ミャンマーの旅　ピヨの市場と近郊の村。

2010/07/18 - 2010/07/18

ピヨの町の横を流れる雄大なイラワディ河、その川沿いにピヨの市場がある、典型的な地方都市の市場だが何度も顔をだしていると地元人の対応にも親しみがこもってくる。
市場はその土地の顔といっても良いくらいに土地の雰囲気をかもしだしている、市場を見なくてはその土地を見たことにはならないと言えるかも・・・。

エリア その他の都市(ミャンマー)

市場の近くにはタナカの原木売りがたくさん店をだしている。

タナカ売りの小母さん、さすがに顔中まんべんなくタナカをぬっている。

タナカの原木を測って同じ長さに切る、長すぎても短すぎてもいけないらしい。

タナカをマスクのように塗るっている少年、厚く塗りすぎて目も閉じられないくらい顔がこわばっているようだ。

キノコや竹の子を売る親子、山から採ってくればもとでのいらない物ばかりだ。

市場の中の風景、どこでもそうだが中へ入ってゆくほど暗くなる。

これは売り物ではありません、中には赤ん坊がスヤスヤと眠っている。

魚屋さんが並んでいる、魚は河魚がほとんだが海老やイかも売っている。

市場の中で食べたうどん、カリカリに揚げたかきあげが入っている、美味しくて２杯食べてしまったが後で喉がかわいて困った。
どの食べ物屋にも自由に飲めるお茶がおいてある、暑いミャンマーではこれがまた美味しい。

地元の人は水道の水をきがるに飲んでいる、これはまねができない。

ミャンマー人は（も）この葉っぱに石灰を塗りビンロウジュの実を少し入れて包んだものを咬んでいる、しばらく咬んで真っ赤になった唾液をピュッとはきだす。

こちらは肉屋さんの一画、中はかなり暗くフラッシュをたかないと写らないくらいだ、こんなところで肉を買うと何の肉を買ってるのかわからない。

外に出るとトラックから氷を降ろしていた。

氷を粉砕機に入れ粒氷にする。

粒氷は籠で魚屋などに運ばれてゆく。

ぶつ切りの魚の切り身に塩をまぶし塩漬けにして保存する。

河魚だがりっぱな魚だ、お婆ちゃんのシガーもりっぱだが・・。

鶏肉を売る小母さん、たかっている蝿が気になるが小母ちゃんはいっこうに気にしない。

ミャンマーでも使われている手動噴霧器。

農薬がたくさん並んでいる、この農薬で命をうばわれる物は虫だけではない。
たぶん、先進国では使用禁止になっている農薬がここにはあると思う、これには先進国の薬品会社のモラルの問題と後進国の法規制の不備があると思う。

露天の魚屋さん、鮮度がいいのは朝のうちだけだ。

大河が目の前にあるだけに魚屋の数も多い。

市場の食堂、ミャンマーではスパゲッティを茹でた物に調味料やタレをかけてかき混ぜた物をよく食べているがお世辞にも美味しいとは言えない。

ミャンマー人はみんな痩せていると思ったがそうでもない。

市場の外れでサトウキビを売る小母さん、話し相手がいなくてさみしそうだ。

笊売りの小父さんも一休み。

たまには男性の写真も、と思って一枚お願いしたら気安くOK。

植木か挿し木か、芽のでた木切れを売っている小母さん。

うつわは木の葉で代用、エコの最先端をゆくミャンマーの地方人。

もちろん包装も木の葉です。

先ほどの子供がお父さんに手を引かれてやってきた、顔はまだこわばったままだ。

市場の雰囲気は大好きだが市場をでてこれから河づたいに下流の方へ・・・。

下流の町外れ辺りにゆくと係留された船から積荷を降ろしていた。

近づいてみると籠に詰まった何かを担ぎ道路のトラックまで運んでいる。

こんな可愛い女の子が大人たちにまじって重労働についていた。

籠自体は小さいがかなりの重量であることが見て感じ取れた。

一歩一歩しっかりと踏みしめながら道路のトラックへ運んでいた。

少し郊外にでるとのどかな景色がひろがり脇道からは牛車がコトコトとやってきた。

気持ち良さそうに昼寝をしている小父さん。

砂利石をトラックに積み込む村人。

腕白坊主とお母さん。

写真に撮ってもらいたくて赤ん坊を抱いて家から出てきたお母さん、手描きの眉毛が・・・なんとも言えない。

小母さん達も思い思いにのんびりと過ごしている。

畑仕事に精をだすお父さん。

幸せそうな一家、見ていて羨ましくなる。

この壷に水洗いした竹の子を入れて発行させるらしい、竹の子の保存食。

この人のお母さんが竹の子の保存食の作り方をミャンマー語で説明してくれた、おおよその解釈は間違ってないと思うが・・・。

次の村へゆくと大きな大八車のかげで子供達が遊んでいた。

この家では何に使うのか古竹を切りそろえて束にしていた。

木陰の一軒家、村の雑貨屋らしい。

商品を袋詰めにしてぶらさげている、子供達が物珍しそうに私を見る。

この家はけっこう大きい、牛もいる、村長の家かも・・・。

突然あらわれたアルピーノの姉弟。

家も大きくしっかりとしていて見た感じではわりと裕福な村らしい。

村人が異変にきづき表へでてくる。

薪を細く割っているお母さん、子供達が不審そうな目で私を見る。

村のこんな風景をみながら小道を歩いて行くと嬉しくってわくわくする。

できればこんな村で２−３日過ごしてみたい。

こんな小さな家もある、ほんとうに家族が身を寄せ合って生きている。

これで言葉が通じ会話ができたら最高なんだが・・・。

どの家も自分の幼い子供が自慢らしい、子供達は愛されて育っている、家族の絆はしっかりと結ばれているようだ。

村人の笑顔は最高の思い出になる、しかし赤ん坊が多いのは娯楽が少ないせいか・・・。

留守の家は犬達がしっかりと留守番をしている。

茹でた竹の子をなぜか赤く着色している、ここにはもう一人お姉さんがいたが上半身があらわだったのでカメラを向けたら家の中へ入ってしまった。

東南アジアの女性は働き者だが男達がせいをだすのは浮気と賭けごとだけらしい。

この旅行記へのコメント （10）

• shima77さん 2010/08/21 14:50:34

  今日は・・・

  市場は良いですね・・・又ココの市場は活気がありますね・・・商品も豊富そうで・・・チェンマイと言っても判らないらいです・・・
  
  大きな船は二回にも乗れそうですね・ソノ次の子は可愛いですね・・・今回の旅行でのNO1ですか？
  
  気ままな生活の、shimaさん　より

  ginさん からの返信 2010/08/21 23:30:12

  RE: 今日は・・・

  嶋さん、ミャンマーの女の子は田舎臭い娘さんばかりだと思っていましたが美人や可愛い女の子がたくさんいますよ。
  
  嶋さんならこれだけでもミャンマーへ行く動機になりますね（笑）。
  
  Gin。

• antabaさん 2010/08/19 14:10:39

  万国共通

  ginさん、こんにちは。
  
  最後の写真のコメント、
  真理ですね。一人大きくうなずいてしまいました〜
  アジアに限らず万国共通、若くても年食ってても、男って奴はぁ…
  
  素敵な旅行記ありがとうございました〜♪
  
  antaba
  
  
  

  ginさん からの返信 2010/08/20 16:12:31

  RE: 万国共通

  
  今日は、antabaさん。
  
  ホントに男って奴はいつまでも懲りずに同じことばかりしてますね（笑）。
  
  Gin。
  

• kokonoさん 2010/08/18 13:03:54

  オモロイことがテンコモリ♪

  ここの市場風景は楽しいねぇ〜
  
  ジンさんは生水飲めないのぅ・・
  　チェンマイでも飲めないのぅ　
  水は貴重な天からの贈り物ですよ　
  　我慢して飲みましょう　免疫ができるまでの辛抱です　アハハ
  
  オバQさんもこの旅行記を楽しんでいらっしゃるご様子ですね
  　あの方は心身ともに頑健そうだから　
  
  ジンさんとの二人旅は楽しいと想うよ　ミネラル水ボトル持参でね　苦笑い
  
  日本国は天然水に恵まれているよ
  　有田郷の水道水はそのまま飲んでも下痢などしないよ　本当です♪
  
  それでも、スーパーで無料サービスのイオン水を持ち帰ります　なんでだろう・・
  
  お米も棚田米がうまいとか　
  　コシヒカリがうまいとか　言いますけどお値段が・・
  
  政府の画策でしょうね　貧乏人は麦を食えと言った　総理も居ましたしね　マジですよ
  
  ピョの市場は面白い　ココノの感想です。
  
  
  

  ginさん からの返信 2010/08/18 22:14:50

  RE: オモロイことがテンコモリ♪

  今晩は、ココノさん。
  
  日本は連日猛暑日ですが九州地方はいかがですか。
  
  こちらは雨の日が多く過ごしやすい日がつづいています。
  
  また雨のおかげで田舎の田んぼも潤っています、コシヒカリとまではいかないがモモヒカリかヒザヒカリくらいですね（笑）。
  
  そうそうこちらでも日本米を生産しているんですよ、私も毎日食べていますが美味しいですよ、値段は５ｋｇ２９０バーツ（８００円くらい）です。
  
  タイ米は１ｋｇ１００円前後です、こちらでは貧乏人はタイ米を食えって言ってますよ（笑）。
  
  次回の旅行記には若い女性の水浴が一枚はいってますよ、後半にもう一枚ありますけどね、うっふふふ・・・。
  
  Gin。

• josanさん 2010/08/17 23:31:10

  パマ〜に、ピムも驚いて居ます。

  今晩は〜GINさん、今ピムとー緒にミャンマー旅行記拝見して居ます。（笑）
  
  ピム達タイ人は、ミャンマーの事をパマーと呼びます、でも驚くほど情報は
  タイには届いて居ない様です。（マジ）
  
  ただ貧しい国だとは認識して居ます、旅行記を見て農作業にクボタが使われて
  居ない事や、農家の作りを見て３０年前のタイの様だと言います。（笑）
  
  ロンジンの様なスカートはタイの女性も履きますが、男性は少し構造が違う
  感じです。
  
  男が働かない所はタイに良く似ているとピムが笑って居ます、そしてタイにもお婆さんたちが噛む、ビンロウジュの様な物が有り、キャアオマーと言う口の中が真赤に成る嗜好品が有ります。（笑）
  
  しかし水道水はタイの田舎でもヤバイのでマジ飲みませんよ〜。（汗）
  
  GINさん表紙の子供の写真最高ですね〜、２人で笑いが暫く止まりませんでした〜。（大笑）
  
  
  ウドンよりJOSAN。

  ginさん からの返信 2010/08/18 21:58:00

  RE: パマ〜に、ピムも驚いて居ます。

  JOSAN、今晩は。
  
  こちらは今日は昼からずっと雨です、おかげでかなり涼しくなりました。
  
  ミャンマー人が咬んでいるのはキンマの葉に石灰を塗りビンロウジュの実を包んだものです、値段は４個で１０円くらいです。
  
  タイの田舎で咬んでいる人も見かけますが同じような物ですね。
  
  でもペッと吐き出すあの赤い汁（唾液）は気持ち悪いですね、笑ったときの赤黒い歯や真っ赤な口は恐怖映画に出てくるゾンビみたいです（マジ）。
  
  表紙の男の子、分厚くぬったタナカと見開いた目が印象的でした。
  
  ピムさんに宜しくお伝えください。
  
  Gin。

• obaqさん 2010/08/17 06:48:46

  感動

  ＞村のこんな風景をみながら小道を歩いて行くと嬉しくってわくわくする。
  
  この感覚、堪らないですよね〜
  アフリカや南アジアへは、90％以上がこれを味わいたくて行くのかも・・
  一人旅できる人たちが本当に羨ましいですよ。
  10月に韓国でのオフ会に誘われているのですが、個人旅行のやり方を一度知っておくためにも行ってみようかなと思っています。
  
  ミャンマーの女性は、みんな顔立ちがそろっていて好いですね。
  そして時々、ハッとするような美人に巡り会ったりもする。
  Ginさんが、感動に浸っている姿が目に浮かんできます（笑
  

  ginさん からの返信 2010/08/17 15:49:42

  RE: 感動

  > 一人旅できる人たちが本当に羨ましいですよ。
  10月に韓国でのオフ会に誘われているのですが、個人旅行のやり方を一度知っておくためにも行ってみようかなと思っています。
  
  ：Obaqさん！、もうそろそろひとり立ち する歳ですよね（笑）、個人旅行には団体旅行では味わえない旅情がありますよ。
  夜汽車なんかで移動してると旅の中にね、ワビとかサビみたいな体の内面で感じるものがたくさんあるんです。
  
  > ミャンマーの女性は、みんな顔立ちがそろっていて好いですね。
  そして時々、ハッとするような美人に巡り会ったりもする。
  
  ：団体旅行だとね、ハッとしてそれで終わりなんです。
  個人旅行だとね、そこからまた別の旅が始まる事があるんです、ときどきあとで後悔しますがね、感動もありますよ（笑）。
  
  いつかどっかでゆっくりと旅のオモシロ話でもしたいですね。
  
  猛暑の日本、あまり熱中しないで水分の補給をお忘れなく・・・。
  
  Gin。