2010/07/18 - 2010/07/18
9836位(同エリア13525件中)
ひま人さん
『日本書紀』雄略天皇4年に、この地を「蜻蛉野(あきづのをの)」名づけた物語がある。蜻蛉はトンボのことで、天皇は虻をやっつけたトンボを褒め、自ら歌を謡った。その「あきづのを」が吉野宮の辺りだといわれている。
そのいわれを訪ねるべく、吉野郡吉野町、川上村を中心に、岩神神社、正岡子規の句碑、谷崎潤一郎文学碑、淨見原神社、そして「ホテル杉の湯」にて昼食。午後からは、丹生川上神社、本日のメインである、蜻蛉の滝へ、滝で一時の冷を取った。大宇陀経由で帰路に着いた。奈良の山奥の歴史に刻まれた日帰り旅であった。写真は蜻蛉の滝。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 観光バス JRローカル 私鉄
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上市の東西を貫く街道が伊勢南街道。
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正岡子規の句碑。「上市は灯をともしけり夕霞」
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岩神神社、祭神は岩穂押開神。本来は後方に見える巨岩が御神体。神殿は一間春日造り。境内には文禄3年(1690年)、文化元年(1806年)、安政3年(1856年)銘の石灯籠をみる。
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谷崎潤一郎文学碑。「夕さればくぬぎはやしに風立ちて国栖のやまさと秋を来ぬらし」
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淨見原神社(きよみはらじんじゃ)、祭神は天武天皇。
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丹生川上神社、「吉野郡十座 丹生川上神社 明神大」とあり、「雨師神」とも唱えられた。水源を守り、祈雨、止雨を司る神である。
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蜻蛉の滝(せいれい)、吉野川へ流れ落ちる音無川に懸かる滝。『日本書紀』『古事記』に収められた雄略天皇のトンボの故事にちなんだ名前の滝。高さ50mの水量豊富な滝で、数段になって滝壺に落ちながらしぶきを上げて流れ下がる。芭蕉が「ほろほろと山吹ちるか滝の音」と詠んでいる。
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