2010/01/05 - 2010/01/06
260位(同エリア383件中)
tajiさん
1月5日(火)
猪苗代の『リステル猪苗代』に家族・義父母と6名で行く。
http://www.listel-inawashiro.jp/
3年連続ここで正月スキー。
ここは、本当に安くて家族旅行には助かる。
宿泊費(1泊)、レンタルスキー・ウェアー、リフト代(何と次の日の夕方まで使える2日分)、2食(朝・夕)
もちろん、温泉入り放題で、大人一人9800円!!。こども(小学生まで)はそこから2000円引き。
というプランhttp://www.kingtour.com/ski/hit/027risuteru.htm
を毎年予約していたのだが、我が家は夕食は部屋で自分たちで好きな物を作って(鍋やすき焼き、お好み焼きなど)
食べるので、夕食代分、上記の値段だから2000円、毎年引いてもらっていたんだけど,今年はどの旅行プランも夕食を食べなくても値段は変わらなくなってしまった。
しかし、ホテルからはがきが来ていたので電話して、同じ様なプランから夕食代を引いてもらえるか聞いた所、
OKと言う事で、今年も大人一人7800円。スキーをしない義父母は5300円。小学生の息子は5800円。幼稚園の娘は3500円の6名で計35000円。お酒や飲み物、夕食代はかかるが、本当にスキーをするには格安のホテル。ゲレンデも目の前だし。
毎年、スキーのモーグルワールドカップも開かれるゲレンデなのでしっかりしているし、コースは少ないけど初心者・中級者には十分。
3日夜から、妻の実家に泊まり、5日の朝10時頃出発。
東北自動車道から郡山で磐越自動車道に乗り換え、幾つかのトンネルを抜けると
どんどん雪景色になっていく。猪苗代磐梯ICで降り、国道117号線のヨークベニマルの裏のイオンドールで
今夜の夕食のお好み焼きの具材やお酒、ジュースの買い出し。
11時30分頃にホテル着。毎年、ホテル正面前の更衣室で着替え、レンタルをする。
早速、僕と妻、息子はスキー。義母が娘を見てくれ、義父はプラプラ時間を潰す。
息子は一人で勝手にリフトに乗って行けるので、妻と2人でリフトに乗り、2回目のリフトに乗って
これからガンガン滑ろう、と思った矢先、妻がリフトを降りる時にうまく降りられず、転び肩を脱臼してしまった。
最初、後ろから『痛い!!』という悲鳴が聞こえ、“何やってんだよ、、。”と思って振り向くと
うずくまって起きない。かなり痛そうなので、リフトの係員を呼び見てもらうと
すぐにレスキューを呼ぶ事になってしまった。俺は何も出来ずに見守るしかなく、
こんな事も滅多に無いのでずっとビデオと写真を撮っていた。
雪が降りしきる中、重病患者の様に棺桶みたいにソリに乗って下のレスキュー小屋まで降りて行く。
小屋で、幾つかの病院に電話してもらい、『脱臼している様なので』とちゃんと説明してもらい
車で5分位の接骨院を紹介される。脱臼してから、病院に着くまでかれこれ1時間ぐらいかかった。
30分ぐらい待ってから、レントゲンを撮りやっと医者に見てもらえる事に、、。
やたら右翼関連の雑誌が置いてあり、日教組・朝日新聞を糾弾する記事や雑誌の切り抜きが
廊下に張ってある奇妙な医院なのでどんな医者が来るか興味深かった。
ひげ面の医者が入ってきて一言。『これは病院に行かないとダメだね。』と言うので“そうなんですよ。
だから来ました。”と言うともう一度『病院に行かないと』と言うので、?。
コイツは『うちじゃ、脱臼した肩は入れられない』とほざく。“ここは、病院じゃないのか?
ホテルから電話でちゃんと脱臼している様だ、と説明されて、その上で受け入れたんじゃないのか?”
と言うと、『見るだけで受け入れた』とのたまう。ブチ切れ“誰が電話を受けて受け入れたんだ!!”と
怒鳴ると、やっとひげ面が、“やばい”と思ったのかそれまでの寝ぼけた顔から態度が変わる。
“ふざけるな、出来ないなら他の医者をすぐに手配しろ!”と言うと会津中央病院http://www.onchikai.jp/
を手配してくれる。“今度から、スキーで脱臼した患者は絶対に受け入れるな!!”と捨て台詞を
残して、会津若松に向かう。猪苗代・N医院はスキーする人要注意ですよ。
可哀想なのは妻だ。国道49号線・越後街道を猪苗代湖を眺めながら通り、
結局、脱臼してから3時間以上、悶絶しながらやっとまともな“病院”に着いた。
病院の“コンシェルジュ”で受付をすると、すぐに先生が来て、数秒で妻の肩を入れてくれた。
入れるときは痛みも全く無かったらしい。30代だと、脱臼の再犯率は80%を超すらしく、
腕用のコルセットを地下のファミリーマートで1万円で購入。これから3週間妻は、『小さく前習え』をして過ごす事に
なる。40代の僕の再犯率は筋肉が固くなるので10%無いらしい。こんな所で年齢を感じるとは、、。
ちょっと笑ったのは、妻と同じ脱臼の患者が他に2人も居た事。みんな、肩を入れてもらえる前は死にそうな顔をしているのに
入れてもらうとすぐに笑っていたのが印象的だった。
そういえば、昼飯も食べずに4時ぐらいになっていたので、ファミリーマートの隣のexcelsior caféでサンドイッチを
義父と3人で食べる。隣に足をバイクで複雑骨折したお兄ちゃんが居て少し話す。
子供達や義母が凄く心配しているので早く帰りたかったが、処方箋が出るまで1時間ほど待ち、
ホテルに戻ったのは6時を過ぎていた。
ホテルで義父にお好み焼きを作ってもらい、たらふく食べ風呂から戻ると
部屋中紅花油の匂いが充満していた。
スキーはほとんど出来なかったが、正月から印象深い旅行になった。
1月6日(水)
朝は、新館の宴会場でバイキング。
色々な物を食べ、この日は昨日出来なかったスキーを堪能した。
コースに出る前に部屋の前のなだらかな坂で娘を股の間で抱きながら、スキーをさせる。
初めてのスキーだったが、面白がってくれて、ゲレンデで初スキーをする気になった。
息子とすぐに中級コースに行き、5・6本滑ってから、娘と初リフトに乗り、一緒にスキーをする。
股にはさんでずっと中腰なので疲れるが、娘が楽しんでくれるので楽しかった。
5本滑ったが、2本目にリフトから片足のスキー板を落とす。
4本面にバランスを崩し娘と一緒に転んでしまい、かばうため顔から雪に突っ込み顔に傷を負う。
娘を下敷きにしなくて良かった。
腕コルセットを付けている妻は、ずっとゲレンデ下のセンターハウスで見学。
昼飯はカレーを食べる。
2時頃まで滑り、心地よい疲れの中今回は温泉に入らず妻の実家に帰る。
途中、郡山で降り4号線沿いの『うまい鮨勘』http://www.sushikan.co.jp/
にみんなで寄ってから帰る。
いつも通り“あなご1本にぎり”わさび塩で食べた。
そういえば、去年はスキーの帰り、白川のラーメン屋『とら食堂』に寄って帰ったな,,.。
後厄の妻はこの脱臼で厄を抜けるといいな。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
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雪が降りしきるゲレンデをリフトから。
前に息子が一人で乗っている。 -
初級コースの滑り出し。
この時点では妻も、脱臼するなんて想像していなかったろう。
今年最初で最後のスキーのショット。 -
レスキューに様子をみてもらう妻。
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包帯で三角巾をつくってもらう。
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ソリに乗せられる妻
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棺桶の様なソリに乗せられる妻。
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上にはカバーを掛けられ、この格好でソリを押して行って
もらい下まで降りた。 -
レスキュー小屋で痛がる妻
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レスキューから手配してもらった
接骨医院の待合い廊下。
廊下一面に、様々な右翼雑誌が置いてある。 -
レントゲンを撮った後、まさか脱臼を入れられない
ヤツが来ると思わず、これで楽になれると思いながら
痛がっている妻。 -
会津中央病院ですぐに脱臼を入れてもらい
3時間以上の苦痛から解放され
笑顔の妻と付き添ってくれた義父。 -
長い時間、脱臼していたため、腕の骨と肩甲骨の間に
隙間が広がってしまったレントゲン写真。 -
リステル猪苗代・本館の部屋。
キッチンと寝室用の和室(4畳半ぐらい)が付いていて
4人で泊まるには十分。
義父母用にもう一部屋隣に部屋を取った。
それでも値段は一緒。 -
リステル猪苗代の全景
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部屋に戻り、義父がお好み焼きを焼いてくれた。
我が家はお好み焼きを醤油に胡椒をたっぷり入れ、
それを付けて食べます。 -
こんがり焼けたお好み焼き。
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娘が書いた、妻が泣いている絵。
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お好み焼きを焼いている間、
部屋の前でカマクラを作る兄妹。 -
作ったカマクラに入る兄妹
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新館・ウィングタワーの露天風呂。
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新館の大浴場
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朝、バイキングで食べた朝食
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朝食後、部屋の前の坂で娘に
玩具のスキー板を履かせ初スキー -
この日最初の中級コースにビビる息子。
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転びまくりながら降りてくる息子。
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中級コース
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これから、初滑りで気合いの入る娘。
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娘の初リフト
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しっかり手すりを握る娘。
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初滑り。
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スキーを片足、リフトから落としてしまった娘。
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滑り終えて、ホッとした娘と2ショット。
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中級コースに向かうリフトから
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慣れて余裕の息子。
いつの間にか、ウェアを義母のに借りた物と
代えていた。 -
中級の途中で猪苗代湖をバックに記念写真。
息子の手がフレームインしている。 -
初級コース。
ウィングタワーが下に見える。 -
下から初級コースを撮る。
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レンタル場所
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帰り道、いつの間にか吹雪いている。
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地吹雪が起きているが
分かるかな、、。 -
凄い雪になっていた。
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皆で鮨を食べるの図。
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