1962/03/13 - 1962/03/13
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ソフィさん
1962年3月13日(火)
15時30分ル・マンからルアンに向け出発した列車は、一等席だけの豪華なディーゼルカーだった。
恐らくこの辺りの海岸に並ぶ、デラックス・リゾートに、何らかの関係があるのだろう。
フランスでは、パリを中心とする放射方向の鉄道に乗る機会は多いが、このようにパリをグルット回る旅は滅多に経験できない。
列車は広々とした空の下に広がる牧場や、点在する林を通り抜け、その美しさにフランスの新しい美しさを発見する。
ルアン、リヴ・ドロワット(右岸)駅に到着した時は、もう暗くなっていた。
駅前のホテル「ロッシュアール」に旅装を解き、簡単にサンドイッチで夕食を済ませる。
フランスのサンドイッチは、バゲットを割ってハムをはさんだもので、固いので千切ったり、噛み切ったりするのに苦労する。
ルアンは、フランス人の発音では「ホアン」と聞こえる。
印象派の画家クロード・モネが描いた、ゴシックの大聖堂で有名なところだ。
この世のものとは思えない光の美しさを描いたあの連作は、出会うごとに心を揺すってくれる、私の大好きな作品である。
ジャンヌ・ダルクが、火あぶりの刑に処せられたところでもある。
古い町並みには、ガッチリした木の骨組みを見せる家々が並んでおり、古くからの繁栄を偲ばせている。
この町はパリの下流にあってセーヌ川に沿い、最下流の港として陸海の結節点だった。
ここでは、文化経済の、地中海、ローヌ、セーヌ、グレートブリテンと結ぶ南北の流れと、バルト海、北海、英仏海峡、大西洋と結ぶ東西の流れが交差する。
第二次大戦では壊滅的打撃を受けたようだが、しっかりした復旧ぶりには驚く。
しかし今夜は終列車後のトンネル工事を見に行くことになっているので、ゆっくりした街歩きは別の機会に譲り、20時に床についてしっかり睡眠をとる。
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(片瀬貴文 79歳)
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