クレルモン=フェラン旅行記(ブログ) 一覧に戻る
<br />1962年3月18日(日)<br /><br />昨夜遅くパリ・リヨン駅を出たランジャック行きの夜行列車は、マッシフ・サントラル(中央高地)に向け、ひたすらに南下している。<br /><br />いつもならば、南フランスに行くには、パリ→リヨン→マルセイユの経路を通るのだが、今回クレルモンフラン経由を選んだのは、今までに見ていない新しい地域が見たいからだった。<br /><br />列車は、フォンテーヌブロー辺りからリヨン方面行きの線路より分岐して、ロワール川の上流を進むようだ。<br /><br /><br />どこからか、ぐっすり寝てしまった。<br /><br />見逃すまいと思っていたクレルモン・フェランも、目が覚めたら通り過ぎていた。<br /><br />この街は、ギド・ミシュラン(ミシュランガイド)を生んだ、ミシュランタイヤの発祥の地である。<br /><br /><br />目が覚めたとき、列車はマッシフ・サントラルの真ん中を通り過ぎつつあった。<br /><br />山また山、岩がごろごろしていて、あまり大きい木は無い。<br /><br />所どころ、日本を思い出すような、段々畑。<br /><br />私のしばらく住んでいた岩手県の、北上高地に似た景色である。<br /><br /><br />なだらかな起伏の山が連なって、その間に深い谷が刻まれている。<br /><br />こんなところに住んでいる人は、さぞ厳しい環境を生き抜いているのだろう。<br /><br />終点のランジャックは、そのような山に囲まれた、こじんまりした街だった。<br /><br /><br />ここでニーム行きの、可愛いディーゼルカーに乗り換える。<br /><br />山が深くなるにつれて、気温も下がって来たようだ。<br /><br />粉雪がちらつき、川も凍っているように見える。<br /><br />セヴェンヌ山脈を、横切っているのだろう。<br /><br /><br />やがて谷が開け始め、見る見る南国の風を感じる風景が展開する。<br /><br />その変化は、まさに劇的だ。<br /><br />そして光豊かな国、プロヴァンス。<br /><br />ディーゼルカーの終点ニームに着いたのは、正午過ぎだった。<br /><br /><br />ソフィーさんのマイページ」(訪問54カ国、文章1,590件 写真6,770枚)<br />http://4travel.jp/traveler/katase/<br /><br />スイスの写真が美しい「片瀬貴文さんのマイページ」(文章625件 写真2,400枚)<br />http://4travel.jp/traveler/takafumi/<br /><br />ブログの作成日順に並んでいる「片瀬貴文の記録」(文章1,650件)<br />http://blog.alc.co.jp/d/2001114<br /><br />(片瀬貴文 79歳)<br />

1962年のパリだより【837】マッシフ・サントラルを南北に縦断する

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1962/03/18 - 1962/03/18

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ソフィ

ソフィさん


1962年3月18日(日)

昨夜遅くパリ・リヨン駅を出たランジャック行きの夜行列車は、マッシフ・サントラル(中央高地)に向け、ひたすらに南下している。

いつもならば、南フランスに行くには、パリ→リヨン→マルセイユの経路を通るのだが、今回クレルモンフラン経由を選んだのは、今までに見ていない新しい地域が見たいからだった。

列車は、フォンテーヌブロー辺りからリヨン方面行きの線路より分岐して、ロワール川の上流を進むようだ。


どこからか、ぐっすり寝てしまった。

見逃すまいと思っていたクレルモン・フェランも、目が覚めたら通り過ぎていた。

この街は、ギド・ミシュラン(ミシュランガイド)を生んだ、ミシュランタイヤの発祥の地である。


目が覚めたとき、列車はマッシフ・サントラルの真ん中を通り過ぎつつあった。

山また山、岩がごろごろしていて、あまり大きい木は無い。

所どころ、日本を思い出すような、段々畑。

私のしばらく住んでいた岩手県の、北上高地に似た景色である。


なだらかな起伏の山が連なって、その間に深い谷が刻まれている。

こんなところに住んでいる人は、さぞ厳しい環境を生き抜いているのだろう。

終点のランジャックは、そのような山に囲まれた、こじんまりした街だった。


ここでニーム行きの、可愛いディーゼルカーに乗り換える。

山が深くなるにつれて、気温も下がって来たようだ。

粉雪がちらつき、川も凍っているように見える。

セヴェンヌ山脈を、横切っているのだろう。


やがて谷が開け始め、見る見る南国の風を感じる風景が展開する。

その変化は、まさに劇的だ。

そして光豊かな国、プロヴァンス。

ディーゼルカーの終点ニームに着いたのは、正午過ぎだった。


ソフィーさんのマイページ」(訪問54カ国、文章1,590件 写真6,770枚)
http://4travel.jp/traveler/katase/

スイスの写真が美しい「片瀬貴文さんのマイページ」(文章625件 写真2,400枚)
http://4travel.jp/traveler/takafumi/

ブログの作成日順に並んでいる「片瀬貴文の記録」(文章1,650件)
http://blog.alc.co.jp/d/2001114

(片瀬貴文 79歳)

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