1962/03/18 - 1962/03/18
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ソフィさん
1962年3月18日(日)
ニームの町は、人口9万人だが、フランスでは大都会に属する。
ちょうど日曜日でもあり、公園も街頭も人にあふれている。
その人たちが、一様に明るい。
明るいのは、人だけではない。
風も、光も、この町の風物の全てが、明るく感じられる。
3月中旬といえば、まだパリ辺りでは冬の気配が濃厚なのに、ここは南国、春の到来に浮き立っている。
公園の広場は日曜の午後を楽しむ家族連れの散歩でいっぱい。
ワーキングスタイルのおやじたちが、ペタンクを楽しみ、得意げだったり、くやしんだり、個性に満ちた表情を見ているだけでも楽しい。
泉水広場から南に走る、ジャン・ジョレス大通りには、ぎっしりと屋台店が並び、春に浮かれた人たちの財布を狙っている。
ジャン・ジョレスはフランスの社会主義を代表する一人で、急進的なマルクス主義と対立したが、理想主義的な考えと雄弁で、大衆の支持が強かった。
そして第一次世界大戦の開戦直前に、狂信的な国家主義者に暗殺される。
彼の偉大な足跡を偲び、街区名にその名をとどめる町が多い。
ニームのジャン・ジョレス大通りは、泉水公園大きな緑地を町の中まで導入するかのように幅広く悠々としていて、今日はお祭りのように人出が多い。
ぎっしり並ぶ露店でいちばん目立つのは、人間の背丈の2倍を超える直径の円盤を垂直に立てる、ルーレット屋である。
その円盤をゆっくり人力で回し、止まった位置で賞品が貰える仕掛けだ。
賞品は、店頭に並べられた縫いぐるみである。
自分では賭けていない人も、野次馬になって一緒に楽しんでいる。
次に目立つのは、メリーゴーラウンド(回転木馬)、衝突を楽しむ自動車サークル。
恋人同士が車をぶつけ合って、楽しそうにキャーキャー騒いでいる。
日本にしかないと思っていた「綿菓子」も売っている。
フランスでは「バルブ・ド・パァプ(法王のひげ)」と、しゃれた名前がついているとのことだった。
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(片瀬貴文 79歳)
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