2010/07/08 - 2010/07/11
18位(同エリア133件中)
あんいえさん
四太太とは、張芸謀の映画『大紅灯籠高高掛』の中で、主人公が演じた役です。
お金持ちの家に4番目の奥さんとして嫁いだ彼女の憂いを、同じ目線で体験してみたい。という旅の目的は達成できるのでしょうか。
その(1)
http://4travel.jp/traveler/anye/album/10486986/
その(2)
http://4travel.jp/traveler/anye/album/10487025/
からの続きです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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南門から城壁を降りて、街中に戻ってきました。
まずは客桟から一番近い城隍廟へ。 -
京劇の舞台ですね。
派手過ぎない色合いの瑠璃瓦が印象的でした。 -
道教のお寺特有の、ちょっと目を背けたくなるような展示物もありました。
こちらは賢者のお人形。 -
そして、そのかたわらには地獄絵図が。
子どもが見たら泣いちゃいます。 -
何もここまでしなくても、という残酷三昧です。
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道教のお寺と言えば、無理やりお金を請求されたり、体を触られそうになったり、いい思い出が殆どないのですが、珍しく安全に観光できました。
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自転車をレンタルして、街乗りすることにしました。
部屋の鍵を見せれば、デポジットなしの後払いでOKです。
本当にそれでいいの?
ふと自転車の後輪を見てみると、なぜか日本語が。
ちなみに自転車はGIANT(台湾メーカー)製でした。 -
自転車に乗って、客桟から西へ一直線、平遥県衛に向かいます。
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小さな門が迎えてくれました。
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平遥県衛
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地方の小さなお役所、とたかをくくっていましたが、意外に広い敷地でした。
瀋陽故宮と同じくらいの広さはあるかもしれません。 -
西太后が西安に逃亡する際に、平遥古城に立ち寄ったため、いろいろな伝説や遺物が残されています。
これは西太后が座った椅子。
写真があるわけでなく、まあ、信じるよりほかありません。 -
牢獄もあり、裁判も行われていたということで、日本で言えば、お白洲のようなものでしょうか。
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お役人様に陳情する際に膝を付くところです。
拝み拝んで幾百年、すっかり凹んでしまっています。
そんな歴史ある凹みを罰当たり小姐が土足で踏みつけていましたので、御身足公開の罰です。 -
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ドーム型の形状の部屋は、元代のものだそうです。
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客桟に戻って昼食をいただきます。
「かおらおらお」という麺料理です。
そば粉で作った麺を、辛くて酸っぱいソースでいただきます。ソースの味が、そば粉の麺の甘さをぐっと引き立てます。おすすめです。
ちなみに、どうして蜂の巣状になっているのかは、客桟の誰も知りませんでした。 -
平遥古民居博物館
雨が降ってきました。
自転車は諦めて、歩いていくことにしました。
てくてくいつもの私流。 -
客桟の私の部屋と同じ場所から。
どこのお屋敷でも、中庭ビューを楽しめるように窓が配置されています。 -
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雨に濡れて光る石畳も、風情があってよろしいものです。
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日昇昌
中国で為替取引を最初にはじめた、銀行の原型みたいなところです。 -
現金を送らず証書で送るにはどうするか、みたいなことが詳しく説明されていました。
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デジカメの目つぶり検出機能が「今のは失敗です。被写体がまばたきしました。」と教えてくれます。
目がちょっと細いだけ。失礼だよ! -
建物から小物まで立派に残されているのですが、清朝滅亡からの激動の時代をどうやってくぐり抜けたんでしょうね。
誰からも見向きもされないまま放置されたわけではないでしょうし。 -
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雰囲気のいい客桟があったので、中を見せていただきました。
ここに限らず「泊まるわけじゃないけど、ちょっとだけ見せて」という図々しいお願いを拒絶する客桟はありませんでした。
中国でこういう対応されると、かえって気持ち悪い。 -
ここは、宿泊候補の1つだった一得客桟。
迷っているうちに満室になってしまいました。
(値段はちょっと高め)
せっかくなので、中を見せていただきました。 -
図々しく二階にも登らせていただきました。
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客室内部まで見ることはできませんでしたが、古い建物の雰囲気を壊さないようにしていることが伺えました。
こういうところが大衆向け客桟との違いなのでしょう。 -
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だんだんとメインの通りから外れていき、普通の人々が暮らすエリアに紛れ込んでいきます。
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一般の民家にはさすがにズカズカ入るわけにはいきませんので、門の前から内部を伺わせていただきました。
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古陶四小学
路地をぶらぶらしていたら、小学校を見つけました。 -
昔からの四合院様式を保っています。
世界遺産の中で暮らし、世界遺産の中で学ぶ小学生。
残念ながら今日はすでに下校後で、子供たちの様子は見ることができませんでした。 -
黒板に小学生の書いた詩がありました。「先生!友達!みんなで楽しい時間を過ごしましょう」
風船や花、ハートなどのイラストに混じって、赤い提灯が描かれているのが平遥古城ならではです。 -
ここはパソコンルームです。
入り口にはレーニンの肖像画。 -
副校長室の入り口には、スターリンの肖像画が。
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中国の指導者は、四合院の一番いい位置に飾られていました。
ここは職員室の入り口です。 -
ここにも教会がありました。キリスト教徒、多いんでしょうか?
ちなみに、イスラム教徒(回族)だらけだった西安からさほど距離はないはずですが、回族の姿はあまり見かけませんでした。 -
地味ながら、美容室もありました。
レンズを向けると、老板は逃げてしまいました。 -
雨のせいか、街はずれを歩いているせいか、昼過ぎだというのに人通りもほとんどありません。
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城内では珍しいスローガンを見つけました。
残念ながら、文章の内容的にそんなに古いものではないみたいです。
(たぶん江沢民さんの時代です) -
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なんてことのない民家の軒先に、はっとさせられるものがあったりするから面白い。
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自然と足は、メインの通りを避けて、小さな路地の方へ向かってしまいます。
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雷履泰旧居に偶然辿りつきました。
雷履泰は日昇昌の番頭を務めていた方だそうです。
観光客なんて誰もいませんでしたし、共通券にパンチを入れる門番だってどこにいるかわかりません。奥からのっそりと出てきました。
お屋敷まるごと貸切です。 -
来ぬ人を待ちわびる主人公を演じているような気持ちに浸れます。
映画の1シーンを雨が演出してくれます。 -
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階段の手摺の装飾も凝ったものがあしらわれています。
このほか、壁に描かれた絵なども、精細で贅を尽くしたものでした。 -
一番奥の建物の2階には、平遥古城のミニチュア模型が飾られていました。
南側の城壁のぐねぐね具合を思い出しながら、空中撮影するような気持ちで、ぱちり。 -
結局、最後まで他の観光客と遭遇することもなく、静かで優雅なひとときを貸切で満喫することができました。
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ふらふらと当てもなく歩いているうちに、南側の城壁までたどり着いていました。
午前中、上から眺めた場所でした。 -
こちらはかなりくたびれてしまった普通の民家の入り口ですが、建物の配置は雷履泰さん家と同じ。かつて栄えていたころの姿を容易に想像することができます。
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雨脚が強くなってきたので、一旦客桟に退散。
昼間の客桟はみなさん出払っているので、一人静かに風情を楽しむことができます。 -
雨が上がったので、再び自転車に乗って出発!
ちょっと出来心で城外に出てみたのですが、城外は、城内と違い交通規制がありませんので、自動車や観光バス、電気スクーターが我が物顔に走っています。
ここが中国であったことに、はっと気が付きました。
自分の身を守るためには、こんなところで自転車に乗っていてはいけない。
すぐに城内にUターンしました。 -
平遥古城はディズニーランドと同じ。
城内にいて、相当の対価を払っている限り、安全とサービスが保証されます。
それは、台湾にいるかのような錯覚を覚えるほどです。 -
午前中、城壁の上から見た教会がありました。
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ちょっとこってり気味だけど、立派な立派な教会です。
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ちょっと足を延ばすと、結構廃れてしまった四合院がたくさんあることがわかります。
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崩壊と言ったほうがいいようなところも。
夜に自転車でお出かけしたときは、メインの通りをちょっと外れると、街灯もなく真っ暗でした。 -
小さな路地の行き止まりにて。
いい感じの寂れ具合です。 -
写真を撮っていると、子供たちが寄ってきました。
「私、日本人だよ」と言っても、きょとんとしていました。
そうだよね。中国語でおはなししているし、見た目もみんなと一緒だもんね。
改めて見ても愛らしい笑顔です。 -
今日の夕食。
杏花村ビールという、地元のビールです。 -
客桟の小姐に、おすすめの料理をお願い、と言ったらホルモンの炒め物が出てきました。
お味はちょっと中華風味のこてっちゃん。 -
それと、山芋の炒め物。
あっさり、しゃきしゃき、で美味しかったです。
お勧めです。 -
汾酒という地元のお酒もちょっとだけ頂きました。
味はちょっと甘めの白酒。 -
客桟の小姐たち
赤い服を着た小姐は5人いて、それぞれに担当が決まっているようでした。客がいないときはこんなふうにスタンバイ。お客さんが入ってくると、それぞれのポジションにパッと散っていくのです。
服務員といえば、携帯でメールを打ちながら、だらだらとおしゃべりをしている光景を見慣れていましたから、彼女たちのキビキビした動きがすごく新鮮でした。
どの子も17-18歳(日本の年齢だとここからマイナス1歳)と言っていましたので、中学校を出てすぐに働いているのでしょう。 -
一番おっとりして、将来が心配になるほどの小姐に、日本の五円玉をプレゼントしました。
不思議な顔をする彼女に「これを持ってればいい縁が訪れるのよ。つまり、いい彼氏ができるってこと」と説明すると、恥ずかしそうに笑っていました。 -
さて、明日は電車とバスを乗り継いでお出かけです。
早めに寝ましょう。
おやすみなさい。
その(4)に続きます。
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