2010/07/09 - 2010/07/09
48位(同エリア94件中)
ロク69さん
7月9日(金)、ジナール滞在最後のハイキングは「ロック・ド・ラ・ヴァッシュ」(Roc de la Vache、2581m)〜アルピテッタ湖を歩いて、周りの山々の景観を楽しむ予定です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝の天気は晴れ、ジナールでの最後のハイキングとなる今日も良い天気で始まる。この幸運に感謝しつつ7時50分にアパートを出発する。ベッソの左手前が目指すロック・ド・ラ・ヴァッシュだ。
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村の南東部からコースは始まり、大きな木々の中をゆっくりと高度を上げて行く。朝のうちは陽が当たらないので暑さも感じず快適に歩ける。やがて、南方向にはポアント・ド・ジナール(左)、重なったダン・ブランシュとグラン・コルニエが見えてくる。この村のハイキングで何度も見た光景だが、今日も新鮮な気持ちで眺めることが出来る。ジナールを代表する美しい景観の一つだろう。
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しばらくすると十字架が現われ、「TRACUIT 2004」と書いてある。途中までは、トラキュイ小屋(Cab.de Tracuit、3256m)へのコースを登っていくのだ。
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目指すラ・ヴァッシュの山塊が大きく迫ってくる。ルートは見えている正面にはないので、大きく左へ回り込んでから詰めて行くようだ。
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出発したジナールの村が下方に小さくなっていく。村の右端の建物(片屋根)はロープウェイ乗場、その手前の少し引っ込んだ建物が郵便局とバス乗場、さらに左端の茶色の連棟がホテル、スーパーなどの施設だ。
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途中で上から降りてくる人たちと出会う、元気良く下って行く足取りは軽そうだ。昨夜はトラキュイ小屋に泊まったのだろうか、羨ましく思う。
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急登が一段落するとトラキュイ小屋との道を分ける地点に出てくる。ワイスホルンが逆光のなかに大きく浮かび上がる。まわり一面の黄色の花々との対比が美しい。
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「TRACUIT」とペンキで書かれた道標を見て、次の機会にはきっと訪れたいと思った。
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ラ・ヴァッシュへの道は、草地と岩場が交互に現われる。先ほどからのワイスホルンは常に見えている、周りが岩場に変わるとその表情もより厳しく変わってくるようだ。
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ロック・ド・ラ・ヴァッシュ(2581m)に到着、出発から2時間10分の登りだった。大きな岩の上にいる実感がする、目の前はジナールの谷間、背後はワイスホルン、ジナールロートホルン、ベッソ、横にはダン・ブランシュ、グラン・コルニエに囲まれた絶景ポイントだ。
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南方向の眺め、左から白い稜線が見事なジナールロートホルン、黒いベッソ、ジナール氷河を経て三角ピークのポアント・ド・ジナール、ダン・ブランシュ、グラン・コルニエと続く。手前中央にはこれから向うアルピテッタ湖(Lac Arpitetta)が小さく見えている。名峰群の作り出す素晴しい造形美に圧倒され、しばらくは動けないくらいだ。
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北方向の眺望、左端にはソルボア駅、その右上にはロック・ドルジヴァル(Roc d’Orzival、2852m)、さらに右上の遠方は氷河を持ったヴィルドホルンが望まれる。手前中央からは、アニヴィエの谷(Val d’Anniviers)が延々と伸びている。
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南東側の展望、ワイスホルンとロートホルンの間に横たわる黒い山塊は、ポアント・ダルピテッタ(Pointe d’Arpitetta、3132m)だろう。手前の草地についているルートが、右に曲がっているあたりにアルピテッタ湖へ向うコースがあり、手前から伸びているフェンスを乗り越えるための鉄の梯子が設置されている。
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イチオシ
ジナールロートホルンのズームアップ、孤高のイメージがするピークと高貴さを感じさせるナイフリッジが素晴しい印象を与える。左へ伸びる稜線がモマン南峰へと続く。
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イチオシ
その右側、ブラン・ド・モマン(Blanc de Moming、3638m)とベッソのズーム、その独特の山容が大きな印象を与える。
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西側の眺め、谷の対岸はソルボアのコルから大きな山群が続く。中でも最も高さを誇るのが、ガルデ・ド・ボルドンだ(左のピーク群の右側)。ソルボア駅が右斜面に見える。
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東側の眺望、ワイスホルンの左手前はテート・ドミロン(Tete de Milon、3693m)、左に伸びる稜線上に見るのはトラキュイ小屋だ。このミロン峰のコルを超えればアルピテッタ小屋へ行けるルートもあるようだ。
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北東の眺め、右端にはトラキュイ小屋、左へはディアブロン・ド・ドム(Diablon de Domes、3538m)に続く山塊だろう。左手前の下は断崖絶壁となっていて、近付くのは恐怖が大きい。
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山々の作り出す景観の素晴しさに名残は尽きないが、アルピテッタ湖にむけてスタートする。先ほどの鉄梯子を超えて心地よい下りを快適に進む。途中に廃屋があり、このあたりから谷が大きく広がってくる。右斜面にはプティ・モンテ小屋が小さく見てくる、また左斜面にはグラン・モンテ小屋へ向うトラヴァース・ルートが分る。
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イチオシ
廃屋を手前に、モマン北峰、南峰、ロートホルン、ブラン・ド・モマン、ベッソの眺め。左から右手前へと大きくうねるモマン氷河にもすごい迫力を感じる。
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イチオシ
モマン北峰、南峰とその氷河のズームアップ、まさに岩と氷の殿堂そのものだ。
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アルピテッタ湖に近付き、高度がかなり低くなってきた。ロートホルンも白い稜線上のピークが徐々に隠れようとする。その分、手前の氷河が大きくなったようだ、ロートホルンの北側に最も近付いた瞬間だろう。
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黒牛と背後の山々、湖にいよいよ近付いて来たようだ。なんとなく水の香りがあるような気がする。
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ダン・ブランシュの山々を映すアルピテッタ湖、思ったより大きい。ファミリーがハイキングでやって来て周りで遊んでいる。
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ベッソ周辺の山を映す湖、山が近く大きすぎて湖には完全には映りきらない。
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ワイスホルン(左)と湖、時間は11時過ぎなので持参のおにぎり弁当をいただく。陽光のもと食べる弁当はとても美味だ、ファミリーが連れてきた犬が池に入って喜んで飛び回っている。
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犬に続いて、子供たちも水着になって湖に入ってきた。のどかで和やかな光景だ、ただし湖面は波だってきた。
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昼食も終わったので、いよいよ出発する。最後にワイスホルンを眺めてその雄姿をズームアップしてみた。ここからはエキスパート・コースは避けて一般ルートを選ぶ、先日グラン・モンテ小屋へ向ったとき分岐した橋の袂までが目標だ。
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途中、十字架のある小屋のまえで山々を振返る。手前の草原の緑と山々の厳しい陰影の対照がとても美しく感じられた。
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出合いの橋を渡りヴィシエッソの手前まで来ると、森の向うに先ほどまでの山々が再度姿を見せてくれる。左から、シャリホルン(Schalihorn、3797m)、モマン北、南峰と続く。
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アルピテッタ湖から2時間10分でジナールの村まで帰ってきた。毎回のことながらヴィシエッソからしばらく続く下り坂は、本当に膝に堪える。いつも歩き疲れた最後にあるからだろうか、辛い。村に着くとカフェ・レストラン「la ferme」でビールをいただく。開放的な屋外の席はとても快適だ。
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乾いた喉には最高の美味しさ、味わうためにゆっくりと飲む。ジナールでのハイキング無事終了を感謝して乾杯をする。
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ビールを飲んだ後、周辺を歩く。手前は、ホテル・ヨ−ロッパ、スーパーマーケット、スポーツ店と続く。道路の向かい側も数件のホテルとレストランがある。ジナールでの店舗などはこの辺りのみで、落ち着きのある静かな村だ。今日の行動時間は、正味5時間10分、約900mの高低差を登って下ってきたことになる。明日は移動日、次の1週間はどんなところでどんな天候だろうか?今夏のスイス・ハイキングも半分が終了したのです。
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