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伝香寺は,戦国時代の大名,筒井順慶の菩提所として建立されました。<br />ここには奈良三名椿の一つ「散り椿」があります。<br />桜の花びらの如く,一枚一枚散る椿です。<br /><br />

その散り様,武士(もののふ)の如し 奈良三名椿・伝香寺の「散り椿」

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2010/03/14 - 2010/03/14

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ぺこにゃん

ぺこにゃんさん

伝香寺は,戦国時代の大名,筒井順慶の菩提所として建立されました。
ここには奈良三名椿の一つ「散り椿」があります。
桜の花びらの如く,一枚一枚散る椿です。

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  • 近鉄奈良駅の南東,やすらぎの道沿いにある伝香寺へとやってきました。<br />ここには奈良三名椿の一つ「散り椿」があります。<br /><br />ちなみに残りの2つは東大寺「糊こぼし椿」と白毫寺「五色椿」です。<br /><br />

    近鉄奈良駅の南東,やすらぎの道沿いにある伝香寺へとやってきました。
    ここには奈良三名椿の一つ「散り椿」があります。

    ちなみに残りの2つは東大寺「糊こぼし椿」と白毫寺「五色椿」です。

  • さて,伝香寺は戦国時代の大名,筒井順慶の菩提所として建立されました。<br /><br />拝観終了10分前にやってきたので,お寺の外観を撮るのを忘れ,最初のつかみの写真がありません…

    さて,伝香寺は戦国時代の大名,筒井順慶の菩提所として建立されました。

    拝観終了10分前にやってきたので,お寺の外観を撮るのを忘れ,最初のつかみの写真がありません…

  • ここに来た目的は「散り椿」。<br />探すまでもなく,目の前に堂々と咲き誇っていました。

    ここに来た目的は「散り椿」。
    探すまでもなく,目の前に堂々と咲き誇っていました。

  • この椿は色まだ盛んなときに,桜の花びらのごとく一枚一枚散ります(椿は花ごと落ちることが多い)。<br /><br />この潔さが若くして没した筒井順慶になぞらえ,「武士(もののふ)椿」とも呼ばれています。<br />

    この椿は色まだ盛んなときに,桜の花びらのごとく一枚一枚散ります(椿は花ごと落ちることが多い)。

    この潔さが若くして没した筒井順慶になぞらえ,「武士(もののふ)椿」とも呼ばれています。

  • 苔の緑にピンクの花びらが良く映えます。

    苔の緑にピンクの花びらが良く映えます。

  • 筒井順慶の母である芳秀尼が供養に植えた椿が存続し,三代目,四代目の椿が今ここで咲いています。<br />

    筒井順慶の母である芳秀尼が供養に植えた椿が存続し,三代目,四代目の椿が今ここで咲いています。

  • 時間がなかったのですが,本堂にお邪魔しました。<br />ここではボランティアの方が丁寧に説明してくださいました。

    時間がなかったのですが,本堂にお邪魔しました。
    ここではボランティアの方が丁寧に説明してくださいました。

  • 手前の衣装を着ているのが,裸形地蔵菩薩(通称はだか地蔵尊)です。<br /><br />右手に錫杖,左手に宝珠を載せる姿ですが,着衣を彫刻されずに作製されており,実際の着衣を着させます。<br />毎年新調しているそうです。<br /><br />特別公開ということで,本堂で拝見することが出来ました。

    手前の衣装を着ているのが,裸形地蔵菩薩(通称はだか地蔵尊)です。

    右手に錫杖,左手に宝珠を載せる姿ですが,着衣を彫刻されずに作製されており,実際の着衣を着させます。
    毎年新調しているそうです。

    特別公開ということで,本堂で拝見することが出来ました。

  • 地蔵菩薩の背後にあるのが,本尊の釈迦如来像です。

    地蔵菩薩の背後にあるのが,本尊の釈迦如来像です。

  • 再び境内に戻ります。<br />椿が西日に照らされていました。

    再び境内に戻ります。
    椿が西日に照らされていました。

  • これから開花する花もあり,もう少しの期間楽しめそうでした。

    これから開花する花もあり,もう少しの期間楽しめそうでした。

  • 二尊石仏。

    二尊石仏。

  • 白毫寺は2月末に訪れていますので,これで2つ目制覇です。<br />その旅行記はこちら。<br />http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10437460/<br /><br />残すのは東大寺「糊こぼし椿」のみ。<br />

    白毫寺は2月末に訪れていますので,これで2つ目制覇です。
    その旅行記はこちら。
    http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10437460/

    残すのは東大寺「糊こぼし椿」のみ。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • ゆうこママさん 2010/03/16 22:20:46
    伝香寺椿の散りざま
    ぺこにゃんさん、こんばんは。

    うれしい奈良旅行記の続きは、伝香寺でしたか。
    地蔵菩薩でその名は知っていましたが、
    未だ訪れたことなく、興味深く拝見しました。
    筒井順慶ゆかりの寺であること、全く知りませんでした。
    緑の面に散る花びらと、そこに注ぐ陽の陰影。
    美しい。

    そうそう、先日、白毫寺旅記を拝見し、
    行きたい行きたいと念じておりましたら、思わぬところからお誘いが。
    椿には間に合いそうにありませんが、
    ぺこにゃんさんオススメの風景を楽しんこようと思います。

    ぺこにゃん

    ぺこにゃんさん からの返信 2010/03/16 23:52:41
    RE: 伝香寺椿の散りざま
    ゆうこママさん,こんばんは。

    > うれしい奈良旅行記の続きは、伝香寺でしたか。
    > 地蔵菩薩でその名は知っていましたが、
    > 未だ訪れたことなく、興味深く拝見しました。
    > 筒井順慶ゆかりの寺であること、全く知りませんでした。
    > 緑の面に散る花びらと、そこに注ぐ陽の陰影。
    > 美しい。

    私も伝香寺,散り椿の名前は最近知ったばかりです。
    別の用事で奈良を訪れた帰りに立ち寄りました。
    知る人ぞ知る名スポットですね。

    筒井順慶って皆さん知っているんですね。
    私は日本史は選択しなかったものですから,サッパリです。

    > そうそう、先日、白毫寺旅記を拝見し、
    > 行きたい行きたいと念じておりましたら、思わぬところからお誘いが。
    > 椿には間に合いそうにありませんが、
    > ぺこにゃんさんオススメの風景を楽しんこようと思います。

    古寺の雰囲気を味わってきてくださいね。
    振り向かずに境内までの階段を登り切り,後ろを振り返るのが良いですよ。

    ぺこにゃん

  • zzr-cさん 2010/03/16 12:12:36
    椿の花びら
    ぺこにゃんさま こんにちは

    zzr-cです。

    その散り様、武士の如し 奈良三名椿・伝香寺の「散り椿」
    見させていただきました。

    椿というと花ごと落ちてしまうと思っていましたが
    (実際近所のは落ちてます)

    花びらで絨毯のようですね!

    筒井順慶は戦国武将か大名で
    確か織田信長に臣従した教養人でしたかね?

    zzr-c



    ぺこにゃん

    ぺこにゃんさん からの返信 2010/03/16 23:46:57
    RE: 椿の花びら
    zzr-cさん,こんばんは。
    毎度ありがとうございます。

    > その散り様、武士の如し 奈良三名椿・伝香寺の「散り椿」
    > 見させていただきました。
    >
    > 椿というと花ごと落ちてしまうと思っていましたが
    > (実際近所のは落ちてます)
    >
    > 花びらで絨毯のようですね!

    「散り椿」の存在は最近知ったのですが,名前だけでどんなものかは知りませんでした。
    ピンクの花びらが,緑の苔に散っている様は綺麗でしたね。

    > 筒井順慶は戦国武将か大名で
    > 確か織田信長に臣従した教養人でしたかね?

    そうらしいですね。
    私は日本史には疎いもので,名前を聞いてもサッパリでした。
    zzr-cさんは博学でいらっしゃる。
    私ももう少し勉強しないと…

    ぺこにゃん

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