とってもゆる～い、香港４泊５日！【その６】東薈城名店倉とキャラブレ、そして帰国…

2010/05/02 - 2010/05/06

２日間、最大のイベントだった香港ディズニーランド（Hong Kong Disney Land／香港迪士尼樂園）で遊び倒し、お土産も思う存分購入したので一旦ホテルに荷物を置きに帰ります。

でも、まだまだ今回の目的「嫁ハン孝行」の旅は終わりません。

それでは、４日目（2010年5月5日水曜日）夕方から５日目（2010年5月6日木曜日）、帰国までの様子をご覧下さい。

エリア 香港(香港)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: JAL

身軽になり、シャトルバスでディズニー駅（迪士尼站）に戻ってきましたが、目の前で電車が行っちゃった・・・

ホームの写真なんぞを撮りながら、次の電車を待ちます。

やっと次の電車がやってきました。

中はこんな感じで、リゾートライン（Disneyland Resort Line／迪士尼線）と呼ぶにふさわしい車輌です。

京葉線も本当になんとかならないものでしょうか？

欣澳（Sunny Bay）で乗り換えて、さらに一駅先の東涌（Tung Chung）へ向かいます。

目的地は、シティゲート・アウトレット（Citygate Outlets／東薈城名店倉）。日本語のパンフレット、ＨＰもあります。

http://www.citygateoutlets.com.hk/home/Pages/home.aspx?lang=JP

いろいろ見て廻って、夕食もこの中で済ますことにする。

で、嫁ハンの直感で入ったのがこちらのお店「聯邦皇宮大酒樓（Federal Palace Restaurant）」です。
http://www.openrice.com/restaurant/sr2.htm?shopid=15562


←んんっ、嫁ハンの手には既になにかが？

メニューには、写真と若干怪しいものの日本語の表記もあり注文しやすい。

まずは、青海ビール（16HKD）で乾杯〜！

今回の旅行は炒飯ばっかり食べていたので、最後は焼きそばがいいよね。と、頼んで出てきたのがコチラ！！！想像と違ってました・・・
よ〜く考えたら、日本式に近い焼きそばは「上海式」だったってことをすっかり忘れてました・・・


←銀芽肉絲雙面黄麺（68HKD）

揚げ麺と餡が合体〜、大量です。

おいしかったのですが、ふたりでは半分くらいしか食べられません・・・

つづいて、私の大好物！ひき肉といんげん豆の炒め物（肉干[火扁]四季豆：48HKD）が登場！

香港や中国でこの料理は結構食べていますが、こちらのお店のものは、豆の食感といい、ひき肉の感じといい、もちろん味付けも最高！多分、人生?１です。

そして、こちらのお店はラッキーなことに夜飲茶もあったので、もちろん注文。

まずは定番、蝦蒸餃子（皇宮蝦餃皇：35HKD）。中は海老だらけ！プリプリでうんまい。

エビのペースト入り揚げ春巻（脆皮春巻：36HKD）。

エビ続きですが、食感も味付けも違うのでエビ好きの我が家としては、無問題。

別メニューでこちらの燕京[口卑]酒の瓶ビールが14.80HKDとサービス価格だったので追加で注文。

黒タキシードのウェイターさんが注いでくれたので、ふと顔を上げると、んんっ？名札には「YAMA・・・」と書いてある。（以下、Ｙさん）

「日本の方ですか？」と聞くと、「そうです。」とのお答え。
思わず「なんでこんなところにいるのですか？」と失礼な質問が口から出てしまうと彼は、「家が近いからです。」というなんとも意表を突いた答えで切り返してくれました。

お腹もいっぱいになり、ビールも飲み終わったのでお会計をお願いすると、Ｙさんがデザートがサービスで出ます。と教えてくれたので、こちらのスイカをいただいてから帰ることにしました。

Ｙさんとちょっとお話をすると、彼は来港５年、結婚して３年なのだそうです。
（そういえば、私の会社の後輩にも同じような男がいましたが・・・）

で、お支払いはサービス料等入れて、268HKD（×12.50≒3,350円）とリーズナブル！昨日の約1/3で済みました。
Ｙさん、ありがとう〜！また機会があれば来るからね〜。

一服のため、一旦外へ。既に辺りは真っ暗になっておりました。

Ｙさんのお家もこのどこかにあるのでしょうか？

地下のスーパーで今晩の飲み物と食料品のお土産を買い足して、最後にこちらのお店へ。

最後まで悩みましたが、「大物」を購入してホテルに戻ります。

時刻はもう９時近くなので、ディズニー駅（迪士尼站）方面へ行く電車はほぼ貸切です。

本日の戦利品（？）

COACHの財布は、もちろん嫁ハン用。（値段はナイショ．．．）
Samsoniteのスーツケースは私用。（というか、お土産運び用？）748HKDがさらにディスカウントして642HKD。カードで即、日本円に決済されて8,078円でした。
そして、香港ディズニーランドで購入したお土産が２袋。
中はというと・・・

コチラは自分たち用。

そして、こちらは友人・知人・親族用。

ちなみに、帰国直後の土曜日に行った、通院している歯医者さんの私担当の歯科衛生士さんにはスティッチーの、嫁ハン担当の衛生士さんにはミニーちゃんのボールペンをお土産にお渡したら、大変喜んでいただけました。ﾖｶｯﾀ、ﾖｶｯﾀ！

チップ＆ディールのＴシャツも購入しましたが、これはお世話になっている嫁ハンの友人に差し上げました。

お持ち帰りにしてもらったいんげん豆の残りをつまみに、スーパーで買ってきた缶ビールで乾杯！

荷造りをしながら、香港最後の夜は更けていくのでした。

最終日（2010年5月6日）の朝を迎えました。日本ではＧＷも終わって、みなさん今日から出勤ですが、私たちはまだ香港！でも、今回の旅行で一番の早起きです。（といっても、７時過ぎですが・・・）

早起きしたのは、チェックイン時に予約したホテル内にあるエンチャンテッド・ガーデン（Enchanted Garden／翠楽庭）でのキャラクターズ・ブレックファースト（略してキャラブレ）に行くためです。

指定時刻の８時７〜８分前に入口へ到着しましたが、まだ開いていませんでした・・・、他の数組のゲストと共にしばし待つ。


ちなみに、このときは8：00〜9：30と9：30〜11：00の２部制となっていました。料金はサービス料込みで207HKD（×12.50≒2,600円）／人。決して安くはありません・・・。

時間になって、受付開始。
なんとな〜く、待っていた順番で受付に並びます。
自分の番がきてクーポンを差し出すと、部屋番号を聞かれます。「しぃっくす、わん、わん、ふぁ〜いヴ」と告げると、受付係の人がテーブルの見取り図のようなものに蛍光ペンで消し込み、案内係の人に引継ぎます。
おかげで、スムーズに席までたどり着くことができました。さすがはディズニーランドホテルです。

席に着くと、すぐにミッキーとプルートが登場！

すると、ミッキーはいの一番に私たちのテーブルに来てくれました！！！！！

あ〜ん、もう、し・あ・わ・せ・・・
朝イチからテンションＭＡＸです。

そうは言っても、高いお金を払っているので、胃袋も満たさねば・・・

私は中華メイン＋洋＋みそ汁〜、

嫁ハンは、洋中心でオムレツも焼いてもらっていました。
（だいぶ慣れてきてるなぁ〜？）

次にテーブルに来てくれたのはデイジー。

嫁ハンは昔、「ドナルドをいじめるから、デイジーは嫌い！」とよく言っていましたが、海外ではドナルドとセットだけではなく、単体でも露出が多いので、どうも印象が変わってきたようです。

３番目に来てくれたのはグーフィー！

背後からいきなり肩に手を置かれたので、ビックリしました！

そして、最後はプルート！


４人とも、ちゃんと自分たちが行ったテーブル、行っていないテーブルを覚えていて、まんべんなく楽しませてくれます。

一通りキャラクターたちと遊んだので、野菜＆果物も摂っておかないと・・・



それでは、２巡目に突入〜！

中華なお子様たちは、待つということを知らない（教えられていない？）ようで、キャラクターが現れると後ろを付いて廻り、しきりにちょっかいを出します。
場合によっては、親が無理やり引っ張って我が子との写真を撮ったりすることも・・・

でも、そんなに心配はいりません。各キャラクターには係りのキャストが一人必ず付いていて、各テーブルでのグルーディング時にはわがままなお子様にシールをあげたりして混乱のないようにしてくれます。

ミッキーとＹオヤジ、キマッテる？

大喜びした後のミッキー！

実は私のシャツの背中に仕掛けがあったのです。

せっかく来てくれた！と思ったら、わざと嫁ハンを無視するプルート。

私がやったら、後でエライ目に遭いますが・・・

でも、プルートにはニッコニコ！ちゃ〜んと遊んでくれます。

最後にデイジー！

嫁ハン、至近距離で写真を撮っています。

で、その写真がコチラ・・・って、アップ過ぎでしょ！

楽しかった時間は、あっ！という間に過ぎ、そろそろお時間の９時半となりました。
食事代としては、決してお安くないお値段だけど、これだけキャラクターたちと楽しめれば充分に元を取れたと思います。

ちなみに、中華なゲストたちはバァ〜と来て、ガァ〜と食って、子供だけ遊ばしておいて、ちょっと写真を撮って帰っていきます。
賢明なみなさんは、ゆっくり時間いっぱい楽しみましょう！

食後、ホテルの門の外へちょっとだけ出てみる。

ホテルからパークまでは７００ｍ、一度は歩いてみたかったんですけど、嫁ハンが「絶対にイヤ！」とおっしゃるので、移動はすべてシャトルバスでした・・・

チェックアウトは１１時までなので、急いで荷造りをします。

地元のテレビでは大河ドラマ「篤姫」のコマーシャルをしきりに流していました。香港の人たちに宮崎あおいさん演じる篤姫の姿はどう映るのでしょうか？

１１時ちょうどにホテルをチェックアウトし、ベルに頼んで待機していた赤タクシーで空港に向かいます。

ちなみに、香港には「赤」「緑」「青」の３種類があり、その営業エリアで色分けされています。ディズニーランドのあるランタオ島は「青」のエリアなのですが、空港とここディズニーランドだけは例外的にすべてのタクシーに営業が認められています。
（「赤」は香港島や九龍などの中心部、「緑」は新界が営業エリア）


さよなら〜、ＨＫＤＬ〜、また来る・・・かな？

ところで、このタクシーの運ちゃん、私たちが乗るときは愛想がよかったのだが、走り始めるとハンズフリーの携帯電話でズーーーっと話しっ放し。
そして、高速道路に入ると跳ばす、跳ばす！メーターもみるみる上がる、上がる！

わずか１５分余で空港に到着。メーターは１５８ＨＫＤ、そしてスーツケース２個で＋２０ＨＫＤだとメーターに表示する。
ちょっと待て！私の出発前のリサーチでは赤タクシーでも１１０〜１２０ＨＫＤのハズ。しかも、荷物は１個５ＨＫＤのハズではなかったのか！？
まあ、だからといって、広東語はおろか英語で文句も言えるワケもなく、わずか数百円で危険な目にあっても割に合わないと判断し、１８０ＨＫＤ（×12.50≒2,250円）を運ちゃんに差し出す。
すると運ちゃん、当然のようにお釣りの２ＨＫＤをよこす素振りもない！くっそ〜、と思ったがそのままトランクからスーツケースを取り出し、さっさと空港内へ。

これって、本当は適正料金だったのでしょうか？ご存知の方がいらっしゃればお教え下さい。

ＪＡＬのカウンターがあるハズのＧカウンターに行ってみるが、大韓航空の窓口ばかり？？？
ウロウロいていると、大韓航空の窓口のお姉さんが、あっちですよ〜！みたいに指差してくれた。あぁ、時間が早過ぎてエグゼクティブクラスのところのひとつしかまだ開いてなかったのね・・・

無事チェックインして、スーツケースを預けたものの、ＪＬ７０２の出発時間は15：05、現在時刻は11：25。まだ3時間半以上もあります。さてさて、どうしたものかいな？


←香港でも上海万博を盛り上げようとしておりました。

とりあえず、新しく出来たターミナル２に行ってみる。

とっても広いんですけど、全然人がいません・・・

お店やレストランも営業中ですが、ほとんどお客さんがいません。こんなんで商売が成り立つのでしょうか？

上階からチェックインカウンターを眺めてもガラガラ〜！

暇潰しに６階にある「航空探知館（Aviation Discovery Centre）」へ行ってみましょう。観るだけなら無料です。

詳しくはコチラを参照下さい。　↓　↓
http://www.mclcinema.com/ADC/en/index.aspx

【香港ナビ】さんのリポートはコチラ　↓　↓
http://www.hongkongnavi.com/miru/103/article/

こちらは、飛行機のコックピットを再現した、コックピットシミュレーター（Cockpit Simulator）ですが、ようわからんかったし、20HKDいるみたいなのでパス。

こちらは入り口を入ってすぐ右手にある、この施設のメインの展示らしいエアスペース（Air Space）。
世界中の空を駆け巡る旅客機の中から最もメジャーな１３機種の模型が展示されています。

いきなり帰りの機内です。

って、そんな訳ねぇ〜だろ！

でも、この座席だけはご勘弁を・・・

啓徳空港の写真もたくさん展示してあります。鶴丸マークのＪＡＬ機、なつかし〜！
そういえば1983年秋から放送の堀ちえみさん主演の大映ドラマ「スチュワーデス物語」で、上官役の石立鉄男さんが「私の夢は、世界中の空を我が日本航空のスチュワーデス、赤い鶴のマークのお姉ちゃんたちでいっぱいにすることだ。」みたいなセリフを言っていた記憶があるのですが、鶴丸マークの機体がなくなってから、世界の空から赤い鶴のマークのお姉ちゃんたちの仕事場を減らしていくＪＡＬ、残念です。

各年代のキャビンアテンダントさんの写真も展示されています。アナタはどの制服がお好み？（笑）


20分くらい遊んでいましたが、その間他のお客さんは誰も来ませんでした。それもあんまり気持ち悪いので、そろそろ引き上げることにします。

ターミナル１に戻る通路の途中に大きなロッカースペースがありました。
トランジットで時間があって、中心部へ遊びに行きたいって時に使えそうです。（←って、いつ？）

初日に撮り損ねた空港バスの写真の撮影し、ＡＥＬの客務中心で３年半に亘ってお世話になったオクトパスカードを差し出し、「きゃっしゅばっく、ぷり〜ず」と言うと、デポジット分も含めた残額を返してくれました。

←おおっ、クレヨンしんちゃんもこちらでは人気なの？

お腹も減っていないし、ウロウロしても疲れるので、早めに出国審査を抜ける。

あら〜、中にもディズニーストアがあったのね。嫁ハンをしばし遊ばせて、私はベンチで休憩〜。

まだまだ時間はあるので、動く歩道でゲートに向かいましょう！

いろんな国へ行く飛行機や人々が見られて結構楽しい！

まだまだ中間地点〜！

おっ、ブリティッシュ・エアーのジャンボ！
火山灰に負けずに飛んできたのね。

成田行きのＪＡＬ機もジャンボー！でも、いつまで見られるのでしょうか？
２Ｆのエコノミー席が大好き（香港便で過去３回続けて乗りました）なのだが、関空からはもうムリでしょうね。

んんっ、とっても気になったこの飛行機。いったいどこの国の？

ご存知の方がいらっしゃったらお教え下さい。

コチラはイスラエルの飛行機ですね。

ゲート前には、浅黒い肌の男の人たちが床に横になって寝ていたので、ちょっとビビリながら撮影。

優先搭乗が始まったので、一服＆トイレを済ませて戻ってくると、嫁ハンが知らない女の人と話をしている？

この女性は香港政府観光局の人でアンケートを頼まれたのだそうな。日本語はほとんど喋れないが、アンケート用紙に日本語が併記されているので、テキトー英語を交えて回答。
どこで買い物をしましたか？との問いには「香港ディズニーランドと東湧のシティーゲートアウトレット」と答えると、お姉さん、ビックリしていました。ゆるゆる旅なので、香港経済にあまり貢献しなくてスンマセン・・・


←アンケートのお礼にこのピンバッジをいただきました。

アンケートが終わったら、もうほとんど搭乗が終わり掛かっている？！

慌てて機内に向かいます。

ほぼ定刻どおりに出発して、往きで観た映画の続きを楽しんでいると、お待ち兼ねの機内食ターイム！

コチラは嫁ハン選択の味付ごはんと煮物のメイン

そして、私のメインは「牛肉ビーフン」！って、おい！それだけかい！これにそうめんときゅうりの酢漬けのみって、あんまりじゃありません？
まして帰りは車を運転しなければならないので、アルコールはＮＧ。喉を通すにも四苦八苦。
スプライトとコカ・コーラではなんとも侘びしい・・・

食べながら窓の外に目をやると、大きな島が見えてきた。フライトマップで確認すると、ここは台湾の南の端らしい。
島を横断すると、機体は左に大きく旋回しました。香港や東南アジアに何回も旅行してきましたが、こんなルートは今までなかった気がするのだか？

沖縄上空付近で左を見てみると、大きな雲が確認できました。

さらに、高知付近にも巨大な雲が！

なるほど、これらを避けるために迂回ルートを採ったのでしょうか？さすがは「信頼の翼　ＪＡＬ」です。

そして、ＪＬ７０２は神戸空港の手前で旋回し、北側から、ほぼ定刻通り１９：４５に関空に到着。
入国審査を抜け、荷物も早めに出てきたので税関もさぁ〜と抜けて、車で阪神高速経由にて、21時過ぎには帰宅と相成りました。

ピーナッツ＆ディズニーのキャラクターたちも堪能し、最後にちょっとだけお買い物を楽しんだ「とってもゆる〜い、香港４泊５日！」の旅もこれにて終了です。今回の旅の目的だった「嫁ハン孝行」も、充分とはいえないまでもなんとか果たせたようです。

さあ、次はいつ、どんな形で香港に行こうかな？

【その１】から【その６】まで、完成に約２ヶ月を要した長々とした旅行記にお付き合い戴きましたみなさん、ありがとうございました。