異国情緒の長崎散歩。全行程のまとめ。グラバー園と中華街、くんちと孔子廟、天主堂と長崎港。

2006/10/06 - 2006/10/09

長崎を散歩した記憶。

このページは、一連の長崎旅行の、各名所ごとに外出しした旅行記のまとめであると共に、分類しきれなかった「長崎」の想い出そのものを、ちりばめました。

■ 2010/10/06
・グラバー園の中で、時間と距離を超えて出会った外国。そして、ハートストーン探し。
　http://4travel.jp/traveler/danzo/album/10474624/
・長崎新地中華街。龍踊り（じゃおどり）と関聖帝君。
　http://4travel.jp/traveler/danzo/album/10474637/

■ 2010/10/07
・長崎くんちを桟敷席で観た♪（万屋町の鯨の潮吹きの年です）
　http://4travel.jp/traveler/danzo/album/10474901/

■ 2010/10/08
・孔子廟にて大陸を想う。
　http://4travel.jp/traveler/danzo/album/10476533/
・大浦天主堂で、静かな時間を過ごす。
　http://4travel.jp/traveler/danzo/album/10476608/

■ 2010/10/09
・長崎港周遊
　http://4travel.jp/traveler/danzo/album/10476839/


そして、上記に特集しきれなかった、街中で出会ったあれこれを、ここで。

エリア 長崎

万屋町。
今年はくんちの順番がまわってきたということで、町中、こんなテンション。

くじら観たかったので、嬉しい。

そして、飛行場からダッシュでやってきたのは、ここ。
今は閉店してしまったそうですが「とら寿し」さん。
九州一、との噂も聞いたほどの、名店。

とら寿しさんにて、クマエビ。
うんまい。

有名店にも関わらず、お店の方の優しい対応。
そして、大将は、長崎の海のこと、旬の魚、いろいろなことを気さくに話して下さいました。

今回いただいたネタで感動したのが、エボダイ。
茅ヶ崎に縁があり、幼少時より、干物として慣れ親しんでて来たエボダイを、寿司ネタで！

ああ。
感動です。
軽く酢をしてあるとのことでしたが、まさしく香りはエボダイのもの。

他にも、ぶりんぶりんに美味い寿司を頬張ってきました。

いい店が、なくなるというのは、非常に切なく残念なことですが、私達以上に、お店の側も、苦労や、様々な想いもあるでしょう。
ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。

んで、ランチのあとはデザートですね。

さすがに、100cmは食いきらんだろう、と、ちょっと日和って、80cmの トリノオリンピックタワー(\1999)。

中に金属の芯棒が。
でしょうね。
そうでもなきゃ……とか言っているうちにどんどん溶けます。
時間との戦い。

添えられたパフェスプーンも、30cm以上ある長いものでした。

長崎市内は、路面電車で移動。
一回乗車が120円(距離問わず)だが、乗り降り自由な一日乗車券500円もある。
最初に乗る回数を計算して、チョイスしましょう。

すごく、いい。
こういうレトロな運転席は、鉄ファンならずとも、ぐっとくるのでは？

水神さま、発見。
このポンプもいい味です。

路面電車の駅は「電停」と言いますが、石橋電停より、グラバー園に繋がる斜行エレベーター「グラバースカイロード」に向かう途中にて。

この後のグラバー園は、別の旅行記にまとめてあります。
http://4travel.jp/traveler/danzo/album/10474624/

そして、夜は新地の中華街で、龍踊りを見ました。
http://4travel.jp/traveler/danzo/album/10474637/

一日目は、ここで終了。

二日目。
くんちを桟敷席で堪能して
http://4travel.jp/traveler/danzo/album/10474901/

その後、市内を散歩。
寺町へと移動し、唐寺と呼ばれる四つの寺を観て回る。
その四つとは、崇福寺、興福寺、福済寺、聖福寺。
これは、興福寺。

これは、国指定重要文化財にもなっている、興福寺大雄宝殿。

興福寺。

興福寺内の「けつ魚」けつ：(魚へん)＋(歐の品→屰)。
禅寺では、ゴハンを知らせる時に、魚の形の板を叩いて知らせるらしいが、この魚は、全国で一番美しいとされているのだとか。
ここのは、ただの魚ではなく、「けつ魚」という名で、揚子江に居る幻の魚なのだそうだ。境内には、これ一つではなく、もう一つ居て、それぞれが雌雄であるらしい。

どちらが雄で、どちらが雌か……

おなかのところがえぐれているのは、先述した用途のために、叩かれまくったせいだとか。

これは……これも興福寺だったっけかな？(失念)

寺町付近の石垣。

地野菜・地魚のフランス料理アンペキャブルにて。
1575円のランチコースの中から、メインの肉料理。
※現在は、1600円ですね。
http://impeccable.petit.cc/

こちらは地元の方に教えていただきました。
美味しかったです。
そして、昼間っから呑むワインは素敵。

そして、ランチのあとは、当然デザート。
とりあえず、外せない長崎名物、「ツル茶ん」へ。

「ツル茶ん」のミルクセーキ。
暑い日には、特にいい♪

思案橋電停へと徒歩で移動。
そして、出島電停へ。

出島内を散策。
出島内は、商業施設と混ざった博物館、のような感じ。

当時の生活のシーンや建物の再現があるので、なかなか楽しい。

黄昏の長崎港。
出島ワーフ付近より撮影。

遠くに、ながさき女神大橋が見える。

港にあった、お祭りがらみの建物。
こういう雰囲気、好き。

夜の長崎港。
周遊船などの発着所。

どこかの壁の絵。
パンダ好きなので、つい激写。

夕食は、トルコライス。
ここも、もはや閉店してしまった、有名店アストリア。

トルコライスを出す店は、あちこちにありすぎて、とてもじゃないが、全部はまわれない。
でも、そんなトルコライスを食べまくっている人のブログとか（ネットで探すと）あります。

実は、トルコライスよりも美味しいと評判の、アストリアのオムライス。

夕食を終えて通りに出ると、朝、くんちで見た演し物が、街を練り歩いていた。

港だけじゃなく、街全体が、祭モード。

3日目。
泊まった宿(モントレ長崎)に併設してあった教会っぽいところ。

グラバー園や大浦天主堂に近いし、雰囲気いいし、けっこうよいホテルでした。

このホテルの入り口出た向かいにあったお店で、カステラの切れ端売ってたけれど、安いのに美味かった。
あれ食べちゃうと、カステラは切れ端で充分、かも。

モントレ長崎のステンドグラス。

四海楼も宿から近かった。

大浦天主堂の後に向かう。全部徒歩。
http://4travel.jp/traveler/danzo/album/10476608/

しかし「おおうらてんしゅどう」って入力＆変換すると、「覆うラテン手動」ってなるのは、なんなんだ。一発ギャグが。

四海楼にて。
揚げパンのようなハトシ。

四海楼のちゃんぽん。
なかなか美味い。

四海楼。
しかし、ここ、でっかいなぁ。

長崎は、ボウリング発祥の地なのだとか。

10月だってのに、けっこうな暑さ。
のらにゃんこも、尻尾をぱたりぱたりとさせながら、朦朧と昼寝。
君、日向じゃなくとも……

四海楼のあと、すぐ近所にあった、旧香港上海銀行長崎支店記念館へ。本日はいまのところ、全部徒歩。

旧香港上海銀行長崎支店記念館。

こんな場所で働けたら、素敵だろうなぁ。

旧香港上海銀行長崎支店記念館。

旧香港上海銀行長崎支店記念館。

旧香港上海銀行長崎支店記念館。

旧香港上海銀行長崎支店記念館にて。

外国船識別図。

旧香港上海銀行長崎支店記念館。
外国船識別図のアップ。

ちょっと可愛い。
まるで、吉田戦車氏がデザインしたかのよう。

長崎市べっ甲工芸館。

街歩き。
松ヶ枝橋近辺。

街歩き。
松ヶ枝橋近辺。

今度は、オランダ坂へと向かう。

オランダ坂、東山手付近。

オランダ坂、東山手付近。

オランダ坂、東山手付近。

オランダ坂、東山手付近。

オランダ坂、東山手付近。

オランダ坂、東山手付近からの眺め。

オランダ坂、東山手付近。

孔子廟付近。

孔子廟は、こちら。
http://4travel.jp/traveler/danzo/album/10476533/

路面電車。

石橋電停付近。

カステラの福砂屋。

このあたりでカステラソフトを食べる。
うん。冷たいカステラ(笑)

梅園天神さんの歯痛狛犬さん。

天保11年(1840年)に奉納された、梅園の狛犬さんは、昔から願をかけると必ず叶えて下さるということで、多くの人に親しまれているそうな。
そして、歯の痛みがあるものが、狛犬さんの口に水飴を含ませると、たちまち痛みをとってくださるということで、江戸時代には、このいわれが日本各地に伝わり、多くの参拝者で市が立つほどだったらしい。

この狛犬さんは、昭和12年(1937年)に奉納された、三代目だそうな。

梅園天神さんの境内で遭ったにゃんこ。


……まさか、歯痛狛犬さんの口元、狙ってます？

素朴な感じの手描きポップ。

梅園天神さんから画像が粗くなったのは、デジカメの電池が切れて、携帯での撮影に切り替わったため。

思案橋に来ました。

いい夕暮れ。

本日のディナーは、ちょっとスペシャルです。

花月でディナー♪

とても、美味しかったし、メニューの中には面白いものもあったのですが、携帯だったので、あんまり綺麗な写真も撮れず、自粛。

花月の裏庭。

坂本龍馬がつけたと言われる刀傷。

花月店内の「竜の間」にて。
花月内の解説：
幕末の長崎において「亀山社中(後の海援隊)」を結成した坂本龍馬。
花月へは同志や文化人たちとよく来遊していたそうです。
龍馬は二階にありながら庭園を目の高さで望む部屋の景色を好んで眺めていたとか。
床柱の傷は彼がつけた刀傷といわれております。

4日目（最終日）。

共楽園の壁には、くんちで投げられる手ぬぐいが飾ってある。キャッチした人がもらえるのだが、桟敷席にいても、運が良くないと入手できない。

私は、今回、運良くオランダ漫才のてぬぐいを入手できた。ラッキーだ。

共楽園の皿うどん。

麺にまでしっかり味がしみてて、美味しい。
今回食べたちゃんぽん・皿うどんの中では、一番好きかも。
皿うどんって、パリパリの細麺好きな人も居るが、私は、断然太麺。麺に味がしっかりついているので、一体感が強い。ちゃんぽんは、具とスープと麺が「一緒」って感じだが、これは「一体」という感じ。こちらの味のほうが、一歩、喜びが先にあるのだ。

共楽園と、眼鏡橋は、セットです。

メガネ好きとしては行かなくてはならない場所（ちょっと違う。

眼鏡橋付近。

このメガネ橋にもハートストーンがあります。
グラバー園のハートストーンよりもよりハートっぽい感じ。
※グラバー園のハートストーンは、これかな、と思うものを、アップしています。
http://4travel.jp/traveler/danzo/album/10474624/

眼鏡橋。
晴れているのが嬉しい。

そこそこ人が居たが、ちょっと待つと、人物の入らないショットも撮れる。

眼鏡橋。

水面が照り返す太陽のキラキラが、橋げたや、橋の裏側に反射して揺れるのって、とても好き。

眼鏡橋、上から。

……というか、眼鏡橋の写真撮りすぎだろう。
どれだけメガネ好きなんだ、自分。

眼鏡橋付近で時間をかけていたら、長崎名物チリンチリンアイスのおばちゃんに声をかけられる。

懐かしい、アイスクリンっぽい味。
薔薇の形に成型してくれる。

ビストロ ボルドーのトルコライス、もとい、トルコ風ライス。
がっつり感がたまらない。

長崎は美味いモノが多すぎて、食べたいものに対して、時間的に肉体的に許される食事回数が足りない。
やはり、何度も訪れるべき街なのだな。

Mixで鯨バーガーを食べる。
うまい。
くんちで鯨を見たからには、くじらを食べずに長崎を去れるか！という勢いで。

しかし、食いすぎだ。
ここは、ちゃんぽんバーガーもあったのだが、さすがにもう食えませんでした。

龍馬通り。
大河ドラマで坂本龍馬やっているから、長崎も混んでいるんだろうなぁ。

この後、飛行機の時間までの間、湾内クルーズをちょっとばかし楽しむ。
http://4travel.jp/traveler/danzo/album/10476839/