2010/08 - 2010/08
1281位(同エリア1980件中)
世界胃さん
これで5回目のツエルマットですが、前回行ったのがまだデジカメがない時代、ということは10年間も行っていなかったことになります!あとのモンブラン、ユングフラウ、エンガディン(シルスマリア)はその後デジカメに収めたのにここだけが写真が欠けているのが気がかりでした。今回氷河急行の悲惨な事故の後でしたが、満を持して出かけてきました。3泊4日といっても実質山に行けるのは2日間のみ。これはこの季節の天気から考えて最低限一度は山が見える計算です。
氷河急行から第1日目のゴルネルグラードの山登り(正確には山下りというべき)をまずここに。
PR
-
クラッシクな食堂車付きの氷河急行にアンデルマットから乗車。ここまでサンゴッタールトンネル通過に2時間かかり、予約は取り消して2つあとの氷河急行ということになり、われわれはばらばらに乗らなければと覚悟をしていました。
-
しかし何とまるまる一車両をそのままゲット!これはやはり先日の事故の影響でしょうか。この稼ぎ時にこんなすいているのは私にとって初めて。
-
車掌ローレンス氏は15分に一回は回ってきて、ご機嫌取り。ワインやビールもタダで配り、今までの氷河急行にはない特別サービス。あれもこれも事故の影響かと思うと、また悲しいものも。現場にてはアナウンスはありませんでしたが、私たちは全員黙祷しました。
-
食堂車もレトロな感じでしかも400円でコーヒー紅茶のみでOK。これも特別かも
-
パノラマ車両一台丸ごと貸し切り状態で、これですっかりみんな仲良くなりました。
-
翌朝6時のマッターホルン、早速のお出迎え。天気予報は本日は曇りのち晴れ、明日は快晴、さてどう回ろう。しかしこれはもう朝から快晴では。
そのうち霧が出てきましたが、どうせ上までいけば晴れているに違いないと考えて、ゴルネルグラード行きを決定 -
しかし霧が結構上まで雲となり、マッターホルンは不完全にしか見えません。
-
ゴルネルグラードでもモンテローザやリスカルも雲の中。これはじっと我慢
-
氷河の色を残して真っ青な湖
-
ひたすら晴れるのを待ちます。この時間が自由なのがわがツアーのよいところ!
-
-
-
こうやってみていると雲があるのもまた奥ゆかしく見えます。
-
すっかり晴れてモンテローザやりスカルがよく見えるようになりました。
-
-
イチオシ
3つの雪山が美しく見えるようになりました。
-
ここからリッフェルゼーがあるローテンボーデンまでは下り坂です。登るよりははるかに楽ですが、お年寄りにはここよりはローテンボーデンからリッフェルベルグまで歩かれる方が平坦ですし花も多いのでお勧めです。
-
マッターホルンがちょっとだけ顔を出しました。
-
ローテンボーデンから下になると草原に変わり、マッターホルンも優美になります。
-
昔からあるリッフェルベルグのホテルの上、駅のそばに立派なホテルができました。その室内からの眺め。
-
今度はリッフェルベルグからリッフェルアルプまで歩くことにします。二つのルートがありますが、患者さんを含めたこのツアーとしては楽な方の18番を選びました。
-
名付けてMark Twain Weg しかしこれにても決して容易な道ではありませんでした。はじめは何のことはないのですが。少なくても岩場があったりして、途中からは全く平坦な道ではありません。
-
しかし眼下にツエルマットを見下ろしながら歩くのは雄大な自然を満喫できる素晴らしいコースに違いはありません。
-
眼下にリッフェルアルプのホテルが見えてきました。あそこまでここから降りる!
-
-
森林限界まで入れば後は平坦で比較的安心な道になります。
-
これぞ正真正銘の、アルプスのおいしい水
-
こうした森林浴は本当に気持ちのよいものです
-
ここもマッターホルンを見る有名な場所の一つですが、いまだ雲の中。
-
-
このリッフェルアルプホテルはリゾートホテルの先駆けであり、またリッフェルアルプ駅からホテル専用の鉄道が再開されています。論より証拠、ホテル内へと続く線路。
-
実際に列車が走っています。
-
横から見たドーム。スイス領内で最も高い山です。
-
リッフェルアルプ駅まで降りてきました。ゆっくり歩いて1時間20分というところでしょうか。
-
アブト式の線路が交差するとこうなる!
-
電車に乗って、やっとそこでマッターホルンは初めて全容を見せてくれました。あすは快晴!
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (1)
-
- さくらampanさん 2010/08/12 08:53:47
- すばらしいですね〜!
- スイス旅行は憧れです!
なかなか今は行ける状態ではありませんので、いつか...ですね
かつて、私の父が、20数年前、福島ラジオ局で主催した、ヨーロッパ旅行に
同行したとき、世界胃さんさんの乗られた電車に乗ったんですよ!
父はカメラが大好きだったので、同じようなアングルの写真をたくさん
撮影してきました
その父も今年5月30日に他界しました
父の部屋にはマッターホルンの写真が飾られていました
「また行きたいなぁ」そんな夢も叶うことはありませんでした
私は新婚旅行でグアムに行ったきり、外国旅行をしたことがありません
楽しみにいつも拝見していますよ!
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ツェルマット(スイス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
1
36