2008/10/27 - 2008/10/27
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とにーさん
2008年10月、かねてから行ってみたいと憧れていたイタリアへ、念願叶って飛び立つ日がやって来ました。
今回の相棒はままではなく、サッカーバカことShinです。
旅程は次の様に初めてらしく王道ルートを回りました!!!
10/25(土)関空→アムステルダム→ミラノ
10/26(日)ミラノ観光→ヴェネツィア
10/27(月)ヴェネツィア観光
10/28(火)ヴェネツィア→フィレンツェ、観光
10/29(水)シエナ観光、フィレンツェにてサッカー観戦
10/30(木)フィレンツェ→ローマ、途中オルヴィエート、チヴィタ観光
10/31(金)ローマ観光
11/ 1(土)ローマ観光
11/ 2(日)ローマ→関空
とうとう物欲の島ヴェネツィアへと足を踏み入れたとにーとShin。
今日はヴェネツィアを見て回ります★★★
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 船
-
10/27(月)7:00 起床。
ままとだと早起きだけど、α波垂れ流しのShinとだと早くは起きれません。
今日はけっこう寒いです。
Veneziaはまだまだ北のほうなので仕方ないかな?
窓を開けるとすぐ外に小運河が通っていて船が行き交っています。
ま〜ヴェネツィアらしい風景だわ。
8:001階に降りると朝食一番乗りでした。
クロワッサンにはやっぱりジャムが入ってる・・・普通のパンにハムとチーズが一番美味しいです、はい。
後、コーンフレークとヨーグルト、クッキーやケーキもあります。
イタリア人は甘いものが好きだね、本当。
暖かい飲み物はチョコラータがあったのでそれを頼みました♪幸せ♪ -
8:40ホテルを出発。
今日明日は二連泊なので荷物は置きっぱなし。
ホテルからセスティエーレ・サン・マルコ通りへ出て、まずは「サン・マルコ広場」へ向かいます。
小運河に架かる橋を渡ると正面に「モイゼ教会(モーゼの教会)」のファサードが。
この広場に妙な机のような板のようなものがたくさん積んであって、なんだろうと思いながら通り過ぎました(後から出てきます(笑))。
ちなみに、この教会の左脇の道を抜けて突き当りが「ナポレオン翼」です。 -
8:50真っ直ぐ行って「ナポレオン翼」をくぐると、昨夜通った「サン・マルコ広場(Piazza San Marco)」へとやって来ました。
ナポレオンをして「世界で最も美しい広場」と言わしめた広場も、朝が早いので人は少ないですが、鳩はたくさんたむろしてます。
落し物には注意です、はい。
この広場はヴェネツィア共和国の昔から政治、行政、宗教の中心であり、海からの玄関口でもあった場所。
周囲を回廊のある建物に囲まれ、正面に「サン・マルコ寺院」と「大鐘楼」、その右奥に「ドゥカーレ宮殿」があります。
ヴェネツィアでは広場は方言でcampo(カンポ)と呼ばれるが、この広場だけは別格でpiazza(ピアッツァ)と呼ばれているそうで、ヴェネツィアの人達がこの広場をどれだけ特別に思っているかがよくわかりますね。 -
寺院に向かって広場左手にあるアーチを有する建物は「旧行政館」で、その奥には「時計塔Torre dell’Orologio」があります。
15世紀に設計されたこの塔の下をくぐるとリアルト橋へ続く繁華街「メルチェリーア通り」が続いています。
アーチの上の大きな金時計は、時刻だけでなく太陽、月、正座の動きを示しているのだそうだ。
その上には聖母子像があり両脇に5分刻みのデジタル時計がある。
さらにその上にヴェネツィアのシンボル有翼の獅子、てっぺんにはムーア人のブロンズ像がある。
彼らは500年もの間、毎時鐘を衝いて時を知らせている働き者です、はい。 -
広場の最奥にあるのが、ビザンチン様式の「サン・マルコ寺院Basilica di San Marco」。
広場に面して建ち、ドージェの館であるドゥカーレ宮殿Palazzo Ducaleに隣接し繋がっています。
原型はコンスタンチノープルの聖使徒教会堂(アポストレイオン)とされ、ギリシアの建築家が設計したんだとか。
他のヨーロッパの教会、寺院と異なる特徴は、大理石と彫刻に飾られた5つのポルタイユ(門)が開かれていること。
そして、それぞれのポルタイユに施された13〜14世紀のアーチとそこに描かれた金色のモザイク。
なんて豪華なファサードなんでしょう★★★ -
寺院のファサードの5つのアーチの真ん中には聖マルコの像が立っています。
その足元には聖マルコの象徴であり、ヴェネツィアのシンボルである有翼の獅子がいます。
ヴェネツィアには、このらいおんちゃんが溢れていますね。
中段には4体の青銅製の馬像がいますが、これはコピーでオリジナルは寺院内にあります。
製作は紀元前と言われ、十字軍がコンスタンチノープルから13世紀に持って帰ってきた(つまり略奪してきた)んだとか。
13世紀と言えば、マルコ・ポーロが世界一周を成し遂げた時代。
実はマルコはヴェネツィア出身の商人なのだそうだ。
その後ヴェネツィアは共和国として栄華を極めましたが、1797年ナポレオンにより占領され、その際この4体の馬たちは戦利品としてパリへ持ち帰られてしまった。
しかし、1866年にヴェネツィアがイタリアに統合され、馬像も戻ってきたんだって。
元々略奪品なんだけどね(笑)。 -
「サン・マルコ」はヴェネツィアの守護聖人である福音記者マルコに由来します。
5世紀、ゲルマニア出身の民族ロンゴバルド族の北イタリアへの侵略から逃れる為にヴェネツィアへやって来たのがこの街の始まりだとか。
当初、ヴィザンチン帝国の統治下にあったが、829年にアレキサンドリアから守護聖人サン・マルコの遺体が運ばれ、宗教的な独立を果たしたのだそうです。
実のところは十字軍が略奪してきたんだけどね、守護聖人。
ま、そんな裏話はおいておいて。
そして、そのサン・マルコの遺体を安置する為に832年に建立されたのがこの「サン・マルコ寺院」です。
「寺院」と呼ばれることが多いけど、1807年にヴェネツィア大司教座が置かれており、カトリック教会の「大聖堂」というのが適切なのだそうです。 -
一度消失した後、幾度もの改修を経て現在の姿になったのは17世紀のこと。
その為、ヴィザンチン様式を始め、ロマネスク、ゴシック、ルネサンスなど多彩な様式で建造されています。
基本的にはヴィザンチン様式で、ヴィザンチン建築を代表する記念建築物であるとされていますが、その当時、東ローマ帝国の首都コンスタンティノポリスにあった聖諸使徒大聖堂を模して建てられ、500年以上も前に流行した形式を採用しているんだそうです。
ドゥカーレ宮殿側から見るとお子様ランチのプレートみたいに、色んなテイストがてんこ盛りになっているのがよくわかりますね★★★ -
とりあえず大鐘楼に登る事にして寺院に入場するのは後回しに。
8:50「大鐘楼Campanile」の入口へと向かうと、既に20名ほど並んでいました。
日中になると寺院に劣らない大行列ができるらしいので今のうちに登っておくことにします。
高さ98.6mの鐘楼は9世紀末に、アドリア海から地中海の貿易を一手に握っていたヴェネツィアの商船隊のために、船だまりの防備と通報を兼ねた見張り台として建てられました。
その後1902年に崩壊した為、現在残っているのは1912年に再建されたものだそうです。
アーチ型の鐘架の中には5つの鐘があり、各々名前が付けられて、下の様に異なる役割を担っています。
・The Renghiera=処刑を知らせる
・The Mezza Terza=上院開会を宣言する
・The Nona=正午を知らせる
・The Trottiera=議員を招集する
・The Maragona=労働日の始まりと終りを知らせる
鐘架の上には、ここにもまた有翼の獅子がいます。
で、三角屋根の先っぽには金色の大天使ガブリエルがいます。
ちなみに「神の言葉を伝える天使」であるガブさんは、百合を片手に聖母マリアに受胎告知しに来る彼ですね。
金色のガブさんは実は風見鶏になっていて風向きによってあちこち向きを変えています(笑)。 -
9:00開場してぞろぞろと中へ。
てっぺんの鐘架にはエレベーターで上がれます(EUR8.0)。
あっという間に地上90mへ。 -
すごい風だけど、ここからの景色は本当に素晴らしい!!
360度ヴェネツィアの町並みとラグーナを見晴らす事ができます★★★
東の方を見てます。
魚のシッポの方向ですね。 -
南方向を見るとラグーナが広がっています。
世界遺産にも指定されている美しい海。
対岸の「ジュデッカ島(La Giudecca)」にある「ジテッレ教会」見えてます。 -
「ジュデッカ島」の左側に浮かぶ「サン・ジョルジョ・マッジョーレ島」には後からヴァポレットで渡る予定。
この島の面積のほとんどを占めている「サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会」の4本の列柱を持つ白いファサードと、対照的にオレンジ色の鐘楼が美しいですね。
この教会は「水辺の貴婦人」と呼ばれているそうですが、なんて優雅な愛称なんでしょう。 -
西の方向には、オレンジの屋根が広がるヴェネツィアの町並みと「サン・マルコ広場」を見下ろすことができます。
朝一なので広場にはほとんど人がいない。
イタリア人は本当に朝が遅くて、朝一動いているのは八割日本人観光客なんだとか(笑)。
広場はサン・マルコ寺院から見て奥行175m、幅80mで、先すぼまりの台形になっているその視覚効果で、見る者に実際以上の奥行きを感じさせているのだそうです。
広場ができたのは9紀ですが、11世紀頃までは水路で2つに分けられていて、今のような形になったのは12世紀になってからのこと。
ちなみに上から見ると右側がかつての「行政館(Procuratie)」。
ヴェネツィア共和国の政治を担当した財務官の住居兼事務所として使われていました。
その後手狭になり16〜17世紀に向かい側(上から見て左側)に「新行政館」が建てられました。
ヨーロッパで最初に中東からコーヒーが持ち込まれたのがヴェネツィアだそうで、「新行政館」の1階には1720年に開店したヨーロッパ最古のカフェ、「カフェ・フローリアン(Caffe Florian)」があります。
その後数年の間にカフェは広まりサン・マルコ広場だけでも24ものカフェがあったそうです。
フローリアンの向かい、「行政館」の1階にはこちらも古い歴史を誇る「カフェ・クワドリ(Caffe Quadri)」がありますが、ぼったくり・・・いやいや高級カフェなので、とにーは入ってません(笑)。 -
北東側からは「サン・マルコ寺院」を見下ろす事ができます。
上から見ると5つのドームを持つ寺院の建築様式がよく分かりますね。
1090年代に建設された十字形平面の聖堂は、中央部にクーポラ(円蓋)を持つ典型的なクロス・ドーム形式で、その意味では由緒正しいヴィザンチン建築です。
ギリシア十字形の平面、正方形柱間に直径13m、高さ30mのクーポラを5個架けていて、中央のクーポラと袖廊の上に架けられた高さの異なる4つのクーポラが、独特の外観を作り出しています。
イスラムのモスクを彷彿とさせますが、これがヴィザンチンらしさなのかな〜??? -
しかし、ヴェネツィア共和国の栄えた昔からこの風景は変わっていないのだと思うと感慨深いです。
近代的な高層建築など一つもなく、一面に赤く見える風景には、千年の歳月に頑くなに変化を拒み続けるヴェネツィア精神を感じました。
江戸っ子的な(笑)。 -
そろそろ降りようかとエレベーターへ向かいます。
こんな階段を発見しましたが、昔の人はこんな窮屈な螺旋階段でこんな所まで登ってきてたんですね〜、大変だな〜(とか言ってると後から痛い目にあいます(笑))。 -
5つの鐘も現役でぶら下がってました。
-
9:20「鐘楼」を降りて「サン・マルコ寺院」へ。
「鐘楼」と同じく9:00に開場している寺院には入口から左の方へ50名ほどの行列ができています。
寺院に向かって左の方にある小さな広場が「レオンチーニ広場(Piazzetta dei Leoncini)」。
ここには小さな獅子の銅像があって、この獅子は、ヴェネツィアっ子が小さい時にその上に乗って親に写真を撮ってもらう定番なのだとか。
で、その脇に行列の最後尾があったのでその後ろに並ぶ。
その時に朝一の疑問が解けました。
この行列が朝一に見た机のようなものをつないだ上に並んでいたからです。
ヴェネツィアの中でも最も低い位置にあると言われているサン・マルコ広場はなんと海抜0.7m。
大潮と気圧の変化、そしてアドリア海に吹く南風シロッコ(Scirocco)が重なると「アクア・アルタ(acqua alta)」つまり高潮が起きてこの広場は水没してしまいます。
で、水が出る時にはこの机をつなげて通り道にするんですね。
今日も寺院の中には水が残っており、この台が活躍していたんです、はい。
9:40 20分ほどで内部へと入る(寺院の中は無料)。
奥行き77m、幅52mと、大聖堂としては決して大きくはないですが、何と言っても素晴らしいのは天井と床のモザイクですね。
天井のモザイクは平面積にして4,000?に及ぶんだそうですよ!! -
内部は暗いので写真では良く分かりませんが、実際に見ているときには天井のモザイクが細かくきらきらして、とても豪華でした。
実は全てガラスで出来ているんだそうです。
このモザイクを造る為にヴェネツィアのガラス製造技術が発展したとも言われてるんだとか(笑)。
小さなガラスの破片に金箔を貼り付けて少しずつ角度を変えてはめ込んであるので、きらきらとまるで輝きを放っているかのような美しさに包まれているんです。
その細かな描写は、フレスコ画か油彩画のような完成度!
列柱に続くアーチをびっしりと埋め尽くす金色のモザイクに彩られた寺院の内部はどんなに眺めても飽き足りません。
さすが世界有数のビザンチン式の寺院だけのことはありますね、はい。 -
寺院から出るときに通る外廊のような部分のモザイクはきれいに撮れました(明るいので)。
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実際には内部もこんな感じで金色に輝いているんですよ、ゴージャスでしょ???
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ちなみに「サン・マルコ寺院」は有料ですがテラスに上がる事もできます。
が、とにーたちは鐘楼へ上がったのでここではまぁいっか、と上がらないで次に移動しました。
実はここでテラスへ上がっていたら、中央祭壇の裏手にある「パラ・ドーロ」と呼ばれる大層豪華な衝立を見ることができたんです。
次に行くときにはぜひ見に上がろうと思うとにーです。 -
9:40「小マルコ広場(Piazzini)」へ向かいます。
ラグーナからの入口にあたるこの広場には塔の上に2体の像があります。
ラグーナから見て左側は、ワニに乗った聖テオドール(なぜワニ?)。
彼は聖マルコがコンスタンチノープルからやって来るまではこのヴェネツィアの守護聖人だったそうだ。
右側はこれまた有翼の獅子。
昔、右手のドゥカーレ宮殿で裁判が行われていた頃には、この二つの塔の間では処刑が行われていたそうで、ヴェネツィアっ子はこの間を通らないんだそうです(笑)。 -
「小マルコ広場」から「スキアヴォーニ埠頭」へ。
多分ヴェネツィアで一番広い道なんじゃないでしょうか???
写真なんかでよく目にするピンク色のガラスの街頭もここに並んでます。
それにしても、おっちゃんどうどうと鼻ほじし過ぎです、はい。 -
やっぱり大潮が近かったようで、海抜0mって感じですね。
-
昨日ここで降りたかったのに、なぜかスルーされた「サン・ザッカリア(S.Zaccaria)駅」から2番のヴァポレットに乗ります。
桟橋からスキアヴォーニ埠頭(東方面)を振り返ると、ヴィヴァルディゆかりの教会である「ピエタ教会」のファサードが見えています。
ここでヴィヴァルディは女子楽団に音楽を教えていました。 -
10:002番ヴァポレットに乗り込み出発。
水辺の貴婦人こと「サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会(Basilica di San Giorgio Maggiore)」を目指します★★★
続きはヴェネツィア編②へどうぞ!!
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