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全国4万社と言われる稲荷神社の総本山,「お稲荷さん」こと,伏見稲荷大社を訪れました。<br />有名な「千本鳥居」をはじめ,大社内には無数と思えるほど朱鳥居が続いています。<br /><br />稲荷山を一周する「お山めぐり」も体験してきまし,竹林の中を通る「竹之下道」にも行ってきました。<br />ちょっとしたウォーキングにも最適です。<br />

京都を歩く(61) 伏見迷宮案内 ~朱の回廊,伏見稲荷大社を行く~

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2010/03/01 - 2010/03/01

245位(同エリア1671件中)

8

63

ぺこにゃん

ぺこにゃんさん

全国4万社と言われる稲荷神社の総本山,「お稲荷さん」こと,伏見稲荷大社を訪れました。
有名な「千本鳥居」をはじめ,大社内には無数と思えるほど朱鳥居が続いています。

稲荷山を一周する「お山めぐり」も体験してきまし,竹林の中を通る「竹之下道」にも行ってきました。
ちょっとしたウォーキングにも最適です。

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  • 全国4万社と言われる稲荷神社の総本山,伏見稲荷大社を訪ねるため,京阪電車の伏見稲荷駅へとやってきました。<br />駅も朱色を基調に作られており,さすが総本山のお膝元。<br />

    全国4万社と言われる稲荷神社の総本山,伏見稲荷大社を訪ねるため,京阪電車の伏見稲荷駅へとやってきました。
    駅も朱色を基調に作られており,さすが総本山のお膝元。

  • 裏参道(神幸道)に沿って,飲食店や土産物を売るお店がずらっと並んでいます。

    裏参道(神幸道)に沿って,飲食店や土産物を売るお店がずらっと並んでいます。

  • ここでは珍しい食べ物が売られています。<br />それはスズメとウズラ。<br />結構いいお値段します。<br />ケン○ッキーのほうがお得か?<br />

    ここでは珍しい食べ物が売られています。
    それはスズメとウズラ。
    結構いいお値段します。
    ケン○ッキーのほうがお得か?

  • 伏見稲荷大社の楼門前に到着しました。<br />創建は和銅4年(711)ということで,来年2011年が御鎮座1300年となります。<br /><br />【楼門】<br />天正17年(1589年)豊臣秀吉の造営です。<br />初代は応仁の乱で焼けてしまったらしいです。

    伏見稲荷大社の楼門前に到着しました。
    創建は和銅4年(711)ということで,来年2011年が御鎮座1300年となります。

    【楼門】
    天正17年(1589年)豊臣秀吉の造営です。
    初代は応仁の乱で焼けてしまったらしいです。

  • 楼門をくぐり中へと進みます。<br /><br />【外拝殿】<br />楼門をくぐった目の前にあるのは外拝殿です。<br />下の写真は外拝殿越しに表参道を望んでみました。<br />

    楼門をくぐり中へと進みます。

    【外拝殿】
    楼門をくぐった目の前にあるのは外拝殿です。
    下の写真は外拝殿越しに表参道を望んでみました。

  • 外拝殿を飾る釣り灯籠です。<br />変なところばかり注目してます(^-^;)<br /><br />後で知りましたが,黄道十二宮の星座を表した意匠が施されているらしいです。<br />これは水瓶座かな

    外拝殿を飾る釣り灯籠です。
    変なところばかり注目してます(^-^;)

    後で知りましたが,黄道十二宮の星座を表した意匠が施されているらしいです。
    これは水瓶座かな

  • さて,伏見稲荷大社の創建は711年,秦伊侶具が稲荷山の三ヶ峰に社をつくり,宇迦之御魂神,猿田彦命,大宮女命の三神を祀ったことに始まるとされています。<br /><br />秦伊侶具が裕福のあまり、餅を的に矢を射たところ餅は白鳥になって飛び去り、とまった山の峰に稲が生え、神として奉られ、イネナリ(稲生)からイナリとなったとされています。

    さて,伏見稲荷大社の創建は711年,秦伊侶具が稲荷山の三ヶ峰に社をつくり,宇迦之御魂神,猿田彦命,大宮女命の三神を祀ったことに始まるとされています。

    秦伊侶具が裕福のあまり、餅を的に矢を射たところ餅は白鳥になって飛び去り、とまった山の峰に稲が生え、神として奉られ、イネナリ(稲生)からイナリとなったとされています。

  • 階段を上ったところが内拝殿です。<br /><br />【内拝殿】<br />唐破風で朱塗り向拝の正面をみせます。<br />この奥には本殿があり,国の重要文化財に指定されています。<br />檜皮葺五間社流造の優美な建築で,「稲荷造り」とも呼ばれるそうです。<br />

    階段を上ったところが内拝殿です。

    【内拝殿】
    唐破風で朱塗り向拝の正面をみせます。
    この奥には本殿があり,国の重要文化財に指定されています。
    檜皮葺五間社流造の優美な建築で,「稲荷造り」とも呼ばれるそうです。

  • 稲荷神社といえばキツネ。<br />神のお使いであり,決してキツネを祀っているのではありません!<br /><br />というわけでキツネコレクション♪<br />楼門前のキツネを観察してみると,左側のキツネは鍵,右側のキツネは宝珠をくわえています。

    稲荷神社といえばキツネ。
    神のお使いであり,決してキツネを祀っているのではありません!

    というわけでキツネコレクション♪
    楼門前のキツネを観察してみると,左側のキツネは鍵,右側のキツネは宝珠をくわえています。

  • こちらは本殿前。<br />右側のキツネは稲穂をくわえています。<br />一方,左側のキツネは何もくわえていないレアものです。<br /><br />ちなみに本殿前のキツネは尻尾に宝珠を載せている,髭が(立体的に)生えているといった特徴があります。

    こちらは本殿前。
    右側のキツネは稲穂をくわえています。
    一方,左側のキツネは何もくわえていないレアものです。

    ちなみに本殿前のキツネは尻尾に宝珠を載せている,髭が(立体的に)生えているといった特徴があります。

  • このキツネは二匹が勾玉を持っていて,そこに丸い穴が開いています。<br />その穴に石が通過すると願い事が叶うといわれています。<br /><br />千本鳥居までのわき道に抜ける所に祀られているキツネで,うっかり見落としがちです。

    このキツネは二匹が勾玉を持っていて,そこに丸い穴が開いています。
    その穴に石が通過すると願い事が叶うといわれています。

    千本鳥居までのわき道に抜ける所に祀られているキツネで,うっかり見落としがちです。

  • 本題に戻り,本殿横から奥へと進んで行きましょう。<br />そうそう,その前に社務所で地図をもらうのがいいでしょう。

    本題に戻り,本殿横から奥へと進んで行きましょう。
    そうそう,その前に社務所で地図をもらうのがいいでしょう。

  • 【(上)白狐社】<br />白狐を祀る唯一の社殿です。<br /><br /><br />【(下)奥宮】<br />御祭神は稲荷大神。<br />本殿と同じく,明応の造営です。

    【(上)白狐社】
    白狐を祀る唯一の社殿です。


    【(下)奥宮】
    御祭神は稲荷大神。
    本殿と同じく,明応の造営です。

  • 【神馬舎】<br />お馬さんの像が安置されています。

    【神馬舎】
    お馬さんの像が安置されています。

  • 【神馬舎】<br />お馬さんということで人参のお供えが。<br />神域にもかかわらず庶民染みているところがここの良いところかも取れません。

    【神馬舎】
    お馬さんということで人参のお供えが。
    神域にもかかわらず庶民染みているところがここの良いところかも取れません。

  • さあ,いよいよ朱鳥居の続く道です。

    さあ,いよいよ朱鳥居の続く道です。

  • 巨大な鳥居が延々と続いています。<br />裏側には奉納された年月日が書かれていますが,ほとんどが平成に建てられたものです。<br />意外と新しいです。<br /><br />ちなみに,6号(柱直径18cm)の鳥居を奉納するのに必要な初穂料はというと,383,000円〜となっています(場所によって変わるそうです)。<br />10号(直径30cm)となると1,302,000円〜となっています。<br />

    巨大な鳥居が延々と続いています。
    裏側には奉納された年月日が書かれていますが,ほとんどが平成に建てられたものです。
    意外と新しいです。

    ちなみに,6号(柱直径18cm)の鳥居を奉納するのに必要な初穂料はというと,383,000円〜となっています(場所によって変わるそうです)。
    10号(直径30cm)となると1,302,000円〜となっています。

  • 【千本鳥居】<br />有名な千本鳥居前までやってきました。<br />引っ切り無しに参拝客&amp;観光客がやってくるので,誰も映っていない写真を撮るのはそれなりの根気が要ります。<br /><br />奥に進むのは右か左か…<br />左から行って右から戻ってくるという流れが自然にできていたので,私もその通りに流されてみました。<br />

    【千本鳥居】
    有名な千本鳥居前までやってきました。
    引っ切り無しに参拝客&観光客がやってくるので,誰も映っていない写真を撮るのはそれなりの根気が要ります。

    奥に進むのは右か左か…
    左から行って右から戻ってくるという流れが自然にできていたので,私もその通りに流されてみました。

  • 朱色のトンネルを通り抜けて行きます。<br />

    朱色のトンネルを通り抜けて行きます。

  • 鳥居の隙間から反対側の道を見てみると,こんな感じです。<br />人の這い出る隙間は無く,びっしりと鳥居が建てられています。

    鳥居の隙間から反対側の道を見てみると,こんな感じです。
    人の這い出る隙間は無く,びっしりと鳥居が建てられています。

  • 異次元の世界へ吸い込まれていくような奇妙な感じ。

    異次元の世界へ吸い込まれていくような奇妙な感じ。

  • 千本鳥居をぬけたところは通称“命婦谷”と呼ばれ,そこに奥社奉拝所があります。<br /><br />【奥社奉拝所】<br />一般には「奥の院」の名で知られています。<br />この奥社奉拝所はお山を遥拝するところで,稲荷山三ケ峰はちょうどこの社殿の背後に位置しています。

    千本鳥居をぬけたところは通称“命婦谷”と呼ばれ,そこに奥社奉拝所があります。

    【奥社奉拝所】
    一般には「奥の院」の名で知られています。
    この奥社奉拝所はお山を遥拝するところで,稲荷山三ケ峰はちょうどこの社殿の背後に位置しています。

  • 奥社奉拝所の背後には,小さな鳥居が奉納されていました。<br />

    奥社奉拝所の背後には,小さな鳥居が奉納されていました。

  • キツネの絵馬も有名ですね。<br />購入時はのっぺらぼうですが,皆さん工夫して顔を描き上げています。<br />絵心が必要なものは私はパスです…

    キツネの絵馬も有名ですね。
    購入時はのっぺらぼうですが,皆さん工夫して顔を描き上げています。
    絵心が必要なものは私はパスです…

  • 【おもかる石】<br />奉拝所の背後に,一対の石灯篭があります。<br />この灯篭の前で願い事の成就可否を念じて石灯篭の空輪(頭)を持ち上げ,そのときに感じる重さが,自分が予想していたよりも軽ければ願い事が叶い,重ければ叶い難いとする試し石です。 <br /><br /><br />「自分が予想する」というところがポイント。<br />ものすご〜く重たいと予想しておけばいいわけでしょ?<br />試してみましたが,予想通りの重さでした(≧∇≦)b OK<br />あ,ビンゴじゃだめなのか。<br />石の重さなんて一見すれば予想つくし…

    【おもかる石】
    奉拝所の背後に,一対の石灯篭があります。
    この灯篭の前で願い事の成就可否を念じて石灯篭の空輪(頭)を持ち上げ,そのときに感じる重さが,自分が予想していたよりも軽ければ願い事が叶い,重ければ叶い難いとする試し石です。


    「自分が予想する」というところがポイント。
    ものすご〜く重たいと予想しておけばいいわけでしょ?
    試してみましたが,予想通りの重さでした(≧∇≦)b OK
    あ,ビンゴじゃだめなのか。
    石の重さなんて一見すれば予想つくし…

  • さあ,奥の院の北側が「お山めぐり」のスタート地点です。<br />「お山めぐり」とは稲荷山を一周して,稲荷山三ケ峰を参拝することです。<br /><br />当然山登りとなりますので,体力に自信のない方はここで引き返すことになります。<br />あの清少納言が「キッツイな〜」といった(かもしれない)急勾配があります。<br /><br />ちなみにお山めぐりの地図も社務所に置いてありますが,取り忘れたなら先のお店で買えます。<br /><br />それでは行ってみましょう!

    さあ,奥の院の北側が「お山めぐり」のスタート地点です。
    「お山めぐり」とは稲荷山を一周して,稲荷山三ケ峰を参拝することです。

    当然山登りとなりますので,体力に自信のない方はここで引き返すことになります。
    あの清少納言が「キッツイな〜」といった(かもしれない)急勾配があります。

    ちなみにお山めぐりの地図も社務所に置いてありますが,取り忘れたなら先のお店で買えます。

    それでは行ってみましょう!

  • 最初は下りですが,すぐに上りとなります。<br />ひたすら鳥居をくぐって行きます。

    最初は下りですが,すぐに上りとなります。
    ひたすら鳥居をくぐって行きます。

  • とにかく鳥居をくぐって行きます。<br />

    とにかく鳥居をくぐって行きます。

  • 奥の院から10分ほど歩くと池にたどり着きます。<br /><br />【新池】<br />谺ケ池(こだまがいけ)との別称があります。<br />行方知れずになった人の居場所を探す時,池に向かって手を打ち,こだまが返ってきた方向に手がかりがつかめるという言い伝えがあります。<br />

    奥の院から10分ほど歩くと池にたどり着きます。

    【新池】
    谺ケ池(こだまがいけ)との別称があります。
    行方知れずになった人の居場所を探す時,池に向かって手を打ち,こだまが返ってきた方向に手がかりがつかめるという言い伝えがあります。

  • 【熊鷹社】<br />新池の近くにあるのが熊鷹社です。<br />勝運の神様を祀っています。

    【熊鷹社】
    新池の近くにあるのが熊鷹社です。
    勝運の神様を祀っています。

  • 奉納用の小鳥居でしょうか。<br />大量に置いてありました。

    奉納用の小鳥居でしょうか。
    大量に置いてありました。

  • 奥へと進みましょう。<br />鳥居は続くよ,どこまでも〜♪

    奥へと進みましょう。
    鳥居は続くよ,どこまでも〜♪

  • 【三ツ辻】<br />先へ行くには右の階段を,エスケープするには左の道を行きます。<br /><br />三ツ辻から次の四ツ辻までは400段と言われる急坂です。<br />清少納言がダウンしたのはこのあたりだとか。

    【三ツ辻】
    先へ行くには右の階段を,エスケープするには左の道を行きます。

    三ツ辻から次の四ツ辻までは400段と言われる急坂です。
    清少納言がダウンしたのはこのあたりだとか。

  • 【四ツ辻】<br />きつい階段を上りきったところが四ツ辻です。<br />お店もありますので,疲れたならここで一服しましょう。<br /><br />ちなみに写真奥に見える「仁志むら亭」は俳優の西村和彦さんの実家(が経営する店舗?)らしいです。<br />知らずに買い物してました。<br />

    【四ツ辻】
    きつい階段を上りきったところが四ツ辻です。
    お店もありますので,疲れたならここで一服しましょう。

    ちなみに写真奥に見える「仁志むら亭」は俳優の西村和彦さんの実家(が経営する店舗?)らしいです。
    知らずに買い物してました。

  • 【四ツ辻】<br />四ツ辻が休憩場所に良い理由はここからの景色です。<br />晴れていれば京都の街並みを眺めることができます。<br />方角的には西側でしょうか。

    【四ツ辻】
    四ツ辻が休憩場所に良い理由はここからの景色です。
    晴れていれば京都の街並みを眺めることができます。
    方角的には西側でしょうか。

  • 来た道を除く三本の道のうち,中央の道と右の道はつながっており,稲荷山を一周するコースです。<br />左へ行く道は東福寺,泉涌寺方面へ抜けることが出来ます。<br /><br />私は中央の道を行きました。<br />こちらのほうが楽だという情報を仕入れていたので。

    来た道を除く三本の道のうち,中央の道と右の道はつながっており,稲荷山を一周するコースです。
    左へ行く道は東福寺,泉涌寺方面へ抜けることが出来ます。

    私は中央の道を行きました。
    こちらのほうが楽だという情報を仕入れていたので。

  • 四ツ辻から少し歩くと眼力社(がんりきしゃ)に到着します。<br />通称「京都伏見の眼力さん」<br /><br />【眼力社】<br />眼力大神を祀っており,「眼の病が良くなる」「先見の明・眼力が授かる」というご利益があると古くから伝わっています。<br />商売人,企業経営者,相場関係者,そして入進学を控えた学生さんがお詣りに訪れるそうです。

    四ツ辻から少し歩くと眼力社(がんりきしゃ)に到着します。
    通称「京都伏見の眼力さん」

    【眼力社】
    眼力大神を祀っており,「眼の病が良くなる」「先見の明・眼力が授かる」というご利益があると古くから伝わっています。
    商売人,企業経営者,相場関係者,そして入進学を控えた学生さんがお詣りに訪れるそうです。

  • 奇妙な体勢をしたキツネが目印です。

    奇妙な体勢をしたキツネが目印です。

  • 【御膳谷】 <br />稲荷山三ヶ峰の北背後にあたり,往古はここに神饗殿(みあえどの)と御竈殿(みかまどの)があって三ヶ峰に,神供をしたところと伝えられています。<br /><br />三つの峰の渓谷がここに集まって一の峰、二の峰、三の峰を拝する要の場所です。<br />

    【御膳谷】
    稲荷山三ヶ峰の北背後にあたり,往古はここに神饗殿(みあえどの)と御竈殿(みかまどの)があって三ヶ峰に,神供をしたところと伝えられています。

    三つの峰の渓谷がここに集まって一の峰、二の峰、三の峰を拝する要の場所です。

  • 御膳谷の先へと進みます。<br />鳥居が作る道を歩いて行くだけなので,迷いはしません。<br />でも方向感覚が失われ,どの方角に向かって歩いているのか全くわかりませんでした。

    御膳谷の先へと進みます。
    鳥居が作る道を歩いて行くだけなので,迷いはしません。
    でも方向感覚が失われ,どの方角に向かって歩いているのか全くわかりませんでした。

  • 【薬力社】<br />薬力大神を祀る,通称「伏見稲荷の薬力さん」。<br />無病息災、薬効、薬害防止などのご利益があるそうです。<br /><br />ご神水で薬を飲むと薬効が増すそうです。<br />またご神水でゆがいたゆで卵も売っています。<br />

    【薬力社】
    薬力大神を祀る,通称「伏見稲荷の薬力さん」。
    無病息災、薬効、薬害防止などのご利益があるそうです。

    ご神水で薬を飲むと薬効が増すそうです。
    またご神水でゆがいたゆで卵も売っています。

  • 【長者社と御釼社】<br />謡曲に三条小鍛冶宗近が勅命を蒙り,山中で稲荷大神の助けを得て,名刀小狐丸を鍛えたと語られています。<br />力鍛冶,刃物業者の信仰が篤い社です。 <br />

    【長者社と御釼社】
    謡曲に三条小鍛冶宗近が勅命を蒙り,山中で稲荷大神の助けを得て,名刀小狐丸を鍛えたと語られています。
    力鍛冶,刃物業者の信仰が篤い社です。

  • 【釼石(長者社神蹟)】 <br />その時の名剣を鍛えるのに用いたのが,御身体の岩だと伝えられています。<br />

    【釼石(長者社神蹟)】
    その時の名剣を鍛えるのに用いたのが,御身体の岩だと伝えられています。

  • 【約200段の階段】<br />釼石(長者社神蹟)〜一ノ峰(上之社神蹟)へと続く階段は,清少納言が枕草子で大変に苦しい思いをしたと書いているほど急勾配です。<br />

    【約200段の階段】
    釼石(長者社神蹟)〜一ノ峰(上之社神蹟)へと続く階段は,清少納言が枕草子で大変に苦しい思いをしたと書いているほど急勾配です。

  • 階段を上りきったところが一ノ峰です。<br /><br />【一ノ峰(上之社神蹟)】 <br />ここは稲荷山の最高峰(標高233m)です。<br />ここを末広大神と崇める信仰があります。

    階段を上りきったところが一ノ峰です。

    【一ノ峰(上之社神蹟)】
    ここは稲荷山の最高峰(標高233m)です。
    ここを末広大神と崇める信仰があります。

  • 一ノ峯からは順番に回って行きます。<br /><br />【二ノ峰(中之社神蹟)】<br />ここは青木大神と崇められています。

    一ノ峯からは順番に回って行きます。

    【二ノ峰(中之社神蹟)】
    ここは青木大神と崇められています。

  • 【間ノ峰(荷田社神蹟)】<br />ここでは珍しい石鳥居です。<br />

    【間ノ峰(荷田社神蹟)】
    ここでは珍しい石鳥居です。

  • 【三ノ峰(下之社神蹟)】 <br />白菊大神と崇められています。<br />

    【三ノ峰(下之社神蹟)】
    白菊大神と崇められています。

  • ところで,一ノ峯から三ノ峯ではおみくじが置いてあります。<br />ちょっと覗いてみました。

    ところで,一ノ峯から三ノ峯ではおみくじが置いてあります。
    ちょっと覗いてみました。

  • ここのおみくじ見慣れないものがたくさんあります。<br />例えば,<br />「吉凶未分末大吉(よしあしいまだわからずすえだいきち)」,<br />「大大吉(だいだいきち)」,<br />「吉凶相央(きちきょうあいなかばす)」<br />など。<br />いったいどれが一番良いのかさっぱり…<br />

    ここのおみくじ見慣れないものがたくさんあります。
    例えば,
    「吉凶未分末大吉(よしあしいまだわからずすえだいきち)」,
    「大大吉(だいだいきち)」,
    「吉凶相央(きちきょうあいなかばす)」
    など。
    いったいどれが一番良いのかさっぱり…

  • 三ノ峯を過ぎると,再び四ツ辻に戻ってきます。<br />三ツ辻経由で下山します。

    三ノ峯を過ぎると,再び四ツ辻に戻ってきます。
    三ツ辻経由で下山します。

  • 奥の院に到着する少し手前で,伏見神宝神社へと寄り道します。

    奥の院に到着する少し手前で,伏見神宝神社へと寄り道します。

  • 【伏見神宝神社】<br />御祭神は天照大神と稲荷大神。<br /><br />神社の由緒略記には<br />「我が国最古至尊の神器十種神宝の御守を授け給いて<br />太陽系大宇宙展開の真理を示し訓へ給う天地の太祖と崇め奉る天照大御神を主祭神として奉斎してあり併せて神器十種神宝が奉安してあります」<br />と書いてあります。

    【伏見神宝神社】
    御祭神は天照大神と稲荷大神。

    神社の由緒略記には
    「我が国最古至尊の神器十種神宝の御守を授け給いて
    太陽系大宇宙展開の真理を示し訓へ給う天地の太祖と崇め奉る天照大御神を主祭神として奉斎してあり併せて神器十種神宝が奉安してあります」
    と書いてあります。

  • 目に付いたのは「叶雛(かなえびな)」です。<br />千代紙の神衣に心願が叶うように願います。<br />

    目に付いたのは「叶雛(かなえびな)」です。
    千代紙の神衣に心願が叶うように願います。

  • 【竹之下道】<br />神社脇の竹之下道へと行ってみました。

    【竹之下道】
    神社脇の竹之下道へと行ってみました。

  • 【竹之下道】<br />立派な竹林の間を歩いていけます。<br />いい風景ですが,金網が残念…

    【竹之下道】
    立派な竹林の間を歩いていけます。
    いい風景ですが,金網が残念…

  • どこにつながっているのか興味あります。<br />いずれ歩くことはあるでしょう。

    どこにつながっているのか興味あります。
    いずれ歩くことはあるでしょう。

  • 【伏見神宝神社】<br />神社に引き返して境内を歩いてみると,絵馬を見つけました。<br />かぐや姫?

    【伏見神宝神社】
    神社に引き返して境内を歩いてみると,絵馬を見つけました。
    かぐや姫?

  • 【伏見神宝神社】<br />これも竹。

    【伏見神宝神社】
    これも竹。

  • 【伏見神宝神社】<br />ここにも「かぐや姫」の名がありました。<br />この地が,竹取物語と関係があるかは知りませんが,そう思わせるような「竹林の静宮」でした。

    【伏見神宝神社】
    ここにも「かぐや姫」の名がありました。
    この地が,竹取物語と関係があるかは知りませんが,そう思わせるような「竹林の静宮」でした。

  • 【千本鳥居】<br />伏見神宝神社をあとにし,再び千本鳥居前に来ました。<br />「逆行」しないよう,引き返すときは行きとは異なる道を進みました。

    【千本鳥居】
    伏見神宝神社をあとにし,再び千本鳥居前に来ました。
    「逆行」しないよう,引き返すときは行きとは異なる道を進みました。

  • 【表参道・一ノ鳥居】<br />最後は表参道へ。<br />伏見稲荷で一番大きな鳥居はこの一ノ鳥居です。

    【表参道・一ノ鳥居】
    最後は表参道へ。
    伏見稲荷で一番大きな鳥居はこの一ノ鳥居です。

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この旅行記へのコメント (8)

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  • 熱帯魚さん 2010/06/23 15:04:05
    圧巻ですね!
    ぺこにゃんさん

    こんにちは。
    赤い鳥居が圧巻ですね。あんなに沢山あるとは!
    驚きでした。

    個人的に気になったのはキツネさんたちです。
    鍵を持っていたり、何か意味があるんでしょうね、きっと。
    うーん、神秘的です。

    ぺこにゃん

    ぺこにゃんさん からの返信 2010/06/23 23:06:21
    RE: 圧巻ですね!
    熱帯魚さん,こんばんは。

    > こんにちは。
    > 赤い鳥居が圧巻ですね。あんなに沢山あるとは!
    > 驚きでした。

    伏見稲荷大社のHPによると,約1万基(!)の鳥居があるそうです。
    これ以上建てられないだろうというぐらい,ビッシリと建てられています。


    > 個人的に気になったのはキツネさんたちです。
    > 鍵を持っていたり、何か意味があるんでしょうね、きっと。
    > うーん、神秘的です。

    どういう意味があるか,さすがに調べられませんでした。
    稲荷山にはいたるところにキツネさんがいます。
    良く探せばレアなキツネさんがいるかもしれませんね。

    ぺこにゃん
  • たらよろさん 2010/06/21 21:21:58
    うわ〜〜〜こんな狐さんいたんだ・・・
    こんばんわ〜〜

    伏見稲荷大社の旅行記に遊びに来てます。

    千本鳥居から先が結構ハードですよね〜
    私、あんなに続いているとは露知らず、
    先へ先へと進み2時間以上歩き続けた記憶が。。。
    ぺこにゃんさんもいっぱい歩かれたんでしょうね。
    本当にいい運動になります。

    それにしても、こんな狐さんいたんだ〜〜〜
    確かに見落としがちだと思います。
    今度行く時があったら、この狐さん探してみようと思います。

      たらよろ

    ぺこにゃん

    ぺこにゃんさん からの返信 2010/06/21 23:22:05
    RE: うわ〜〜〜こんな狐さんいたんだ・・・
    たろよろさん,こんばんは。

    > 千本鳥居から先が結構ハードですよね〜
    > 私、あんなに続いているとは露知らず、
    > 先へ先へと進み2時間以上歩き続けた記憶が。。。
    > ぺこにゃんさんもいっぱい歩かれたんでしょうね。
    > 本当にいい運動になります。

    千本鳥居までは問題ないですけど,その先は苦労しました。
    標高は低くても,傾斜がきついと登るのは大変です。
    甘く見ていました。
    何度お店の中に吸い込まれそうになったことか…

    > それにしても、こんな狐さんいたんだ〜〜〜
    > 確かに見落としがちだと思います。
    > 今度行く時があったら、この狐さん探してみようと思います。

    女性3人組が一生懸命硬貨を投げているのを見て気づきました。
    姿が面白いですよね。
    これだけ広いと行くたびに新しい発見がありそうです。
    次に行くときはいろいろ歩き回ってみます。

    ぺこにゃん
  • とめきちさん 2010/06/21 09:30:01
    あらら?
    タイトルに惹かれてページを開けたら…
    あらら・ぺこにゃんさんじゃない。
    あれまあ。
    こういうこともあるのね〜。
    京都にドライブに行き始めて30年、考えたら伏見稲荷に参ったことがない。
    はあ〜、縁がないんかなあ?

    ぺこにゃん

    ぺこにゃんさん からの返信 2010/06/21 23:12:01
    RE: あらら?
    とめきちさん,こんばんは。

    > タイトルに惹かれてページを開けたら…
    > あらら・ぺこにゃんさんじゃない。
    > あれまあ。
    > こういうこともあるのね〜。

    ミーハーなので,有名どころには一度は行っておかないと。
    3月に行ってきたので,遅めのアップとなりました。

    > 京都にドライブに行き始めて30年、考えたら伏見稲荷に参ったことがない。
    > はあ〜、縁がないんかなあ?

    地理的にちょっと不便なところにありますよね。
    初詣なんかは凄い人だし,なかなか行く機会はないですよね。

    ぺこにゃん
  • motoさん 2010/06/20 15:39:20
    はじめまして
    はじめまして。

    度々旅行記を拝見しながらコメントを残さず
    退散してましたが、ここの鳥居や竹の写真が
    気にいってコメントさせていただきました。
    いいスポットですね!
    京都は詳しくないので、参考になりました。

              moto

    ぺこにゃん

    ぺこにゃんさん からの返信 2010/06/21 00:37:49
    RE: はじめまして
    motoさん,はじめまして。
    ご訪問ありがとうございます。

    > はじめまして。
    >
    > 度々旅行記を拝見しながらコメントを残さず
    > 退散してましたが、ここの鳥居や竹の写真が
    > 気にいってコメントさせていただきました。
    > いいスポットですね!
    > 京都は詳しくないので、参考になりました。

    伏見稲荷大社の鳥居は一度見てみたいと思っていました。
    どこまでも鳥居が続いていく光景は凄いですよ。
    竹之下道は一転緑の世界。
    両者のギャップを楽しめました。
    観光スポットからは外れていますが,時間があれば是非訪ねて欲しいところですね。

    ぺこにゃん

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