2010/06/30 - 2010/06/30
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ちょんたさん
さあ、次の日も、なぜか晴!
梅雨のさなかなのに。
雨女返上です。
約1時間、音楽について、歌について、ピアノのタッチについて・・・。
あっという間に時間が過ぎ、午後の電車で奈良に着いたのは3時でした。
早速奈良公園に向かいます。
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和歌山放送局から見た「紀ノ川」
とうとうと流れています。
有吉佐和子さんの小説「紀ノ川」を目の当たりにしているのかと思うと、ずしんと感じるものがありました。 -
放送前の杉谷さん。
さすがにおしゃべりはお上手です。
余談ですが、「とても良かった」というお褒めの言葉を後ほど頂きました!!またでた〜〜い!!
今度は少しお上品に・・・。
前回は河村官房長官だったそうです。杉谷さんの交際範囲の広さとすごさを感じさせます。
私はと言えば、好きなピアニストの「ディヌ・リパッティ」をかけてもらいました。
そのほかは、韓国のリリコ・テノールのべー・チェチョルさんで歌劇「トスカ」より「「星は光ぬ」
トスカは私の一番好きなオペラで、よく大学時代にこの伴奏もしました。
あの切ない旋律が流れてくると、私の胸キュンのスイッチがオンになってしまいます。
またこの歌手の素晴らしかったこと!!過去形なのは、今、甲状腺がんを患って手術のときに声帯と横隔膜の神経を切断されてしまい、その後日本の医師の執刀でその声帯を戻す手術をし、奇跡的によみがえりつつあるのです。そのお話も感動物です。
皆さんも是非聴いていただきたい歌手のCDです!! -
奈良駅です。
ここは古いままですが、その隣からは工事中の外壁が続いていました。
きっと新しく生まれ変わるのでしょうが、古いものも是非残しておいて頂きたいものです。 -
ホテルは駅から5分ぐらいの3条通りに面した奈良ワシントンホテルにしました。
初めてのネット予約一人旅です。ドキドキ。
これはチェックイン後興福寺まで歩いていったときに出現した銀行。
昭和初期ぐらいの建物でしょうか。 -
こういう飾りが、なんともいえません。
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いずれも通りに面した商店。
なんだか「奈良」です!! -
どこを見ても、嬉しくて口元が緩んでしまいます。
私、奈良が好きなんです。
でも、あまり来ることができませんでした。多分中学のときに修学旅行で来た!!!数十年前以来でしょうか・・・。
しかもそのときの団体から今度は一気に「一人旅」
胸のキュンキュン状態が続きます。 -
ほどなく「猿沢の池」に来ました。
が、なんとなく中学のときの思い出と異なります。
確か池の傍らに五重の塔があったような記憶だったのですが・・・。
今帰って思うに、池の反対側から見たのでしょうね。 -
立派な樹。
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この階段を登り・・。
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この脇を通り・・・。
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来ました!
遠くに5重の塔が見えます。 -
良い言葉が書いてあったので、引き返して写真を撮りました。
確かにそんなことが人生にあります。 -
「金堂」の修理中。
こういうものって殺風景ですね。
こういうところはイタリアのセンスを見習えばよいのにと思われます。
イタリアでは、工事中の垂れ幕に、その建物、或いは記念碑をちゃんと印刷してくれてありました。
ですから、工事中に訪れた人でも、一応、その物の姿が想像できるような配慮がされています。
それは一度しか訪れることのない観光客の方への配慮なんですね。
人生、一期一会です。「金堂」の「在りし姿」を想像だにできないことはとても悲しいことでした。 -
一気に天平時代の時の流れに飛び込みました。
素晴らしいものです。 -
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宝物殿。
この中に「阿修羅像」が安置されています。
「阿吽」の呼吸の「阿像」と「吽像」も展示されていました。
もっと大きいかと思っていましたが、意外と小さいものでした。
でも腹筋の迫力はすごいものです。
自分のお腹をそっと隠しました・・・。 -
縮小展示がありました。
広いんですね! -
阿修羅像です。
が、これは、出口で放送されていた大型テレビの映像です。
本物は、とても華奢で、少し悲しそうでした・・・。 -
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奈良といえば鹿です!
出たところにもうすでに鹿が待っていてくれました。
でも、鹿せんべい持ってないの・・・ごめんねと言ったらさっさと離れていきました。観光客慣れ!! -
でも、可愛い!
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このあたりで、既に足が痛くなり・・・。
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やれやれ、やっと「東大寺」に近づいたようです。
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こんな川があったのですね。
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そして橋を渡ると・・・。
まあ、懐かしい!!
修学旅行の生徒たちが溢れていました。
そして、このたまらない「におい!」
鹿ちゃんも可愛いけれど、食べれば出ますからね!!
う〜〜ん。
こういうところは、観光地なので、朝道路を洗い流してはいるのでしょうが、きっと追いつかない「量」なんですね。 -
門が見えてきました。
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この大きさです!
良くこんな大きな樹が育っていたものです。
しかも人手で運んだのしょうから、この情熱はすごいものです。
建国のエネルギーを感じます!! -
この像も大きい!
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両脇に控えます。
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あのはるか彼方に見えるのが「大仏殿」
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下から門を撮りました。
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ここまで来た証拠写真を撮ってもらいました。
顔なんていいですよ〜〜!と言って。メインはあちらです! -
なかなか近づきません。
いやはや。昔の人は、時間がたっぷりあったのですね。 -
このポーズ、美術の教科書で見たような気がしますが・・・。
雨がポツリと降ってきました。 -
近づくと、その大きさに度肝を抜かれます。
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前庭も広々していました。
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大仏様のお出ましです。
大きさもさることながら、写真を撮ってよかったのは、この仏様だけです。
懐が深いというか、太っ腹というか・・。
減るものではありませんからね。
ただ、拝むという儀式的なことを重視する静かな環境にある仏様に対して、かちゃかちゃと写真を撮る音が響く事は戒めなければいけませんので、仕方がないことかもしれません。
でも、ここは、とても賑やかです。
思わず「わ〜〜大きい!!」と言いたく成間すからねぇ。とても静かに拝んでなんかいられない気持ちになってしまうでしょう。 -
大仏様の座っていらっしゃる蓮華の大きさが分かるように飾られてありました。
これも大きいです。 -
折角ですから、ちょっとアップで。
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横から裏に廻りました。
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中国からの観光客の一行でしょうか。
賑やかに笑いながら、この柱の穴を通ろうとしています。
きっと「幸せになる」というようなことではないかと想像されました。
でも、このおば様、大丈夫だったでしょうか????
ちょっとお尻が・・・難しそう・・・。 -
ぐるりと一周してきました。
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大仏殿を出てきたところ。
またこの道を帰らなければいけないのです。
そろそろため息・・・。
しかも、ここに入るためにお財布を出したときにどうもハンカチを落としてしまったことに気がつき、元に戻ろうかどうしようかと思案・・・。
が、あちらの門まで行くと、出口は一方通行で、結局元には戻れませんでした。あのハンカチ、悔しい!! -
人気のないほうへ来てしまい、気がつくと、なんと!!
「このたびは幣もとりあえず手向山 紅葉の錦 神のまにまに」で有名な「手向山」に。
東大寺の中に神様が祀られているなどとは夢にも知りませんでした! -
正倉院風の建物もありました。
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ホテル1階の「銀坐」さん店内。
このあとよろよろとお部屋まで帰り、一人で11時から日本対パラグアイの決勝リーグ1回戦をテレビ観戦。
う〜〜ん、う〜〜んとうなりながら見ていましたが、とうとう2時まで。
頑張った日本!!ドーハの悲劇ほどのショックはありませんでした。
むしろ、すがすがしい気持ちになりました。皆がいったいになって戦ったということがひしひしと伝わるような敗戦後のチームの涙でした。
後に確かブラジルだったと思いますが、退場者が出て負けてしまったときに監督が言っていた言葉がとても印象に残りました。
「勝ったときにはチームの皆が喜ぶ、だから負けたときにもチームで悲しめばよいのだ」と。
お疲れ様、日本チーム。
ここまで読んでくださった皆様もお疲れ様でした!
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この旅行記へのコメント (2)
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- じんままさん 2010/09/01 23:39:43
- 猿沢の池
- ちょんたさん、こんばんは。
奈良へ一人旅を拝見しました。
奈良ははるか昔、中学、高校の修学旅行で、そして数年前、母と紅葉を見にいきましたが、実のところ、あまり覚えていなかったのです。
ちょんたさんの旅行記を拝見しているうちに、いろいろな場面がよみがえってきました。特に猿沢の池は、母との旅行でその池のほとりの旅館に泊まり、夜池の周りを散歩したことを思い出しました。
ちょっと思い出にひたりながら、もう一度行ってみたくなりました。
ところで、ちょんたさんが和歌山、奈良を旅行中、伊豆不在のときに、実は私は伊豆高原の赤沢温泉に居ました。
母と母の姉(叔母)の年寄り二人を連れていたので、あちこち周れない旅行でしたので、もちろんマスターのところへも寄れませんでしたが。
赤沢温泉の旅行記も近々UPしたいと思っています。
じんまま
- ちょんたさん からの返信 2010/09/03 13:14:57
- RE: 猿沢の池
- じんままさん
>
> 奈良ははるか昔、中学、高校の修学旅行で、そして数年前、母と紅葉を見にいきましたが、実のところ、あまり覚えていなかったのです。
本当にそうですね。実は、奈良って、修学旅行以来という人が多いのかもしれません。私もその一人で、全然覚えていないのです。男の子の視線のほうが気になっていた時代(??(笑))のせいでしょうか?
>
> ちょんたさんの旅行記を拝見しているうちに、いろいろな場面がよみがえってきました。特に猿沢の池は、母との旅行でその池のほとりの旅館に泊まり、夜池の周りを散歩したことを思い出しました。
> ちょっと思い出にひたりながら、もう一度行ってみたくなりました。
それは良かった!!私ももう少し涼しくなったら再訪問を狙っています。
秘仏が公開される時期があるので、そのときが良いかしら・・・・と。
> ところで、ちょんたさんが和歌山、奈良を旅行中、伊豆不在のときに、実は私は伊豆高原の赤沢温泉に居ました。
>
> 母と母の姉(叔母)の年寄り二人を連れていたので、あちこち周れない旅行でしたので、もちろんマスターのところへも寄れませんでしたが。
> 赤沢温泉の旅行記も近々UPしたいと思っています。
まあ!!すれ違いだったのですか???
赤沢温泉、実は行ったことがありません!!近くて遠い・・・・のかも・・。旅行記を楽しみにしていますね!!
ちょんた
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