湖水＆コッツウォルズ地方とドイツの木組みのお家を尋ねて【9】ホークスヘッド

2010/08/02 - 2010/08/02

湖水地方とコッツウォルズ地方をのんびり周りたいと、10年ぶりのイギリスを訪れました。

ヒル・トップをあとに、525番のバスでホークスヘッドへ
ホークスヘッドには、ビアトリクス・ポター・ギャラリーやワーズワース・グラマースクールがあり、その町並みも石造りの可愛い綺麗な家並みが楽しめる所です。
小高い所にある教会の墓地からの眺めも素晴らしいものでした。

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　エディンバラ　2泊
　ウィンダミア　4泊
　ストラッドフォード・アポン・エイヴォン　2泊
　ボートン・オン・ザ・ウォーター　3泊
　チッペナム　3泊
　フランクフルト　3泊

と起点にする町から、小さな町や村を訪れることができました。

エリア 湖水地方(イギリス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

この525番のバスは、ステージコーチ社のバスと共に同じ時刻表に出てくるので、4日券が利用できるのかなと思っていたのですが、ご覧のようにマウンテンゴート社運行のバス。

当然4日券は使えません。

これがわかってたら、ボウネスピアからホークスヘッドまでの船＆バスのチケットを買っておいたのに〜

当初ホークスヘッドまで歩くつもりだったけれど、タイミングよく発車しようとしているバスに出会ってしまったもので、もう歩く気はまったくなし・・・

ということで、ホークスヘッドまでの2.7ポンドを支払って乗せてもらいました。

途中の風景はほんとにのどかで、のんびり歩くと気持ちよさそう♪

といいながら、しっかりバスに乗っちゃってますけど！

そして、湖が見えてきました。

エスウェイト湖です！

このような風景を見ると

やっぱり歩けばよかったかな〜なんてちょっと心が揺らぎます・・・

7〜8分でホークスヘッドのバス停に到着

歩けば４〜５０分くらいでしょうか

バス停から降りたらすぐ目の前にワーズワース・グラマースクールがあり、その上に教会が見えます。

先ずは、村の中心地の方へ行って見ましょう

日本語の看板あり〜

日本人がたくさん来ていらっしゃるのですね。

これが、たしかタウンホールだったような（？）

蔦の絡まるおうちがここにもありました。

この辺りが村の中心となる広場のようです

村の郵便局

ここで、ビアトリクスポター・ギャラリーのチケットを購入

ヒルトップの入場券を見せると、1ポンド安くなり（3.4ポンド）ますのでご利用下さい。

ビアトリクスポター・ギャラリー

飾りっ気のない入り口から入場

ここも、内部の撮影は禁止でした！

レッドライオンのホテル、あちこちの町や村で見かけます。

この湖水地方のお家

入り口の庇は、ヒルトップのおうちと同じく山型の庇が多いようです。

路地の奥に入っていってもいつのまにか、ここへ戻ってきてしまいました。

小さな路地も、お花でいっぱいです♪

ただ普通の住宅地、お店やレストランでもなく

この中で、毎日の生活が普通に繰り返される所

心がほっこりします。

こっそりお庭も拝見しちゃった

ワーズワース・グラマースクールの門

ここはワーズワースが通っていた中学校で、

ヨーク大司教によって、１５８５年に建てられたそうです。

ワーズワース・グラマースクール

入り口の木製のドアは閉まっていますが、押して入ってみましょう。

入ると「ハロー！」と笑顔でおじさんが迎えてくださいます。

そこで、入場料の2ポンドを支払います。

１階の教室です。

なぜか落ち着いた雰囲気にホッとしてしまった。

ここが、ワーズワースの席

ワーズワースと彼の弟ジョンがしっかり落書きを掘り込み、

それが大事に今日まで残されています。

彼が、私にもわかりやすい英語でいろいろ説明をしてくださいました。

この端の方で取り囲むようにしてある古い机と椅子（横長の）５セットは、約４３０年前のもので、中央にある短めの机（石盤つきの机です）と椅子は１８０年前のもの。

ラテン語・ギリシア語・数学の３科目の勉強をしたこと。
実は３科目でなく、お酒飲みの勉強に、ギャンブルの勉強に、女性の勉強？などなど・・・
朝７時から夕方５時までの授業があったが、昼休みは２時間あり、お酒を飲んだりするのも自由だったらしい・・・

そのほかたくさんおしゃべりしたけど、その時はしっかり覚えていたのに、ほとんど忘れてしまった・・・

この石盤も実際に使われていたもので、ちょっと落書きさせてくれた・・・

なんだか、今でもこのコートの持ち主が姿を見せてくれそう・・・

２階は勝手に見学してくるようにとのことで、ぶらぶら・・・

この暖炉で暖をとっていたのですね

そろそろ、帰ろうかなぁと外に出てみました。

覆っていた黒い雲が減って、青い空が広がってきてます。

教会の方へ行って見ることに・・・

やはり少しでも高い所へ行ってしまう

ちょっと上っただけで眺めが変わります

静かな静かなホークスヘッドです。

しばらく座り込んで、乗ろうかなぁと思っていたバスが出て行くのを
ここから見送りました。

教会の中も見せていただきましょう。

やはり、どこも素敵なステンドグラスがありますね〜

ふと、コニストンへ行くバスの時刻表に気付き、

帰りのバスもまだまだありそうだし、

乗っちゃいました。

この５０５番のバスです。
（これは、コニストンに着いた時に撮ったので、表示がウィンダミア行きに変わっていますが）

４日券も使えました！

この旅行記へのコメント （2）

• ココアさん 2010/09/04 03:32:18

  心癒されます

  デコさん、どのお写真も、うまく表現できませんが、片田舎の街はかくあるべきみたいな、お手本の様な所ですね。ただ荒れ果てたド田舎は嫌だし、なんていったらいいのか、オシャレな田舎とはまた違う、素朴なというか、街の、しかるべ原風景みたいな感じ。
  最高です。
  
  ココア

  デコさん からの返信 2010/09/04 06:25:33

  RE: 心癒されます

  ココアさん、コメント＆ご投票ありがとうございます♪
  
  このホークスヘッド、行けてほんとによかったと思えました！
  緑ののどかな風景に囲まれ、
  素敵な石造りのお家に、しっかりその中で毎日の生活が暇まれ、
  よそからフラッと来た観光客もその中に溶け込める・・・
  何気ない住宅地なのに、見所もあって、退屈しない。。。
  
  こういう所で暮らせたらなぁ・・・と思えるところが
  また一つ増えちゃいました(^^)