ナンシー歩る記

2008/06/10 - 2008/06/13

ロンドンからユーロスターで再びフランスに戻って、北駅から東駅に行って、次の旅先のナンシーへ。

エリア ナンシー(フランス)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道

１０日、昼のユーロスターでロンドンからパリの北駅、歩いて東駅から昨年通ったTGVでナンシーへ直行（東駅〜ナンシーTGV：２８ユーロ）。その間、なくしたデジカメのことばかり。救いは、これまでの７０日以上の想い出をPCにバックアップしていたことだ。ナンシーではゆっくりしたくて、ホテルを確保。荷物を置いて、ソントルビルへ。さっそくfnac(フランス各地にあり、電化製品や書籍・CD・DVDなどを扱っている)に行き、デジカメを調査しに行った。
諦めきれないけど、現在は持っていないことから、セカンド機種として、Panasonicの小型モデルを翌日の１１日に購入。

FX33を購入。TZ５より倍率や機能が若干弱いが、これを選択。

二日目のナンシー。
この街もLRTが２路線走って、移動は楽でした。ナンシーの人口はROUENと同規模。

世界遺産スタニスラス広場の入り口。

スタニスラス広場。

広場。超きれいです。

ナンシー美術館の３階から広場を見ます。

ナンシー美術館。

展示してあった、草間弥生の作品。

フランスのマダムが、「日本人ですか？KUSAMAを知っていますか？」と話しかけられました。「もちろん知っていますよ。でも好きではありません。」と。

ピカソ・モネ・ユトリロなど最高傑作がずらりと。

美術館から近くの、ロレーヌ歴史博物館へ。

ヘレンドに似た陶器が展示されていました。

日本の焼き物とは根本的に違って、ベースの白に色彩豊かな絵が。

菓子器でしょうか？　お茶の水指に使えそうです。

羽を持った大理石の天使像と、飾り台？

ペピニエール公園を散歩して、ホテルに帰りました。

１２日、またfnacに寄って情報収集。街歩きに欠かせない、LRT。

デジカメを買ったfnacで、この街のアップルストアを紹介してもらい、LRTで。その車内で、めずらしく日本人らしい女性がいたので声をかけると、「主人が学校でこちらにいるので来ています」と。その時は、「留学で？」「いえ、大学に研究で来ています。k大の職員です」「私にいとこも、k大で事務職を」「良い旅を」「ありがとうございます」など話して私が先に降りて普通どこでもある旅のひと時でした。

パソコンを持って行って、アップルストアで、いろいろ遊ばせてもらいました。旅行者ということで、力になってくれました。

そこから、ナンシー派美術館へ。

大きなお屋敷の門構えのメゾンが、ナンシー派美術館でした。
玄関前のスロープに、フランス語・英語と同列に、日本語で注意書きが。
日本からの観光客の多さが読み取れます。日本人の書体ですね。
入館して、日本語のパンフレットがあるか聞いたら、「ごめんなさい、ありません」と。

このメゾンは、この街の著名者の屋敷を、美術館にしたようです。
この入り口は使用されてなく、左の若干なスロープを入ります。

ここは撮影禁止。裏技で数枚。

お庭から、メゾンを。

庭にある、昔は水族館だったそうです。ここにもアールヌーボーが。

この時期６月はきれいなバラが咲き誇っていました。館内には、いろんな家具の装飾がアールヌーボーであったり、ピアノも至る所にその装飾が。写真を撮れないのが本当に残念でした。

ホテルに戻って、スーパーに買い出しです。ビールと総菜で一人ご飯。

テレビを見ると、錦織圭とロランギャロスチャンピオンのナダルの試合が。興奮して、パリにいる友達に、電話しました。「錦織が勝つかも、勝ちそうだ」

ナダルも本気モードで。

ストロークで、ジャックナイフ！
結果は、残念ながら１−２で負けましたが、翌日のニュースでナダルは、「圭は、将来ベストテンに入る選手だ」と、絶賛。

１３日、朝早めに出て、アップルに行って遊ばせてもらい、昼前に、LRTで、ナンシー駅に行き、sncfでルクセンブルグ日帰り観光です。
乗った３両のLRTに、昨日お会いした日本人の女性とその主人が、目の前に座っていました。「こんにちは」「いとこさんの名前は」「Kです」「知っていますよ」ご主人は、K大の数学の教授で「ナンシー大学で１年間留学研究に」とのこと。本当に偶然な出会いに驚愕。ナンシーで記念撮影。

１４日、ナンシーから佐藤さんと待ち合わせのストラスブールへ。その前に、またアップルストアで、遊ばせてもらって、お礼を言ってさよならしました。

お気に入りの、広場に行きました。

この広場は、石畳で緑はないけど、街並のレベルや色合いが上品です。この横に、緑豊かな広い公園があって、街作りがすばらしいですね。

駅に向かう途中に、愛車と全く同じプリウスを発見。

sncfで、ストラスブールへ。