2010/06/25 - 2010/07/12
54位(同エリア119件中)
youさん
S旅行社の18日間ツアーにて、ヒンドゥークシュ、カラコルム、ヒマラヤ、3大山脈の合流する北部山岳パキスタンを巡ってきました。ここでは、秘境カラーシャ谷訪問記を掲載します。
カラーシャ族は精霊を信仰し、独自の伝統を守って生活をしています。パキスタンの他の地域とは別世界のようなカラーシャの谷は、訪れた6月、丁度杏の収穫の季節で、独特の形をした民家の屋根に黄色い杏が干され、とうもろこし畑でカラフルな民族衣装で農作業する原風景に出会い、素朴なカラーシャ族の暮らしと伝統に触れることができました
表紙の写真はカラーシャ族の美少女たち
- 航空会社
- パキスタン航空
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首都イスラマバードから国内線の山岳フライトにて、チトラルに向かいます。右側にカラコルム山脈の山々が見えます
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チトラルはアフガンと国境を接している地域で、ジープでの移動に銃を持った警備兵が付いてくれます。チトラルでカラーシャ谷に入る為の入山許可書を取得します。
チトラルの街の標高は1500m、ここからティリチミール7690mが眺められます。手前はシャーヒ・モスク -
シャーヒ・モスクの礼拝中庭。3000人が同時に礼拝できる
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チトラル川越しにティリチミールが眺められます
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翌日、ジープに分乗してカラーシャ谷に向かいます。チトラルの街のはずれにある日本の援助で造られた立派な橋を渡ります
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チトラルからクナール川に南下します。途中チトラルの街を見下ろす峠にでます
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アユーンからブンブレット谷に入ります。川沿いには農地が広がっています
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ブンブレット谷に沿って造られた生活道路を埃を舞い上げて進みます
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チトラルから約2時間ほどで谷の中心にある国民宿舎(PTDC)に到着です。 ここに2泊します
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早速、地元のカラーシャ族の歓迎を受けます
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カラーシャ谷は、一番大きなブンブレット谷、ルンブール谷、ビリール谷の3つの谷間からなり、そこに約3000人のカラーシャ族が住んでいます。
村の散策途中に出会った爺さん(学校の先生)と孫たちです。親子三世代の同居は当たり前で、家族の絆は強いようです -
女性は村を流れるこの川で髪を洗うのが日課です
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谷の奥にある村の墓地。棺がむき出しのまま精霊が宿るとされる大きな木の根元に多数置かれています。
現在は遺留品が盗まれるとのことで別の場所になっているとのこと -
宗教行事等で利用されるジャスダック神殿の入口扉。柱に彫られた無限大マークの連続模様は、永遠を意味しているのかも・・マルタ島等でも見たがこの地の果てと欧州とが遠いい昔につながっていたのでしょうか。カラーシャ族は自分たちはアレキサンダー大王の軍隊の子孫であると信じているとか
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とうもろこし畑の草取り作業をしています。農作業はもっぱら女性の仕事のようです
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ブンブレット村の住居。川の流れを利用した発電機から電灯電力が供給されています。電気製品は電灯以外はありません
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住宅の床からは排水が流れています。飲水は川から引かれていて豊富のようです
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住宅には周囲の山々を眺められるベランダが付いています
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ベランダに上げていただきました。男性はここで一日中談話するそうです。いい身分です
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歓迎していただいたお家のおかみ
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翌日、アニーシュ村の学校を訪問します。前日畑でお会いした先生が出迎えてくれました
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授業風景です。ひとクラス10人程度で生徒は立った状態で密な授業が行われています
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教室に机がありません。こちらは床に座っての授業です
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中庭では幼稚園クラスの授業が行われています
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カラーシャ谷のもう一つのランブール谷に行きます。渓谷にピンクの花が咲いています
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ランブール谷のメインストリートです
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メインストリートに沿って流れる川沿いには洗濯場や粉ひき小屋があります。ここで村のご婦人方が井戸端会議などするのでしょう
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粉ひき小屋の中。水力は貴重な動力源です
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お宅訪問。ご家族が快く歓迎してくれました。ここランブール村に1980年代末から住み着いている、わだ晶子さんの地道な生活改善等の活動のお陰です
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わだ晶子さんの住宅と工房。当日不在でお会いすることはできませんでしたが、住人の皆さんとの活動拠点です
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ランブール谷の奥地に向かう橋です。この道はアフガニスタンに通じています
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ランブール村の住宅は屋根がフラットで土が被されています。
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山の斜面に上り住宅を 見下ろしたところです。空き地のように見えますが土の屋上です。そこは農作業場や洗濯干し場であったり、杏が干されていたりして有効活用されています
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洗濯場で村の御婦人方が井戸端会議中のようでした
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山の斜面に続く畑では農作業中の御婦人方がひと休みしています。豊かな緑や澄んだ川、ここには田舎の原風景がありました
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ブンブレット村の広場で、観光客を歓迎するカラーシャ族の子供や御婦人による伝統舞踊があるというので出かけました
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伝統舞踊といっても皆さん肩を掛け合って前進・後退を繰り返す単純な踊りですが、皆さん楽しそうです
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子供たちは手を取っりあったり、飛びまわったりで自由奔放な踊りとなりました
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太鼓でリズムがつけられていますが・・・
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村の男衆は屋根上から見物です
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以下はカラーシャ族子供たちのスナップです
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楽しい踊りのひと時です
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村の重鎮の婆さん
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伝統舞踊を見せていただいたお礼に、こちらから「むーすんでーひーらいて・・」の歌を披露してあげました。子供たちは目の色を変え、その歌と踊りを覚えて下さりました
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素朴で新鮮な子供たちの目の輝きに出会い、感動し、本当にここに来て良かったと思いました
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カラーシャ谷を後にチトラルに戻り、マスツージに向かいます
秘境カラーシャ谷編ーーおわり
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