建物がまぶしい〜
エーゲ海みたい。

ブーンとプロペラ機みたいな音がしてきました。
私たちの頭上を、飛行機が海に向かって２機、
飛んで行きました。

旋回し始めました。

海に着陸するんだね〜。

宮崎駿さんの「紅の豚」見たい♪

水しぶきをあげて着陸。
その後すぐまた離陸。
タッチアンドゴー！！！！

海の向こうに見える街。

真っ黒に日焼けしたおじさん。
地元の方かなって感じの。
ボーっと寝てみたり、起きてボーっとしたり。
本当に心が豊かでしょうね、こっちの人は。

日本人は日本でこんな過ごし方、
出来ないでしょうね・・・
東京なんて特にセカセカしてるし。

ヨーロッパ人のバカンスの過ごし方をこれから
見習ってもっとのんびり生きるようにしないと。
ストレスたまってしょうがないでしょう。
働くのもボチボチで。
日本人はなんだかんだいいつつ日ごろの暮らしが
贅沢なんだろと思う。
こっちのひとは、バカンスの為に働いてるって感じ。
日ごろはすごく質素な暮らししてますね。

さて時間は3時すぎ。
カシの街も訪れようと思っていたので、そろそろ
旅立つことに・・

でも、前途したように、カシはアクセス禁止で
行けずじまいだったのです。

しょうがないので、今宵の宿泊地、マルセイユまで
少し早目に行くことに。
この、マルセイユまで行く途中の高速の中から
山のあちこちにモクモクと煙がたっているのが見え、
あ〜なるほどね・・あの渋滞の原因は火事だったんだ
と、気付いたのでした。
火事と言っても、日本の温泉地とかにいくとよく
硫黄がモクモクしてますよね、あんな感じです。
ボーボー火が出てるわけじゃなくて。
でもほっといたらそうなるんだろうから、
そうならないように、ポリスやポンピエ(消防)の
人たちが沢山いたのねー。

さぁ、マルセイユへ向けて走ります。

この旅行記へのコメント （5）

• ココアさん 2010/10/03 02:34:31

  スピード

  こんにちは。
  綺麗なビーチですね。
  マルセイユは怖いイメージですが、この辺りは大丈夫なのかな？
  
  > でも、ドイツのアウトバーン200キロは怖かった！
  あははっ、小さな車でも、リミッターは210kmだからね。
  飛ばし屋の速いのは250kmは出ているかも。ポルシェも沢山いるし。
  ドイツに居ると150kmだととても遅く感じます。
  
  > フランスはかなり取り締まり厳しいですから
  走られる方ご注意を！
  やっぱりそうなんですか？フランスで、130kmを超えて走っているフランスナンバー車、あまり居ないんですよね。150kmとか出しているの、大抵ドイツナンバープレート車ですよね。
  ドイツは、+10%は計測器誤差範囲としてみなされ、捕まらないけれど、フランスはどうなんでしょうね。制限130kmだと140kmまではドイツの感覚なら違反にならないですが。
  
  ココア

  Riokaraさん からの返信 2010/10/03 14:10:54

  RE: スピード

  おはようございます。
  マルセイユは治安悪い感じはしました。街は汚いし。
  でも普通に人がいるところなら大丈夫です。
  
  ドイツのアウトバーン。すごいですね、あそこ。
  ドイツ車ならもちろんいいですが、うちのはフランス車・・
  フランス車でそんなに飛ばしたらきっと壊れるはず（笑）
  ということで、200kmで夫もやめておいたようです＾＾
  
  ドイツ人はほんとにみなさん車も綺麗に乗ってるし、
  国民性でしょうか。日本人と似てません？
  ドイツに出張によく行く友達のご主人はドイツ人とは
  仕事がしやすいって言いますし、ドイツ人もフランス人と
  仕事するのは大嫌い、日本人は仕事しやすい、と言うらしいです。
  
  フランス人は車の手入れなんてみんなしてません。
  きったない車に平気でみんな乗ってます（笑）
  これも国民性でしょうねー。でも食事するときだけはなぜか
  彼らはマナーがどーのってウルサイ・・・
  その前に運転マナーなんとかしろ！って言いたいです（笑）
  
  

  ココアさん からの返信 2010/10/03 14:29:24

  RE: RE: スピード

  > フランス人は車の手入れなんてみんなしてません。
  > きったない車に平気でみんな乗ってます（笑）
  > これも国民性でしょうねー。でも食事するときだけはなぜか
  > 彼らはマナーがどーのってウルサイ・・・
  > その前に運転マナーなんとかしろ！って言いたいです（笑）
  
  へぇ〜っ！そうなんですか！？ドイツは皆ピカピカですね。特に、クラシックカー、オープンカー。ただ、家での洗車は禁止、通報されます。なので、洗車場へいって、１０ユーロ毎週掛ります（水節約の観点で、法律・規則多過ぎ！ドイツ）。
  
  ドイツ駐在員が全員揃って挙げた、取引したくない国民がフランスでした（＾＾；金払いが悪いそうです。お金が無いといって払わないそうです。
  お店に行くと、お客に対しては、抱擁して、キスをして、笑顔満面ですよね。（ドイツ人のお店の人はピクリとも笑わない。）でも、あの笑顔に騙されてはいけないと皆言います。
  
  ココア

  Riokaraさん からの返信 2010/10/07 07:24:26

  RE: RE: RE: スピード

  ドイツ駐在員じゃなくても、ヨーロッパではフランス人って嫌われてますね。
  だって、イギリス人もそう言ってましたから（笑）
  コルシカ島に住んでるコルシカ人もフランス人とか嫌いみたいですし。
  金払いが悪いというのもよぉく分かります。だってケチですしねー。
  捨ててあるものも拾って帰りますし。すごいです。
  モノを大事にするというのとはまたちょっと違うような・・
  でも見習うべきところもあるかもです。日本人は使い捨てばかりですし。
  私も反省したり・・ドイツはエコとかリサイクルとかすすんでますよね。
  フランスはそんなの全くです。そういうマメなこと出来ないでしょうねぇ
  、きっと。
  
  > お店に行くと、お客に対しては、抱擁して、キスをして、笑顔満面ですよね。（ドイツ人のお店の人はピクリとも笑わない。）でも、あの笑顔に騙されてはいけないと皆言います。
  
  その通りかも（笑）常連に限っては。
  それより、ドイツ人って笑わないんですか？？？
  私はドイツ行った時そんな印象受けなかったけど、いい店員さんだったのかなぁ？
  
  

  ココアさん からの返信 2010/10/11 23:08:55

  RE: RE: RE: RE: スピード

  Riokaraさん のフランス情報、とっても面白いです。
  
  ドイツのレストランでは、先ず、店員さん（特に女性）は笑顔は無いです。注文をとりに来てくれたら、さっさと応えないと、「はぁ〜っ！」と溜息をつかれて、怒られモードです。。。
  笑顔をくれるのは、高級レストランか、いわゆる観光町のお店の店員さんだけですよ。普通の生活街ではあり得ないですね。でも、皆、生真面目で、良い方達が多いです。
  
  ココア