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大阪に日帰り出張の仕事ができました。<br />どうせならと新幹線の最終に飛び乗り、大阪で前泊し、仕事前に和歌山に行って和歌山城を訪問することにしました。<br />和歌山城は徳川御三家の一つ紀州藩の居城ですが、なぜこんなところに、というのが最初の印象でしたが、和歌山に向かうにつれてその印象が確信に変わって行きました。(笑)<br />行きはJR、帰りは南海鉄道に乗りましたが、関内から和歌山んい向かうのには山越えが必要です。その意味では防護は硬い。しかし、これでは鎌倉の様に街の発展性は望めません。答えは陸路ではなく、海路にあるとわかります。西日本より江戸に海路で向かう軍勢をここで撹乱する、というのが目的でしょう。(陸路の防護は大阪がその役割を果たせばよい、ということなのでしょう。)このへんの感覚は、地図を眺めていてもわかりません。<br /><br />JR和歌山駅からタクシーで和歌山駅に向かいましたが、タクシーの運ちゃんに問われて、天守には入るつもりがなく、見るだけ、と伝えるとタクシーの運ちゃんいわく、見るだけなら西側からがいいよ、ということで西口にタクシーを付けてもらいました。<br /><br />これが大正解。<br />後に本丸まで行って天守を見るわけですが、近すぎて眺めが悪い(笑)<br />タクシーの運ちゃんが言うように、こちらから眺めるのがおすすめです。<br /><br />石垣は野面積みでした。徳川御三家の城の石垣にしてはちょっと物足りない。浅野長晟が土塁から石垣に変更するまでは土塁だったようなので、1619年以前の石垣なのでしょう。その間、改修されなかったのが驚きです。<br /><br />石高も高いので、幕府との緊張関係が推察されます。<br /><br /><br />

No.62 百名城の和歌山城(16/100)

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2016/10/19 - 2016/10/19

160位(同エリア839件中)

旅行記グループ 百名城(近畿)

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スネフェル

スネフェルさん

大阪に日帰り出張の仕事ができました。
どうせならと新幹線の最終に飛び乗り、大阪で前泊し、仕事前に和歌山に行って和歌山城を訪問することにしました。
和歌山城は徳川御三家の一つ紀州藩の居城ですが、なぜこんなところに、というのが最初の印象でしたが、和歌山に向かうにつれてその印象が確信に変わって行きました。(笑)
行きはJR、帰りは南海鉄道に乗りましたが、関内から和歌山んい向かうのには山越えが必要です。その意味では防護は硬い。しかし、これでは鎌倉の様に街の発展性は望めません。答えは陸路ではなく、海路にあるとわかります。西日本より江戸に海路で向かう軍勢をここで撹乱する、というのが目的でしょう。(陸路の防護は大阪がその役割を果たせばよい、ということなのでしょう。)このへんの感覚は、地図を眺めていてもわかりません。

JR和歌山駅からタクシーで和歌山駅に向かいましたが、タクシーの運ちゃんに問われて、天守には入るつもりがなく、見るだけ、と伝えるとタクシーの運ちゃんいわく、見るだけなら西側からがいいよ、ということで西口にタクシーを付けてもらいました。

これが大正解。
後に本丸まで行って天守を見るわけですが、近すぎて眺めが悪い(笑)
タクシーの運ちゃんが言うように、こちらから眺めるのがおすすめです。

石垣は野面積みでした。徳川御三家の城の石垣にしてはちょっと物足りない。浅野長晟が土塁から石垣に変更するまでは土塁だったようなので、1619年以前の石垣なのでしょう。その間、改修されなかったのが驚きです。

石高も高いので、幕府との緊張関係が推察されます。


旅行の満足度
3.5
観光
3.0
交通
2.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
タクシー JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • タクシーの運ちゃんいわく、眺めのよい和歌山城。<br />西口より眺めた和歌山城。

    タクシーの運ちゃんいわく、眺めのよい和歌山城。
    西口より眺めた和歌山城。

  • 観光地の定番。<br />吉宗公でした。

    観光地の定番。
    吉宗公でした。

  • 渓庭園の入り口。<br />今回はスルー。

    渓庭園の入り口。
    今回はスルー。

  • 渓庭園を裏からみるとこんな感じ。<br />右に見えるのが御橋廊下。

    渓庭園を裏からみるとこんな感じ。
    右に見えるのが御橋廊下。

  • 渓庭園を囲む石垣。<br />野面積みでした。

    渓庭園を囲む石垣。
    野面積みでした。

  • 渓庭園の石垣。<br />全て野面積です。

    渓庭園の石垣。
    全て野面積です。

  • 本丸への入り口。<br />ここで鶴が飼われていたとのことで、鶴の渓との名がついていました。<br />

    本丸への入り口。
    ここで鶴が飼われていたとのことで、鶴の渓との名がついていました。

  • 鶴の渓から本丸側の石垣を望む。<br />野面積みに草が生えています。

    鶴の渓から本丸側の石垣を望む。
    野面積みに草が生えています。

  • 同じく、本丸の石垣。<br />夏を過ぎたとは言え、草が前面に茂っています。<br />野面積は隙間が多いため、仕方ないとは言え、手入れはどうした?<br />

    同じく、本丸の石垣。
    夏を過ぎたとは言え、草が前面に茂っています。
    野面積は隙間が多いため、仕方ないとは言え、手入れはどうした?

  • 鶴の渓の終端。

    鶴の渓の終端。

  • 鶴の渓の終端では石垣下に敷石が敷かれていました。

    鶴の渓の終端では石垣下に敷石が敷かれていました。

  • 二の丸。ここには大奥があった、とのことです。

    二の丸。ここには大奥があった、とのことです。

  • 二の丸を見た後は本丸への道をのぼります。

    二の丸を見た後は本丸への道をのぼります。

  • 本丸への道は裏坂との名がついています。<br />裏坂入り口の石垣は、打込み接ぎと野面積みとのミックス。<br />おそらく、作製時代が異なるのでしょう。

    本丸への道は裏坂との名がついています。
    裏坂入り口の石垣は、打込み接ぎと野面積みとのミックス。
    おそらく、作製時代が異なるのでしょう。

  • 裏坂をのぼりますが、だんだん急になります。<br />汗が吹き出ます。

    裏坂をのぼりますが、だんだん急になります。
    汗が吹き出ます。

  • 本丸御殿跡は給水所になっていました。

    本丸御殿跡は給水所になっていました。

  • 天守に到着。

    天守に到着。

  • 新裏坂側より天守を望む。

    新裏坂側より天守を望む。

  • 新裏坂から城を出て、県立美術館前には吉宗公の銅像がありました。

    新裏坂から城を出て、県立美術館前には吉宗公の銅像がありました。

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