2010/06/26 - 2010/06/26
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ya-yaさん
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さてさてミュンヘン最後の日は楽しみにしていたノイシュヴァンシュタイン城観光バスツアー。
現地のツアー会社主催のツアーですが、日本からalan1ネットという現地ツアー予約代行サイトを通じて日本語で予約することができました。
週に2回ほどは日本語ガイドツアーもありますが、今回は日程も合わなかったし、おまけに料金もとても高いので、頑張って英語ツアーにチャレンジ!
この旅行が決まってから、買ってあったが読んでなかった『ドイツものしり紀行』という本のミュンヘンのページあたりを読んでみました。
それを読んでいるうちにルードウィッヒ2世という人物に俄然興味が湧いてまいりました。
ワーグナーの最大のパトロン。
ヴィスコンティの映画『神々のたそがれ』のモデルの王様。
というくらいしか知識がなく、その映画すら見たことないし。
しかし、その本には一応どんな人だったかとか彼の人生も簡単に説明してありました。
若い頃の彼はものすごく長身でとってもハンサム。
しかし孤独だったり、疎外感を持っていたり…。
とてもここで一言で語ることはできない人生を送ったのです。
そう普通から考えたら、変人、奇人。
その本の少ない情報だけでは満足できず、もっと彼を知ろうとネットで検索をかけると、彼に関する本がヒットしました。
しかし結構大作っぽいし、読むの大変そう…。
と思ったら、コミックスもあることが判明。
さっそくアマゾンで注文。
しかし、そのコミックスはなんと『双葉社 BL文庫』であった!!
ルードヴィッヒは確かに女性を好まず、男色だったということは有名で前述の本にも書いてあったが、BL文庫で良いのか!
(ちなみに 氷栗優著 ルードヴィッヒⅡ世 という本です)
まぁ、とりあえず読んでみるかと読み始めると…。
史実はある程度正確ながらそこはBL文庫。
フィクションでBLの部分がかなり強調されている(驚)
しかし、まぁそれは置いといて(汗)
それでもやはりルードヴィッヒという人はかなり魅力的だ。
そう。ミュンヘンでのビールじゃない新しい楽しみとはルードヴィッヒ2世だったのです!!!
このバスツアーは朝8時半にミュンヘン中央駅を出発。
いろんな国籍の人が参加するバスなのでガイドさんは英語で説明しつつも、バス内ではイヤホンガイドで各国語の説明が聞けます。もちろん日本語もありました。
説明を聞いたりしながら、まずはルードヴィッヒ2世がたびたび過ごしていたリンダーホフ城に向かいます。
その後、キリスト受難劇で有名な小さな村オーバーアマガウに行き自由散策。
そして最後にメインのルードヴィッヒ2世の夢の城、ノイシュヴァンシュタイン城を訪れます。
英語が心配だったけど、必要なことは割りと分かりやすく説明してくれたので大丈夫でした。
ただし、ノイシュヴァンシュタイン城での時間の使い方が難しく(入場時間が決まってるが、お城に向かうのにどのくらい時間がかかるのか分からなかったりとか)お昼ごはんを食べそこねて、空腹状態で山から下りる羽目に…。
もし今後このバスツアーに参加する方がいたら、写真のキャプションに詳しく書きますので、参考にしてくださいね。
まぁ、お昼を食べそびれるという困難はあったものの、ルードヴィッヒの面影と触れ合うことができ、楽しい1日を過ごすことができました。満足満足!
その昔、ヨーロッパ旅行と言えば、ツアーでロマンティック街道!っていうのが流行っていた一時代がありました。
ノイシュヴァンシュタイン城=新白鳥城 はそのロマンティック街道大流行の頃に名前は聞いたことがありました。
しかし、その当時イタリアに心を奪われていた私は、そんなところに行くなんてまったく思ってもなかった。
それがひょんなことから訪れることになるとは。
それこそが今回の旅のテーマ『新しい世界』
決してBLの世界ではありません~。
と、弁解するところが怪しい?
※BL=ボーイズラブの略。
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じゃ〜ん!
これが噂のルードヴィッヒ2世。
かなりかっこいいです! -
リンダーホフ城は小さいながらもルードヴィッヒ2世好みの装飾が満載。
自然のままではなく、人工で作り出すのが好きだったのか、これは人工の滝だそうです。
写真を見て気づいたのですが、よく見ると馬の鼻から水が噴出している!
鼻水…に見えるよね!? -
バスに揺られて最初に着いたのはリンダーホフ城。
おみやげ物やさんには多数の日本語が…。
お土産好きとして日本人は認知されてるんだなと思う。 -
はじめはただの池だとばかり思っていたら…
-
突然水が噴出してきた〜。
ま、ここは鼻とかからじゃないので、ちょっと安心。 -
ここがお城の入口です。
数十人がグループとなり、ガイドさんに従って内部を見学。ガイドは英語のみですが、各国語の説明ファイルがあり、希望者には貸してもらえます。
中は撮影不可なので、写真がなくてさびしいなぁ。
しかし、本で読んだ中に出てきた「魔法の食卓」なども見れて満足です。 -
ここにはお城以外にも『ヴィーナスの洞窟』や『ムーア人の東屋』など見たいところがたくさんあるのだけど、ツアーでは時間がなくて見ることができませんでした。残念です。
いつかまた絶対に個人で来るぞ〜!という決意を胸に秘め、お城を後にするのであった。 -
リンダーホフ城を後にして程なくすると、バスの車窓から絵が描いてあるかわいらしい家々が見えてきました。
少ない英語力を駆使してガイドさんの説明を聞いていると、ここらへんはもうオーバーアマガウというところであるということ、家にフレスコ画が書いてあるなどということをどうやら言ってるらしい。
その後、日本語イヤホンガイド解説が始まり、オーバーアマガウでは10年に一度村人総出でキリスト受難劇が行われ、その時はかなりの人がこの村を訪れるとのこと。
家のフレスコ画も赤頭巾ちゃんなどのかわいらしいものもあれば、キリスト色の強いものまでいろいろありました。 -
キリスト受難劇が行われるらしい劇場。
ちょうど旅行から帰ってきた日の夜、NHKでこの村の特集をやっていてビックリ。もちろんこの劇場もしっかり写っていました。
今年はちょうど受難劇の年だそうです。
訪れたところをテレビ番組で見ると再度感動を味わえますね。 -
この村では確か40〜50分ほど自由時間があった気がします。
少し歩いていろんな家を見たり、写真を撮ったり、またお土産さんなどをひやかしたりする時間が十分ありました。
もしかしたらここでお昼用に何か食べるものを買ったりしたほうが良かったかも…。
しっかり食べる時間こそありませんが、パンなどを買う時間は十分あるので。 -
本当にかわいい建物の多いところです
-
オーバーアマガウでの散策も終わり、これからノイシュヴァンシュタイン城へと向かいます。
オーバーアマガウがどういうところなのか、全く知らずに来ましたが、なかなかかわいらしいところでバスツアーで連れてきてもらえて良かったなぁと思いました。 -
さて本日のメイン観光スポット。ノイシュヴァンシュタイン城の麓、ホーエンシュヴァンガウに到着。
正面に見えるホーエンシュヴァンガウ城はルー様(あっ、ルードヴィッヒって長いのでこれからはこう呼ばせていただきます)が子供時代を過ごしたところ。
ホーエンシュヴァンガウの有名なホテルミュラーの前でバスを降りると、その後は自分達での見学となります。
まず見学時間の入ったチケットをガイドさんからもらいます。
お昼食べたい人はこのホテルミュラーで食べてから行ったら?って感じでしたが、だんだんハイシーズンに入った土曜日のこの日は、かなりの人出。
ノイシュヴァンシュタイン城は山の中腹にあるので、自力で登ると40分くらい。バスでマリエン橋というところまで行くか、馬車で城まで行くこともできますが、どちらもかなり人が並んでます。
せっかく行ったので見学できないと困る!ってことで時間のかかりそうなレストランはパスしてまずはバスの列に並び、上まで行ってしまうことにしました。
きっと上にも何かあるよね…。 -
案の定、来たバスの1台目には乗れず、2台目にやっと乗れました。
バスでマリエン橋(お城がきれいに撮影できるスポット)まで行き、お城の写真をたくさん撮ったら、お城に向かいます。ここからは歩いて15分くらいかな。 -
ルー様の夢のお城、ノイシュヴァンシュタイン城。
日本語だと新白鳥城です。 -
お城の入口に到着。自分のチケットに書いてある時間になったら入口に向かいます。
昼食食べずにやってきたので、ちょっと早めに着きました。
しかし、見渡すかぎり食べ物屋さんはなし…。
あ〜、これが商売熱心な日本の観光地ならば、絶対に屋台の一つや二つ出てるだろうに…。
ということで空腹なまま時間までじっと我慢の子。 -
空にはハンググライダーが。
もう少し望遠のレンズ持ってくればもう少し大きく撮れたのにな〜。 -
お城は撮影禁止。
ルー様夢のお城の中は、日本語のオーディオガイドを貸してくれるので、しっかり説明を聞くことができました。
いぜん空腹のまま、帰りは徒歩で降りていくことにしました。 -
やった〜〜〜〜!!
やっと食べ物にありつけました。
歩いて降りる途中に売店があり、ドーナツのようなお菓子をゲット!
美味しかった〜。 -
バスの出発時刻に遅れてはいけないので、早目早目に行動したおかげで集合時刻より15分ほど早く到着。
お菓子だけじゃ足りなかったので、なんか食べたいなぁとお店を探しにいくことに。
ありました!
ドイツ名物インビス(ソーセージなどを売る売店みたいの)が。
やっと手に入れた昼食のボスナ(ホットドッグのこと)の美味しかったこと。
バスを降りたホテルミュラーからお城やバス乗り場方向に行ってしまうとレストランかおみやげ屋さんしかありません。
このお店はお城と反対方向(バスが通ってきた道をちょっと戻る感じ)に行くと、左手にすぐあります。
このバスツアーに参加する方。
時間が厳しそうだったらこのお店とかで昼食を買ったりした方が良いかも。
またはオーバーアマガウで時間があれば食べてしまうか。
もしくは昼食持参が良いかもですね。
ということでお昼ごはん以外はなかなか楽しいバスツアーでした。
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