水と緑のみちのく旅・その３「十和田湖と奥入瀬（おいらせ）渓流（前編）

2010/07/25 - 2010/07/26

数日前にかなりの雨が降ったそうで、
奥入瀬渓流の遊歩道が歩けるかどうか
心配していました。
幸いにも大丈夫とのことで、雨上がりの
爽やかな空気の中で、
気持ちのよい散歩を楽しめました♪

エリア 奥入瀬・十和田湖(青森)

宿泊した十和田湖畔のホテル。
私たちの部屋は、１階の洋室。
残念ながら、レイク・ビュー
ではありませんでしたが・・・。

コンパクトで、使いやすい部屋でした。
大浴場の温泉は、泉質も温度もちょうどよく、
満足。

夕食です。
「郷土料理のバイキング」ということで、
これは、好きな物だけお盆に取った
ところです。
価格から推して、あまり期待していなかっ
たのですが、なかなか充実していました。
特に、左奥の『豚肉の角煮』と右のお皿の
『ハタハタの干物』など、美味でした。

天ぷらです。
珍しい菜っ葉が２種。
ちょっと固くて、紙みたいな食感で、
いまひとつでした。

オプションで予約しておいた
追加料理の『ガーリック・ポーク・
ステーキ』。
（これは、まだ生。火をつけて、
焼きながら食べます。）
奥入瀬名物だそうです。
おいしかったのだけど、
予想より量が多くて、半分しか
食べられませんでした。
２人で１皿で充分だったのに・・・。
あ〜、もったいない！

夕食をとったレストラン。
あまり人がいない時に撮りました。
広々していて、落ち着いて食事が
できます。

ロビーに飾られていた「青森ねぶた」の
模型。
『勧進帳』をテーマにしています。

説明板。

ねぶた祭りの衣装でしょうね。
「ハネト」かな？

玄関では、こんなかわいい『八幡馬』が
出迎えてくれます。

『こけし』も、みちのくの郷土玩具
として有名ですね。

一夜明けて、ホテルの外観。
十和田湖畔では、一番大きなホテル
です。
建物は、かなり年期が入っていそう。

庭には、小さな池があります。

目の前にトンボが。
近づいても逃げません。

気候の違いでしょうか。
７月下旬に、まだアジサイが
咲いています。
きれいな色です。

朝食もビュッフェ・スタイルです。
これは和食でそろえましたが、パン食も
あります。
素朴ですが、おいしくいただけました。

７時４５分に、バスでホテルを出発。
日程表では、まず十和田湖観光のはずでしたが、
行程の都合上、奥入瀬渓流に先に行くことに。

渓流沿いに全部を歩いたら、１４ｋｍもあるので、
まずは『子（ね）の口』からバスで、車窓から
渓流の風景を楽しみながら『石ヶ戸（いしげど）』
まで走り、そこから折り返して、景色のいい所を
少しだけ散策しました。

滝がたくさんありましたが、
歩いて見たのは、２つくらいです。
これは、涼しげな『九段の滝』。

緑が多くて、空気が新鮮です。
暑さも、都会とはまったく違って、
あまり汗もかきません。

木の橋が苔むして、いい感じです。
植物の種類も多くて、保護されているので、
採取するのは禁止です。

流れも、静かなところや急流と、
千変万化で見飽きません。

やはり、車窓からの景色だけではなく、
自分の足で歩いてこそ、良さがわかります。

木にも苔が生えています。
こんなふうになるには、長い年月が
かかるのでしょうね。

たぶん、一番人気の撮影スポット、『銚子大滝』
です。
幅２０ｍ、高さ７ｍ。

『銚子大滝』は、奥入瀬本流にかかる
唯一の滝で、ほぼ垂直な流れのため、魚が
登ることができず、かつて十和田湖には
魚がまったく住んでいなかったといわれています。

それで、別名『魚止めの滝』とも
呼ばれます。
『銚子大滝』の名の由来は、十和田湖を
銚子（とっくり）に見立てて、その注ぎ口に
当たるということから名づけられたようです。

十和田湖から『銚子大滝』へと
注ぐ流れ。

圧倒的な水量です。

渓流沿いの木の根元に咲いていた
花。

ここで散策を終えて、バスに戻ります。
もっと歩いていたい気分。

この道をバスで走って、十和田湖へと
向かいます。

長くなったので、十和田湖の旅行記は
項をあらためて、「後編」とします。

　　　　　　　　　ーつづくー