2010/07/04 - 2010/07/04
612位(同エリア839件中)
まみさん
空港からバスで市内に向かったとき。
車窓の外に、よそいき姿の小学生くらいの団体が手に手に木の枝を持って行儀よくどこかに向かう姿を目にして、心がざわつきました。
とっても可愛らしかったのです@
しかし、まさかバスを途中下車するわけにもいかず、そのままホテルにチェックインし、リガ観光をはじめたら。
今度は手に手に花をもった民族衣装の高校生くらいの女の子たちが、急ぎ足でどこかへ向かうのを目にし、目的の教会に向かうことをしばし忘れ、ふらふらと後をついていってしまいました。
そして、自由記念碑前のブリーヴィーバス大通りで、若者たちのパレードが行われていることを知りました。
あの小学生の行列も、このパレードに参加したに違いありません。
旗を持った人を先頭に、次から次へとやって来るグループ。
街頭の見学者がなにかを呼びかけると、パレードの若者たちはみんなその人に向かって、枝やら花を持った手を振り上げ、「おーっ!」と歓声で答えていました。
なんのパレードかさっぱり分からなかったけれど、次にどんなグループが登場するのか楽しみで、良い写真も撮りたくて、見学し始めて30分ほどでしたが、最後まで見学してしまいました。
午後、ルンダーレ宮殿ツアーに参加したとき、ガイドにあれがなんだったのか聞いてみたら、運転手を兼ねた英語ガイドは英語ガイドにしては英語が少しつたなくて、「若者のフェスティバル」としか答えてくれませんでした。
そりゃあ聞かなくても、若者しか出ていない、若者のフェスティバルってことくらい分かるんですけど?
帰国後、調べてみて、やっと分かりました。
あれが有名な「歌と踊りの祭典」の若者バージョンだったんですね!
ルンダーレ宮殿ツアーのガイドが言っていたのは決して間違っていなかったけれど、外国人観光客に対して言葉足らずでした。
ユネスコ無形文化遺産になっているバルト3国の歌と踊りの祭典は5年に一度開催されますが、今年はそれに当たらないことは、行く前に下調べで知っていました。
合間に若者バージョンがあることも。
偶然とはいえ、あるいは偶然だからこそ、その若者バージョンの歌と踊りの祭典の一部であるパレードを、30分にわかって見学し、写真も撮れたなんて、本当にラッキーでした。
2010年バルト3国旅行の旅程一覧はこちら。
簡易版「2010年バルト3国旅行プロローグ(旅程一覧)地図付」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10481279/
詳細版「2010年バルト3国旅行の詳細旅程(写真付き)」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2010/07/2010-ccbf.html
余談ですが、恥ずかしながら、東欧諸国が次々と旧ソ連から独立した頃、私の狭い関心はその前のロシアのペロスとロイカや東西ドイツの統一どまりでそちらまで及ばず、あれだけ世界を震撼させた東欧の現代ニュースにとんと無頓着でした。
ここ数年、東欧を旅行ターゲットにして初めて知ったことばかりです。
バルト3国の「人間の鎖」やこの「歌と踊りの祭典」もその1つです。
「歌と踊りの祭典
7月6日(火)〜11日(日)、首都リーガで第10回「若人による歌と踊りの祭典(Latvian Youth Song and Dance Celebration)」が開催されました。これは、ユネスコ無形遺産に登録されている「歌と踊りの祭典」の本祭(5年に1度の開催)の間に行われる学童と若人(小学生から高校・高専まで)が参加する祭典です。子供から大人まで参加し荘厳な雰囲気さえある本祭に比べ、若人の清々しい活気が表現されます。
祭典の週にはラトビア全国から若人のグループがリーガ市内に次々と参集し、祭典に向けて盛り上がります。市当局も参加者のために公共交通機関の乗車料金を無料にするなどの協力を行います。祭典の週末には参加者全員が市内をパレードし、通りが華やかな雰囲気に包まれます。
今年はラトビア全土から選び抜かれた31,000の若者が10日(土)に歌、11日に踊りのフィナーレに参加し、会場を熱気と感動に包みました。若者は、各地方ごとの様々な民族衣裳をまとって、歌や踊りを披露したのですが、この祭典に招かれることは、当の若者はもちろん、両親や家族にとっても大変な誇りとなります。
これだけの数の参加者が調和して一斉に歌ったり踊ったりする様子は素晴らしく、一体どのようにして練習してきたのか驚かされますが、歌と踊りに対するラトビア人の深い思い入れをうかがい知ることができます。
民族衣装をまとった大統領夫妻はじめ政府要人等も出席する週末の祭典の模様は、テレビで中継放送されます。旧ソ連時代から続いているこの祭典は、ラトビア人のアイデンティティーであり、伝統文化として子供の頃から大切に受け継がれていることが分かります。」
(在ラトビア日本国大使館の公式サイトより引用)
http://www.lv.emb-japan.go.jp/news_20100726_jp.html
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マクドナルドの前で仮装行列!?
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花を持った学生たち
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おおっ、民族衣装の若者たち@
特に女の子の帽子がかわいいです。
ほほが赤い女の子自身もねっ! -
パレードが向かう先には自由記念碑
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子供たちの行列@
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あどけない子供たち
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イチオシ
初々しい乙女たち
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小さなステッキを持つ、洒落たベストの少年たち
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おやぁ、先生は着ぐるみ!?
暑そうです。この日からリガを含め、バルト3国はとても暑かったです。
とってもおつかれさまです。 -
旗持ちの若者は両手に花@
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見学者の呼びかけに答えて「おーっ!」
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イチオシ
待機していた次のグループ
道路の反対側に移動してみました。 -
旗をもつりりしい若者たち
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赤いジャケットで決めた鼓笛隊
また道路の反対側に戻りました。
行列に対して左側からの方がなんとなく撮りやすくて。右利きだから? -
トランペットを吹きながら行進
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こちらもステキな民族衣装の若者たち
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かわいらしい少年少女
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アップルグリーンのシャツとドレスがまぶしい
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合唱団ってかんじ?
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パレードがめざす自由記念碑
場所を移動しました。
道路脇の行列のすきまに入り込んで@ -
リガのどこかのジュニアスクールの学生たちかな
さらに移動して、自由記念碑のすぐ脇に陣取って撮影しています。 -
青いドレスの乙女たち
自由記念碑の前でパレードは二手に分かれていました。 -
自由記念碑の前で献花
ふっふっふっ。自由記念碑のすぐ後ろまで移動してしまいました。
他にもカメラを構えた観光客が何人もいて、とがめられませんでした@ -
イチオシ
白っぽい衣装が清楚な若者たち
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イチオシ
華やかな民族衣装のお姉さん
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やっぱり子供たちはかわいいなぁ
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見学客の叫びに「おーっ!」と答える
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愛らしい子供たち
見事に金髪ぞろい!? -
リセの学生たち?
旗に書かれてあるのがそう読める気が。 -
かわいい男の子をカメラで追う@
こっち向きの写真がゲットできなかったのが残念! -
ベルトやブラウスの刺繍が見事な民族衣装のグループ
旗に書かれたSkolaというのは学校の意味ですね、きっと。 -
イチオシ
少女のまぶしい笑顔を捉えた@
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立派な旗とともに
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グループの先頭に立つ栄誉
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見学客の呼びかけに答え「おーっ!」
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最上級生のお姉さんと手をつないで
それともまだうら若い先生かしら。 -
自由記念碑の向こう側ではあんな着ぐるみが……!
アニメかなにかのキャラクターでしょうか。 -
少女たちは赤いワンピース、少年たちは緑のベスト
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白いブラウスやシャツ姿が夏らしくてすがすがしい
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こちらも旗に書かれているのもきっと学校名
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マントがかっこいいお嬢さんたち
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軍人さんたち……!?
どうやらテレビロケ中でした。
どうりでみんなが軍人さんにカメラを向けても、なんの文句もいわれないはずです。
シチュエーションは、パレードを見学している民族衣装のレポーターの女性が、レポートしながら軍人さんたちの間をかきわけて歩く、というものらしいです。
上手くいくまで何度も何度も撮り直していました。
「2010年バルト3国旅行ハイライトその15:フェスティバルとセレモニー編<エストニアにて>」へとつづく。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10488476
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