ＲＯＡＤ　ｔo　きつねうどん　　　　　　　（誰や！　　機内で紹興酒踊りをしてるのは）

2010/07/07 - 2010/07/10

　


　そしたら、そろそろやな。


　それじゃあ、お暇してゲートへ行きまっせ。


　フフン、歩いて１分。

　へい、３８番搭乗口ね。



　楽やわー。

エリア 台北(台湾)

　搭乗ロビーから３９ゲートを見れば。


　ガルーダが出て行ったあとには、中国国際航空機が停泊でんな。

　で、お隣にはこれから乗り込む中華航空機。


　数年前まで、中共サイドの横やりで、中華民国政府の航空機と同じ空港には乗り入れないと言うてましたな。


　オリンピックと万博のお陰で、子供染みたダダも治まったんかね。


　よう知らんけど。

　じゃ、切符をモギってもらい、搭乗ですじゃ。



　あー、写り込みがキツイぞよ。

　ほいさ、いつものショットね。



　おやー、下から伸びてるホースはＦＵＥＬインジェクションやなくて、ラバトリーバキュームかね。



　未確認ですけど。




　ともかく、乗り込みまっせ。

　はいはーい、乗り込んでスグご挨拶を頂戴致しましたんは彼ね。

　この便のチーフパーサー氏ですじゃ。


　どうぞ宜しくね。

　席に着く前に、予め連絡が入ってたみたいで、アホの為に紹興酒が初めから置かれてましたがな。



　おおー、十年物の陳年酒やんか。



　思わず「やったー」



　これ、これ、これをお願いねー。

　ついでやから、どんなゴハンを積んでるのか見せて貰いますじゃ。


　でもデスさん曰く。

　「これはＣクラス用ですよ」

　「あ、そう」



　ま、良いわい。


　何んか記録しとかにゃ。

　何時もの事ですが、靴を脱いでベアフットに。


　そしたら、きょうはデスさんが、シューケージに収めてくれますのんよ。



　めったにおませんぜ。



　謝々。

　ウェルカムドリンクから紹興酒を注文しちゃうモンね。


　コレ、コレ、コッれで〜す。


　と指差せば。




　踊るように、スイングしてますじゃ。


　まるで東京農大のナントカ踊りの如くに。






　『誰や！　　機内で紹興酒踊りをしてるのは』


　ありゃー、アホが踊ってたんじゃ無いんですか。



　うーん、そう言う事になるねえ。




　

　トク・トク・トクと紹興酒を注いで貰いまして。



　「ハォ フー」



　ウヒヒヒヒ、なんたる悦楽の瞬間。



　旅行の醍醐味の一つは、お酒を遣りながらの移動やね。

　やっぱし。

　えー、本日はアホ以外には何方もお越しで無いようで。


　そんなら、酔うてしまわん内に、ゾーンＡを一枚撮っとくのじゃ。

　ポッドインタイプの座席。


　まあ、前にも乗ってるし、撮ってるからコメントは要らんやろ。


　取りあえず座りまっせ。


　あ、どっこらしょっと。


　

　はいさ、遊んでるとドアクローズでプッシュバック。


　お座席に納まって、離陸を待ちまする。




　ＯＫ、いつでも来い。

　ランプウェイに出れば、北へノーズを向けますじゃ。



　そうか、今の時間は南風が吹いてるのやな。

　エンドに着ましたな。


　滑走路に正対すれば、テイクオフパワーにスラストアップ。

　そして、フットブレーキを解除。


　スルスルと機体は前進し始める。



　これから先、テイクオフするまではデジカメはご法度なので、つぎは離陸してからね。

　ほいや、ギヤラップしましたから、再びカメラの電源を入れましたけど。


　ずーとランプ点灯したままですねん。


　ああー、長いなあ。



　やっぱり梅雨前線の影響かな。

　結局、このフライト、ずーとターンオンのままやったわ。


　だから、お食事は無し。


　まあ、もっとも、背摺りを倒して半分眠ってたから、わざとサービスオフにしたのかも。


　でも、着席と同時にメニューからオーダーしてたから、それは有り得ないわな。



　で、もうすぐ到着や言う時に、喉が乾いたんで果実をお願いじゃ。


　ちょっとプアーやけど、ショートレンジは、まあ、こんなモンやろ、どこの会社でも。

　やっぱり起きたら紹興酒ですか。


　ええ、勿論ですがな。



　件の『紹興酒踊り』のデスさんがサーブしてくれますじゃ。


　お顔の写真もおますけど、あんまり可愛いので公にはしないのよ。

　悪しからず。

　そんでもって、アプローチの１０分前くらいに持って来てくれましたのがコレ。


　通常、ＫＩＸ便では搭載されないアイスクリーム。



　特別に、ＫＩＣさんにオーダーしてくれてましたんやわ。


　ＦＲのＰＡＸやから、カップアイスでは承諾出来ないと思ったのか、ちょっと手を加えてますじゃ。






　しかーし、アイスがメチャメチャ硬っかたので、スプーンを入れるとそのまま床へ落下してしまったのよ。


　下のプレートじゃなく上のを押さえてたら良かったのにねえ。



　結局、ほんじつは中食なし。


　トホホホ。

　と、言うてる間にファイナルアプローチ。



　おおー、もう じきやな。


　デジカメをオフ。



　ご飯は頂けなかったけど、紹興酒はタップリ頂戴致しましたし、紹興酒踊りも見せて貰ったので満足じゃ。


　もっとも安全第一やからな。

　文句はおませんでっせ。

　台北、台湾、桃園国際空港に到着ですじゃ。


　曇りかなと思ってたけど、けっこう晴れてますがな。


　こりゃ、だいぶ暑いんとちゃうかな。


　あー、おとろし。


　なんせ、だいぶ飲んでるからにゃ。




　と、思てる内にも、１５７便はターミナルへ。

　ＯＫ、着いたぞい。


　じゃあ、サインボードに従って進みますじゃ。


　ここを左やな。


　はい、ＯＫですよ。

　ちょうど煙草を切らしてたんで、到着口の免税店で「５２０」をお買い上げ。


　このお姉さんから受け取りますじゃ。


　おおきに。

　そして入境審査へ。


　ああー、あんまり混んでないわ。


　なかなか宜しい。


　で、すすっと通過したのじゃ。

　ターンテーブルに人が集まり始めましたな。


　もう直ぐ荷物も現れるじゃろう。


　その先が税関ね。

　税関を過ぎれば。

　はい、出口じゃよ。


　１０分掛からずやったにゃ。

　で、バス乗り場へ向かいますじゃ。


　途中、見かけたこの看板。

　ははーん、ノボテルとの連絡便はこちらからね。

　じゃ、明後日ね。

　きょうは長榮巴士で、台北へ行きまっせ。


　これやとホテル前に停まってくれますのんよ。


　楽で良えわあ。


　えーと、つぎは１５：５５発か。


　ちょっと待ち時間がおますなあ。


　ま、良いか。

　煙草でもして、過ごします。

　はーい、切符も買いましたじゃ。


　１４０元ね。


　ちゃんと、３時５５分と書いてくれちょります。

　時間潰しに館内をウロウロ。


　はい、いつもの柿男君ね。

　この到着ロビーの柿次郎君は、パソコンどっかへ行ってしまいましたじゃ。


　しかし、出発ロビーの柿太郎君は持ってたハズ。


　帰りに確認しとこ。

　覚えてたらやけど。

　こちらは観光案内やったか、ホテルのデスクやったか。

　ま、そんな物ですじゃ。


　おっと、ぼちぼちバスのお時間やわ。

　
　乗り場へＧＯ。

　一時間ほどでホテルに到着。


　「長榮桂冠酒店」ね。


　約５年ぶりかな、ここは。

　では、もう一枚、正面から。

　全館禁煙のプレートが架けられてますじゃ。


　昨年の１月１１日から法令により決まったんだわな。


　昔は挨拶代わりにタバコを差し出してたもんやったけどなあ。

　時代やねえ。

　入り口、右手にはゾウさんが。

　左手にもゾウさん。


　ご夫婦かな。



　じゃ、入りましょ。

　
　ドアマンが扉を開いてくれますじゃ。


　

　入って目に付くのは、大型クルーザーのモデルシップ。


　本物は、以前に基隆の港で見たような気が。


　今は売却したと言う話を聞いたけど。

　サロン風のロビー。


　ここで宿泊客は、珈琲を振舞って貰えますじゃ。

　デーンと、ピアノも置かれちょります。

　衝立にも帆船が描かれてますぞよ。


　このホテル、豪華客船をイメージしたと言うてますからな。

　そんならば、チェックインをしましょうかね。


　珈琲を頂きながら、座って登録作業ね。


　最近多いな、この手のやつ。

　客室へ行くには、ルームキーを差し込まないとアカンのよ。


　２階、３階のレストランはキー無しでも作動するみたいやけどね。


　ほい、シュッと入れれば客室階のボタンが押せましたじゃ。

　はい到着。


　振り返って、エレベーターホールをパチリ。

　廊下の突き当たりが、ほんじつの部屋ですじゃ。

　今回は、１２０５号室。


　じゃ、入りまひょ。

　避難経路図ね。


　ところで、このホテル開業当初はオールスイートやったんやけど。


　改装工事で普通のお部屋も作ったのよ。


　０１と０２、０７〜１０号室がそれじゃな。

　セルフのお茶と珈琲セット。


　お茶は、もちろん烏龍茶ね。

　その横には、ちょっとしたスナック類が。


　これも無料サービスね。


　あと、ミニバーのドリンクも、リキュール類を除きフリーですじゃ。


　嬉しいなあ。

　入ってすぐのテーブルには、果実類が。


　あんまり食べないのよ。

　冷やしてないから。

　自分で冷蔵庫に入れれば良えんやろうけど、いっつも忘れるんじゃな。

　こちらは、リビングルーム。


　そして、あいだにバスルームを挟んで寝室がおます。

　バスタブはジャグジー。


　毎日、朝晩２回はブクブクしてましたな。

　シンクは、金張りのダブルで。


　目が眩しいぞ。

　バスタブと反対側にシャワーブースがおます。


　これも最近多いにゃあ。



　

　ともかく、お風呂入って、シャワーしてごはん行こ。


　なんせ、機内食無かったから、お腹すいたもん。







　　　　　　　（Ａ３８０の空中厨房へつづきますねん）