2010/02/27 - 2010/02/28
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♪ありちゃん♪さん
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長崎旅行2日目に、フェリーで軍艦島へ行きました。
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長崎港のフェリーターミナルです。
実は、前日2月27日に起きたチリ地震の津波が今まさに日本へ到着しつつあり、前夜からテレビでは日本地図で示された津波警報や注意報が表示されています。
なので、もしかしたら軍艦島へ行く船が出ないのではないか・・・? -
・・・なんて心配は必要なく、無事にフェリーは出航
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長崎港から約40分くらい船に揺られ、前方右側に軍艦島が見えてきました。
軍艦島は、正式名称を「端島」といい、かつては海底炭坑によって栄えた島です。
昭和49年に閉山し、無人島となって現在に至ります。 -
ドルフィン桟橋に到着〜
「やまさ海運」のツアーで参加しましたが、上陸前に見学者用のパスを受け取り、パスの色で3グループに分けられます。 -
見学広場が3か所あり、グループごとに移動します。
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見学場所と見学通路はきれいに舗装されており、それ以外の場所へはぜったいに行ってはならないことになっています。
※乗船前に誓約書にサインしなければなりません。 -
ツアー参加者は熱心な方ばかりで、見学場所へ移動中も、ひっきりなしにシャッターをきっています。
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見学場所に到着。
ここで、端島にゆかりのあるガイドさんが島についていろいろと説明してくれます。
ガイドさんもものすごく熱心で、時間いっぱいまでいろいろなお話をしてくれました。
しかし・・・見学経路は実際の建物からとても離れていて正直、軍艦島に上陸した実感がありません。
持参したスコープでコンクリートの住居を見ます。 -
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右側の建物は、大正5年に建築された30号棟。
日本初の鉄筋コンクリートアパートです。
窓ガラスは全てなく、木製の窓枠がかろうじて残っている程度です。 -
建物から見学場所までの距離がかなりあり、双眼鏡でも建物の中の様子はわかりません。
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プールです。
プールの底の白い点線が残っています。 -
昨日とはうって変わって、とてもいい天気です。
丘の上の建物は、幹部クラスの人たちの住宅だとか・・・
無残にも外壁がはがれ落ちています。 -
1時間の上陸時間があっという間に過ぎ、船に乗り込みます。
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乗船後、船はゆっくりゆ〜っくり、軍艦島の周りをまわってくれます。
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桟橋のある東側。
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見学場所のある南東側。
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そして、立ち入ることのできない西側へ。
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端島は、全盛期には世界一の人口密度を誇ったそうですが、この住宅群を見るとそれがわかる気がします。
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西側は進入禁止となっていますが、その理由がよくわかります。
今にも崩れ落ちそうな建物が密集しすぎているのです。
このコンクリートのかたまりの下敷きになったら・・・・ああコワイ -
この建物と建物の間隔に驚き!!
1,2階なんて日が当たらないではないか。 -
北側です。これは病院。
ここから船を軍艦島を遠ざかっていきます。
なんだか不思議な気分です。
日本の産業遺構という点では、かつての住民の努力が感じられグッと来るのですが、人間が滅びたら地球はこうなるんじゃないか・・・って恐怖も感じてしまうのです。 -
さてさて。
軍艦島のことは、数年前ネットで知りました。
私は古い建築物や懐かしいものが好きなので、いつかは行ってみたいと思ってたところ、2009年4月に一般公開され、今回上陸しました。
一般公開と言っても、建築物の中に入ることはもちろん、見学ルートのみしか歩いてはならず、ネットで出回っている、不法侵入で上陸し、住居の中まで入って撮影した写真のほうが興味深いものが多々あります。
これからの課題は、安全性を確保し、もう少し見学できる個所を増やすことと、建築物の保存かと思いました。
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